アグレッシブなロメオ   作:猫大好き野郎

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前回の投稿から日が空いてしまい申し訳ありません。


4話

「とーちゃーん!」

「マカオー!どこだー!」

「うーんいないわね、と申しております」

「吹雪きが強くて空から捜せないよ」

 

マカオを捜しはじめて1時間近く。山自体は小さくても吹雪きが強く視界がかなり悪い。

 

「おいルーシィ、寒いなら帰れよ」

「いやよここまで来て帰るなんて、と申しております」

「ていうかその精霊の使い方あってるの?」

「オイラは間違ってると思うな」

 

途中から寒さに勝てず呼び出した精霊、時計座のホロロギウムの中に避難しているルーシィが…

 

「ウホッ!」

「キャァ!、と申しております」

「いきなりなんだ⁉︎」

「ウホッ、いい女」

「えっ?ちょ、まっ、助けてー!、と申しております」

「ルーシィ姉!」

 

突然現れたゴリラの化け物「バルカン」にルーシィが攫われる。

 

「待ちやがれ」

「ナツ兄、まって!」

 

 

 

ルーシィはハコベ山の洞窟まで連れ去られ、ホロロギウムは時間通りに帰ってしまう。

 

「くっ、主人の危機くらい頑張りなさいよ!」

「邪魔者、いない。オデ、女好き」

「ちょっと近寄らないでよ!」

「ウホホ!」

「やっと追いついたぞ!」

「ウホ?」

「ルーシィを返せ!」

「あと、マカオはどこだ!」

 

ナツ兄、とーちゃんがついでになってるよ…

 

「ウホ、コッチ」

「なんだ?話わかるじゃねぇか」

 

バルカンの言うことをほいほい信じてしまうナツ。

 

「ココ」

「あん?なにもねぇぞ?ってウワァァ⁉︎」

「ウホッ、邪魔者一人消えた」

「ナツゥゥ!」

「ナツ兄!」

 

そして、谷につきおとされてしまうナツをハッピーが慌てて助けにいく。

 

「くっ、私だってやるときはやるのよ!開け、金牛宮の扉タウロス‼︎」

「ンMO!」

「ウシ邪魔、オデの女!」

「おれの女ですと?おれの乳といっていただきたい!」

「関係無いでしょ‼︎」

 

精霊を呼び出したルーシィだが呼び出す精霊を間違えたかも、と後悔しそうになっている。

 

「俺もいるぞ!」

「ガキ、もっと邪魔、きえろ」

「ンMO!私もいますぞ!」

「早く何とかして‼︎」

 

斧を構えバルカンに斬りかかるタウロスと炎を生み出し投げつけるロメオ。

 

「ウホッ、当たらない」

「いちいちムカつくなぁ!」

 

滑稽な動きで攻撃を避け回るバルカンに苛立つロメオ。しかも

 

「うおりゃ!やっと帰ってきたって

なんか化け物増えてる⁉︎」

「MO!?」

「それ、仲間!」

 

タウロスは帰ってきたナツの一撃により撃沈。

 

「なにしてくれんのよ!」

「悪りぃ、つい」

「ついじゃないわよ!ムキー!」

 

暴れるルーシィと適当に謝るナツ。

 

「ウホッ、オデ男嫌い」

「知るか!火竜の鉄拳‼︎」

「ウホッ⁉︎」

「ナイスナツ兄!紫の炎拳(パープルナックル)‼︎」

「ウホホ⁉︎」

 

ナツとロメオの絶妙なコンビネーションでバルカンをぶっ飛ばした。

 

「ウホッ、本気出す!」

「させるか!」

「まってナツ兄!」

「んだよ⁉︎」

「こいつは俺が倒す!」

「…よし、ぶちかませ!」

 

ロメオが一人で倒すと宣言しナツが激励を飛ばす。

 

紫の炎(パープルファイア)‼︎」

「ウホ⁉︎」

紫の炎(パープルファイア)包囲網!」

「ウホゥ!」

 

ロメオの凄まじい攻撃にバルカンはどんどんボロボロになっていく。

 

「凄い…」

「あい、あんなに小さいのにね」

「魔法に歳なんて関係無ぇ、有るのは想いの強さだってじっちゃんが言ってた」

「そこまで、お父さんのことを…」

 

そしてロメオの最後の魔法が命中して、バルカンが遂に倒れる。

 

 

「やったぁ‼︎」

「あれみて!バルカンの身体が!」

 

バルカンの身体が光って姿を変えていく。そしてなんとマカオに変わった。

 

「とーちゃん⁉︎」

「マカオ!大丈夫か!」

「バルカンは接収(テイクオーバー)して生きるモンスターなんだ…」

「…すまねぇ…こんな情けない姿を…」

「酷い傷…!」

「とーちゃん!今助けるから!」

「…ロメオ⁉︎…なんでここに…‼︎」

「喋るな!今からちっと痛ぇけど我慢しろよ!」

「ぬぅ!グッ!がぁぁぁぁ‼︎」

「とーちゃん頑張って!」

 

かなり危険だがナツの炎による止血は効果的だった。

 

「ルーシィ!包帯!」

「わかった!」

 

そしてルーシィの応急手当で何とか一命を取り留める。

 

「よかった…とーちゃんが無事で…」

「すまねぇロメオ。情けない親父で…」

「そんなことないよ!一人で何匹も怪物を倒したんだから!」

「そうか…今度いじめられたら言ってやれ!お前の親父は怪物19匹倒せるのか!ってな」

「違うよとーちゃん」

「なにがだ?」

 

今のセリフに何処かおかしいところはあったのか、と考えを巡らせるマカオを尻目に満面の笑顔でロメオら宣言する。

 

「お前ら親子は怪物20匹倒せるのか、だよ!」




また日が空くかもしれません。でも頑張ります!

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