戦わない最強戦士   作:223系新快速

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第33話 IS学園プリキュア化作戦

ナギ「坂上さん、今日も特訓しよう。」

あゆみ「いいよ。」

シャルロット「あゆみ、僕との特訓はどうするの?」

 

シャルロットさんがちょっと心配そうな顔をしている。

 

あゆみ「それも大事だけど、皆の向上心に応えないわけにはいかないよ。それに、私達の連携は夜でもできるしね。」

シャルロット「それもそうだね。じゃあ、1人で訓練しているよ。」

 

という訳で、今日もクラスメイトと特訓だ。

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

~アリーナ~

あゆみ「今日は連携の特訓だよ。」

玲美「何をするの?」

あゆみ「パートナーの状態の把握だよ。タッグマッチの場合、ペアを組む相手がいつどこにいるのか、常に頭に入れておく必要がある。」

理子「結構大変ね。」

あゆみ「でも、これが出来ないと同士討ちになる。」

さゆか「オルコットさんがやらかしていたものね。」

あゆみ「それで、時間もないし、今この場でペアを決めようと思う。」

 

清香さんと神楽さん、静寐さんとナギさん、さゆかさんと理子さん、玲美さんと癒子さんがペアを組むことになった。

 

あゆみ「今日も4機。皆かなり機体制御できるようになったから、全部乗ってね。」

 

まず清香さんと神楽さん、静寐さんとナギさんのペアが乗ることになった。

 

あゆみ「まずは手を繋いで、アリーナを何周かすることだね。」

神楽「え、それだけ?」

あゆみ「うん。その代わり、慣れてきたらだんだん速度を速くして。」

清香「分かった。」

 

4人が動いている。

 

あゆみ「待っている間、お互いのことをもっとよく知ることだね。」

理子「というと?」

あゆみ「相手の好きなこととか、小さいころの経験とか、そういうことを話すんだよ。」

さゆか「いつもやっているけど?」

あゆみ「ペアを組む相手にしか言えないようなことを言うんだよ。これが出来ないと、本当の意味での連携はできない。」

癒子「分かった。」

 

4人が話していると、機体に乗っていた4人が戻ってきた。

 

静寐「駄目、歩調を合わせられない。」

ナギ「連携って、難しい…。」

あゆみ「そっか。じゃあ、交代だね。」

 

機体に乗る人が交代する。

 

あゆみ「しっかり見ていてね。」

 

今機体に乗っている4人はお互いのことをよく知ったためか、動きがスムーズだ。

 

清香「嘘、私達より息が合っている。」

あゆみ「お互いのことをもっとよく知るためにお喋りしたんだよ。」

 

プリキュアはお互いのことを知れば知るほど距離が近くなり、絆が固くなって強くなる。ISも同じだとすれば、このやり方が一番だ。

 

神楽「私達もするわよ。」

 

その場にいた4人が頷く。

 

 

あゆみ「皆、連携は取れてきたようだね。」

「「「うん。」」」

 

最初のうち、並んで飛ぶことも出来なかったが、今は手を繋ぎながら瞬時加速(イグニッション・ブースト)をすることもできる。他の1年生には多分無理だろう。

 

あゆみ「じゃあ、今日はここまでかな。トーナメントまで時間の許す限り続けるよ。」

「「「また明日。」」」

 

皆が戻っていく。

 

あゆみ「ラファール、私の指導、合っているかな。」

ラファール7「これ以上ない正解ですよ。お互いのことを深く、深く知るほど私達も力を出せますから。」

あゆみ「別の世界で戦っていたころの私や、私の親友と同じだね。」

 

さてと、夕食を買ってシャルロットさんと作戦会議だ。

 

~1020室~

パンを買って自室に戻ると、シャルロットさんが先に待っていた。

 

シャルロット「大分気合が入っていたね。」

あゆみ「自分が頼られる、これ以上に嬉しいことはないよ。あ、本音さんは?」

シャルロット「私はおじゃまなのだ~、って言って、消灯時間ぎりぎりまで外出しているって。そういう気配りもできるんだね。」

 

本音さん、ありがとう。

 

シャルロット「さてと、戦術だね。」

あゆみ「うん。基本的には私が前に出るけど、中には私のことを無視するペアもいると思う。」

シャルロット「となると、僕は短時間とはいえ二対一になる。」

あゆみ「それで、私が体当たりを仕掛ける。それも、はったりじゃなくて本気でぶつかりに行く。これなら、向こうも私を無視できない。」

シャルロット「問題は専用機にもこれが通用するかだね。」

あゆみ「訓練機とは比較にならないからね。それについてはもっと詰めないとね。」

 

~清香と神楽の部屋~

清香「私達は付き合い長いし、もっと上に行けるはずよ。」

神楽「ええ。こんなのどうかしら。」

 

~ナギの部屋~

ナギ「間合いをいかにして詰めるか。」

静寐「瞬時加速(イグニッション・ブースト)をどこで使うかが鍵ね。」

 

~理子の部屋~

さゆか「背後を取られなければ勝てる...。」

理子「だけど、お互いを見れない状況をどう対処するかよね~。」

 

~玲美の部屋~

玲美「挟み撃ちがいいよね♪」

癒子「でも、下手を打てば同士討ち。」

 

皆が少しでも上を目指そうと作戦を考え、夜は更けていく。

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