ラブライブ 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 オリジナル 作:クラヤミノオロチ
第31話になります。
よろしくお願いします。
浜辺
蓮太郎「まさか3人に出会えるとは」
曜「知り合い?」
果南「うん。浜辺のゴミ拾いのボランティアでね」
ダイヤ「ありましたわね」
鞠莉「懐かしい。まだ小学生だったじゃない」
果南「覚えているよ。その傷はあの時会った時からあるもんね」
果南は蓮太郎の額の傷に指を指す。
蓮太郎「覚えていてくれて光栄です。今日はどんなご用件で?」
果南「この子達の練習にね。ちょっと私は家の用事で遅れちゃって」
蓮太郎「え?まさかAqoursが9人って」
善子「あんた信じてなかったわけ?」
蓮太郎「高咲の言っていた事は本当だったんだ」
果南「侑ちゃんを知っているんだね?」
鞠莉「あの子本当にすごいわよね。あの子の行動力は力になる」
蓮太郎「あの子は使い物になりませんよ。まだまだ」
ダイヤ「なんですの?その言い方は」
蓮太郎「え?」
鞠莉「そんな言い方しなくてもいいじゃない」
蓮太郎「あの子は同好会のメンバーのコンディションをまるで把握出来ていない。とてもマネージャーとは思えません」
果南「コンディションは自分で理解しないと行けない事じゃないかな?」
蓮太郎「まあそうですけど。やっぱりチームなんでリーダーとかが把握しておかないとですよ」
鞠莉「そう言えば、千歌っちに使えないリーダーとか言ってなかった?」
蓮太郎「なぜそれを?」
ダイヤ「ルビィに対しても使えないと言っていましたよね?」
蓮太郎「待て待て。どこで知ったんですか?」
果南はスマホを取り出す。そこには通話が行われている。
蓮太郎「用事と言うのは嘘だったんですね?」
果南「ごめんね。本当は侑ちゃんに君が来るからって聞いてね」
虹ヶ咲学園・修練場
サッカー部の修練場。栞子はダンプカーのタイヤを吊るして投げ飛ばす。そうして自分の所に向かって来る。受け止めようとするが簡単に飛ばされてしまう栞子。
栞子「まだまだです。私だって大切なものを守りたい」
何度も挑戦するが吹き飛ばされてボロボロになる。侑達同好会メンバーが栞子を発見して食い止める。
侑「何をしているの?こんなボロオロになるまで」
歩夢「あんな練習していたら怪我しちゃうよ?」
栞子「今のままではいけません。私は皆さんを守れるようにならなくてはいけないんです」
愛「だからって何もここまでする必要ないよ」
しずく「一度、部室に行きましょう」
同好会部室
侑「そんな事言われたの・・」
栞子「私は大切な人が傷つけられているのに何も出来ない。何1つ守れない。幼馴染ですら。そんな人に生徒会なんて務まらない。あの人の言う通りですよね」
せつ菜「私もそうですね。何もわかっていなかった」
侑「そんな事ない。栞子ちゃんみんなの為にたくさん尽くしてきた。風間君の方がわかってないよ」
かすみ「そうですよ。しお子は頑張っていたよ。あの生徒会が悪いんです」
ランジュ「一度殴り込みたいわ」
しずく「そこまでしなくても」
果林「でも風間君にはなんか言わないとよ?」
愛「幾ら何でも暴言が過ぎる」
栞子「風間さん、ランジュとミアさんを助けたのを忘れてないですか?」
ランジュ「あれとこれとは違うわよ」
侑「とにかくもうあんな練習はしないでね。これからはみんなで守ろうよ」
栞子に微笑みかける侑。
沼津・浜辺
蓮太郎「余計な事を」
ダイヤ「それより、ルビィに対して使えないとはどう言う事ですか?」
鞠莉「千歌っちとルビィだけじゃなくって貴方同好会のメンバーに対しても使えないって言っているそうじゃない?」
蓮太郎「ええっと、それは・・」
果南「前に会った時はそんな子じゃなかったんだけどな。どうして使えないだなんて言っちゃうの?それはもはや暴言だよ?」
蓮太郎「・・・」
ダイヤ「それではやる気を失っていくだけですわ。もっと言葉を選んだほうがいいと思いますわよ?」
鞠莉「そうよ。しっかりいい所も見てあげましょうよ。貴方生徒会なんでしょ?時には褒めて伸ばすって事もしなきゃダメよ」
果南「風間君。千歌はAqoursを立て直してくれたの。一度解散したのに」
蓮太郎「立て直した?」
ダイヤ「そうなんです。侑さんと出会った時、千歌さんに似ているなって思いました」
果南「こんな私達にまたやり直す機会をくれたの。あの子は私達を引っ張ってくれたんだ」
蓮太郎「そんな事が」
果南「だからさ。千歌達の事、分かってほしいの。私からのお願い」
蓮太郎「・・・。俺の方こそ申し訳ありません」
ダイヤ「わかってくれたのであれば」
鞠莉「侑達同好会の事も長い目で見てあげて」
蓮太郎「わかりました」
カフェ
蓮太郎はコーヒーを飲んでいる。
果南「それで。風間君はAqoursが9人になっている事を確かめる為に」
蓮太郎「高咲に薦められてです。彼女すごい押してくるんで」
善子「本当。初めて会った時どんな性格しているの?って思った」
ダイヤ「そんな事言うもんじゃありません。所で風間さんはスクールアイドルフェスティバルにも協力してくださっていたのですか?」
