JK農家のふぁんたじーな日常生活~異世界から帰ってきたら何故か幼女魔王がついてきた。それでも私は農家を目指す!~   作:ボコォ

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7 相方がヤバい

 【天候操作系の魔法】

 私が異世界<エルタニア>で農家として過ごしていたころ、作物の成長面などでよくお世話になった。普通に使ってもそこまで危険性はないような気がする。

 

「天候操作系の魔法は、太陽で土地から水分を消滅させたり、大雨や洪水で都市を水没させる……等々、間違った使い方をすれば普通に災害を起こせますよ」

 

 笑顔でさらりと怖い事を説明する受付嬢に、私の顔は引きつってしまう。でも言われてみれば、雨とか風とか暑すぎるとか寒すぎるとか……天気って人々の生活に大きな影響をもたらしてるような気がする。こうして聞くと、天候操作って結構強力な魔法に聞こえるのだ。

 

 天候魔法の説明後、沈黙が周囲を支配していた。その沈黙に耐えきれず、琴音ちゃんが質問を投げかけたのだ。

 

「<禁忌魔法>とやらに、代用の物はあるのじゃろ?」

 

 <禁忌魔法>は、強力な魔法を規制するためにある「法律」なのだが、その同名の「能力」を琴音ちゃんは持っている。こう発言をした異世界出身の彼女は、そういう系のチート能力があると使いたくなるらしい。

 

「はい! それらは<秘術能力>と呼ばれており、<禁忌魔法>を物凄く弱体化させたものとなっていますよ」

「それって、普通の『能力』とは何が違うの?」

 

 厨二くさい名前に私は苦笑してしまう。

 

「使用者によって、その力が変わるということですね。 具体的には……使用者の魔力量が多いほど効果が強力になるのですよ」

「つまり、魔力が最大値まで(カンスト?)している琴音ちゃんの場合だと……?」

「<禁忌魔法>とほとんど変わらない威力のものが使えますね」

 

 つまり、琴音ちゃんが使えば<禁忌魔法>と変わらない……。すなわち、使ってしまうと、色々な問題が発生るのでアウトとなるのだ。絶対に……いや、万が一の時以外は使うなと、念を押したのである。

 

「琴音ちゃん、それ緊急時以外で絶対に使っちゃダメだよ。いい?」

 

 私は先生のような口調で、琴音ちゃんに念を押す。何か起こる前に釘を刺した。起こってからでは、何もかもが遅すぎるのだ。

 

「……分かったのじゃ」

 

 少し不服そうではあるが、琴音ちゃんはうつむきながら納得したのである。だが、本当に分かっているのか、不安が私の中にあった。なぜなら、『魔王の血が騒ぐのじゃ〜』とか言い、突然<禁忌魔法>を使ってしまいそうだからである。私の中には不安が少し残っていた。

 

 =====

 

「ふと思ったのじゃが、ヒナのステータスってどうなってるのじゃ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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