逸般UPOプレイヤーがNWOをプレイする話 作:LR44(ゆっくり)
パソコンで作ったのでスマホではうまく見えないと思います。
《追記》スマホを横向きにすればちゃんと見えることが判明しました。
| 検証勢交流用サーバー | #検証手伝い募集
|
| vテキストチャンネル #未確定情報交換所 #攻略サイト追記内容まとめ #検証手伝い募集 #雑談部屋
| 製作担当 すいません、どうしても今すぐ必要な素材がありまして。 製作担当 どなたか採掘の護衛頼めますか? モンスター担当 俺は行けますよ。新大陸ですか? PvP担当(仮) 私も大丈夫ですよ。丁度新大陸で辻PvP中ですし ペット・テイム担当 私も丁度暇してますし、同行できます。支援役も必要でしょう 味担当 私も行けます。で、どこ集合ですか? 製作担当 新大陸の洞窟エリア前でお願いします
| オンラインー5 製作担当 モンスター担当 PvP担当(仮) ペット・テイム担当 味担当 オフラインー10 SAN値担当 死亡時挙動担当 ・
|
NWO第4回イベントまで後1週間程なある日。俺はUPO内の【すてら☆あーく】にてNWO攻略サイトに情報を纏めていたところ、検証勢仲間なウルスさんから連絡を貰った俺は、新大陸へと急行した。
「皆さん、お集まりいただきありがとうございます」
因みにだが、検証勢の情報交換に使っているディス●ードでは主に検証している事を名前に使っていたりする。ウルスさんは製作担当、名前をウルカヌス*1から取ってるくらいだし。ステータスもDex偏重のDex Lukの準極とかいう製作のことしか考えてないステ振りしてるしな。
「纏める情報にも目途がついてきた所ですし、丁度良かったですよ」
俺は少し前は物理演算担当だったけど、今はモンスター担当だ。正直定期的に変わってるから皆アイコン画像で判断してると思う。
因みにアイコン画像はバトスピの『風魔ツバクラ・クロー』ってカード。相手の効果でデッキから破棄されたらライフ1点、相手メインステップなら更に1点っていうデッキ破棄メタカード。おまけで召喚時1コアブまで付いてるおかげで腐りにくいのが嬉しいカードだ。緑デッキに入れて見てもいいし、忍風持ちだからクワガスレイヤー=サン軸の忍風デッキに入れてもハズレにならないのはかなり嬉しい。
夕凪がデッキ破棄にはまってた頃、似た効果のオカピエン*2と一緒に両方3積みして、ネクサスメタガン盛りにしたデッキ*3使った結果夕凪のトラウマカードになってたりする。
「私も暇してたし。っていうか今さらだけど、私検証勢じゃないのにここにいるのちょっと場違いな気がするな……」
ナギはPvP担当(仮)。正確には検証勢じゃあないんだが、PvP回数全プレイヤートップは伊達じゃなく、誰よりもPvPについての知識はあることから俺たちの間では検証勢(仮)みたいな扱いだ。
「私は逆に忙しい方が少ないですしね。あ、私が支援を受け持つので飛燕くんは攻撃に参加しちゃって下さい」
デ●スコードではペット・テイム担当を名乗っているのはシルクさん。虫系のペットやテイムモンスターに分身スキルと自爆することにより回復や支援を行うスキルを持たせて支援を行うプレイヤーだ。テイム特化なのでステータスもLuk偏重のLuk Minの準極とかいうちょっと正気を疑う振り方だったりする。ついでにリアルではクラスメイトだったりする。休みがちなせいでそこまで頻繁に学校で会う訳じゃないが。
「ここっておいしいモンスターがいるんですよね。お土産にしましょうか」
味担当を名乗ってるのはリンさん。翡翠さんの後追いでプレイヤーやモンスターを食べる事を楽しんでいる人で、その楽しむ心が行き過ぎた結果検証勢になっちゃった人だ。前衛弓使いとかいうかなりユニークなプレイスタイルで、Agl偏重のStr Agl準極っていう前衛としてはかなり頼りになる人だ。 正直今の直受けタンクが不遇な環境では耐久力はナギ以上にあるかもしれない。
「ところで、何を取りにこんなところまで?」
「それはですね、『純白鉄』ってあったじゃないですか」
ああ、あったな。新大陸で取れる『赤鉄』『青鉄』『黄鉄』を全て同じ割合で配合して合金にすると出来る『白鉄』から不純物を取り除いて純度99.9%以上にすると出来る鉱石だったはず。確か作成の手間の割に性能が微妙過ぎるから合金専用なんじゃないかって言われてたな。
「それと『極彩色の鉱石』に『黒鉄』とで何かできるんじゃないかって言われてた鉱石ですよね?」
「そうですね。その使い方がようやく判明しそうなんですよ」
そうだそうだ、シルクさんが言うまで忘れてたけどそんな話もあったっけ。新大陸で取れる属性付き鉱石を全種同じ割合で合金にして出来る『極彩色の鉱石』と、旧大陸からわりかしとれる『黒鉄』とで名前に関連性があるから、合金にすれば何かできるんじゃないかって一時期話題になったな。
結局あれは空振りに終わったはずだけど……?
