霧島夢希 Aクラス
「よかったなAクラスに編入出来て。Aクラスにはお前の姉の霧島翔子もいるぞ。が、この結果に慢心をせず、常に己を研鑽する事を忘れんようにな」
とマッチョ、いや違った(汗西村先生が自分のことのように喜ぶように私のAクラス編入を祝ってくれた。
「は、はい!ありがとうございます!」
姉さんのことだからAクラスなのは予想できていた。姉さんと同じ文月学園に編入するのだからどうせなら姉さんと同じクラスになりたいという一心で猛勉強を頑張ってきた。猛勉強の末にこうして晴れてAクラスになれたこに、努力が実ったことが本当に嬉しかった!
…ま、まあそれで秀吉君と同じクラスになれたら最高なんだけどな~と思っていたのは秘密(汗
「では、これから職員室に案内するのでついて来るように」
「はい!」
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「職員室には担当の高橋先生がいるので高橋先生の指示に従うように。では、俺はここで失礼するぞ。これを渡さなきゃならんバカが一人いるのでな」と西村先生は一つの封筒をヒラヒラさせながら去っていった
私は去って行く西村先生に一礼すると職員室の扉を開いた
「し、失礼しまーす」
「お待ちしていました、霧島夢希さん。私がAクラス担当の高橋洋子です。よろしくお願いします」
職員室に入るとそこには髪を後ろでお団子状にまとめ、眼鏡をかけてスーツをきっちり着こなした知的女性の代表な先生がいた
綺麗な女性(ひと)だな~、あれが眼鏡美人ていうのかな?なんて考えていると
「ん?どうかしましたか?」
「ふぇ?あ、いいえ!?何でもないです;霧島夢希です!よろしくお願いします」
いけないいけない、考え事するとつい止まっちゃうな私
「そこのソファーに座って楽にしてください。ふふ、そう緊張しなくてもいいですよ。」
「あ、はい(汗」うう、緊張していることバレて気を使われてしまった…恥ずかしい
「では簡単にこの学校について説明しますね」
「はい、お願いします」
私は高橋先生からこの学校の特色 召喚獣その召喚獣を使って行う試験召喚戦争 そしてその戦争の勝利のメリットと敗北した時のデメリットの説明を受けた
「では、そろそろ教室のほうに移動することにしましょう」
「では、外で待っていて下さい。Aクラスの生徒と少し話をしたら呼びますので呼ばれたら入って来て下さい」
高橋先生はそうとAクラスに入っていった。しかし何だろうこの広い教室にこの設備は・・・
壁を覆うほどのプラズマディスプレイにノートパソコンに冷蔵庫、リクライニングシートなど他にも色々な設備がありまるで高級ホテルだよこれは;と唖然としている所に「どうぞ、入ってきて下さい」と高橋先生の声が聞こえた
…この教室に姉さんがいるんだ。ふふ、姉さん驚くだろうな~、なにせ私がこの文月学園に編入することはおろか帰ってくることも伝えてないのだ!いわゆるドッキリを決行しようとしているのだw
私はポニーテールにしていた髪を解き髪を下ろし無表情を装って教室に入った
教室に入ってみると予想通りの反応が起こっていた
「え!?代表?代表が二人?」
「え!?……夢希?」
私はクラスの反応と姉さんの反応を見ると無表情から一変して笑顔でこう言った
「今日からこの文月学園に転校してきた霧島翔子の妹の霧島夢希です!よろしくお願いします!」