ラブライブ 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 オリジナル 作:クラヤミノオロチ
よろしくお願いします。
同好会部室
陸也「そうだよな。風間の言う通りだな」
侑「そんなに気を落とさないで佐藤君」
佐津姫「そうですよ。まだ方法はありますから」
陸也「ありがとうございます」
蓮太郎「俺はこれで失礼するわ。佐藤、用があるから推しを堪能したら生徒会室来いよ」
出ていく蓮太郎。唖然とする雰囲気となる。
愛「相変わらず人の努力否定ばっかりしてくるよね」
璃奈「なんでだろうね・・」
ミア「気にしない事だね。あんな奴まじ論外」
陸也「小さい頃から漫画が好きで。絵を描くのが好きでした。俺・・漫画家目指しているんですよね・・・」
イラストを見ている侑とせつ菜。
せつ菜「どのイラストもすごいですね。漫画のイラストでもありますしアニメにしたら今にも動きそうです」
陸也「もし漫画家になって俺の漫画がアニメ化したら・・ヒロインの声を佐津姫ちゃんにやってもらいたいって思ってるくらいです」
佐津姫「それは嬉しいです!」
陸也「でも風間に言われた通り俺ってストーリーめっちゃつまらないって言われるんですよ・・」
侑「それはまだわからないよ。佐藤君。諦めちゃダメだよ。漫画研究を続けていけばきっとできると思う」
陸也「やってはみるよ」
佐津姫「認めてくれない人だっている。それは何より怖いわよね。努力してもできない事ってあるわよね。わかるわ」
陸也「佐津姫ちゃん・・」
佐津姫「ごめんなさい。でも私も見ているから!貴方の活躍を」
陸也「ありがとうございます・・」
にこやかになる佐津姫。
トレーニングルーム
同好会の練習を見ている遥と佐津姫。
遥「すごいよね。あれは体力とかすごい上がると思う」
佐津姫「私達も負けてられないわね。明日の朝練、気合い入れるわ」
遥「そうだね!」
漫画部部室
漫画を描いている陸也。
同好会部室
侑「どうだったかな?」
遥「皆さんこんな大変な練習をいつもしているんですね」
彼方「へへへ!彼方ちゃん達すごいでしょ?」
佐津姫「はい。それはあそこまで体幹が良くなりますし難しいパフォーマンスもできるわけですね」
歩夢「そう言ってもらえて嬉しいです」
かすみ「当日はかすみんがみんなの目線奪っちゃいますからね」
佐津姫「それは私だって同じです。お互い当日はベストを尽くしましょう」
侑「うん。そうだね」
遥「私達はこれで!」
部屋を出ようとすると佐津姫はバッグについていたストラップを落とす。それはクマのぬいぐるみであった。焦って拾う侑。
侑「佐津姫ちゃん。落としたよ」
佐津姫は慌ててぬいぐるみをしまう。
佐津姫「すみません。変なものつけていて」
侑「別にそんな事ないと思うけど」
佐津姫「失礼します」
部屋を出ていく遥と佐津姫。疑問を感じる侑と彼方。
近江家
ご飯を食べている彼方と遥。
彼方「そう言えば帰りの時、佐津姫ちゃん何かあったの?」
遥「あれね・・実は佐津姫ちゃん。可愛い衣装着てファンから批判をもらっちゃった事があるんだ。私も着ていたこの衣装」
スマホでその時の写真を見せる遥。
彼方「これって佐津姫ちゃんと二人でセンターやったってのだよね?」
遥「うん。佐津姫ちゃんの意外性を出して見たんだけどさ・・やっぱり佐津姫ちゃんらしくないって批判を受けちゃって」
彼方「彼方ちゃんはこの曲PV見たけど良かったと思うよ?みんな可愛いと思ったよ」
小宮家
明日の支度をしている佐津姫。翼はクマのぬいぐるみに気づく。
翼「相変わらず、好きなんだな」
佐津姫「ちょっとからかわないでよ」
翼「でも無理して可愛いを出す必要なんてないんじゃねえのか?」
佐津姫「でも女の子なの?って思われちゃうよ」
翼「女の子だから可愛いって思っているのか?それはちょっと違うと思うぜ。クマだって実際は怖い動物だけどどうだ?君の持っているのはさ」
佐津姫「それは・・」
同好会部室
侑「そんな事があったんですね」
彼方「遥ちゃんから聞いたらさ。なんか可哀想だなって思う」
果林「どこに言ってもアンチってのはいるものよ?」
かすみ「かすみんだって可愛いって思ってくれない人いるからね・・」
愛「しかしなんでわざわざ書く必要あるのかな?」
しずく「まるで評論していると言ってもいいですよね」
彼方「それでも応援してくれる人がいてくれるから私はやっていけているんだって佐津姫ちゃん・・」
