衝動買いしてしまった勇動ドンブラ塗ったり撮ったりしてると時間があっという間に溶けてしまう現実世界のバグ(ガバガバ時間管理)(ガバ言い訳)
ST51.Memento Mori: Nobody told me that.
問:原作で存在自体がチラ見えしてフェードアウトしたモブが
解:私が知る訳ねぇだろ誰かどうにかしろくださいマジでガバの温床じゃねぇかそんなもの!(言行相反(無自覚))
和尚に関する私の感想は大体そんなものである。……いや、そもそもこの和尚……えっと、牛、牛……、牛なんとか和尚(以降和尚)がこの島に軟禁されているのも想定外だし、もっと言うとこの状況でさも当たり前のように入場して会話にカットインしてくるのは流石に脳の処理能力を超えていた。フェイトの話もあるしタイムリープ関係の話も整理しなくちゃいけないのに、その上この和尚である。もはやこう、ここで存在していること自体がガバそのものな気がしているが、本人自体はどうも顔のインパクトに反し意外と悪い人ではないらしいというからリアクションに困る。おまけにさっきから使用している「
一応この世界には該当作品が存在しないことは確認しているので、ひょっとしたら三人目の転生ないし転移者の可能性……? いや、やはり存在自体が頭痛の種である。痛くて痛くて頭が溶けてしまいそうである。(
「大丈夫? 刀太君。なんだか急に遠い目をしてるけど……」
九郎丸がそんなことを聞いて来るが、お前さんもお前さんで私の右手を無駄にニギニギして一体何がやりたいのか不明というアレだぞお前。(連鎖) 一応大丈夫だと返しはするが、いっこうにニギニギするのを止める気配がない。何だアレか? 無意識かは知らないが私の左側で隠れてるキリヱにでも対抗しての何かか? そこに対抗するよりお前はもっと自分が男だって自称してるのならもうちょっと他に考えることがあるだろうに。(戒め)
「むふぅ……、坊主、否、近衛刀太よ。何か悩みがあれば拙僧が説法するが?」
「しいて言うとアンタがここで出て来たことなんだよなぁ……」
若干素が出かかってしまったが、キリヱの予知(実体験)においても過去の範囲で名前が上がる事がなかったし、和尚がイレギュラーであることに違いはあるまい。実際キリヱもキリヱで私の左腕にしがみ付きながら「怖っ! 顔、怖っ!」とか小声でぼそぼそ文句を垂れ流しているし。もっとも和尚自身は完全な善意からこっちにやって来ているので、私も無下に色々と文句を付けるのは躊躇われる。
躊躇われるからと言って、だからどうするのかという話ではあるのだが。
「仏僧、ということは。貴方、除霊などは出来るのですか? 今話にあがったものですと、ウィルスという表面上のそれを媒介にし死霊が憑依するといった類の可能性も捨てきれませんし、そういった能力であれば同行願いたいのですが」
「宗派的にはその類のものもない訳ではないが、むふぅ……、小娘お主『
「生憎、私の出自の関係で『年代が違う』のです。私が使用できる『技の年代』の範囲だと、その類の術は直接攻撃系に限られます」
膠着する私の思考を外から察しでもしたのか、夏凜が率先して和尚に質問を投げてくれた。ただ割とまともな質問なあたり、夏凜の和尚への興味の無さが表れている(夏凜は身内に対しては時折ポンコツと化すのだった、面倒くさい(語弊))。それはともかく、質問の方向性からして場合によっては和尚をサポートメンバーとかに入れることを検討しての発言だろうか。
言われてみると確かに、和尚にその類の能力があるなら、今回の事案にはもってこいと言えるかもしれない。夏凜の推測はまるで的が外れているだろうが(正直)、ことその仕立人には有効な可能性があるのだ。
和尚は少なくとも私よりは人生経験が多いだろうし、九郎丸の病み具合を晴らしてくれたのも彼だと聞く。状況的に適任と言えば適任なのかもしれない。(???「まぁそれなりの代償はアンタが支払いそうだけどねぇ、身体とかで」)
あと会話の流れで流しそうになったが、「技の年代」って何だ、年代って。神聖魔法も中々謎である。答えてくれるか不明だが、今度聞いてみるか。
「そういえば『聖典』に関しては『出身地域』と『宗派』と『年代』が影響すると確かにあったか。……むぅ? とすると少なくとも小娘、否、貴女の年は――――」
