悲報 告白されたと思ったら親友(♂)だった件   作:むがむが

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今回は早めに投稿です、理由としては今日はもう1話投稿できるかもなので。


もし0時投稿がない場合はお察しください。


誤字脱字報告、お気に入り、評価いつもありがとうございます、

いっつもこれで大丈夫かなと思いながら書いてるんで感想はとても有り難いです。

では本編をどうぞ。






学園編
ハイスクールスクランブル


 

 

 

 3連休も終わり火曜日。

 

 俺、三上テルは………………教室の真ん中で机に突っ伏して死んでいた。

 

「三上おはよー」

 

「おはよ………」

 

 挨拶してくれたクラスメートに顔を上げないまま俺は力なく応える。

 

「何?寝不足?凄い眠そうだけど」

 

「ちょっと夢見が悪くてな………」

 

 前の席のクラスメートにして俺のバイト先の同僚籾岡里紗から心配そうにされて俺はようやく顔を上げた。

 

 昨日の夜は辛かった、あの夢で起きた後俺の横で寝ている3人を起こすわけにいかず、そしてあの状況でもう一度寝入るなんて図太さは俺にはなく結局朝を迎えてしまった、なので現在寝不足である。

 

 だが学校までは流石については来れないと思ったので朝いつもよりも早く結城家を出た俺はかつてないほど早く教室に到着し少しでも睡眠時間を確保しようとした所存だ。

 

 ぶっちゃけ始業の1時間半前に学校に来たのなんて初である、いつから俺はこんなに真面目になったのか、だが声を大にして言える、俺は学校が大好きだと!

 

 だがそんな眠そうな俺の態度に何を誤解したのか籾岡は楽しそうに言った。

 

「いやぁお盛んだね〜寝不足になるまで夜盛り上がっちゃうなんて、三上も立派な男の子だった訳だ」

 

 いやいやいやいや

 

「そんなんじゃねぇから」

 

 俺は空かさず返す、すると籾岡は不思議そうにしながら。

 

「三上てED?」

 

 と言った、ぶっとばすぞテメー。

 

「だって結城可愛くなってたでしょー?童テルくんがあのワガママボディーの誘惑に耐えられるとは思えないんだけど?」

 

「人に不名誉なあだ名をつけんなや」

 

 これは俺怒っていいと思うんだがどうだろう?訴えて勝つぞ。

 

 大体、そのリトの可愛さとボディにほいほいついってたから今こうなっ………て……………。

 

 ん?

 

「お前今、何つった?」

 

「何が?」

 

 籾岡がいたずらっぽく首を傾げる、動作は様になってるがそんなことどうでもいい。

 

 コ イ ツ !!

 

「お前もグルかーーーーーーーーーー!」

 

「あははははははははは!結城と春菜だけで三上の好みにぴったりあう悩殺コーデなんて出来る訳ないじゃん今更気づいたの?」

 

 まぁまぁな剣幕で詰め寄る俺と籾岡のやり取りは籾岡が笑い止むまで続いた。

 

 

            ♥

 

 

「もう誰も信じられない………」

 

 会う人会う人あっち側ばかりでそろそろ人を信じられなくなりそうな三上テルです。

 

「まぁまぁ落ち込まない落ち込まない、それで結城はどうしたの?今日学校来てないみたいだけど」

 

 人のことを涙流すまで笑ってくれたこいつの顔を男女平等パンチをグー叩き込めば俺の中のこのどうしようもない気持ちも少しは落ち着くだろうかと思い始めた頃、涙を拭いた籾岡がリトのことを聞いてくる。

 

 どうやら籾岡知ってるのは先週までの話らしくその後のことは知らないらしい。

 

 なので俺は週末にあったことを籾岡に説明することにした、ダンジョくんのこと知ってるならララのことも知ってるだろうし。

 

 それを聞いた籾岡の反応は。

 

「意味がわからないんだけど」

 

 だった残当である。

 

 しかもいつも飄々とした態度に定評のある籾岡さんガチトーンである。

 

「えっと結城が完全に女になって?あんたと付き合って?ララっちと美柑ちゃんがあんたが好きで?でハーレムを作ろうとしてる?」

 

 籾岡は頭痛が痛いという表情だ、気持ちはよくわかる。

 

「で三上は結城が好きだけど、ララっちも気になってて今後の展開次第では両方と付き合う可能性がある?」

 

 まぁ有り体に言えば。

 

「三上最低」

 

「奇遇だな俺も今自分のことを客観的に見てそう思った」

 

 ぶっちゃけ彼女いるのに堂々と浮気しますと言ってるようなものだ、普通に考えてクソ野朗である。

 

「まぁ、結城とララっちが認めてるならいいけど……どうせ言っても止まんないだろうし、てかそれって私に話してよかったの?」

 

