ラブライブ 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 オリジナル   作:クラヤミノオロチ

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おはようございます。

遅れてしまって申し訳ありません。25話です。

よろしくお願いします。


第25話 耕太編3 無意味な努力

同好会部室

侑「しずくちゃんさっきは大丈夫だった?怪我してない?」

しずく「はい。相葉さんのおかげでなんとか」

ミア「生徒会の。よく撃退できたね。格闘技でもやっていたの?」

しずく「そんな事ないです。あの方法率にも詳しいのでそれを言ったら逃げて行ったんです」

歩夢「ちょっと物騒だったね」

璃奈「ゾクってするね」

かすみ「でも去って行ったのなら、それは良かった・・」

しずく「ところでかすみさん。今日はみっちり勉強しますからね」

かすみ「しず子厳しいもん」

しずく「そんな事言って悪い点を取ったらどうなるんですか?」

かすみ「ううう・・」

ランジュ「かすみの怖がる顔も可愛い」

愛「ランジュだって苦手な科目があるんでしょ?しおってぃーと私が教えるからさ」

栞子「・・・」

果林「栞子ちゃんどうしたの?」

栞子「なんでもないです。ランジュ、始めますよ」

ランジュ「ちょっと・・」

 

生徒会室

蓮太郎「よし。こんな感じかな」

カイト「なんだ?蓮。予算の方か?」

蓮太郎「まあね。まだ予算は安心だよ」

耕太「次は君に勉強を教えないとな」

蓮太郎「まあ。ちょっと自信のないところだったから」

明日奈「この際いいじゃない。教えてもらえば。私も丁度聞きたいからさ」

 

廊下

廊下を歩いている耕太。音楽室からピアノの音がする。耕太は侑が引いているところを見る。

 

音楽室

音楽室に入る耕太。侑は気づく。

耕太「おいおい。高咲。ここの申請はしてないだろ。それはダメだな」

侑「ごめんなさい。ピアノのテストもあるので練習しておかないとって」

耕太「いい曲だな。自分の作った曲やるんだっけ?」

侑「そうですね。ありがとうございます」

 

視聴覚室

しずくが映像を見てる。レポートを書いている。耕太は申請を出しているのを確認する。

耕太「ここは申請しているようだな」

しずく「相葉さん?」

気づかれたので視聴覚室に入る耕太。

耕太「すまないね。邪魔してしまったかな?」

しずく「いいえ。さっき終わったばかりで。この国の文化についてのテストが出るので見直しておきたくて」

耕太「そうだったのか。これから演劇部もあるんだっけ?」

しずく「はい!また主役を取れるように頑張っています」

耕太「俺には絶対できない事だな」

しずく「相葉さん!?」

耕太「悪い。時間うばっちまったな。頑張れよ」

耕太はそう言って去っていく。しずくは分からなかった。なぜあんな事を言ったのか。

 

演劇部部室

台本が配られて練習を始めるメンバー。

中村「しずく。最初は主役から台詞だよ。よろしく」

しずく「はい!この物語は・・ここから始まった・・」

こうして練習は行われた。

 

書店・夜

しずくはストレッチの本を見つけて籠に入れる。検定のコーナーに耕太がいるのを見つけて話しかけるしずく。

しずく「相葉さん?」

耕太「桜坂?ここで買い物か?」

しずく「はい。今回の試験に出る所の本や発声練習の本とか買いました」

耕太「そうか。声もいいけどまだまだ努力しているんだな。桜坂は」

しずく「相葉さんこそ検定の本いくつか入っているんですね」

耕太「俺にはこれしかないからね。俺はどんなに練習しても歌と絵なんて上手くならねえよ。俺音痴だし絵も下手なんだよね。料理も出来るわけじゃないしさ」

しずく「そうなんですか?」

耕太「努力って時に虚しい時がある。どんだけあっても足りないし努力したからいい結果が出るとは限らない。誰かに認められる事もない」

しずく「どうしてそんな事を」

耕太「俺小学生の時も勉強出来担だけどさ。周りからはあんまりいい評価じゃなかったんだ」

しずく「どういう事ですか?」

耕太「それはな・・」

 

耕太が通っていた小学校・回想

勉強をしている小学生の時の耕太。周りからは気持ち悪がられる。先生もあまりの出来には呆れてしまっている。

教員「相葉君。君は本当につまらない。頭がいいだけの石頭だな」

音楽の授業では歌が下手で周りからは迷惑がられる。

音楽の教員「お前もう歌うな。練習するだけ無駄だからさ」

図工の絵の授業では絵の下手さを笑われる。ため息をつく耕太。

 

試験会場

漢字検定や英語検定、歴史検定を受けている耕太。

 