「黙りなさい、消し飛ばしますよ?」
「む、むふぅ。これは拙僧が悪いか。礼儀を失っていたのは拙僧の方か。まだまだ女性経験が足らぬ……。
とはいえ残念だが拙僧、その類は不得手なのだ。仏門である意味がなくて申し訳ない」
えっ、と。雪姫以外の全員が頭を下げる和尚に視線を向ける中、実際に戦ったことのある九郎丸が代表して手を上げた。
「えっと、和尚さんは和尚、なんですよね? あれだけの戦闘力があるのだし、きっとお寺の中で誰よりも『そういった』技を習得しているものかなって思ってたんですけど……」
「間違ってはいない。実際、寺にある経文の類や旅先で現れた修験道の類、また西洋魔術も少し齧ったことがあるのでな。おそらく寺の中で最も術にも秀でておるし、その中には実体を持たない妖魔を祓ったり、迷える魂を御仏の道へ導く
ただ拙僧、霊が見えぬ。霊感とその手のセンスがほぼないのだ……」
「意味無ぇじゃねーか!?」
「半分以上間違いない。耳に痛い。結果、知識のみで理解と経験が皆無である」
思わず突っ込むと、ご丁寧に
「とはいえ、そもそも拙僧が寺をまとめることになったのも、拙僧が『その類』の存在の影響を最も受けないことに由来する故、これは必然の産物でもあると言えるしそうでもないともいえる。ただ一時、妖魔が蔓延るようになった頃が数年前にあったが、あの影響が未だに残っているというのが正解である。
とはいえ、お陰で御仏の道に導けているかどうかも経を唱え終えた後に確認できぬのだ。こればかりは拙僧が本当に成仏したかどうか決められる話でもないのだから、致し方なしだ。もう……、成仏しろ! という感想ではあるが、結局見えぬのでな? 意味ないであろう」
「マジで意味ねーのは逆に珍しいんじゃねーッスかね、そのレベルは……」
故にその類の話ではあまり力になれぬと頭を下げる和尚を、大丈夫だと言ってとりあえず頭を上げさせる……。実際問題、霊能力などそういった類の力が低いとなると、不死身でもなければ今回の件に巻き込むのは非常に危険である。まだ理性が利いているうちは良いが、一度暴走を始めたら何が起こるか分かったものではないのだ。大事をとって休んでもらう方が安全である。
……むろん和尚介入による三太編チャート崩壊フラグをへし折る意味もあるのだが。(???「どうせまたガバ引き起こすだろアンタ? 意味ないんじゃないかねぇ……」)
なにせこの三太編、進め方次第では原作終盤における「ある病気」をそもそも発生させないか、あるいは特効薬作成の足掛かりが生まれるのだ。その病で熊本時代からの友人を亡くす可能性がある以上、イベント進行は慎重にいかなければなるまい。
※ ※ ※
「似合わ………………、ねぇ。我ながらブレザー全然似合わねぇな」
「そ、そんなことないよ! その、それはそうとマフラーはしていくんだね」
衣装合わせではないが、麻帆良学園の制服に身を包む私と九郎丸。制服自体は「何故か」雪姫からぴったりサイズのものをあつらえてもらったので、私と九郎丸はそのあたりで不自由はなかった。もっとも私のセンス的に黒い
ちなみにだが夏凜がお遊び(と言う名の外堀埋め)をしなかったため、最初から九郎丸は男子制服だった。……それは良いんだがちょっと内股になってるの止めろ、ツッコミ待ちかお前。(困惑)
仙境館入り口、石畳の上。ここから直進すればフェリーの船着き場まで一直線という位置にいる私たち。つまりは原作5巻通りのノリで他のメンバー待ちをしている恰好である。
「でも潜入任務って言ったって、夏凜ちゃん先輩とか前に一回入って失敗してんだよな? 流石に顔を覚えてるのが居ても不思議じゃねーと思うんだが……」
「あ、あはは……。そこは流石に、人数が多いんじゃないかな」
アマノミハシラ学園都市・まほら本校舎。要するに「ネギま!」時代の麻帆良学園であるが、ここで起きる事件は依頼表、および雪姫の言葉が正しければおおむね原作通りであるらしい。今の所ガバの影響は見えないのが救いである。(安堵)
オーダーとしては「複数の能力を持つと推測される不死者の確保任務」、となっている。犯人の氏素性がわかっている私からすれば正体どころかやってることも丸わかりではあるのだが、過去に起こした事件、および目撃証言からして、次の能力を持っていると推測されている。
