超戦艦:富士   作:小説七つ球

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なんか半年たってて草

夏イベは土壇場でE-3(丙)をクリアして終了。
イベが終わる六時間前に装甲破砕ギミックの存在を思い出す

Sマスから手を付けようとしたら編成ミスってボスマス直行

北上様が旗艦をぶちのめしてゲージ破壊


鎮守府へ

 天龍達と合流した富士。お互い自己紹介を済ませたが、天龍達にはさらなる疑念が募るばかりであった。富士と名乗った艦娘の持つ明らかに長門型の41cm砲より口径が大きい三連装砲。彼女が未だ建造、あるいはドロップしていない大和型の大和、あるいは武蔵であったのならそれが46cm砲だということで片付いただろう――だとしてもなぜ主砲が四基あるのかは説明できないが――。

 

 しかし、その艦娘は超大和型戦艦(・・・・・・)である富士型戦艦の一番艦、富士と名乗った。そんな艦は天龍の知る限り存在しない。まして、それが超大和型戦艦ともなればだ。超大和戦艦は戦中に計画こそあったが終ぞ建造されることはなかった幻の戦艦だ。

 この世界に現れた艦娘は国籍は異なっていても全てかつてこの世界に実在した軍艦の名を冠した者のみである。だが、前弩級戦艦の富士は存在するが、超弩級戦艦富士は存在はおろか、計画すらされていない。そもそも前弩級戦艦富士は古すぎて(進水日1896年3月31日)現れていない(近年イタリアにて弩級戦艦コンディ・カブールが発見されてからは彼女が最年長の艦娘(進水日1911年8月10日)である)。

 ともかく、これ以上ここで考え事Wしていても仕方ないので詳しい話は一旦鎮守府に帰投してからということになった。

 

 

 

 

 

 一度鎮守府に帰投し、天龍達の入渠をすませてから改めて提督を交えて話をすることとなったのだが、彼女――富士の艦生と交えて語られた日本は天龍達が知るそれとは別物だった。

 

「…にわかには信じがたいが、それが君の生きてきた世界なんだな」

 

 あまりに突拍子もない話に思わずそう呟く横須賀鎮守府支部館山泊地の提督、小沢翔。彼は32歳という若さでありながら冷静な判断力・指揮能力と大胆な作戦展開によって北方海域をはじめとした数々の海域を開放することに成功。その戦果を認められ、横須賀鎮守府支部の提督を任されたという経歴を持つ言わば超エリートである。しかし流石に話が突飛過ぎたためか彼にしては珍しく険しい顔で眉間を抑えている。

 

「…とりあえず、上に話を通すまではうちで預かることになるが、構わないか?」

「えぇ。この世界がどんな感じなのかも見てみたいですし」

「そうか。それと、ついでに君の性能を見せてもらうための試験を行いたいのだが、構わないか?」

「構いません」

「わかった。それじゃ、試験の日程が決まり次第連絡する。それまではこの鎮守府内に限って自由に過ごしてくれて構わない。部屋は艦娘寮3階に空き部屋が一つあるからそこを使ってくれ。鎮守府の案内は天龍、任せていいか?」

「おう、良いぜ!」

「わかりました。天龍さん、よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 天龍の案内の元、工廠、食堂、浴場、艦娘寮、甘味処『間宮』、居酒屋『鳳翔』、倉庫等、鎮守府を一通り見て回った富士は、途中で合流した龍田や第六駆逐隊(暁・響・雷・電)の面々と共に夕食を食べることになった。

 

「それで…そっちの世界にも俺たち天龍型は存在したんだよな?」

「存在しましたよ。私が生まれる前に横須賀で解体されましたが」

「え…」

「そもそも旧式すぎてあのまま現役だったとしても隔離されてたでしょうし」

「まぁ~…それは否定しないわぁ。事実そうだったしねぇ」

「天龍さんが固まっちゃったのです…」

「ねぇねぇ!私たちの話はあるの?」

「暁たちの話ですか?そうですね―――」

 

異世界の話に花を咲かせつつ、夜は更けていく―――

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