旭姫のネタ帳   作:旭姫

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こちらの話は、達也四葉離反、国防軍正式加入、技術者有名人、最強の暗殺者と言ったぶっ壊れ特性を持つ達也です




魔法科高校の劣等生
銀の太陽(達也×遥)


【シルバー】

 

裏社会最強の暗殺者と呼ばれ、依頼も信頼のおける者からしか受けないと言われている裏社会を語るには外せない男

 

常に全身黒で陰に隠れているが、暗殺には銀色のCADや銀色のナイフを使うことから裏でシルバーと呼ばれるようになった

 

ー某日ー

 

今日もとあるお得意様からの依頼で暗殺をこなしていた男はある日、とある魔法研究所から脱走した魔法師の始末を行なっていた時、近くに気配を感じた

 

「くそっ、また貴様が先か!!【シルバー】!!」

 

「おや、これはこれはかの有名な黒羽貢殿ではないですか。」

 

【シルバー】に声をかけられた男、黒羽貢は今日も裏の仕事である暗殺を行おうと目の前で殺した男をマークしていた。

 

そしてそれを横から掻っ攫われたのだ。

 

それも今回が初ではない。

 

「いつもいつも暗殺のターゲットが同じなことだ。しかし、私も、貴殿と同じように依頼を受けた身。申し訳ないが彼の身柄は預からせてもらう。今は殺さないでおくから帰りたまえ、四葉分家の黒羽家当主黒羽貢殿。」

 

男が指を弾くと一瞬のフラッシュが焚かれ、その光が晴れると既に男はいなくなっていた。

 

「くそっ!」

 

貢は壁に怒りをぶつけた

 

その、男にしては少し低く、だが少し若さを感じる声の持ち主には何度も苦渋を舐めさせられた

 

しかも、こちらは正体を掴めていないのに相手は自身の素性を知っていた

 

黒羽家は魔法師の大家四葉家の分家筋にあたる家で、その役割は“情報収集”や“四葉の闇”と称される諜報・暗殺を生業とする家だ。

 

そんな四葉の情報収集能力を駆使しても彼の正体を掴めず、彼が四葉以上の情報収集能力を持っているということに彼は怒りを感じていた

 

それも、今回は自分の後を継ぐであろう息子の文弥を連れて来て、実戦訓練を積ませるつもりでいた

 

それの全てを壊された彼の心情は計り知れないだろう

 

―――――――――――――――――――

 

今日も今日とて依頼を完遂したことを依頼主に報告して仕事を終えた【シルバー】は身なりを裏から表に変えて家に帰っていった

 

表向きの顔はとても有名な人間なので、まさか彼の裏があの裏社会最強の暗殺者だとは思わないだろうし、それを見破れる者などいるはずがない

 

なにせ、彼は世間を騒がせた天才エンジニアである佐伯達也だからだ。

 

佐伯達也は当時無名であった民間のCAD企業〈サンライズ・テクノロジー社〉に所属し、若干12歳で魔法師の魔法技術を二世代は進め、当初机上の空論とまで呼ばれていた〈ループ・キャスト〉システムを実現させた

 

発表会見に出席した彼疑いの目を向けていたマスコミ達に自分が発見したものだと証明するために何度も繰り返すように説明することで証明して見せ、マスコミを伝って稀代の天才エンジニアと呼ばれるようになった

 

そんな、裏も表も有名な彼はとある日に裏の依頼の為にとある場所へと向かっていた

 

それは達也が別名義で運営するとある高級料理店の一室

 

こちらの店は知らない人にはただただ有名な高級料理店で味も接客も定評がある店なのだが、裏では知る人ぞ知る【シルバー】との取引や依頼の為の場所でもある

 

そのため、客(依頼主)のプライバシーを守る為、盗聴・盗撮の類は無く、完全にプライベートな空間を作ることができているし、部屋は全て個室で防音も完備されている

 

そして、この日にここを訪れた依頼主はなんとこの日本の総理大臣であった

 

「これはこれは、お久しゅうございます、首相閣下。」

 

「久しぶりですね、【シルバー】」

 

「驚きましたよ、まさか貴殿から依頼を受けるとは。前回は貴殿が内務大臣をしていらっしゃった時ですから、ざっと半年ぶりでしょうか。」

 

「そのようですね。これも貴方の協力のおかげです。」

 

「そうですか。それは良かった。ところで今回のご依頼は?」

 

「おお、そうでした。今回の依頼は【元老院】特にその【四大老】の抹消。こちらです」

 

「ほぅ…【元老院】それに【四大老】ときましたか。流石は首相閣下。彼らをご存知だったとは。」

 

【元老院】とは明治期に存在したと言われている裏の帝国議会では無く、魔法師界や政財界を裏から牛耳る存在で、そこにはいかに国のトップであろうが、それこそ魔法師の大家である四葉家であろうが、逆らう事は出来ないというとんでもない権力を持つ組織であり、その中でも特に権力を持つ4人をまとめて【四大老】と呼んでいる

 

「まぁ。せっかく国のトップとなり世の中を導いていくのに裏から牛耳られて仕舞えば面倒なのでね。芽は摘まなくては。」

 

「素晴らしいお考えで。…そうですね、依頼の完遂は二週間で、依頼料は前金でこのくらい、達成料でこのくらい、どうでしょう?」

 

【シルバー】こと、達也は総理大臣に明細票を見せた

 

「なるほど、2週間で行なっていただけるのはありがたい。もちろん受けましょう。そのくらいで2週間ならこちらとしても安いものです。」

 

「ふふふ…。交渉成立ですね。では振込はいつもの所に、報告は暗号メールで送りましょう。報酬の振込も含めて依頼の完遂という事で。これからもご贔屓に。」

 

それから首相にメールが届いたのは期限の2週間ぴったりだった。

 

「今日でしばらくは休みだな。ん?これは…公安から?」

 

首相に報告を終えて報酬の振込も確認した達也は家でくつろいでいると、メールが届いた

 

メールは公安からであり、内容は以下の通り

 

『第一高校に潜入し、今後現れると予想される()()()()を駆逐せよ』

 

第一高校とは魔法大学という日本魔法師界で活躍する多くの人間が卒業する魔法師向けの学校であり、その九校ある付属校の1つ

 

第一から第三までは募集人数が他の魔法科高校の2倍であり、魔法力で優等生クラスか劣等生クラスかが決まる

 

達也が受けるとすれば筆記は満点だろうが、魔法力はほぼないに等しい。

 

「第一高校か…。そういえば彼女が来年からカウンセラーとして潜入するんだっけか。それに義母からも年齢的に入れと言われそうだな…。仕方ない、期間は長めだろうが、偽りの学校生活を送ってみますか。」

 

公安とは、警察省公安庁の略で世界各地で話題となるような重要人物やテロリストをマークする公安警察のことであり、達也の彼女はそこでオペレーターをしている

 

達也は彼女がいるならとその依頼を受けた

 

それから半年後、達也は魔法大学付属第一高校に入学した

 

しかし、彼は肩に第一高校のエンブレムが刺繍された制服、では無く肩には無地であることから二科生、つまり劣等生と呼ばれることになる

 

これは天才エンジニアで二科生な魔法力主義否定を形にしたような人間ー佐伯達也の波乱の高校生活のお話である




さて、なかなかにぶっ壊れな達也はどうでしたか?

一応ネタ帳で、後日正式採用の可能性もあるので、サイドストーリー的な回としました

設定にはちゃんと本編向きな内容を書きますので、そのつもりで

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