蓮太郎「そんな協力したってわけではありません。単にセットを組んだだけなので」
果南「それだけでも助かるよ。ありがとう」
蓮太郎「そう言ってもらえて光栄です」
こうして蓮太郎はAqoursと話してかなり丸くなった。そして蓮太郎は東京に戻る。
生徒会室
アラタ「おかえりだね。蓮。沼津はどうだった?」
蓮太郎「懐かしかったです」
翼「そうだったな。君は言った事あるんだったよな」
明日奈「Aqoursは本当に9人だったでしょ?」
蓮太郎「そうだったよ。俺の情報不足だよ」
耕太「蓮にしちゃ素直だな。なんか丸くなったか?」
蓮太郎「そうですか?」
カイト「それより、最近遥意識を取り戻したぞ?」
蓮太郎「近江さんよかったじゃないですか?」
明日奈「でも、ラブライブに出場はできない。怪我はそれでも大きいからさ。半年近いんだって完治するまで」
耕太「未だに無罪主張なんだよな。蘭磨は」
蓮太郎「あいつらしさが滲み出ているな」
同好会部室
侑「遥ちゃん意識を取り戻したって。彼方さんよかったですね」
彼方「よかった。本当に良かった」
果林「もうどうなるかと思っていたわ」
彼方「彼方ちゃん、遥ちゃんの分までライブライブ頑張る」
侑「エントリーはしておいたから」
璃奈「明日トーナメントが発表されるから。楽しみだね」
栞子「侑さん。最初はどう行きますか?」
ランジュ「当然このランジュから行くに決まっているでしょ?先陣を切るわよ」
かすみ「それはかすみんがやりたいです。誰にも渡しません」
侑「そうだね・・相手が決まってからでもいいと思う。でもまずはソロ曲にしてみたいとは思っているんだよね」
小宮家
ご飯を食べている翼と佐津姫。
翼「今日は遥の所寄ってから帰ったんだよな?遥、意識戻って良かったな」
佐津姫「うん。だから会いに行ったんだよ。元気そうで何よりだった」
病院・回想
佐津姫が部屋に入る。遥が佐津姫に気づく。
遥「佐津姫ちゃん!」
佐津姫「遥・・・良かった!本当に良かった」
遥「ここによくきてくれていたんだおよね?ありがとう」
佐津姫「当たり前じゃない。私達友達でしょ?」
遥「そうだね」
小宮家・回想開け
翼「そんなに話せたのなら良かった」
佐津姫「遥の分までラブライブは絶対に予選を超えてみせる。その為にも虹学にも勝つ」
翼「そうだったな。確かもう予選で当たっちまうんだっけ?」
佐津姫「地区が一緒だからね。兄さんこそ同好会を部と同じように扱ってくれているだなんてありがとう」
翼「それはアラタにも言っておくよ」
佐津姫「うん」
東雲学院・屋上
練習をしている東雲のスクールアイドル部。佐津姫は技を決めていく。いきなりすごい音が鳴る。佐津姫は咄嗟に避ける。壁にぶつかる音がしてそこを見ると矢が刺さっている。
佐津姫「何?あれ受けたら完全に怪我している。いや。下手したら命を落とす」
怖がっている部員を慰めている佐津姫。
生徒会室
アラタ「東雲にもか」
翼「ああ。佐津姫からさっき連絡がきた」
耕太「しかも矢って完全に武器だな。クロスボウとかかもしれない」
明日奈「確かクロスボウって最近かなり規制が厳しくなったって言う」
耕太「ああ。完全に許可制となった」
蓮太郎「あいつらの仕業か」
カイト「蘭磨の奴らか」
翼「あいつら妹を狙っているのか」
アラタ「恐らくだけど佐津姫ちゃんを危険と判断したからだろうな」
蓮太郎「あんな手で優勝を狙おうとしたってわけか」
同好会部室
トーナメント表が出てくる。初戦は黄藤とだった。東雲はYG国際とぶつかる。蘭磨は紫苑女学院とぶつかっている。
璃奈「トーナメント最初はこんな感じ」
果林「いきなり黄藤となのね。かなり手強そうね」
ランジュ「紫苑女があの蘭磨と?大丈夫なのかしら?」
侑「何もないといいんだけど」
学生寮
蓮太郎は宿題をしている。
終わってご飯を食べる。
蓮太郎「あいつら。何を仕掛けるつもりだ?」
続
ありがとうございました。
次回は年明けに投稿します。
32話 蓮太郎編6「お互いに」は2023年1月6日に投稿します。
気になるオリキャラは?
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松崎アラタ
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浮所カイト
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小宮翼
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小宮佐津姫
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相葉耕大
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風間蓮太郎
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神宮寺明日奈