ネタ被りとか言わせない!Mula学園(性転換ver.)始まる!! 作:あぷるてぃー
ノリオ「.....すぅ.......すぅ.....」
すみれ「はぁ...かわいい...天使だ」
ハリオ「コイツに天使とか、変な野郎だぜ」
すみれ「あ、そうだ。アレって何?なんか君たちの間で何かあったみたいだけど...」
ハリオ「あ?...あー。あれはちょっと言いにくいんだよな...私が馬鹿だったからな」
すみれ「君がそういうなら、結構深い事情があるんだね」
ハリオ「まぁ、私がノリオと手合わせし始めたころだからな...あの時は互いを知ろうともしなかった。だからだろーな」
すみれ「...ねー、教えてよ。ノリオさんに何かあったの?」
ハリオ「んー...まぁ何かあったっちゃあったな」
すみれ「教えて。僕ノリオさんのこと知りたい」
ハリオ「...仕方ねぇ。...私は、アイツと手合わせする約束をした。まぁその時は5回目ぐらいだったかな?」
─────────────...
ハリオ「よう、遅ぇよ何してたんだ?」
ノリオ「.....ちょ、っと...寝坊です...」
ハリオ「あっそ。ほら、早く準備しろ」
ノリオ「.....はい」
私は、その時ノリオの体調なんてどうでも良くて、ノリオのような武器を扱う奴に対応できるように、言わば更に強くなるためにコイツと手合わせしてたんだ。
ハリオ「さて、やるぞ」
ノリオ「...」
ハリオ「よし、かかってこい」
ノリオ「...ふぅ...、はい。」
ノリオはいつも通りかかってきた。その時はナイフだったから、軽々しく動いていた。最初はな。
ハリオ「...フン!甘いんだよ!」
ノリオ「ゔッ...!?ぐ...っ...」
ハリオ「はぁ、前より弱くなったか?」
ノリオの腹に思い切り蹴りを入れてしまった。
その頃の私は結構ズバズバ言うタイプだった。だが度を超えてしまい、ノリオはとても傷ついたように下を俯いた。
...まぁ、それでも私は止まらなかったんだけどな。
ハリオ「これだから武器って嫌いなんだよ。弱っちぃ」
ノリオ「...はぁ...、はぁ...っ...い゙た...」
ハリオ「オラ、早く立てよ。こっちは強くなるために頑張ってんだ。お前がしっかりしないと私は強くなれねーんだよ」
ノリオ「ッ...し、らない...ですよ.....私だって、強く...」
ハリオ「だったら」
私は痛がるノリオの腕を掴んだ。ギリギリと音が鳴ってるような気もした。でも昔の私はそんなのお構い無しだったんだが...
ハリオ「お前が1番しっかりしなきゃいけねぇだろ。舐めてんのか」
ノリオ「い゙....っ!」
ハリオ「私はテメェに合わせてる訳にはいかねぇんだよ...ほら、もっかいやんぞ」
ノリオ「ッはぁ...くそ.......」
ノリオに酷い言葉ばかり浴びせた。ノリオが苦しがってることも知らずに、私はずっと戦いをやり続けた。
.....
そして、五回ぐらい闘った後に、次の戦いの準備をしていた。
ハリオ「...はぁ...しっかりしろっつったろ。」
ノリオ「....っ...、」
地面に横たわるノリオに声をかけた。
ノリオ「はっ.....はぁ.....」
ハリオ「なんでそんな今日調子悪いんだよ。前までは対等に戦えてたじゃねぇか」
ノリオ「ッ.....」
ハリオ「...弱くなったのか、それともなんかどっか悪いのか...」
...ぐすっ
ハリオ「...え?」
ぐすっ、
ハリオ「.....ノリオ?」
ひく、
ぐすっ
ハリオ「...おい、どうしたんだよ...」
鼻をすする音が聞こえた瞬間、私は焦りが生じた。そして急いでノリオに駆け寄ると、地面を濡らしていた。
ここで私は自分のせいだと分かった。
ハリオ「...い、痛かったか?痛かった?」
首を横に振るノリオに、喋れないほど泣いていることに気がつき、冷や汗が垂れた。
ハリオ「ノリオ、大丈夫か?いや、違ぇ...大丈夫じゃねーよな.....」
ノリオ「ッ...は...ぁ.......ひっ、...」
ハリオ「おい、えっと.....痛...くねぇんだよな。何、何があったんだ?」
正直言って、マジで焦っていた。全く泣いたところを見た事のないコイツが、今目の前で泣いているのだ。手の行き場もなくて、とりあえず背中を撫でてみた。
ハリオ「.....え、えっと...ノリオ、話せる?」
ノリオ「っ...ご、めんな、さ...」
ハリオ「な、なにが?」
ノリオ「ッし、っかり...できなくて、ごめんなさい...」
ハリオ「...あー...なるほど...」
ノリオ「わたし、っ...朝から、気分悪くて.....」
ハリオ「...うん」
ノリオ「しんどかった、けど...貴方と、戦うと...強くなれる気がしてた...から...っ...」
ハリオ「.....」
ノリオ「休む、って言ったら、甘えてる...みたいだから...貴方にまた、怒られるから...」
私は自分の言葉の重さがどれほど重かったか、ノリオの心のダメージがどれほど大きかったかがよく分かった。
そういやコイツ、ガキの頃から辛い思いしてたんだよな。
ハリオ「...ごめん、無理させたな。気づいてればよかった」
ノリオ「はぁ、ごめんなさいっ.....がんばる、から...やめるとか...言わないで、」
ハリオ「言わないよ。大丈夫、言い方キツかったな.....悪かった。お前がそこまで傷ついてるなんて知らなかった」
そういえば、朝から気分が悪かったんだよな。それなのにアイツの腹に蹴り決め込んで、挙句の果てには.......
ハリオ「...辛かったな.....私も変わらないとだな...」
ノリオ「...ごめんなさい。弱いところ見せました...」
ハリオ「いや、いいよ。そういう日も...あるよな...」
ノリオ「...いや、無理して優しくしなくていいんですよ.....」
完璧に信頼なくした。元々ないだろうが...
ハリオ「いいや!無理してない!お前の気持ちが分かった。次からはあんな事あまり言わないようにする」
ノリオ「...それ手加減してるってことですよね?」
ハリオ「いや、違ぇ。本気でやって、優しくする。」
私はコイツをもっと知ろうと思った。最後にみせてくれた笑顔が、まだ心に残ってる。
────────────...
ハリオ「...ってな感じだ。」
すみれ「...君ノリオさんを泣かしたのか...」
ハリオ「まぁそうだな」
すみれ「.....僕も泣かしたい...」
ハリオ「最低すぎるだろお前w」
すみれ「はぁ...次からはノリオさんを泣かすのは僕だけってことで」
ハリオ「その前に心奪えよ」
すみれ「そうだね...話してくれてありがとう。...あれ、もっと疑問増えた」
ハリオ「は?」
すみれ「ノリオさんのガキの頃って、何があったの?」
ハリオ「...もう本人に聞け」
てか、小説って書くの難しいな...ロルが多すぎかしら?