「ついさっき鉄をいじってる時に判明したんですが、ここの最奥の採掘ポイントから採掘した黒鉄だけは純度99.9%以上にすると『純黒鉄』って鉱石になったんですよ。ですが、残念ながらそれ以上の検証ができる程『純黒鉄』が確保できなかったので……」
「それで採掘に来た、って訳なんですね」
成程。特定の場所からのアイテムは名前は同じでも内部データ的には全く別物の可能性がある、か。アイテム関係の検証してる人はこれから忙しくなりそうだな。
「ええ。ここのモンスターは面倒な仕様があるでしょう? 他の所なら自作のアイテムを使えば採掘してくるくらいならできなくはないですが、流石にここはキツイんで」
「そういう事なら任せてください。しっかり、護衛しますよ」
ウルスさんの言う『面倒な仕様』、というのは『新大陸洞窟エリアのモンスターは採掘音に引き寄せられ、ヘイトを無視して採掘者に攻撃してくる』というもので、一時期これを利用したレベリングが流行ったおかげで新大陸組にとっては知らない人はいないレベルの仕様だ。
「では、私とナギちゃんが前衛するのでウルスさんを間に挟む形で飛燕くんとシルクちゃんは付いて来て下さい」
「斥候スキルは無いけど、そんじょそこらの攻撃じゃびくともしないから、安心して付いて来て下さいね」
普段斥候系をペットに一任してる立場からすると斥候系スキルを育ててる前衛がいるってのは凄い心強いな。
その後、特に問題もなく最奥へとたどり着いた俺たちはウルスさんの採掘音に引き寄せられてくるモンスターを延々と狩り続ける作業に入っていた。とは言え、そこまで厄介なモンスターもいないのでかなり余裕はあった。
「そういえばNWOの方も近々イベントでしたっけ? どんな感じです?あ、ナギちゃん、一番奥の奴狙いますので射線開けてください」
背中に背負った箱からバフ・デバフを撒く虫を飛ばしながら、手に持ったマークスマンライフルを撃っているシルクさんがそんなことを聞いて来た。因みにシルクさんが撃ってる銃弾は素材を生み出すタイプのスキルを持ってるペットからの現状最高クラスの素材と新大陸素材を使用した毒弾らしい。つまりユキさんの爆弾と似たようなものだな。
「そうですね……正直連携とかからっきしなのはちょっと心配ですね。後は、単純に絶望的なまでに後衛がいません」
「だね。私と飛燕は別として、メイプルちゃんがシステム的に、サリーちゃんは技術的に飛びぬけてるけどその分連携とかしてこなかったせいで
敵を粗方倒し終わって手持ち無沙汰になったナギが俺の言葉に補足をしてくれる。極振りクラスの飛びぬけた戦闘能力――というかもはやソロじゃないと
特に今回のイベントでは大勢のプレイヤーからひっきりなしに狙われる可能性もあるんだから、連携は出来るに越したことは無いんだが……
「連携の方はどうにもなりませんが、後衛が足りないって話なら私は協力できますよ?」
「え! 本当!?リンちゃん!!」
「ええ。ちょっとどんな味があるか気になって少しだけプレイしたんです。結局すぐやめちゃいましたが」
……この人翡翠さんの後追いだし、きっとNWOでも色々食べてるんだろうな。つまり、メイプルさんみたいなぶっ飛んだスキルを持ってるだろうし……。絶対ヤバい(確信)。
「そうなんですか。私も何かできればいいんですが、今月ちょっと課金もしたのでゲーム買うのはちょっと厳しいんですよね」
「あ、それならさ。飛燕!!」
シルクさんは厳しいのか……
と、そう思ってるとナギが何かを訴えるかのようにこっちを見て来た。何かあったっけか?……あ!
