マンハッタンカフェと山に行くだけの話   作:yuzmel

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初めて、投稿します。頑張るけど、多分続かないです。


ある日

僕が中央トレセンのトレーナーとなり、そして、マンハッタンカフェの専属となってから早くも3年が過ぎた。カフェがシニア2年目となった今年、彼女は天皇賞・春を見事連覇してみせた。しかし、3200mという距離はカフェの脚に大きな負担をかけたため、当面はレースへの参加を見送ることにした。そんな年の5月下旬のある日、

「トレーナーさん。」

「なんだい?カフェ。」

「7月の後半のどこかで長めの休暇が欲しいのですが…。どうでしょうか?」

そう話しかけられ、僕は少し驚き同時に珍しいとも思った。

「そのあたりは、レースの予定もないし学内でのトレーニングを予定していたから、開けようと思えば開けれるが…日数はどれくらいだい?」

「まだ、正確には決まっていませんが1週間ほどになると思います。」

「うん、問題ないかな。でも、その分前後の日程で少しトレーニングの量が増えそうだけど大丈夫かい?」

「はい、こちらの都合で休むのです。問題ありません。」

「わかったよ。ただ、トレーニングの調整をしたいから、できれば休暇の日程は出来る限り早めに固めてくれると嬉しいかな。」

「はい。わかりました、トレーナーさん。」

少し嬉しそうにするカフェを見て微笑ましくなった。

「それにしても、カフェが自分から休みを欲しがるなんて珍しいね。休暇、楽しんでおいで。」

するとカフェは僕から目線をずらし、少しモジモジしながら

「……。あの、トレーナーさん。あの…。」

「?。どうしたんだい?カフェ。」

少し顔を赤らめたカフェはしばらくソワソワとしていたが、その後意を決したようにゆっくりと顔を上げて言った。

「…その、トレーナーさんのご趣味は登山だと、以前耳にしました。よければなのですが、この休暇を使って、私と一緒にどこか登りに行きませんか?」

「あ…あぁ、構わないが…。ちょっと待ってくれ、予定を確認する。」

勢いに気圧され、少し反応がキョドってしまった。戸惑いながらも手帳を確認すると、7月の後半は空白が続いていた。

「特に問題はなさそうだ。」

「よかったです。」

大学時代は飛行機を、船を、鉄道を、車を、自転車を、足を使って友人と日本各地の山を登ったが、自分を含めたその友人たちも就職や院進なんかで山どころではなくなってしまい、最後に登ったのは4年の9月ごろだったろうか。

そんな事を思い出し、懐かしんでると口が勝手に動いていた。

「どこの山に登るのかは、もうすでに決まっているのかい?」

どうやら、思ったよりも楽しみにしているようだ。

「いえ、まだです。ただ、北海道の山…せっかく行くのですから、できれば百名山に登ってみたいと思うのですが…。どうでしょう?」

「うん、北海道の百名山ね。いいんじゃないかな?」

「はい。トレーナーさんはオススメの山などありますか?」

「うーん、そうだな…

→メジャーな旭岳とお鉢巡り

 変わった風景十勝岳と十勝岳連峰

 単独峰羊蹄山とニセコ連峰

 なかなか行けない利尻富士と花の礼文

 活火山雌阿寒岳と雄阿寒岳

 高山風景のトムラウシ山と裏大雪

 羅臼岳と世界遺産知床

 渡渉とハイ松の斜里岳

 深山の美山幌尻岳

 

さて、カフェに何処をオススメしようか…

 

 




ちなみに北海道の百名山は旭岳(大雪山)、十勝岳、羊蹄山、利尻富士、雌阿寒岳、トムラウシ山、羅臼岳、斜里岳、幌尻岳の9つです。
僕が行ったことがある山は旭岳、十勝岳、羊蹄山、利尻富士、雌阿寒岳の5つなので、この小説が天文学的な確率で続いたとしても、トムラウシ山、羅臼岳、斜里岳、幌尻岳は風景がイメージできないので書かないです。てか、かけないです。
山行きて〜;;
ちなみに僕はモルモット
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