旭姫のネタ帳   作:旭姫

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こちらの作品のお試しメモページは聖剣事件のところです




ハイスクールD×D
転生者の兄と超越者の弟(一誠×ソーナ)


生徒会

 

生徒会長である支取蒼那を筆頭に、真羅椿姫と氷川一誠という2人の副会長が先頭になって活動する駒王学園の自治委員会である

 

そして、その生徒会には秘密があった

 

生徒会に所属する人間、計8人は人ではない

 

この世界には人間以外にも様々な人種が存在する

 

神や仏、天使に堕天使、そしてー悪魔

 

そう、生徒会は悪魔の巣窟だったのだ。

 

そして、生徒会長支取蒼那は本名をソーナ・シトリーといい元72柱の一つシトリー家の次期当主である

 

では、なぜそんな悪魔の名家のお嬢様が冥界ではなく日本にいるのか、それはこの地が三大勢力を含む人外にとって貴重な場所だからだ。

 

そして、この重要な地の管理をソーナは任されている

 

そんなソーナの元に先日2人の人間がやってきた

 

2人は天界所属の悪魔祓いであり、目的は奪われた聖剣エクスカリバーの回収だという

 

そして、それに関しての不干渉を要求してきた

 

その時に少し小競り合いが起き、天界エージェントの2人とソーナの恋人である一誠が戦ったり、それで一誠が圧倒的実力で2人を倒したりしていた

 

それから数日後、

 

生徒会室で裏稼業を行う、シトリー眷属と一誠(この時は一誠は外出中だった)は突如部屋の外に大きな力を感じてそちらを向いた

 

「ほぅ、おれに気付くとは、流石は魔王の妹だな。」

 

「貴方は!?まさか、堕天使コカビエルね?」

 

「いかにも、俺がコカビエルだ。これから駒王学園にて儀式を行う、止めたければ止めてみろ。ではな。」

 

大きな力の正体、堕天使コカビエルはかの大戦の生き残りで、聖書に記されるほどの大物。〈神の子を見張る者(グリゴリ)〉の幹部でもある

 

「これは魔王様へ伝えるべきでしょうか?」

 

「いや、ここは一誠を呼び出します。コカビエルはどうやら彼の存在に気付いていないようですから。それに、どうやらこの事件にはリアスの眷属が関わっている模様。あのわがまま姫のことです。こっちが下手に干渉すればまたなんか言ってくるに違いありません。なので、我々は結界を貼りながら状況を見ましょう」

 

「「「「「「はい!!」」」」」」

 

それから椿姫が一誠を呼ぶと、5分後に魔法陣と共に現れた

 

「お待たせいたしました。どうやらコカビエルが動き出した模様。既に手は打ってあります。」

 

「流石は姉の女王ですね。これまでどこにいっていたの?」

 

「魔王レヴィアタン様の付き添いで〈神の子を見張る者〉の本部へ、堕天使総督アザゼルからはコカビエルに関しては部下の暴走であるとして、生け捕りするよう求められました。」

 

「そうですか。やはり最強の二大女王は格が違うということですか。」

 

「お褒めに預かり光栄でございます。」

 

「でも、リアスが勝手に動いているわよ?」

 

「ああ、その点はご心配なく。彼らの実力を調べてみましたが、あれではコカビエルなんて夢のまた夢ですよ。計画の邪魔にはなりません。」

 

この氷川一誠という男はセラフォルーの女王ではあるが、それ以外にもシトリー家の使用人という立場を持っている

 

これはとあることをきっかけに人生を捨てかけた時に救ってもらった恩義によるものである

 

「さて、烏の駆除を始めましょう。」

 

ソーナは眷属達を連れて屋上へ登ると、結界を張った。

 

それからソーナは一誠と共に状況を確認していた

 

そこにはコカビエルとリアスが睨み合っていた

 

そこからコカビエルがケルベロスを召喚し、リアス達に仕向けると、全員でケルベロスの迎撃に当たっていた

 

すると、そこにリアスの騎士木場裕斗と聖剣使いの1人ゼノヴィアという者がそこに現れた

 

すると、ケルベロスを押し返し、2人は盗まれた聖剣の方へと向かった

 

コカビエルの狙いは天界勢力から聖剣エクスカリバーを盗み、魔王の妹2人を殺すことで三大勢力での戦争を再び起こすことだった

 

そしてかれに付き従うバルパー・ガリレイという男は【皆殺しの大司教】と呼ばれる所以となる『聖剣計画』の首謀者であり、木場裕斗はその実験体の1人だった

 

そしてバルパーは盗んだ聖剣の統合を目的として、現在盗んだ3本とここにはいないもう1人の聖剣使いから奪った聖剣の計4本を統合した

 

そこで木場裕斗とバルパーの間に少し会話があり、その後に彼の神器『魔剣創造』が覚醒した

 