耕太の家・玄関

ポストに結果がやって来るが不合格となったのがわかって落ち込む耕太。

 

虹ヶ咲学園前駅・ホーム・回想開け

耕太「結局、努力って無意味な時もあるって事を思い知った。君の特技がとても羨ましく思うよ。俺1万年生きれたとしても無理だな」

しずく「私は・・私は相葉さんの努力を認めたいです。私に分かるまで教えてくれる相葉さんは私は認めたい」

電車が来て乗る耕太としずく。

 

電車内

耕太「まさか・・こんなん事言われたの理事長先生くらいだな」

しずく「そうなんですか?私にとっては驚きますよ。どの教科もあんなにスラスラやっちゃいますもの」

耕太「この学校に普通に入ったんだけどさ。ある授業受けていたら・・」

 

虹ヶ咲学園・回想

耕太が中学1年の時。数学の授業を行なっている。理事長が授業の様子を見ている。耕太はスラスラ解いて一番乗りで手を上げて答えをパッドに書いて共有する。正解する。

 

理事長室

耕太「俺をお呼びですか?」

理事長「ええ。相葉君。授業見ていたわ。まだ習ってない所なのにすごいわね」

耕太「いいえ。予習したからですよ。予習すれば誰だってあれくらい」

理事長「そうでもないわ。貴方は今日の為にこの勉強に力を入れてきた。そうわよね?」

耕太「はい。これくらいで褒める人なんて理事長先生が初めてです」

理事長「そうなの?」

耕太「はい。努力なんてこんなものですよ。やったからって認めてくれるわけではありませんし」

理事長「確かにそうかもしれないわね。でも私は貴方の努力を評価したい。みんなが知らないような事たくさん知っているじゃない。歴史の事や外国語とか。こういうのは並みの努力では手に入れられないわ」

耕太「理事長先生・・」

理事長「そうだ。相葉君、生徒会の松崎君って知っているわよね?」

耕太「はい・・勿論ですけれど」

理事長「一度会ってみるといいわ。きっと価値観合うと思うのよね」

耕太「そうですか・・」

早速耕太は生徒会室に行ってみた。

 

生徒会室

アラタ「相葉耕太だね。成績は学年トップ。5ヶ国語を話せるんだよね」

耕太「ああ。日本語を含めて英語、中国語、韓国語、ドイツ語を」

アラタ「ここまでやれるなんて中々だね。そしてサッカー部ではゴールキーパーを」

耕太「幼稚園の頃からやっているからな。それで話ってそれだけか?」

アラタ「ねえ。生徒会を一緒にやらないか?僕と」

耕太「俺がか?どうして」

アラタ「君の可能性を感じた。君の努力を学校の為に使えると思うんだ。勉強を教えるのだってやってみないかい?他の生徒にさ」

 

電車内・回想開け

耕太「ってな感じかな。これがきっかけで勉強会を開いているんだ」

しずく「そうだったんですね。明日の昼休み開けにやるんでしたっけ?」

耕太「ああ。日本史だな。明治時代に突入するんだったな」

しずく「歴史もあまり自信があるとは言えないので参加したいなって思います」

耕太「よし。俺ここだから」

しずく「お疲れ様でした」

耕太は電車を降りる。

 

しずくの家・しずくの部屋

しずくは勉強をしている。分からないところに入ってしまう。悩むしずく。

耕太の言葉はよぎる。努力の虚しさを思い知らされる言葉を。

しずく「私だってどんなに努力しても同好会の方々には及びません。それでも私の頑張りをみなさんはわかってくれます。耕太さんだって虹ヶ咲学園の誰しもが認める人でありますよ」

 

耕太の家・耕太の部屋

今日は休日。耕太は朝起きて朝の勉強を始める。母親がご飯が出来たタイミングでご飯を食べる。そして再び勉強を始める。

 

しずくの家・しずくの部屋

テスト対策をしているしずく。

しずくの声「今日は二次関数ですね。相葉さんから習った事を思い出さないと」

問題集を開くしずく。ノートに計算を始める。

しずくの声「関数、y=a2xとy=ーx+bのグラフの交差点をA・Bとする。A(ー3・9)、Bのx座標を2とする。次の問題を解きなさい。まずはaとbを求めなさい・・か。これはどちらもAを通っているから・・」

しずくは耕太から習ったやり方で苦手の数学に挑んでいる。続

 




ありがとうございました。

次回26話は11月4日21時頃に投稿します。

気になるオリキャラは?

  • 松崎アラタ
  • 浮所カイト
  • 小宮翼
  • 小宮佐津姫
  • 相葉耕大
  • 風間蓮太郎
  • 神宮寺明日奈
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