「なんだ今の…」
「ピエロ?」
「不審者にしてはやり過ぎな気が…」
そこで先生が気を持ち直した様に、クラスに告げる
「良いですか皆さん、授業は中止ですが、外に出るのは危険です今すぐ廊下側の鍵を全て掛けて下さい」
「はっはい」
「先生はどうするの?」
「こーいう時出て行って、最初に殺されるのって先生だよね」
「止めなさい」
先生はそう言うと教室に備え付けの電話を手に取る。
「駄目です、繋がりません」
「マジかよ~、だり〜スマホも圏外だし」
自分のスマホも確認するとこちらも圏外になっていた。
「ほんとに圏外だ」
皆がそれぞれスマホを確認していると、廊下から叫び声が聞こえて来た。
「ひっひぃ、やめてくれよ!」
その後に続いてぐしゃぐしゃっとナニカが潰れる音が聞こえて来た。
「えっえっヤバくね」
「すげー音近くなかったか」
その時、教室の後ろの扉ががしゃがしゃっと勢い良く開こうとする音が鳴る。
「なんであかねぇーんだよ!開けてくれよ!お願いだから!」
そこで皆んなはやっと、何時も遅刻して来るクラスメートを思い出し、急いで扉を開けようとする。
「今開けるよ!」
「待ちなさい!」
突然先生が扉の前に立ち、生徒達の動きを静止した。
それに皆が驚きそれぞれに非難の声を上げる。
「なんでだよ、入れてやれよ!」
「生徒の事心配じゃないの?!」
「あんなにお願いしてるのに…?」
最後の生徒は何か気が付いた様に、扉から離れる。
「いだぃ、いでぇよお…」
「え?」
教室の外から聞こえて来る声に、皆が動揺する。
「…やはり」
「先生やはりって…」
「やはり彼はもう…」
「うそっ…学校の中にさっきの不審者が入って来てるの?!」
皆がざざっと波を引くように扉から離れる。
「いえ、それでは校門から教室までの移動スピードが速すぎます」
「じゃあ何人もいんのかよ!」
「おそらくは…」
その時教室の外から悲鳴が聞こえて来た。
「ひぃ…もうやめて下さい…!」
「へへへあははは!」
その後に続いて、グシャッとひと際大きい音が聞こえて来る、その音にクラスメート達から悲鳴が上がる。
「きゃー!」
「マジやべーじゃん!」
「先生あれって…!」
ダンっと扉にナニカがぶつかる音がして、扉と床の隙間から血が侵入してくる。
「落ち着きなさい!皆さん騒がずに!」
ガチャガチャと扉から音がして、何者かが侵入しようとしている。
「あけてよー、あはは」
ガチャガチャと扉から音が続く。
その後急に
「あけろ!」
と男の急変した荒らげた声が聞こえた。
夢はここまで、これからは創作
ヒロインほしいのですか?
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欲しい
-
欲しくない