ラブライブ 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 オリジナル   作:クラヤミノオロチ

12 / 60
こんにちは。クラヤミノオロチ です。今回から明日奈編をやります。

よろしくお願いします。


神宮寺明日奈
第10話 明日奈編1 冷えた心


徒会室

明日奈「よし。これで機材は揃った。明日到着する分で完璧よ?」

カイト「ありがとう、明日奈」

耕太「やっぱり交渉は君の得意分野だな。どこで身につけたんだ?」

明日奈「とんでもありません。私にはこれしか出来ないので。これから部活行きますね」

 

体育館

バトン部が練習をしている。明日奈はセンターでパフォーマンスをしている。投げてキャッチするなどをしている明日奈。

明日奈の声「私は普通科2年の神宮寺明日奈。どこにでもいるような女の子に見えるけど友達は全然いないんだよね。そして・・」

 

明日奈の家

家に帰ってくる明日奈。お仏壇の前に立って手を合わせる明日奈。

明日奈の声「私は母親と弟を小さい頃に無くした。交通事故。でも車を運転していた人は・・無罪」

階段を登っていく明日奈。

明日奈の声「この世界は不平等だ。生まれた環境から親、出会う人々、特技とかみんなあまりにもバラバラすぎる。そして誰かから何かを奪わなくては生きる事ができないのも人間であるのだ」

 

生徒会室

アラタ「明日奈、おはよう」

明日奈「おはようございます」

アラタ「ライブの方は順調みたいだな。本番もいけそうだね。今日照明道具や装飾の材料も届くそうだね」

明日奈「大道具とかは完成して言っています。音響の方も今日入ってくる機材を使えばかなりいいものになるみたいです。でも結局私・・」

アラタ「君のできる事をやればいいさ。明日奈は話すのが上手いんだからさ」

カイト「そうだぜ?外部とのやりとりって俺達じゃ出来ないような事だからな」

明日奈「ありがとうございます」

 

普通科2年教室

侑と歩夢が登校してくる。

侑「おはよう、神宮寺さん。聞いたよ。今日で機材とかが揃うんだって?」

明日奈「そうよ。今日の正午辺りに来るって。これでライブには間に合うわ」

歩夢「ありがとう。明日奈ちゃん」

明日奈「別に」

侑「だって神宮寺さんスクールアイドルフェスティバルでも外部と連携とってくれていたんだよね?そんな事全然知らなくってごめんね」

明日奈「何よ。急に。それだったらカイトさんの事だって一緒でしょ?」

侑「そうだけどさ。そうやって必要なの揃えてくれる人いないとライブできないからさ」

チャイムが鳴って侑は音楽科に移動する。

 

同好会部室

侑「さあみんな、いよいよ週末だよ?ライブ。今日は講堂の方に移動して立ち位置を確認だよ?」

ランジュ「納得できないわ。ソロ曲が全員分ないなんて」

かすみ「かすみん、選ばれたけど嬉しくないです」

侑「浮所さんにお願いできないかな」

ミア「それにしてもあの風間蓮太郎って人が考えたんだって?なんなの?」

愛「マジで腹立つよね。あんな同級生」

果林「放っておきましょう。また来ても対抗するまでよ」

 

