史上最強の弟子ケンイチ ダメージカンストRTA 作:内弟子虐待おじさん
はい、よーいスタート。
YOMIを破壊しながらゲームシステムを破壊するRTA、はーじまーるよー。
今回は皆さんご存知の『史上最強の弟子ケンイチ・史上最強決定戦!』のストーリーモードにて、65535ダメージを一撃で与える、という不毛なRTAになっています。
その前に本作について簡単なご説明をさせて頂きます。
このゲームは白浜兼一をはじめとする新白連合のキャラを操作する『新白モード』とYOMI側のキャラを操作する『YOMIモード』、そしてゲームオリジナル主人公を操作する『フリーモード』の3つのストーリーがあります。
今回はその三つ目をプレイすることになりますね。
当然ながらキャラメイクからやる事になりますので、キャラメイクは覚えた通りに手早く済ませましょう。
性別はカンストを目指す以上男固定です。
名前は入力速度を考慮して
続いて性格については『頑固者』を選択。
これはみなさんご存知の通り、経験値が二倍になる代わりにクリティカルが出るまで一つの技しか出せなくなる、というものですね。
本来なら殆ど(選ぶメリットは)ないです。ですが、本RTAではこれを採用します。
使用武術はキックボクシング。
どこかの
国籍は当然ながら日本、年齢は12歳にした上で、ラグナレク編の前に諸々を調整するために開始タイミングも調整します。
キックボクシングの起源も日本にあるため、少しだけボーナスが入るんですね。
見た目はディフォ……と行きたいところですが、親近感による好感度ボーナスを考えて
……はい、他はランダムでしたが中肉中背の美少年が出来ましたね。
真っ赤なデカい吊り目のせいか立ってるだけで威圧感を感じるので、これからはホモくんの事を目力先輩と呼びましょう。
そして最後に『個性』を入れます。
別に汗が爆発したり力を溜め込んだり、なんて個性ではありません。
ごく普通の『フィジカル○』や『ド根性』など、某育成ゲーのようなものばかりになります。
しょうがないじゃないか、今作は格闘ゲームなんだから。
今回は『ド根性』と『神童』、そして『努力家』の三つのスキルを取った上で、『意固地』『完璧主義』『執着心』『エゴイスト』『世紀の奇人』『超気性難』『暴れん坊』『無限の破壊衝動』『狂気のサイコパス』『完全破壊』『大暴走』『トラウマメーカー』『超オーバーキラー』『心変わり』『昼夜逆転』『好奇心旺盛』『素直』『究極の馬鹿正直』『真っ向勝負』というメリットがなくはない赤スキルを大量に取っていきます。
……このチャートは真面目に考えました。本当です。
そんな(デメリット含むスキル持ったら)パパに怒られちゃうだろ!と思うかもしれませんが、本当に必要なスキルなのです。
職人気質の人って気難しいからね、しょうがないね。
というか、普通の方法ではカンストなんてできない以上こうでもしないとやってられません。
また、このゲームのデメリット部分は他のスキルと被っているものが多く、優位のデメリット(矛盾)が優先されて万全のデメリット(矛盾)は発生しません。
ただ、それでも絶対に扱いにくいキャラにはなります。
この時点で性格は『こだわりが滅茶苦茶強く完璧を求めまくり執着しまくり自我が世界最強で奇行を繰り返す気象の荒い暴れん坊で何もかもを徹底的に破壊するサイコパスで暴走しやすく相手にトラウマを植え付けるやりすぎがちで気が変わりやすく好奇心が逸れやすい夜型の素直な堂々たるKY』とかいう見たこともない異常者っぷりになってます。
(悪い意味でキャラが)濃いすか?
人生の選択肢一つ一つ丁寧にガバったのかな?
最後にボーナスとしてアイテムが一つ選択できますので、『可変バーベル』を選択しましょう。
今回はキャラメイクで終わりとします、ご視聴ありがとうございました。
◇
俺のクラスには、変な奴がいる。
「キックボクシング部に入りたいんすけど、大丈夫っすか?」
「……授業中だ、本郷。男子100m、お前の番だぞ」
「そうそう、100m!あれって設備なしの普通のグランドで……何秒代まで出せるんすかね?11秒くらいなら行けそうだけど……」
本郷盛明、又の名を『1組のバグり野郎』。
酷い言われようだが、あまりにも適切だと思わされるあだ名だ。
入学式早々数えきれないほどの事をやらかした彼は、二日目にして既に有名人となっている。
そんな奴がバグってなければ、何がバグだというのか。
「1について……ヨーイ……」
「長靴で来たのは失敗だったかもしれないな……!」
そして体育初日、これもまた見事な奇行と言わざるを得ない事をしている。
体育の日にゴムの長靴を履いてくる奴など見た事がないし、というか体育の日に長靴を履いてくる奴がまともだった例など聞いたこともない。
クラス中がにわかにざわついているが、無理もない事だろう。
というか、よく先生も出走を許可したものである。
「ドン……!」
「でも……僕は持ってるカードで勝負するんだ!」
だが、何よりも。
──長靴でクラスの誰より早いやつなんて、考えたこともない。
風を切る、なんて表現すら生ぬるい。
まさしくそれは風すら置き去りにする勢いでの疾走。
長靴を見た時は思わず笑ってしまったものだが、釣り上がっていたはずの頬が引き攣るのがわかる。
「……11秒12……?ウソだろ、学校記録だぞ……⁉︎」
「あ、惜しかったっすね。あと0.01秒でゾロ目だったのに」
静まり返るクラスと、微妙に悔しそうな顔を浮かべる本郷。
眉間に皺を寄せながら担任である体育教師のカゴに入部届を出す彼を、俺は寒気すら感じながら見ていたのだった。
ご視聴ありがとうございました。
出来るだけ早く続きを投稿します。
追記:四ヶ谷波浪さん、誤字報告ありがとうございます。