「まぁいんじゃね?ララのこと知ってるなら遅かれ早かれだろうし」

 

 それに。

 

「籾岡ならこっちが言わないでくれって言ったら喋らないだろ」

 

「何その無駄な信頼」

 

「いや籾岡と一緒にもう1年位仕事してんだからそれくらいはわかってるって」

 

 そう言うと籾岡が照れくさそうに顔を反らした、ふふふ、照れておる。

 

「それに籾岡って話しやすいんだよな」

 

 なんでだろ、やっぱり。

 

「伯母さんに雰囲気が似てるからかな?」

 

「おばっ……」

 

 言った瞬間ちょっと嬉しそうだった籾岡が氷ついた、顔が怖いですよー。

 

「へぇ私がおばさんねー」

 

「いや籾岡にオバサンって言ったわけじゃねぇから、ただ家の母方の叔父さんの奥さんに籾岡の雰囲気が似てんだよ」

 

 俺は慌てて弁明し携帯に入ってる写真を見せる、叔父さんと伯母さんそして最近産まれた姪っ子の写真である。

 

 産まれたばかりの姪御を抱く伯母は年をまったく感じさせないいつまでも若いままであり、無駄に色っぽいとこなど籾岡にそっくりである。

 

「うわっ凄い美人………三上の伯母さんって女優かなんか?」

 

 流石にそれを見て悪い気はしなかったのか籾岡が溜飲を下げてくれる。

 

「いや泥棒」

 

「はっ?」

 

 詳しくは知らんが本人はそう言ってた。

 

「…………てか叔父さんって確か母方って言ってたよね、三上のお母さんと全然似てないんだけど」

 

「義理の姉弟だって言ってたぞ、何か昔から姉さん姉さんってついて来てたって」

 

「……………………………………」

 

 それを聞いて考えるのを放棄したのか籾岡は黙ってしまった、それがいい俺も家の家族のことは深く考えないことにしてる。

 

「それより………」

 

『バンッ!!』

 

 と俺が続けようしたところで俺の机が強く叩かれ俺と籾岡が同時に音のほうへ顔を向ける。

 

「猿山?どうしたんだよ……」

 

 するとそこにはクラスメート(猿山)が立っていた。

 

 正直そこまで仲がいいわけじゃない、教室で偶に話す程度である、だがいつになく真剣な顔をする猿山に俺は続きを促す。

 

「テル!一生のお願いだ!!俺にあの子を紹介してくれ!!」

 

 そして脈絡なく俺の肩を掴みそんなことを言ってきた、鼻息荒く…………嫌なこと思い出すからマジで止めてほしいんだが。

 

「この前テルがあの子と歩いてるのを見たんだ!明るい髪のショートヘアの俺、俺、一目であの子のこと好きになっちまって、だからテルお願いだ、一度会わせてくれるだけでいいんだ!!!」

 

 ふーりーまーわーすーなーーーーー。

 

 ていうかそれって……………

 

 俺と籾岡が同時に同じ顔を頭に思い浮かべた時。

 

「みんな、席に着きなさい」

 

 担任の骨川先生が入ってくる、時間を見れば結構いい時間になってたらしい。

 

 正直続けたい話題じゃなかったので助かった。

 

 と思っていたんだが…………。

 

「えーーーーー突然ですが転校生を紹介します」

 

「入りなさい2人共」

 

「はい」

 

「はーい!」

 

 その姿を見て教室がざわめき出す、そりゃそうだろうテレビでもお目にかかれない美少女が2人も転校してきたのだから。

 

「三上ララでーす!」

 

「夕崎リトです」

 

 それを聞いた今度はクラスが戸惑いだす、そして猿山だけがこの前あった子だ!と騒いでる。

 

「あの……三上って三上と関係が?」

 

 クラスメートの1人がララに質問を投げかける。

 

 いらんこというな!!

 

「彼氏です」

 

「婚約者です」

 

「えっ……?」

 

『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!』

 

 終わった……俺の学園生活終わった………。

 

 瞬間俺の頬に衝撃が走って力が抜けていた俺は机から転がり落ちる。

 

 俺を殴った奴を確認するとそこには血の涙を流しながら拳を握る猿山がいた。

 

「すまんなテル、ワシはお前を殴らなあかん、殴っとかな気が済まへんのや」

 

『ぶちっ!』

 

 それを聞いた瞬間今の状況のストレスや猿山への怒りで俺の中で何かが切れた。

 

「上等だクソ猿!!前歯全部折ってやる!!!」

 

 そうして始まった猿山と俺の取っ組み合いは1限目が始まるまで続いたとか

 

 

 

 

 

 

 




学園編始めました。


もしかして投稿時間はこれくらいの方が読みやすいのかな?
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