はい、特に忙しかった訳ではないです……スイマセン
この度、他の作品を含めて初めて催促コメントを頂きました。
作者は非常にめんどくさい性格をしています。
はよ続き書け糞が→しかたねぇなぁ!(喜)
といった感じですハイ
「……」
「……」
「……あ、蝶々…」
「……」
ボクとカズマ達はちゃぷちゃぷと水の音を聴きながらボクの作った影の椅子に座って見ていた。
因みにボクはハンモックを作って寝ている。めぐみんは「キィラって猫に似てますよね」と言っていた。
「そこは白猫耳だろ」
「確かに……キィラの髪色は白ですから黒猫耳は違和感があります」
「ね、ねこ耳ぷりぇい♥️」
結構不評だった。解釈不一致とも言う。解せぬ
仕方ないじゃん……だって影に色なんてつけれないもん……
腹いせに黒髪のめぐみんに生やしてあげた。
まぁそれから結構な時間が経っていて、木陰が心地良くてとても眠い。このまま寝ようかな…
そううとうとしていると、カズマがめぐみんに話しかけていた。
「にしても今日は大人しいなお前」
「ッえ?」
「いつもなら私の爆裂魔法を見るのです!とかいってぶっぱなすだろ?」
「確かに……」
「二人は私に対して一体どんなイメージを持っているのですか!?そんなことしませんよ!!前にキィラに言われてからやってませんし……あの時のキィラは本当に怖かったです…」
「……私、出汁を取られてる紅茶のティーバッグの気分なんですけど……」
アクアは三角座りでとても不服そうにそう呟いた。
同意したのはアクアなんだけどなぁ……
「……お~いアクアぁ!!身体!水で冷えるだろ!!トイレ!!行きたくなったら言えよ!檻ごと引き上げるから!!」
カズマが急に叫んだと思ったらアクアを気遣って言った言葉だった。でも女性にそう言うことを言うのはデリカシーがちょっと足りないな。
「アークプリーストトイレなんて行かないわよ!!!」
アクアはとっても元気に返事をした。
いや行かないわけがない……よね?ボクじゃあるまいし……梨モドキだけを食べるようになってからトイレ行かなくなったしなぁ……何でだろう?
「どうやら大丈夫そうですね…因みにッ!紅魔族はトイレなんて行きません!(キリッ!」
「お前らは昔のアイドルか」
いや行くよ?カズマはわかってるだろうけど……そしてダクネスはなんでモジモジするの?
「わ、私もぉ、く、クルセイダーだからトイレは……トイレはぁあ!」
「変に張り合うなよダクネス……」
カズマは若干呆れつつもダクネスを気遣うようにそう言った。
ふむ……ボクもこの流れに乗るべきかな?
「トイレに行かないって言い張るめぐみんとアクアに「ボクもトイレは行かないかな…」は後で日帰りで終わらないクエストで確認……キィラも馬鹿なノリに乗らなくて良いんだぞ?」
「いや本当に行ってないよ?」
ボクが真面目な顔で言うとカズマは数度目をパチパチさせた。
「…………え?マジで?」
「……そう言えば私がキィラの家に寝泊まりしていた時も言って無かったような……?」
「「………??」」
「あぁ、キィラは本当にと、トイレには行かないぞ?前に三日間のクエストに同行した時にもそう言った素振りは見せなかったからな」
恐らくキィラの職業の影響だろう、と付け加えたダクネスは何故か得意気にしていた。カズマとめぐみんはまだ困惑しているけど一応納得はしたみたいだ。
でもなんでだろうねぇ…本当に
「ゴホッ」
「___しかし本当に何も起こりませんねぇ……このまま平和に終わってくれると良いのですが」
…フラグみたいなの建てたね?
