ラブライブ 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 オリジナル 作:クラヤミノオロチ
32話になります。
学生寮
宿題をしている蓮太郎。沼津に行った事を思い出している。
沼津・浜辺・回想
練習をしているAqoursの9人。何より楽しそうにしている。蓮太郎は千歌が引っ張っているのをしっかり見ている。
果南の声「君も誰かを守りたいって思う気持ちは同じなんだよね。でもね。そんなキツイ言い方だけではダメなんだよ。あの子達だって同じはず。何かを守りたいって気持ちは」
カフェ
果南「風間君、あの子達にはあの子達なりの守り方があるんだよ。栞子ちゃんだって生徒会をやりながらスクールアイドルをやっているなんてすごくない?」
蓮太郎「それはまあ」
果南「素直に言いなよ。栞子ちゃんにはしっかり謝りなよ。使えないだなんてかなり言ったみたいだからさ。同好会の子達にはきちんと」
学生寮・回想開け
蓮太郎「高咲・・あいつ」
ベッドに横になる蓮太郎。
蓮太郎「俺は・・」
侑の家・侑の部屋
曲を作っている侑。欠伸をする。
侑「みんながベストを尽くせるものにしないと」
学生寮
蓮太郎「俺はあいつが羨ましかったのかもなスクールアイドル同好会のみんなが。俺も卓球部で似たような感じだったからさ。俺だってもうあいつらに何も取られないようにしないとな」
道・回想
蘭磨学園の生徒に襲われている蓮太郎と俊。車に撥ねられる俊。
学生寮・回想開け
蓮太郎「あの悲劇を切り替えさせないためにもな。それが俊だって思っているはずだ」
小宮家
翼は洗濯物を畳んでいる。
佐津姫「兄さん。私も自分のやるよ」
翼「おう。そうか」
佐津姫「兄さんだけに大変な思いはさせられない」
翼「佐津姫こそ今日は大丈夫だったのか?みんなも」
佐津姫「誰も怪我しなかったのが幸いね。でも蘭磨は参加してくる。何をしてくるかわからない」
翼「懲りないやつらだ」
佐津姫「さらに汚いのは隠蔽をしてくるところだね」
翼「まさか施設に何か仕掛けてくるとか」
生徒会室
アラタ「施設に仕掛け?」
翼「ああ。これを見てくれ」
スマホでラブライブの予選会場を見せると蘭磨学園の卒業生が作った会場である事が分かる。
アラタ「これか。確かに怪しいな」
耕太「この施設にしたのは勝たせるためか。蘭磨学園を」
明日奈「でもどこにあるって言うのですか?」
蓮太郎「まずは更衣室とかじゃないか?ロッカーに何かを仕掛けている」
翼「それは可能性はありそうだな」
カイト「それなら俺が奴らの施設のセキュリティに入るまでだ」
アラタ「カイトの特技の出番だな」
カイト「俺と嗣一で・・」
体育館
卓球部が練習をしている。
蓮太郎「いいぞ。スマッシュもだいぶコントロールがついてきたな」
海の見える公園
ランニングしている同好会一同。侑は記録している。侑は蓮太郎がいるのに気づく。
侑「風間君!?」
蓮太郎「高咲か」
侑「Aqoursに会って来たんだよね?どうだった?」
蓮太郎「みんなすげえ頑張っていたよ。果南さんや同好会の子達をあんな気持ちにさせる君も本当にすごい。敬意を評するよ」
侑「なんかありがとう」
ランジュ「侑、そんな人放っておきましょう」
蓮太郎「偉い人は、強い人は何をしても許される。現実はそうなのかもしれないな」
歩夢「風間君?」
蓮太郎「君達には本当に酷い事をしたな。すまないと思っている」
侑「でもそれってさ。私達に何も失って欲しくないって思っていたんだよね?」
蓮太郎「失った命は戻ってこない。二度とな。あいつらはそんな事をなんとも思わず多くの人から大切なものを奪って来た。そして君達のような子を次々と葬っていった。だからこの学校の子達だけは何としても守らなくてはならなかった。だけどカイト君みたいにはなれない。それにこの学校の子達は守られるだけでは嫌になる。そう思った。だからあんな事をしたんだ。やはり君達は反抗すると思っていた。嬉しかったよ」
ミア「だからあの時避けなかったんだ。ビリビリにしたのもわざとなんだね」
アラタ「気づいた?そう。あの時蓮は避けなかったんだ」
蓮太郎「どうして」
カイト「バレバレなんだよ。君はあの子たちを試していた」
明日奈「自分に反抗的になれる人を探していたんじゃないのかしら」
ランジュ「いまでも恨んでいるんだからね」
耕太「あああ。それはなるよな」
蓮太郎「それでいいんだよ。俺は恨まれて当然。葬られるべきなんだろうな」
侑「そんな事ない。風間君がいたから私達もっと強くなろうと思ったんだよ。このままじゃ失いたくないものを失うところだった」
栞子「そうでした。私も何もわかっていなかった。生徒会長をやるにあたって覚悟が足りなかったです」
侑「これからもこの学校を守り抜いて行こうよ!風間君」
アラタ「蓮!君もわかっているんだろ?」
蓮太郎「アラタ君」
明日奈「蓮!」
翼「蓮!」
耕太「蓮」