東雲学院・屋上
屋上で練習している東雲学院のスクールアイドル部。佐津姫はバク宙をする。練習を見ている遥。
遥「流石だね」
佐津姫「ありがとう。センターもらっちゃって」
遥「だってこれは佐津姫ちゃんにセンターやってほしい曲だからさ。私達だって勝ちに行きたいよ」
佐津姫「みんなもありがとう。私を押してくれて。その為にもこの大技を完成させないとね」
購買部
カップ麺を買う蓮太郎。翼が出会う。
翼「相変わらずカップ麺か?」
蓮太郎「翼君。別にいいでしょ。今日はそばだ」
翼「そうか」
彼方は二人を見つける。
彼方「あのさ・・ちょっといいかな?小宮君」
翼「はい?」
カフェ・レインボー
コーヒーを買う翼。ラテを買う彼方。
翼「話ってなんだ?」
彼方「佐津姫ちゃんの事なんだけど」
翼「佐津姫が?」
彼方「遥ちゃんから聞いたんだ。可愛いが似合わないってのをさ」
翼「東雲のあの曲か。あれ、佐津姫がすげえ後悔している事だな。それって女の子としてどうなのかってすげえ悩んでいるよ」
彼方「やっぱりそうなんだ。遥ちゃんも迷惑かけちゃったって思っているみたいでさ」
翼「全く。お互い面倒い妹を持ってしまったな」
彼方「そんな事ないよ。遥ちゃん可愛いもん。スクールアイドルやって更に輝いているもん。小宮君だって佐津姫ちゃんの事大事にしているくせに」
翼「別に」
彼方「妹の事は守ってあげないとだよ」
翼「君まじで婆ちゃんの言葉言ってくるな」
彼方「お婆ちゃん?」
翼「ああ。俺の婆ちゃん。戦争の時、空襲で下の兄弟全員亡くなってしまってな」
彼方「そうだったの?」
翼「誰も守れなかったってすげえ悔やんでいたみてえなんだ。それから佐津姫が生まれてからよく妹を守ってやってくれって言ってきたもんだ」
彼方「彼方ちゃん、小宮君のお婆ちゃんに賛成だよ」
翼「あのな。そんな考えをもうしないほうがいい」
彼方「どうして?可愛がる事の何がいけないの?」
翼「佐津姫だって、遥だってもう守られるだけの存在じゃねえからな」
彼方「そうかもしれないけどそれだったらお互いに手を取り合った方がいいよ」
翼「まあそうとも言えるな」
彼方「ねえこれからは妹を可愛がろう同盟を作ろうではないか」
翼「なんだよそれ。なんの意味もなくない?」
彼方「そんな事ないよ。お互いにさ、妹さんの状況とか話し合おうよ」
翼「それでなんの意味があるんだ」
彼方「どうやっているかって知るのっていい事だと思うよ。妹の成長ってすごい楽しみじゃん」
翼「交換するまではいかないんじゃねえか?」
彼方「そんな事ない。元気にしているかってだけでも十分。どうせならどんな事をやったかとかは聞きたいかな」
翼「まあたまにならいいかもな」
小宮家
ご飯を作っている翼。帰ってくる佐津姫だが元気がない。
翼「おかえり、なんかあったのか?」
佐津姫「はあ・・今回の衣装可愛すぎるんじゃないかな・・」
翼「どんなんだ?別に可愛いと思うけど・・何か・・」
佐津姫「私に合うと思う?」
翼「それは合うとは思うけど?これで大技するなんて俺はすげえワクワクすると思うけどなぁ」
佐津姫「だったらまたあの時みたいになるじゃない」
翼「やっぱりあの時の事」
佐津姫「当たり前じゃん。あんな事言われたらもう着たくないよ」
翼「でもこれに決まったんじゃねえのか?まだなら言えばいいじゃん」
佐津姫「でもアイドルだよ?アイドルだったら可愛くないとアイドルって言えないじゃん。可愛くないと女の子って言えないじゃん」
翼「だったらどうして今までやってこれたんだ?」
佐津姫「それは応援してくれる人がいるからだよ。私を見てくれる人がいるからだよ。もうそんな人達の期待を裏切りたくないよ」
翼「だったら降りるのかよ。まあ尻尾巻いて逃げてもいいけど、これが小宮佐津姫だって言われていいのか。なんで今までアイドルも声優もやってきたんだよ」
佐津姫「兄さんまでそんな事いうの?もう知らない」
ため息をつく翼。
続
ありがとうございました。
次回 第18話 「小宮兄妹編5 気づいて!あなたの気持ち」は9月9日21時頃に投稿します。
気になるオリキャラは?
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相葉耕大
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神宮寺明日奈