ラブライブ 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 オリジナル 作:クラヤミノオロチ
28話になります。
よろしくお願いします。
バス停
侑と歩夢がバスを待っている。
歩夢「侑ちゃん昨日は何かしていたの?」
侑「ちょっと蘭磨学園について調べていたんだよね」
歩夢「どんな感じだったの?」
侑「それは・・」
バスに乗る侑と歩夢。
同好会部室
侑「どういうわけかすごい評判悪いらしいよ」
果林「それは風間君が言っていた通りだわね」
歩夢「それでも暴行とかいじめとかかなりすごいらしいです」
果林「そんな学校尚更許せないわ。辞めさせて良かったわ」
ミア「どうして暴行とかが出るんだ?わからない」
侑「風間君に聞いてみようかな」
ランジュ「なんで風間にこだわるの?」
侑「だって一番あの学校を知っているんだよ?」
教室
授業が行われている。侑はピアノを弾いている。
別の教室
蓮太郎は木材をビスでとめて何かを作っている。
生徒会室
チャイムが鳴ってお昼休みとなる。
明日奈「では私は学食行きますね」
カイト「おう」
蓮太郎「俺も食べに行くか」
カフェ・レインボー
学食を食べている明日奈とカップ麺にお湯を入れる蓮太郎。歩夢に止められる蓮太郎。
蓮太郎「上原?なにすんだよ」
歩夢「これ」
お弁当を蓮太郎に渡してくる歩夢。
蓮太郎「どうしたんだよ」
歩夢「風間君に」
明日奈「蓮に?」
蓮太郎「はあ?俺かよ。なんでだよ」
生徒会室
インゼリーを取り出すカイト。エマが入ってくる。カイトは手が止まる。
カイト「エマ?どうした?」
エマはお弁当をカイトに渡す。
エマ「カイト君!」
カイト「どうしたんだ?弁当なら」
エマ「カイト君に食べて欲しい。あんまり上手じゃないかもしれないけど」
カイト「俺にか?」
エマ「だってカイト君いつもそればっかりだって」
カイト「生徒会の誰かが言ったんだな?」
エマ「それはともかく、そんな食事じゃ持たないよ」
カイト「君には敵わないな」
弁当を受け取って食べ始めるカイト。
カイト「いいじゃないか。かなりいけるぞ?」
エマ「良かった」
カフェ・レインボー
侑「ごめんね。歩夢どうしても作りたいって言うからさ」
蓮太郎「余計に多く作りすぎたのかと思ったじゃねえか」
歩夢「風間君、カップ麺ばっかりじゃ健康に悪いよ。こういうのも食べないとだよ」
蓮太郎「マジで面倒な人だな。めっちゃ苦手なタイプ」
蓮太郎は歩夢が渡したお弁当を食べている。
生徒会室
お弁当を食べ終わるカイト。
カイト「蓮の事?蘭磨学園について?」
エマ「どうして風間君は蘭磨学園を知っているの?」
カイト「どうしたんだ?いきなり」
エマ「風間君が蘭磨学園の知り合いなのが気になるの」
カイト「そうか。あんまり知らない方がいいぞ。後悔する」
エマ「知らないままの方がきっと後悔する。風間君の事分からないままになっちゃうよ」
カイト「エマ?」
エマ「ちょっと同好会の部室に来て!」
カイト「・・・・」
同好会部室
カイト「実は蓮はかつて蘭磨学園の生徒だったんだよ」
同好会一同「えええ〜〜〜〜」
侑「嘘でしょ・・」
ランジュ「通りで性格が悪いわけだわ」
ミア「あの傷を見せびらかしているのはなんなんだい?」
カイト「あれは親とか蘭磨学園の教師や先輩につけられた傷ばかりなんだ」
彼方「どうして?」
カイト「あそこは暴力なんて普通にやるからね。弱い人が嫌いな学校なんだよ」
蘭磨学園・グラウンド・回想
殴られている蓮太郎。
カイトの声「生徒は駒、目的の為なら死んでも構わない。本人の意見は尊重しない」
同好会部室・回想開け
愛「酷すぎる・・」
果林「本当に弟が希望していたんだけどやめさせて正解だわ」
せつ菜「そうですね。ん?そういえば遥さんを撥ねた豪元蘭磨って」
カイト「創立者だ。蘭磨学園の」
しずく「そうだったんですね。自分の名前を学校名に」
かすみ「あんな学校じゃなくてこの学校にして良かったです」
栞子「しかし親からも暴力を受けていたとは」
果林「かなり辛かっただろうね」
ミア「でも僕達にした事は許される事じゃないよ」
ランジュ「本当よ。感じ悪いのもよく分かるわ」
カイト「彼はああ見えてボランティア活動とかするんだぜ」
栞子「え?」
沼津・浜辺・回想
浜辺でゴミ拾いをしている蓮太郎。
病院・回想明け
遥のお見舞いに来ている侑。
彼方「ありがとうね。来てくれて」
侑「いいんです。遥ちゃん、早く目が覚めるといいですね」
彼方「そうだね。遥ちゃん・・」
生徒会室
アラタ「蓮、なんか落ち着かないのか?」
蓮太郎「そんなんじゃありません。蘭磨の奴が退院したから。どうなる事やらって思って」