講堂

講堂に到着する同好会一同。カイトが美術部や演劇部のメンバーに指示している。

エマ「カイト君!」

カイト「みんな。じゃあスクールアイドル同好会の子達来たから立ち位置見ようか」

明日奈は軽音部と一緒に音響機材をセッティングしている。機材を繋げるのは完成した。

侑「神宮寺さん?」

明日奈「侑?そうか。もうリハとか近いんだっけ?」

侑「そうだね。立ち位置とか音響の調整とかあったりするからさ」

明日奈「そうか・・頑張りなよ」

侑「ありがとう」

通路を調整している蓮太郎。距離を測っている。

かすみ「あああ!風間蓮太郎!」

蓮太郎「おいおい。呼び捨てかよ」

ミア「僕ならいいだろ?3年生なんだしね」

蓮太郎「しっかり頼むな。この学校大切に思ってんならよ」

愛「あのさ。その上から目線なんなの?すごい腹立つんだけど」

蓮太郎「なんだ?宮下ちゃん?随分ご立腹で対して人気ないから腹癒せかい?そういうのは結果を出してからだな」

果林「どういう事なのよ?私達は・・」

蓮太郎「君達だってそうだろ?かっこよくて可愛くて魅力的なアイドルにしか興味ないくせに」

カイト「蓮、それくらいにしておけ」

明日奈「本当に貴方はね!」

蓮太郎「とにかく、大した結果ないくせにでかい口叩き上がって」

彼方「そんな事ないと思うよ?」

蓮太郎「スクールアイドルフェスティバル程度で喜んでいるのか?あの程度で喜ぶとは思えんが・・」

侑「あの程度なんかじゃありません」

明日奈「蓮、侑!それくらいにしなさい。作業遅れるわよ」

蓮太郎は作業に戻る。明日奈は次の取り寄せた道具を受け取りに行く。

侑「神宮寺さん?」

カイト「よし、じゃあスクールアイドル同好会のみんな、スタンバイお願いしていいかな?」

一同「はい!」

侑とカイトはパフォーマンスや次の曲への移り方、音響の調整を話し合い指示する。明日奈は蓮太郎と共に照明機材を運ぶ。

明日奈「これレンタルしたものだから慎重に扱いなさいよ」

蓮太郎「わかったよ」

嗣一「よし、ここにスタンバイしてくれ。その後にこれで繋ぐ。そうすればコンピューター上で照明の色を操作出来るんだ」

明日奈「はい!よろしくお願いしますね」

嗣一「なんのこれしき」

カイト「嗣一、このタイミングで赤に」

嗣一「あいよ!」

明日奈はみんなの作業を一通り見る。

明日奈「もう私の出番はないわね」

明日奈は講堂から出て行く。侑は明日奈の事を気にする。

 

明日奈の家・夜

お仏壇に一礼して自分の部屋に入る明日奈。勉強を始める明日奈。

明日奈の声「人間は皆平等とよく言われると思うけどそれは真っ赤な嘘である。人間はどう考えても不平等じゃないか。生まれた環境、得意苦手、年齢とかもうどう考えてもだ」

明日奈の父の声「明日奈、ただいま」

明日奈「おかえり!」

明日奈は玄関に向かって行く。

 

カフェ・レインボー

侑は昼食を選び、席を探している。愛やランジュの様に大勢で楽しんで食べている生徒がいる中、一人で食べている明日奈を見つける侑。

侑「神宮寺さん!隣いいかな?」

歩夢「侑ちゃん!ごめんね。遅くなっちゃって」

侑「いいよ。歩夢。今日はサンドイッチか」

歩夢「うん。上手く作れたかは食べてみてだけどね」

侑「神宮寺さん、準備の方は順調だよ。浮所さんと山田さんのおかげでいいステージになれそうだよ。勿論、神宮寺さんが道具を揃えてくれたからもあるよ」

明日奈「そう。でもこれ以上は私に出来る事なんてないわよ」

歩夢「明日奈ちゃん・・明日奈ちゃんもライブ見ない?」

明日奈「別に私はスクールアイドルのファンじゃないからいてもしょうがないよ」

侑「どうして?」

明日奈「せっかくなんだから懸命に応援してくれる人に見に来てもらいたいじゃん。私がいた所で邪魔としか彼らには思われないわ」

侑「そんな・・」

歩夢「私は見に来てくれるだけで嬉しいのに・・」

明日奈「ごめんなさいね。貴方達のライブを壊したくないからね」

そう言って去って行く明日奈。

歩夢「明日奈ちゃん・・」

 

体育館

バトン部が練習をしている。明日奈はみんなを招集する。

明日奈「みんな。いい?来月の大会に向けてもっとレベルアップするわよ。ここのタイミングがまだまだ合ってないからね。ここはみんなで合わせないと一番見せたい所じゃない!」

隣で卓球の練習をしている蓮太郎。

蓮太郎「あっちもめっちゃ力つけているな。こっちも頑張らねえとな」

球を打ち返す蓮太郎。時に強力な

スマッシュを出したりする。

 

講堂

練習しているスクールアイドル同好会。メンバーは当日の衣装を着て練習している。カイトと嗣一は照明の読み込みをしている。

侑「いいよ。みんな。ああかすみちゃんそこの立ち位置もうちょっと右だよ?」

かすみ「ごめんなさい。すみません」

侑「よしもう一度行くよ?」

一同「はい!」

 

体育館

明日奈「もう一度行くわよ」

部員は「はい!」と言って最初のフォーメーションに戻る。練習により気合いが入っている明日奈。

 

侑の家

侑は家に帰ってくるとベッドに沈む。

侑は明日奈の冷え切ったあの台詞が頭に残る。

明日奈の声「私がいた所で邪魔としか彼らには思われないわ」

侑「どうして・・あんな事を。みんなで楽しめばいいのにさ」

 

 

 




ありがとうございました。

次回11話 明日奈編2 これが現実  は7月8日21時頃に投稿します。

気になるオリキャラは?

  • 松崎アラタ
  • 浮所カイト
  • 小宮翼
  • 小宮佐津姫
  • 相葉耕大
  • 風間蓮太郎
  • 神宮寺明日奈
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。