相対性理論   作:うどん提督

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初めての恋愛ものですし非リアなのでかなり無茶苦茶だと思いますがご了承ください(>人<;)


前編

「おーい、忠政〜、起きてよ〜!」

 リビングからは今日も愛理のモーニングコールが聞こえて来る。

「ふぁ〜い…分かった…」

 あくび混じりに返事をすると、僕はベッドから起き上がって部屋を出た。

「忠政おはよう!」

 リビングからひょこっと顔を出した愛理が元気よく挨拶してきた。

「ん?ああ、おはよう」

 僕もいつものように返す。

 テーブルの上にはすでにトーストと目玉焼きとコーヒーが用意されていて、その脇には牛乳の入ったコップが置かれている。

「もう朝ごはんできてるよ〜」

「おう、ありがとうな」

 席に着くと愛理は自分の分のトーストを持って僕の向かい側の椅子に座ってきた。

「いただきます」

 2人で手を合わせて食べ始める。

「そういえばさっきテレビ見てたんだけど、また昨日の事件やってたね」

「えっ、そうなの?」

「うん、なんか最近多いよね。連続通り魔だって」

「うわ…怖いな」

「でも犯人まだ捕まってないんだって」

「マジか……早く捕まえてほしいな」

「だね〜」

 そんな他愛もない会話をしながら朝食を食べ終えた。そして食器を愛理が洗い、僕が片付ける。これもいつもの流れ。

「じゃあそろそろ大学行こうぜ」

「そうだね!行こっか!」

 鞄を手に取って玄関に向かう。靴を履いて外に出ると、太陽はすっかり昇りきっていて眩しいくらいだった。愛理と一緒に駅に向かう。

「ねえ忠政、今日はバイトある?」

「んー、今日はないかな。なんで?」

「なら良かった!あのね、私と忠政と大河くん、彩香ちゃんから飲み会に誘われてるの!」

「飲み会?いいね!どこでするの?」

「駅前の居酒屋さんだよ」

「おう!OK、大河には僕の方から伝えとくよ」

 そんなたわいもない話をしながらしばらく歩くと、駅が見えてきた。改札を通り過ぎてホームに入るとちょうど電車が来るところだったので急いで乗り込む。

「あっぶなかった…、間に合ったね!」

「ほんと!ギリギリセーフ」

 車内はいつも通りガラガラで座ることができた。ドアが閉まり発車した電車の中で、僕はスマホを取り出した。

『おはよう!大河、急で悪いんだけど今日竹本先輩から飲み会誘われてるんだ、いける?』

 SNSアプリを開いてメッセージを送る。

『おはよう!全然行けるぞ!』

 すぐに既読がついたと思ったら、返事はすぐに返ってきた。

『おっけ!愛理にも連絡しとく』

『了解!それじゃあ後でな』

『おう!』

 スマホを鞄に入れ、ふと目を横にやると愛理が自分を見つめていた。目があった途端愛理はパッと顔を逸らして窓の外を見た。

「どうかした?」

 愛理に声をかけると、慌てて首を振った。

「なんでもないよっ!そ、そんなことよりもうすぐ駅だよ、降りる準備しなきゃ!」

「そ、そうだな」

 駅につき、電車から降りて大学への道をたわいもない話をしながら歩く。「今日の講義ってなんだっけ?」

「被食者と捕食者についての方程式だよ」

「えぇ……俺苦手なんだよなぁ……」

「大丈夫!私が教えてあげるよ」

「おお、助かる!愛理教授、よろしくお願いします!」

「うむ、任されてしんぜよう」

 そんな話をしながら大学の門をくぐって教室棟へと向かう。そしてそのまま教室に入って友達と話していると、講義が始まった。

****

 講義が終わり、昼休みになった。みなが昼食をとりに思い思いの場所に散らばっていく。僕たちは中庭のいつものベンチに腰掛け、愛理の作ったお弁当を食べる。

「美味いなこれ」

「ほんと?よかった〜」

 にこやかに微笑む愛理を見て少しドキッとする。その感情をかき消すようにご飯をかきこむ。

「ふふ、そんな焦んなくても誰も取らないよ」

「そ、そうだな」

「あ、そういえばお昼食べたら図書館に行って勉強しようと思うんだけど、くる?」

「うん、分かった。行くよ」

「分かった!じゃあお昼終わったら一緒に行こっか」

 愛理と話しながら食べているうちに、弁当を食べ終わった。

「ごちそうさま」

「はい、お粗末様でした」

「ふぅ……おいしかったな」

「えへへ、ありがと」

****

 図書館に到着し、席について勉強を始める。

「愛理、ここってどう解くんだっけ?」

「図書館は私語厳禁だよ?…えっと、そこはね〜」

****

「よし、こんなもんかな」

「うん、すごいね!全部解けたじゃん!」

「愛理のおかげだな。ありがとう」

「そんなことないよ、忠政の飲み込みがいいんだよ〜」

 愛理のおかげで分からないところを質問しながら解いたおかげで、全ての問題を解くことができた。

「なあ愛理、そろそろ居酒屋行くか?」

「んー……ちょっと時間は早いけど……まあいいか、うん!行こうか」「じゃあ荷物まとめて出るか」

「うん」

 図書館を出て、愛理と一緒に駅まで歩いていく。

「ねえ、今何時だっけ」

「えっと……15時半だね」

「そっか、それじゃあ17時の集合時刻には余裕だな」

「ふふっ、そうだね…なら、ちょっと寄り道していく?」




後半へ続く
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