Q.やる気あんの?
A.ぶっちゃけ無い()
厄災の一部を使って作成した、新しい刀、「虚構の弐」。
「二刀流......それで私に勝てるとでも?」
「思ってないさ。けど、多少なりとも攻撃は通るはずだ。だって」
これだけ、絶対の確信を持って言える。
「
「......なに?」
俺の二刀流を初めて見た反応をした。
一回でもやったこと、見たことが有るなら、そんな行動をしなくていい。
「そうだろ?若いころのあんたは二刀なんて使わなかった。使わずとも勝てたから」
「そうだな。しかしだからと言って、私に攻撃が通るわけではないはずだ」
「初見の技相手に対応できるとでも?俺は無理だね。だから、あんたも無理だろ」
「ふん。君ならともかく、私は君の未来だ。それぐらい軽く捻れるさ」
「じゃあ、お試ししてみろよっ!!」
斬りかかる。
壱はいなされるが、弐で壱ごと押し込み、壱で業氷を使う。
寸前で離れられたが、業火で距離を詰めつつ、弐で業風を使って業火の残り火を巻き上げ目線を切る。
が、それごと斬られたので、弐を投げる。
当然それを弾こうとしてくるので、
それにより弐は消え、弾こうとした奴の刀は空を切る。
逃さずそこを突き、胴に一閃。
直前で体を引かれたため重症にはなっていないが、それなりにダメージにはなったはずだ。
「なにっ!?私が押されている!?」
「だろうなぁっ!!俺とあんたは同じでも違うんだよ!!」
生きてる時間が違う。
しかし、こいつが経験してきたことを、俺が今経験しているかと言えばそうではない。
こいつの時間と、俺の時間は違う。
「たかが生きてる時間が長いごときで、未来悟ったみたいなスカした発言してんじゃねえ!!」
腕を落とした。
左腕だから致命傷ではないが、それでも精神的に傷は負わせた。
「片腕とはいえ重症なはずだ。諦めて未来に帰れ」
「それは無理な相談だなぁ......」
腕が生えた。
「は......?」
「君の弐と同じ原理さ」
そうだ、こいつは俺。
なら、俺と同じことができても不思議じゃない。
というか、刀遣いになってすぐ、傷は厄災で回復していた気がする。
......今考えたら俺、相当ヤバいことしてたなぁ。
「物思いに耽るのは、私に勝ってからにしろ!!」
「......だから、耽ってるんじゃん」
「何?」
奴が動きを止めた。
「ここで固まってろ、未来の俺」
同時に、新しく創り出した刀を奴に刺す。
「......ふん。忘れたのか?私は」
「厄災で傷を治せる、だろ?別に、そこは危惧してねえよ」
突き刺した場所を中心に、カイトの姿が灰色になりだす。
「何故!?なんだ、これは一体どうなって......!?」
「知ってるはずだ。あんたは、その刀を」
「......『封印の伍』......!なぜお前が、それを......」
奴が固まる。
これで終わり。
諸悪の根源は事実上死に、世界に平和が......
「訪れない、よな」
俺の後ろに立つ、本当の諸悪の根源の存在を感じながら、そう呟いた。
次か次の次で終わり。