いろんなの同時進行してるせいで書けない
俺が刀を振れる要因である彼。
彼が俺の中にいたことで、俺は力を手に入れていた。
『手放すのか。世界を護る力を持っているのに』
「違う。俺が手に入れたのは、世界を滅ぼす力だ」
彼は、諸悪の根源。
故に、彼がいたんじゃ世界は平和にならない。
『終わらせるのか』
「あぁ。全部終わりにする」
彼を倒して、俺も死ぬ。
これで、世界は平和になる。
『それが、お前の望みか?』
「あぁ。世界を平和にするためなら、命なんて惜しくないさ」
距離を取って、向かい合う。
もう話すことはない。
俺は死んでもいい、けど、こいつを生かしておくことはできない。
これにもっと早く気付いたのなら、もっと異変は小さくなっていただろう。
しかし、ここまで気づかなかったことで手に入れたものもある。
けど、それはもういらなくなってしまった。
「行くぞ」
『あぁ、来い』
同時に地面を蹴る。
実体を持つ剣同士、力が互角なら、鍔迫り合いになっても譲らない。
しかし、俺が押されているのは、俺にこれまでの力が消えているから。
刀を持つ初心者と、熟練の刀遣い、どっちが強いかは目に見えている。
『どうした?止めるのではなかったのか』
「止めるさ、絶対にな.......!」
一度距離を離し、もう一度突っ込む。
意味のないことだと分かっている。
でも、俺にはこれしかできない。
『腕が鈍ったな』
「お前に、もってかれたからなっ!」
俺の業の経験値はすべてアイツのもの。
だから、俺の経験値は刀を振り回すことしかできない。
それでも。
「お前を、止めなきゃ......この、世界は......!」
『滅びるな、間違いなく』
だから止める。
どこまでも利己的で、どこまでも迷惑。
だからこそ、自分で蒔いた種は、自分で狩る。
例え、芽吹いた種に絡めとられたとしても。
「ああああっ!!!」
『......業風』
風が来る。
「お......らぁっ!!」
正面から突っ込んで切れば、そんなのは関係ない。
『ほぅ...』
「師匠面、すんなっ!」
打ち込めるけど、届かない。
分かる傷は入らない。
ただ、こちら側だけが不利になっていく。
だけど、それはだめだ。
俺は、ここで引くわけにはいかないんだ。
「差し、違えても...!!」
『...っ!』
突き出した刀が、あいつの脇腹を少し掠った。
それと同時に、俺の顔にも傷が入る。
『覚悟は相当なものだな。それでこそだ』
「...お前を倒せなきゃ、ここは元通りにならない」
互いに構える。
互いに、これが最後だと感じている。
「これで...」
同時に蹴り出す。
腕を突き出す。
「終わりだっ!!!」
お互いの刀はお互いの胸を抉る。
避ける気もなければ、避けるような場所はどこにもなかった。
けれど。
「...ご丁寧に、当たってくれたのか?」
『...その覚悟には、報酬が必要だと思ったのだ』
お互いの刀をお互いの血で濡らしながら倒れこむ。
「...なぁ、これで終わるのか?」
『...終わるだろうな。世界の危機は去り、元通りになる』
「...そこに、俺は、いるかな」
そんなわけはないのに、ふと口からこぼれた。
『いるわけがないだろ』
「...だよな、忘れろ」
そろそろ限界みたいだ。
体が冷たくなっていく。
『...情けないな、人というのは』
「お前も大概だろ。人ごときに心臓一突きされて死にやがって」
『...俺は人の悪感情でまた復活するぞ』
悪びれもなくそう言うから。
「...はっ、そうなったら、俺がまたぶっ倒してやるよ」
『そうか、待っているぞ』
妙に温かみのある言い方に見送られ、俺は意識を手放した。
「おはよう、兄さん」
「あぁ、おはよう。今日は早いな」
「だって、今日から新しい学校なんだもん!」
「ははっ、そうか。それじゃあ早く行かないとな?俺はもう出るけど、
「俺も飯食ったらすぐ行くよ!
「うん、行ってきます」
モチベが上がらんかったのは一番の要因ですが、それ以前に掻き切る意志がなかったとにもかかわらず俺はこの作品を書き始めてしまったこと、後悔してます。
もっと真面目なの書く予定でした。
カイトVSクルアとか
名前の知らん女の子活躍させたりとか
色々伏線というにはおこがましい引っかかりは配置してたんですが多分全部未回収
全てはやる気依存で始めたからなんですね、本当に馬鹿みたいだ。
なんですが、ここまで呼んでくれた人にはマジで感謝しかありません。
ありがとうございました。
たぶんオリジナル書かないんじゃないですかね、だって処女作がこれなんだもん。
もしなんかオリジナルが増えたら、その時は読んでやってください、それでは。