1.透化能力
自分だけでなく触れている物体も含めて、壁などをすり抜けられる。すり抜けてる途中で止めることで、相手を拘束したり殺すことも可能と思われる(いしのなかにいる)。
2.念動力
いわゆるサイコキネシス。男衆の連中が数人やられているらしい。
3.飛行能力
特定のアイテムに依存している気配はない。超能力か魔法の類かは不明。
また能力の発動にタイムラグがほとんどない、ということらしいのだが、まぁネタバレをしてしまうなら相手の正体が相手の正体なので、もっといくつかの能力とかも持ち合わせて居たりする。
具体的に言うと「憑依能力」と「電子機器干渉能力」。前者は文字通りヒト/モノにかかわらず対象に憑りつき操るもので、もう一つはパソコンなど電子機器を経由して、インターネットの情報などのセキュリティーをかいくぐり目的の情報を得たり、といったところである。
おそらく「尋ねる機会があれば」もっと多くの能力を持っていると分かるに違いないのだ、肝心の当人はそれを使って何をやってるかと言うとチンピラ狩りである。例えばオヤジ狩りをしている複数のチンピラ相手に、その自らの能力でけちょんけちょんにしたり……、所謂「
まあそうなる経緯も分からなくはない事情はあるのだが、なんとなく
「やぁやぁ! 二人とも制服姿、良い感じじゃないかぁ。若い! って感じがして良いねー」
「あれ? その声は……、一空先輩?」「だな」
と、背後から声をかけてくる壮年の男性。髪色は枯草のような色で白衣を纏った長身姿。……外見上、言われなければ誰かわからないに違いないが、飴屋一空その人である。原作では主人公たち同様「生徒」として潜入するために少年ボディを用意したのだが、今回は諸事情により教師として潜入する予定らしい。本人の趣味もあるのだろうが、見た目だけで言えば中々のイケオジっぷりである。さらっと慣れた風でウィンクしてくるあたりの茶目っ気含めて、こりゃアスナとか原作「ネギま!」時代に居たらタカミチ一筋と言え目移りしたのではないだろうか。(適当)
「一空先輩、それって……?」
「アハ。僕の身体が全身機械だって話はしたことがあったっけ。ただ僕の場合、不死身のタネがタネだからこうして『全身ごと』身体を交換するってことが出来るんだ。
大体これが五十歳くらいの姿かな? 髭は……、趣味だけど」
「いい趣味してるッスよ」
「わかってくれるかい、刀太君」
思わずシェイクハンドし合う私たちは置いておいて。
「不死身のタネ、ですか」
「当ててみる? 刀太君も、九郎丸
「な、何ですかその景品の種類は…………。えっと……」
「ウン、ウン、悩める乙女は良きかな、良きかな」
考え始める九郎丸だが、いやお前ちょっと待て、今さりげなく「ちゃん」付けで呼ばれてるのを認識した上で否定しなかったろ。原作だと後で慌てて訂正が入ったが、一体どうした。(混乱) 一空本人はそのあたり全然気にしている風でもないので適当にしているが、後で訂正できなくなっても知らないぞ。(良心)(???「訂正する気もゼロなんじゃないかねぇ」)
なお、結局九郎丸は正解しなかった。というか予想以上にグロい回答が出て来て、私と一空が思わず引いてしまうレベルである。
「脳髄とか、意識関係を維持するのと最低限生きるために必要な部位がセットになったものを圧縮した『本体』みたいなパーツがあって、それを取り換えて――――」
「えぇ……」「ごめん、流石に僕そこまで人間辞めてないんだ」
「えぇ!? だ、だってこの間夏凜先輩に見せてもらった映画で……!」
一体私の知らないところでどんな交流をしてるのか果てしなく気になる話だが、それはともかく。私に話をふってくる一空に、原作知識を踏まえた上で、現時点で推測できる範囲まで推論を口にした。
「先輩の家って、結構お金持ちッスよねたぶん。飴屋グループ、スラムを襲ったサイボーグの身体にもそれっぽいロゴ入ってたし」
「あれ、そうなの?」
「おっと! よく見てるじゃないか。そうそう、僕の家はお金持ち、ロボットからサイバネティック、宇宙船まで工業用品なんでもござれ! の飴屋だけど、それで?」
「っていうことはたぶん、専用の通信回線とかそう言うのだって持ち合わせは……、ありそうな顔してるッスね。じゃあたぶん、遠隔で操ってるってことじゃないッスか?