カイト「でもただ無罪を主張したんじゃ意味ないんだろ?」
耕太「そうだな。近江家の人が納得すればじゃないとな」
同好会部室
ランジュ「勿論反対よ。誰が納得するのよ。罰を受けたくないからあんな事を言っていい訳ない」
彼方「あの人にとって遥ちゃんはどうなってもいいって言うの?」
エマ「それはダメだよ。しっかり罪は償わないと」
璃奈「そうだよ。逃げちゃダメ」
ランジュ「私ちょっと用を思い出したわ。少し失礼!」
廊下
蓮太郎と会うランジュ。
ランジュ「貴方、風間蓮太郎」
蓮太郎「俺に話しかけるなんてなんだ?」
ランジュ「貴方の通っていた学校はこれで終わるわよ。ランジュ達が蘭磨って人が悪いってのを証明してみせるんだから」
蓮太郎「そうか。これで俺も悪者って言わせたいのか?」
ランジュ「当たり前でしょ?通っていたんだから同じよ」
蓮太郎「そうだな」
そう言って早歩きで去って行く。
ランジュ「やけにあっさりね」
学生寮
ベッドに寝転ぶ蓮太郎。テレビをつけると蘭磨が映っている。
蘭磨「悪いのはあの車だ。私はあの車のマナーが悪かったからああいう事をしただけ。あの少女だってなぜ避けなかった。あんなの避けれるだろ。あんな歳なら」
蓮太郎「やっぱりあんな事言うに決まっているよな」
新聞にも無罪主張している事が書かれている。
生徒会室
新聞の記事を読んでいるアラタとカイトと耕太。翼が入ってくる。
翼「やっぱりあの件か?」
耕太「ああ。無罪主張しているのは予想通りだな」
カイト「これは大きな戦いになりそうだな」
明日奈「それもどっちかが降参するまでですね」
翼「蓮は?」
アラタ「もうすぐ来ると思うのだけどね。珍しいな」
学生寮
学生寮を出る蓮太郎。生徒も登校している。
同好会部室
愛「考えられない。無罪だなんて」
歩夢「遥ちゃんの命としっかり向き合ってほしいよ」
侑「あの前にいた車が悪いって。でも煽っていたんだよね。明らかに危ないじゃん」
かすみ「なんで態々煽る必要あるんですかね?」
彼方「やっぱりあの人にとって遥ちゃんの命はどうでもいいの?ああなるのが定めなの?」
果林「彼方、そんなわけないでしょ」
廊下
耕太と遭遇するしずく。
しずく「相葉さん!」
耕太「桜坂。どうした?」
しずく「あの遥さんの事故の件ですが。無罪主張は通ってしまうのでしょうか?納得できないです」
耕太「そう言うとは思った。まあまず通る事はないかな。データを見た限りでは。でも近江家が納得したら通るかもなって感じだな」
しずく「そうなんですね。勿論、彼方さんも納得はしてないですよ。しかしどうして蘭磨さんは逮捕されていないのですか?」
耕太「それは高齢者だからな。逃亡や証拠隠滅の可能性が低く、留置所生活には耐えきれないからね」
しずく「そうなんですね・・」
耕太「でも実際に逃亡も証拠隠滅もあの人はやっていない」
しずく「確かに・・」
同好会部室
しずく「ってな感じ」
侑「確かにそんな事はしてないとは言え」
愛「なんらかの罰は受けるべきだよ」
璃奈「うん。悪い事したら反省しないといけない」
しずく「そこで相葉さんから署名活動をしないかって提案がありました」
かすみ「書名活動?」
しずく「個人や団体が、何かの社会問題や政策に反対したり、法令の改正や制定を求めるもの、その意見に同意する人の名前を集めて、問題ある会社、政府、都道府県に提出する活動の事のようです」
歩夢「やるべきだよ。遥ちゃんだってこんな事故起きてほしくないって思っているはずです」
侑「失いたくないものの為にも。彼方さん!」
彼方「うん・・」
しずく「でもかなり時間がかかったりする事もあります。改正には数ヶ月かかるとも聞きますので」
侑「でもやらないよりはいいよ」
学校近くの道・夜
ランジュ、ミア、栞子が下校している。黒服の人が3人歩いてくる。錐のような物を出してくる。ランジュとミアを狙ってくる。栞子はただ見ているだけだった。そこに蓮太郎が来る。蓮太郎は悲鳴を上げる。それを聞いた侑やアラタ達が来る。
侑「ランジュちゃん、ミアさん、栞子ちゃん!」
アラタ「蓮!」
蓮太郎は右目を抑えながら黒服の3人の帽子とサングラスを外させる。
それは赤池、青葉、黄瀬だった。
赤池「くそう、作戦失敗かよ」
カイト「作戦?何を言っているんだ?」
青葉「この2人がかなりの戦力らしいな。だったら落とせばこっちのものだろ?」
蓮太郎「やっぱりあの人の命令か?」
黄瀬「だったらなんなの?」
翼「病院にいるのにも関わらずあんな命令を出したのか?」
赤池「とりあえず逃げるぞ。お前ら」
去っていく3人。蓮太郎に足を掴まれる赤池。
蓮太郎「てめえら・・きちんと真っ向から勝負しあがれ」