「どうやらリアスの騎士は至ったようですね。(あれには『聖』と『魔』の融合がかけられている。リアスには理解できんだろうが、あの男に()()()()()()がバレてしまう)」

 

そしてその至った力ではぐれ悪魔祓いを倒すと、バルパーはついに気付いてしまった

 

「反発する『聖』と『魔』が融合だと…まさか、かの大戦で…ぐはっ!」

 

すると、バルパーが言い切るよりも前に光の槍と氷の槍がバルパーの身体を貫いた

 

「えっ?一誠?」

 

氷の槍を投げた張本人、氷川一誠の行動にソーナ達が驚くと、一誠は翼を広げてコカビエル元へと向かった

 

「やはり気付いてしまったか。」

 

「なるほど、悪魔側が用意したのは【超越者】氷川一誠だったか。」

 

「はじめまして、コカビエル。セラフォルー・レヴィアタンの女王、氷川一誠だ。コカビエル、貴様にはここから立ち去ってもらう。もし履行されないのならば今ここで貴様を半殺しにしてアザゼルのもとへと送ってやろう」

 

一誠は氷の槍を作り出して、一方のコカビエルは光の槍を作り出した。

 

2人はそれぞれ5対10枚の堕天使の羽と6対12枚の悪魔の羽を広げて、同じタイミングで攻撃を開始した

 

直接打ち合ったり、光の槍や水の槍を降らしたり、地上にいるリアス達さえも巻き込まれかねない大きな攻撃を繰り出していた

 

「やはり、赤龍帝よりも断然いい。流石は最上級悪魔なだけあるな。」

 

「ふん、そういうお前はそこまでのようだ。」

 

「ほぉ…いうではないか。」

 

そして、攻撃を続けていると、突如コカビエルがグラウンドにも聞こえるように大きな声をあげた

 

「にしても、使える主もいないのによく戦えるな」

 

「やめろ!」

 

それは一誠を含める三大勢力のトップ陣が最大の秘匿事項として隠していること。

 

それを止めようと一誠は攻撃を仕掛ける

 

それを躱しながらコカビエルは言葉を続けた

 

「先の大戦で、四大魔王だけでなく()()()()()()()のだ!」

 

その言葉は全員を驚愕に染め、特に天界所属のゼノヴィアと元シスターであるリアスの僧侶アーシアは顔を青くしていた

 

「そんな…」

 

「神が死んだ…では私は何のために…。」

 

「ミカエルは上手くやっているよ。神がいないことを悟らせなかったその手腕は見事だった。その点は氷川一誠、貴様も同じだろう。」

 

「俺に振るな。ちっ、最大の秘匿事項を口走りやがって。少し本気を出すか。」

 

一誠は地上に特殊な槍を放つと()()()()()()()()()魔法が破壊された

 

「なっ!?」

 

「俺がそれに気付かないと思っているのか?俺は自然に関係することに関しての【超越者】だぞ?この程度の魔法に気付かないほど落ちぶれてはいない」

 

「たしかにそのようだ。」

 

「その点、俺がこの町にいることに気付かなかったようだし落ちぶれたか?」

 

「減らず口を!!」

 

それから数分後、羽を射抜かれ、地面を這い蹲るコカビエルと宙に氷の玉座を作って見下している氷川一誠という構図ができていた

 

「さて、そろそろか。」

 

その時、一誠が手を振ると、結界の一部に穴を開ける

 

そこを白い流星が通った。

 

「もう終わっていたか。流石は【災厄を操る者(マニピュレータ・オブ・カタストロフ)】だ。是非とも戦ってみたい」

 

「そうか。よく来たな、白龍皇。早く仕事を遂行して帰れ」

 

「そうするよ。さてコカビエル。アザザルの指示でお前を連れて行く」

 

「アザゼル…なぜ戦争を復活させない!あのまま続けていれば俺たちが勝っていたはずだ!」

 

「それはお前の勝手な妄想だ。それにアザゼルは戦争をしないって言ってたそうじゃないか。とにかくお前は連れて行く。」

 

『おい、白いの』

 

『なんだ、赤いの。起きてたのか。』

 

『貴様こそ起きていたようだな。』

 

『どうやら今回は俺の勝ちなようだ。だが、ここではやらん』

 

『変わったな、白いの。』

 

『お前もな、赤いの。どうやらお互いに戦い以外のことに興味を持てたらしい。では、また会おう。』

 

赤龍帝と白龍皇の会話にコカビエルを圧倒する白龍皇の力、それも含めて駒王学園を驚愕が包み込み、それは白龍皇がここを去るまで続いた




こちらの一誠、年齢操作ではなく年齢詐称ですので、そこのところご理解いただけると幸いです

設定で詳しく説明はします

なかなかにぶっ壊れた一誠だなと思ってますが、この作品は転生者・リアスアンチ作です


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