「おいフラグとしか思えないセリフを!!」
カズマがそう言った途端にアクアの悲鳴が響いた。フラグ回収早いね。まだ眠気とダルさが抜けきっていない体を起こしてアクアを見ると檻の周りには大量のワニが群がっていた。
「なんかきた!ねぇなんかいっぱいでてきたぁぁあッ!!!」
「カズマ、ワニ倒そうか?」
ボクがそう言ってハンモックから降りようとするとカズマは手をこちらに向けて否定した。
「大丈夫だろ、あの檻ああいうモンスターを捕まえるための奴らしいし、それにあの馬鹿には良い薬になるだろうからな。危なくなったら引き上げるから寝てて良いぞ」
そう言いきりながらカズマはボクをハンモックに倒しながら何処からか取り出した毛布をかけながら「本当は体調良くないんだろ?」と言ってきた。実は少し前から体調が悪い。主に咳が増えたし、思うように頭が働かないんだ。咳をしているせいか息苦しいし、希に血の味もする。体力もすこし落ちたような気がするし……
それにしてもバレてたかぁ……ん…毛布のせいかな、眠気が……
「ま、本当にやばくなったら起こすからそんときは頼むよ」
「あぁ!私が囮になって時間を稼ぐから「黙ってろ変態」あふんッ♥️」
ボクはダクネスの恍惚とした声を聞いて眠気に飲まれていった。
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俺は毛布にくるまって寝息をたてるキィラを横目で見て安堵した。
「……キィラ、もう寝ちゃいましたね…やはり疲れが貯まっていたのでしょう……」
「最近のキィラは各地を走り回っていたからな……魔王幹部が来たことで強力なモンスターが餌を食べれずに凶暴化していたから強いキィラに負担がかかってしまった……私が、もっと強ければ……!」
ダクネスは悔しそうに拳を握りしめていた。めぐみんも心なしか落ち込んでいるように見える。
……俺だってそうだ。俺たちが
町にもそれなりの冒険者はいたが主に移動面のせいで思うように動けていない。強力なモンスターの活発化で馬車は少なくなり、冒険者自身の足で移動するしかなかった。対してキィラはあのブラックホールみたいなスキルで移動しているから短いスパンでクエストを受けて達成することができていた。
……一昨日位までは夜も家に帰らずにクエストを受け続けていたらしい。最近キィラと会えていなかった俺たちがそれをルナさんから聞いたときはとても信じられなかったが、久しぶりに見たキィラは別人のようだった。
別人とはいっても外見が変わったわけでは無かった。なんというか、雰囲気が違ったんだ。すこし苦しそうな表情をしていたし、ため息をついてクエストボードを見る目には光が無かった。
今回キィラが俺たちに同行してくれてるのは昨日ルナさんに言われたからだ。
「___ということは、アクアさんが水を浄化している間は暇になるのですね?」
「え、まぁ、そうなりますかね」
「な、なら!キィラさんを同行させてください!私が言えた事ではありませんが、キィラさんを休ませてあげたいんです……お願いします」
そう言われて頭を下げられた時は本当に驚いた。にしてもキィラは……社畜か?ここまで疲労を溜め込むまで……
「うッゴホッ!ゲホッ!」
「き、キィラ__!?おい!カズマ、キィラが!!」
「?咳き込んだだけじゃ……あ?」
俺が振り向いた瞬間、自分の見て光景が信じられなかった。
「カズマ!とにかく!!早く何か拭くものと水をくれ!」
「__あ、あぁ!めぐみん!このハンカチを持っててくれ!」
「わ、わかりました!」
ダクネスは吐いた血が喉につまらないようにするためか、何かを飲ませていた。俺はクリエイトウォーターでめぐみんに持たせたハンカチを濡らして絞り、キィラの血を拭き取った。血を拭き取ると再びキィラはすやすやと寝息をたてていた。心なしかさっきより顔色が良くなったような気がする。さっきダクネスが何かを飲ませたからか?
「あ、あのダクネスそれって」
「あぁ、治癒のポーションだ。私が冒険者になる時に父上がいざというときに使えと渡してくれたものだ。なに、私の少ない友人に使ったのだから後悔なんてするものか。現にキィラの顔色が良くなったではないか」
ダクネスは空になったビンをポーチにしまってキィラの頭を撫でるとキィラはすこしだけ頭を動かした。
「だが治癒のポーションを使っても
俺はダクネスの言葉に違和感を感じた。なんで違和感を感じるんだ?
「カズマ、ダクネスが使った治癒のポーションはかなり高価な物です。一般的な回復のポーションとは違って一瞬だけ回復させるのではなく、回復のポーションより高い回復力と暫くの間ずっと回復させ続ける効果があるのです。普通なら全快しているはずなのですが…」
……つまり秘薬と同時に
「なるほど、わかった。このクエストが終わったらアクアに言っておくよ」
……なぁキィラ、何で俺たちに相談とかしてくれなかったんだ?
あれから四時間程経ったがアクアは女神でとしての浄化能力だけではなく一心不乱に浄化魔法を使いまくっている。やっぱ魔力大量にあんのな。キィラはあれから吐血をすることもなく寝続けている。
それはもうぐっすりと。たまに後ろを向いて確認するんだがこれが本当の女の子の寝顔かと思った。いや別に悪い意味じゃないぞ?むしろ綺麗すぎるんだよ。何回かアクアのキーンとするような叫び声で起きかけてしまったが半目でぽやぽやとしたオーラを持っていて純潔の聖騎士(童貞)の俺には特攻力が強すぎた。そのあとの寝言?うめき声?の「ん、んぅ~?」で俺は心臓に深刻なダメージを受けた。めぐみん、何故俺とキィラの間に割り込む?俺が天使を汚すとでも思ってるのか??