それでいて仙境館に本人がいないっぽいのだとすると、本体は実家のグループのどっかにあって、出られない事情がある、と」
「うーん、うん! ほぼ正解だからそれでいいかな。
察しの通り、僕は今自社の衛星回線を使って、リアルタイムに脳派パルスを『量子的操作』転送しているんだ」
語られた彼の経緯についても、これといって(ガバを)恐れる所が無くて安心する。十三歳で事故に遭い昏睡状態。以降、今から約二年前に「電子領域で」目覚めるまでの七十二年間は何もない。
「と言う訳で、実年齢で言うと85歳なんだけど、精神年齢は13歳くらいなんだ。
まあ普段は趣味で二十代半ばくらいの姿をとってるけどね」
「へぇ……」
「でも、それって現状だとまだ殺されれば死ぬッスよね」
私の疑問に、ハハ、とウィンクをかましてくる壮年な一空教授。
「雪姫様いわく、僕はどうやら『電子の精霊』に昇華される素質があるらしい。確か何だったっけ……、電子の海で目覚めて数時間で、おおよそ大人が学習しうる知識やらをある程度の専門まで極めるほど取り扱えるのは、人間の精神性を逸脱しかかってる、とかだったかな。
ホルダーのナンバーズ加入はその青田買い的なやつらしいね。僕としては、意識が消えてから今まで生かしてくれたこの世界に、何かお返しできるものがあれば良いっていうのも大きいんだけど」
「――――皆、揃っていますね……おや?」
「とりあえず夏凜ちゃん先輩は存在感消すの止めてもらって良いッスかね……」
ぬ、と背中から私の両肩を掴んで現れた夏凜に、ぎょっとする九郎丸と一空。おそらく瞬動術系の何某かを使用しているのだろうが、あまり良い気分ではないのと、九郎丸がもっと頑張らなきゃみたいな顔してるせいで何故か胃が痛い。
「キリヱを知りませんか?」
「そう言えば」「あれ……?」「ははーん……」
何やらしたり顔の一空に、私の肩に顎を置いて顔だけ乗り出す夏凜……ってそのべたべたした距離感止めて! そろそろ本当に限界だからァそういうのッ!(魂の叫び) なんなら九郎丸が少しむっとした顔で近寄ってくるのも止めてもらいたいのだが、このあたりは口に出せば出すほど墓穴を掘ることになるってチャン刀、知ってる。(???「言っても言わなくても泥沼だがねぇ」)
「キリヱちゃんアレでシャイというより、プライドが高い所があるからね。色々と愕然としてるのかもしれない」
「「愕然?」」
首を傾げる私と九郎丸を他所に「なるほど」と納得したらしい夏凜。一度本館の方へ駆け足してから数分後「さぁお披露目よ」と手を引き現れたのは。
「…………な、何ヨ」
おそらく見栄を張って注文しただろう大きめなサイズのブレザーに着られて、スカートの裾すら覆い隠されてしまって色々アレな恰好をしたキリヱだった。絵面が完全に「ちびっ子の妹がお姉ちゃんの制服を着用してる」ような見た目であり、からかうように笑えてるのは一空くらいである。
「あー…………」
「な、何か言いなさいよ! むしろあっちみたいに笑われた方がせいせいするわ! そんな同情してるみたいな目で見ないでよォ!」
「まぁ……、ウン、がんばったで賞」
「どういう意味よっ!」
結局この後、雪姫(本体)サイズのブレザーを借りて決着した。
雪姫関係のルート分岐に関するアンケです。投票結果も考慮して今後の展開に反映させます。※展開が何を意味するか分からない程度に濁してますが、当該話になったら詳細説明します。
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ガバの洪水に呑まれるコース
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ガバの洪水を振り切るコース
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ガバと和解して親子になるコース