「あぁ、そういやアレがあったな。シルクさん、それならこの間の夏祭りでNWOのソフトが手に入ったので、良ければお譲りしましょうか?」
「ありがたいですが、いいんですか?」
「ええ。特にこれといった使い道もありませんでしたし」
「それなら自分はパスで。NWOって鍛冶の自由度が低いみたいなんですよね」
この間の夏祭りで手に入ったNWOのソフトでシルクさんもOK。ウルスさんは予想してたけどパス。ってことは後衛も出来る前衛と純後衛が増える……ってことでいいのかな?かなり心強いな。
今回のディスコード再現は『アラサーがVtubernになった話』を参考に頑張ってみました……が、これ書き終わった直後銀鈴さんが再現率ヤバいディスコード再現を小説で使われたので急遽ディスコードのスクショとにらめっこしながら2時間程かけて作り直しました。
まさか表と水平線を組み合わせることでディスコードの仕切り線の両端が離れてるのを再現できるとは思いませんでした。
そういや、極振りのにゃしいさんと、ヒャッハーのカレット(炎属性に特化しすぎた魔法使いなヒャッハー)と、防振りのミィって全員炎系(一人だけ爆裂だけど、炎っぽいって事で)魔法使いですが、ミィ一人だけ派手さが一段も二段も下な気がしたんですよ。折角の二次創作ですし、爆裂魔法や白竜崩に負けない必殺技をミィにも与えるべきかと一瞬考えましたが、面倒になったので止めました。
《追記》つい先日発売された新作trpg『ヴィジョンコネクト』なんですが、MMOを舞台にしたtrpgというだけあって本作にも使えそうなネタが多めで面白そうです。頑張れば本作のキャラを再現して遊んだりできそうですね。
<今回のオリジナル要素&ネタ解説>
・ウルス
製作関連の検証を行うDex偏重のDexLukの準極プレイヤー。戦闘能力は皆無だが、その分製作に特化しているため、れーちゃんクラスとまではいかなくとも非常に高性能な装備を作成できる……のだが、基本的に彼と交流のある検証勢は【すてら☆あーく】とも交流があるためれーちゃんに依頼できるコネがあることが多いのが最近の悩み。見た目はバトスピの『創界神ヘファイストス』のイメージ。
・風魔ツバクラ・クロー
本文に説明がある通りのカード。中の人が忍風デッキはかなり好みなので、よく使っていた頃デッキ破棄メタとして採用していた。『初代甲蛾頭首クワガオキナ』が妨害してる間にクワガスレイヤー=サン(『甲蛾頭首クワガスレイヤー』というカード。その名前から友人との間での呼び名がクワガスレイヤー=サンになってた。)で大量のスピリットを横並びしていた。
バトスピを知らない人向けの解説になるが、バトスピは二代目アニメのエンディングで『デッキ破壊だ青属性』という歌詞があるレベルでデッキ破棄を運営が押している珍しいカードゲーム。青のメイン戦略は連続攻撃とデッキ破棄。ちゃんと大会でも結果を残していて、ブロック時に10枚、アタック時には11枚+αのデッキ破棄を行うカード(1枚制限)や、召喚時に無条件12枚デッキ破棄を行うカード(無制限)。召喚時最大15枚、アタック時最低1枚のデッキ破棄を行うカード(無制限)などが存在する。その分デッキ破棄メタやデッキ破棄メタのメタも数多く存在する。因みにツバクラ・クローとオカピエンの話は実話。
・シルク
ペット・テイム関係の検証を行うLuk偏重のLukMinの準極プレイヤー。虫系のモンスターが覚えられる分身スキルを活かすため、自爆によって支援効果を発動させるスキルを取得させている。状態異常特化のユキ、ダメージ特化の時雨とはまた違った虫系ペットの育て方。因みに本体は背中に背負った箱に隠れており、分身だけが外に出ている。マークスマンライフルを用いて毒弾による毒付与も行う。リアルでは飛燕や夕凪のクラスメイトで、名前は『胡蝶 絹香』。見た目は凍京ネクロSMの『蝶名橋オシラ』のイメージ。
・リン
モンスターやプレイヤー、アイテムの味に関する検証を行うAgl偏重のStrAglの準極プレイヤー。前衛弓使いという珍しいプレイスタイルで、検証勢のみでパーティーを組む時にはタンクを受け持つことが多い。一応後衛が出来ない事も無い。口調は頑張って翡翠ちゃんの真似をしようとしているだけなので結構ぶれる。見た目は宝石姫の『フォスフォフィライト(浴衣)』のイメージ。名前もフォスフォフィライトの和名である燐葉石から取ったもの。