いやマジで。この天使と比べたらあの駄女神は何だ?労働でかいた汗を流し、風呂上がりに一杯飲む。ここまでならまだ、まだ!!キィラもやるかもしれないが??大量のシュワシュワと山盛りのカエルの唐揚げを食らって泥酔して納屋で腹を出して?加えてヨダレを滴しながらイビキまで!!…………ほんとなんであんなのえらんだんだろ
「ね"え"カ"ズマ"じゃ"ん"!!なんかメキっていった!!檻がたてちゃいかない音したぁぁあああ!!!」
「……あの檻の中……ち、ちょっとだけ楽しそうだな❤️」
「……行くなよ?」
それからまたまた数時間。
「お~いアクア~大丈夫か?」
「………」
「あ、アクア?」
「……」
「アクアさぁ~ん??」
「………」
「おいって言ってんだろ!?どうした?」
俺とダクネスが呼び掛けても三角座りで微動だにしないアクア。やっと動いたと思えばえぐえぐと膝を抱えて泣き出した。なんだこいつ……
「泣く位ならとっととリタイアすれば良いのにぃ……ほら、もう帰るぞ?あと、その……話し合ったんだが今回の報酬は俺たちはいらないからさ。な?」
「そ、そうだ!30万エリスは全てアクアの物だぞ!」
「そうですね、今回は全てアクアの働きですから」
「……」
おかしい……いつもなら狂喜乱舞するぐらい喜び倒すはずなんだが……
「お、お~い?アクア~?」
「……って」
「あ?なんだって?」
「このままつれていって……この檻の中こそが私の聖域よ……このまま街まで連れてって……」
「お、おぉ……」
俺たちはアクアの言葉に絶句していた。どうやら今回のクエストはアクアの心にトラウマを植え付けたらしい。しかたねぇなぁ……アクアは一旦このままにするとして、キィラは………起こすしかねぇか……勝手に身体に触る訳にもいかねぇし……起こすのが辛いわ……
「お~いキィラ~そろそろ帰るぞ~?」
「んゅ……」
「ふ"ッ!?____おうけい……き、キィラさん?」
「…ん……ッぁ、かずまだ……」
キィラはぽやぽやしながら半目で俺を見つめた。もうおれのらいふはぜろだからやめてくれ
「……はぁ、キィラ?眠いならおぶって帰りますよ?カズマが」
「……ぅん…」
「…………………ちょっとまて何で俺なんだよ。ダクネスがいるだろうが」
「私は体力的におぶれませんが?」
「鎧をこの不安定な荷台には乗せられないからな……鎧をつけたままだとキィラが痛がってしまうからな。もっともカズマが私の鎧を持てると言うなら別だが……」
ダクネスは本当に申し訳なさそうにそういった。お前が俺を貧弱だと見ているのは良くわかった。事実だから何も言い返せねぇわ……
「はぁ……わかったよ___ほらキィラ、いくぞ」
「ん……」
キィラを背負った瞬間、ふわりと甘い匂いがして思わず意識してしまいそうになるが
「……なぁめぐみん、めぐみんキィラってだいたい同じ身長だよな?」
「ぅえ?そうですが……まさかロリコンにジョブチェンジですか?」
「ちっげぇよ」
人が真面目に聞いてんのにこのロリっ娘は……
「……ダクネス、めぐみんを持ち上げてくれないか?んでそのあと一瞬だけキィラを持ち上げて見てくれ」
「?わかった___は?」
俺の言った通りめぐみんを持ち上げた後にキィラを持ち上げたダクネスは目を見開いて固まった。めぐみんは「私が太っていると言うならばあっちの野原で話を聞こうじゃないか!!」と杖を構えていた。安心しろロリっ娘それどころじゃない。
「……軽すぎるぞ……めぐみんの3/4くらいか?」
「だよなぁ……本格的にアクアか他のアークプリーストに視てもらわにゃならんよなぁ……」
「そのまえに、アクアを正気に戻さなくてはな……」
あれは時間をかけなきゃ無理だろ。こいつ、トラウマに関しては時間が立てば忘れる程の馬鹿だからな。
「あ、あの!キィラは本当に大丈夫なのですか……?」
めぐみんを見れば目に涙を浮かべて不安そうに杖を握りしめていた。……よく考えれば、俺たちはよりもめぐみんの方がキィラと一緒にいたんだもんな。
「安心しろめぐみん。アクアは見ての通り頭が残念で馬鹿で、アホで( ᐛ )パァだが__魔法に関してはアクセルでも上位に入ってるからな」
「……そこは腕は確かだと言いきるべきでは無いですか…?まぁ……ありがとうございます。確かに、あのデュラハンの呪いを解いたアクアならきっと治してくれるでしょう」
目をごしごしと袖で拭っていつもと変わらない顔になっためぐみんは馬を叩いて檻の乗った荷台を動かした。
「るる~るるる~……で~がらし~のかみ~は~はこばれてゆ~く~の~………」
「おいアクアやめろよその歌」
今回催促してくれたアニキありごとうございます。
今後もこの作品と催促をよろしくおねがいいたします!