厄払いの刀遣い   作:ユイトアクエリア

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1ヶ月更新が止まるのはまじ何事?

Q.やる気あんの?
A.ぶっちゃけ無い()


拾肆 少年は、決着を

厄災の一部を使って作成した、新しい刀、「虚構の弐」。

 

「二刀流......それで私に勝てるとでも?」

「思ってないさ。けど、多少なりとも攻撃は通るはずだ。だって」

 

これだけ、絶対の確信を持って言える。

 

「あ(・)ん(・)た(・)は(・)こ(・)れ(・)を(・)知(・)ら(・)な(・)い(・)か(・)ら(・)」

「......なに?」

 

俺の二刀流を初めて見た反応をした。

一回でもやったこと、見たことが有るなら、そんな行動をしなくていい。

 

「そうだろ?若いころのあんたは二刀なんて使わなかった。使わずとも勝てたから」

「そうだな。しかしだからと言って、私に攻撃が通るわけではないはずだ」

「初見の技相手に対応できるとでも?俺は無理だね。だから、あんたも無理だろ」

「ふん。君ならともかく、私は君の未来だ。それぐらい軽く捻れるさ」

「じゃあ、お試ししてみろよっ!!」

 

斬りかかる。

壱はいなされるが、弐で壱ごと押し込み、壱で業氷を使う。

寸前で離れられたが、業火で距離を詰めつつ、弐で業風を使って業火の残り火を巻き上げ目線を切る。

が、それごと斬られたので、弐を投げる。

当然それを弾こうとしてくるので、弐(・)か(・)ら(・)意(・)識(・)を(・)外(・)す(・)。

それにより弐は消え、弾こうとした奴の刀は空を切る。

逃さずそこを突き、胴に一閃。

直前で体を引かれたため重症にはなっていないが、それなりにダメージにはなったはずだ。

 

「なにっ!?私が押されている!?」

「だろうなぁっ!!俺とあんたは同じでも違うんだよ!!」

 

生きてる時間が違う。

しかし、こいつが経験してきたことを、俺が今経験しているかと言えばそうではない。

こいつの時間と、俺の時間は違う。

 

「たかが生きてる時間が長いごときで、未来悟ったみたいなスカした発言してんじゃねえ!!」

 

腕を落とした。

左腕だから致命傷ではないが、それでも精神的に傷は負わせた。

 

「片腕とはいえ重症なはずだ。諦めて未来に帰れ」

「それは無理な相談だなぁ......」

 

腕が生えた。

 

「は......?」

「君の弐と同じ原理さ」

 

そうだ、こいつは俺。

なら、俺と同じことができても不思議じゃない。

というか、刀遣いになってすぐ、傷は厄災で回復していた気がする。

 

......今考えたら俺、相当ヤバいことしてたなぁ。

 

「物思いに耽るのは、私に勝ってからにしろ!!」

「......だから、耽ってるんじゃん」

「何?」

 

奴が動きを止めた。

 

「ここで固まってろ、未来の俺」

 

同時に、新しく創り出した刀を奴に刺す。

 

「......ふん。忘れたのか?私は」

「厄災で傷を治せる、だろ?別に、そこは危惧してねえよ」

 

突き刺した場所を中心に、カイトの姿が灰色になりだす。

 

「何故!?なんだ、これは一体どうなって......!?」

「知ってるはずだ。あんたは、その刀を」

「......『封印の伍』......!なぜお前が、それを......」

 

奴が固まる。

これで終わり。

諸悪の根源は事実上死に、世界に平和が......

 

 

 

 

 

「訪れない、よな」

 

 

 

 

俺の後ろに立つ、本当の諸悪の根源の存在を感じながら、そう呟いた。

 

 




次か次の次で終わり。
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