赤池「正々堂々とか笑えるな」
右目を蹴り飛ばす赤池。今度こそさっていく3人。
侑「待ちなさいよ」
カイト「深追いするな。高咲」
侑「はい・・」
病院
蓮太郎は右目を包帯している状態で出てくる。
明日奈「大丈夫?蓮」
蓮太郎「なんとかな。もうこの目は二度と元には戻らねえ」
アラタ「あいつら・・よくも蓮を」
栞子「風間さん。ありがとうございます」
蓮太郎「勘違いするな。俺はあいつらの事が大嫌いだからだ」
ランジュ「ランジュからも守ってくれてありがとう」
ミア「悪い人とばかり思っていてごめん。風間」
蓮太郎「あいつらのやる事はどんどん酷くなるな」
侑「どうしてあんな事を平気で」
蓮太郎「絶対に答えないな。奴らは」
アラタ「それがルールだからな。口を割ってしまったらその時点で殺されるようなものだからな」
蘭磨学園
教員に殴られる赤池、青葉、黄瀬。
赤池「申し訳ありません」
黄瀬「次は必ず」
同好会部室
ランジュ「昨日は本当に怖かった。あの人達、完全に狙っていたわね。ランジュとミアの事を」
ミア「同好会を弱体化させるのが狙いだったとはね」
侑「酷い・・・なんて酷いんだろう」
果林「どんな手を使ってきてもこっちだって対応しないとね」
しずく「でも何をしてくるかはわからないのではないでしょうか?」
璃奈「栞子ちゃん?どうしたの?」
栞子「え?」
歩夢「ぼーっとしちゃって。ちょっと心配になるよ」
栞子「いえ。大丈夫ですよ」
栞子は思い出す。あの3人が逃げた後。
学校近くの道・夜・回想
蓮太郎「おい、三船。どうして何もしなかった?なぜなんだ?彼女達は大切な、失いたくないものじゃないのか?この居場所は失いたくないものじゃないのか?それともそうでもなかったり?君にとって同好会の子達ってその程度かよ。そんなんだから生徒会にいても使い物にならないっていうんだよ」
同好会部室・回想開け
栞子はため息をつく。
栞子「私にとってその程度・・いいえ。皆さんは私にとって・・」
かすみ「しお子?」
栞子「すみません。独り言をつい」
生徒会室
アラタ「あいつらが本格的に動き出したね。
カイト「この学校も狙われて行くぞ?対策を立てていかないとだな」
アラタ「そうだね。みんな命を捨てる覚悟は出来ているね?」
カイト「勿論だ」
翼・耕太「ああ」
明日奈「はい」
蓮太郎「あいつらは絶対に殲滅させてやる」
カイト「蓮。俺達でだろ?」
耕太「そうだ。俺スクールアイドル同好会のところいかねえと。近江に説明する事あるんだ」
カイト「署名活動の事だな」
耕太「まあな」
豪元の家
豪元「全く。私に対してこんなに文句を言ってくるとは。これだから最近の奴らは。私はマナーの悪い車を指導していただけだ。あいつらがロクな運転をしないからこうなったんだ」
同好会部室
耕太「・・・てな感じな流れなんだ。改正にはかなりの時間がいるんだよね」
侑「たとえどんなに遅かろうとやってみる価値はあると思います」
璃奈「うん。オンラインでも出来るってわかったから私にもなんか出来そうな気がする」
しずく「ありがとうございます。相葉さん」
耕太「いいって事だ」
ランジュ「ランジュ呼びかければ一発よ。楽勝だわ」
栞子「・・・失いたくないもの」
栞子は蓮太郎に言われた言葉がどうしても抜けない。
蓮太郎の声「なぜぼーっとしてんだ?それでも生徒会に戻りたいのかよ。これだから使えない無能なんだよ。生徒会をやりたいんなら幼馴染の1人や2人くらい守れるようになれよ」
栞子「私の失いたくない大切なもの」
続
ありがとうございました。
次回は生徒会から見たミア・テイラーを投稿します。予定は12月2日21時を予定しています。
気になるオリキャラは?
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松崎アラタ
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浮所カイト
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小宮翼
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小宮佐津姫
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相葉耕大
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風間蓮太郎
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神宮寺明日奈