カイト「蓮!」
蓮太郎「みんな。ありがとう。でもまだ終わったわけじゃない」
アラタ「ああそうだね。蘭磨学園、豪元、彼だけは絶対に許せない」
侑「みんなの力で野望を止めよう」
蓮太郎「そうだな」
クロスタッチをする侑と蓮太郎。
侑の声「誰にだって失いたくないものがある。だから守りたい、愛おしいと思えるんだ。私だってみんなを守れるようにはなりたい」
ライブ会場
ラブライブ当日。ファンのみんなが観にきている。侑達が到着する。
侑「ここがラブライブの会場か」
佐津姫「皆さん」
侑「佐津姫ちゃん」
佐津姫「今日はいよいよラブライブ予選ですね」
果林「そうね。お互い頑張りましょう」
佐津姫「そうですね。全力を出しましょう」
侑「うん」
虹ヶ咲学園・コンピュータールーム
パソコンをいじっているカイトと嗣一。
カイト「何としてもあいつらの罠を炙り出さなくては」
更衣室
ロッカールームに入る侑達同好会メンバー。
侑「特に大丈夫みたいだね。ロッカーの方は?」
かすみはロッカーを開けるが何も入っていない。
かすみ「何もありません」
しずく「でも気をつけないとですね。あの蘭磨学園も参加しているので」
侑「そうだね。とりあえずここでみんなは衣装に!」
会場
歓声が聞こえる。ドキドキが隠せないかすみ。
ランジュ「緊張している?」
かすみ「武者震いです」
愛「隠さなくてもいいんだよ。愛さんだって同じだもん」
歩夢「たくさんの方がきてくれている」
観客席から見ている侑。
侑「みんな、頑張って」
虹ヶ咲・生徒会室
アラタ「どうしているかな?みんな」
明日奈「大丈夫ですよ。カイトさんが調べていて、蓮達が会場に行っているので」
コンピューター室
カイト「これは・・」
嗣一「まさか、こいつは」
カイト「こんな仕掛けを」
スマホを取り出すカイト。
会場周辺
翼、耕太、蓮太郎がスマホを取り出す。
カイトから連絡が入っている。
翼「やはりそうだったか」
耕太「わかった」
会場
盛り上がっている会場。司会の説明が終わってから最初のトーナメントが始まる。蘭磨学園のパフォーマンスが行われている。終わって次は紫苑女の出番がやってくる。
ランジュ「ついにあの子達の出番ね」
最初の立ち位置に着く紫苑女のメンバー。音楽が流れる。途中で鈍い音が聞こえる。蓮太郎が会場に入ってくる。
蓮太郎「逃げろ!みんな。そこにいてはいけない」
そう叫んだ瞬間。コンクリートが大量に降ってくる。なんとか逃げるメンバー。翼はステージ裏からステージに入り黒羽咲良を庇う。
咲夜「咲良!!」
咲良はなんとか怪我をしていない。
ざわつく会場。蓮太郎は警備員に連れて行かれる。
蓮太郎「おい、ちょっとなんだよ」
侑「まさかこれって」
蓮太郎「ああ。あいつらが仕掛けた罠だ」
侑「そんな。こんな事を」
泣いている紫苑女のメンバー。
咲夜「よかった。咲良」
咲良「怖かった」
ランジュ「なんでこんな事を。絶対に許せない」
ミア「どこに行くんだ?」
ランジュ「この会場の人に文句を言う」
歩夢「そんなのどうやって」
しずく「とりあえず私達も避難をした方が」
彼方「待って?小宮君?」
翼は倒れている。
佐津姫「兄さん?」
佐津姫は翼のそばに行く。
佐津姫「兄さん。しっかりして。兄さん」
かすみ「まさか、紫苑女のみんなをこんな目に合わせて自分らが勝利しようとしたんじゃ」
耕太「その通りだ」
しずく「相葉さん」
耕太「これが奴らの狙い」
黄瀬「おいおい。どうしてそれを」
耕太「ここのシステムとかを徹底的に調べさせてもらった」
スマホを取り出してこの会場のトラップが表示されている。
果林「これはどう考えても酷い。どうしてこんな事が出来るの?」
愛「ちゃんと戦いなさいよ」
璃奈「こんな勝ち方はよくないよ」
侑「酷い」
続
ありがとうございました。
次回の新章、vs蘭磨学園1「卑劣」は1月13日21時頃に投稿します。
今年もよろしくお願いします。
気になるオリキャラは?
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松崎アラタ
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浮所カイト
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小宮翼
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小宮佐津姫
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相葉耕大
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風間蓮太郎
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神宮寺明日奈