戦わない最強戦士   作:223系新快速

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第47話 皆vs織斑一夏

一夏「まずは箒だ。」

あゆみ「頑張ってね。」

箒「ウム。」

 

~ステージ~

一夏「箒、あの告白は嘘だったのか。」

一夏が私を睨んでくる。

箒「お前が不甲斐無さすぎるから見捨てたのだ。」

 

ピーッ

 

「試合開始!」

 

一夏「うおおおお!」

箒「お前は以前の私にそっくりだ。ならば、過去の私を乗り越えるためにも…。」

 

バシィ

 

私の攻撃がクリーンヒットする。

 

一夏「うぐっ…。」

箒「この勝負、勝つ。」

 

そこからは私の一方的な攻勢だった。私の鋭く、正確な太刀捌きに、一夏は零落白夜を出す暇もなく、あっという間に負けた。

 

「試合終了!勝者、篠ノ之箒!」

 

箒「弱い。やはりあゆみを選んで正解だな。」

 

~ピット~

シャルロット「お疲れさま。」

箒「ウム。」

あゆみ「箒さん、何か吹っ切れたように動きが鋭かったよ。」

箒「ああ。アイツを見ていると過去の弱い私に思えてきてな。あの頃の私を乗り越えるためにも、絶対に負けたくなかった。だが、お前の周りにいる者と比べると私はまだまだだ。もっと精進せねば。」

あゆみ「そっか。もっともっと強くなろうね。」

 

私が箒さんに抱き着く。

 

箒「ウ、ウム。」

 

あゆみの手、あったかい。

 

鈴「あ~、ずるい。」

セシリア「抜け駆け禁止ですわ。」

あゆみ「試合が終わったらちゃんと全員にやるよ。」

ラウラ「絶対だぞ。」

一夏「次はセシリアだ。」

 

それを聞いて全員がムッとする。

 

セシリア「親しい仲でもないのに呼び捨てなど…。」

ブルー・ティアーズ「ぶっ潰しますわ。」

 

私は勢いよく飛び出します。

 

セシリア「親しくない相手を呼び捨てとは、感心しませんわね。」

 

ピーッ

 

「試合開始!」

 

一夏「遠距離射撃型は懐に入れば脆いぜ。」

 

そう言って加速してきます。ですが、あゆみさんの瞬時加速(イグニッション・ブースト)に比べれば、生ぬるいですわ。私は間合いを開け、ビット兵器で狙い撃ちします。

 

一夏「くそっ、なんで詰められないんだ。」

セシリア「分かっていませんわね。偏向射撃(フレキシブル)の出来るスナイパーは、そうやすやすとは相手を近づけさせないだけの技術を持っているのですわ。1年生の中で私の懐に入ってこられるのは、えげつないまでの急加減速とアクロバティック飛行のできるあゆみさんだけですわね。」

 

彼がどの向きから突っ込もうと、ビット兵器が正確に狙い撃ちします。偏向射撃(フレキシブル)もいらないほどの素直な攻め。あっという間にシールドエネルギーが尽きました。

 

ピーッ

 

「試合終了!勝者、セシリア・オルコット!」

 

セシリア「偏向射撃(フレキシブル)の出番なしとは、想像以上に弱いですわね。ライフルだけで相手しましょうか。」

 

~ピット~

シャルロット「想像以上に弱いね。」

ラウラ「遠距離射撃型は懐に入れば弱い。それは正しいが、そんなことぐらい射撃側も分かっているから、対策はする。あの程度で懐に入ろうなんて甘すぎる。」

あゆみ「偏向射撃(フレキシブル)なしで勝つなんて凄い。」

セシリア「まあ、彼の動きが単調でしたから。ですが、あゆみさんに褒められると嬉しいですわ。」

一夏「次は鈴だ。」

鈴「さっさと片づけてくるわ。」

 

~ステージ~

鈴「やっぱさっさと見限って正解だわ。」

一夏「鈴まで…。」

「試合開始!」

 

ドォン ドォン

 

鈴「はあ、あの時から何にも学習していないわね。」

 

あの時と同じやられ方をしている。このままじゃあっさり勝ってしまうけど、それじゃ面白くない。

 

鈴「アンタ弱すぎるからハンデあげる。この龍砲、撃つタイミングと角度が丸分かりなのよ。」

一夏「なんだと。」

鈴「でも、アンタには分からないでしょうね。」

一夏「なら、何が何でも見破ってやる。」

甲龍(シェンロン)「プッ、あゆみにしか見抜けない欠陥、アイツに見破れっこないよ。」

 

ドォン ドォン

 

アイツが弱点を見破ろうとしているけど、その前に被弾しすぎ。

 

ピーッ

 

「試合終了!勝者、凰鈴音!」

一夏「鈴、どこが弱点だよ。全然分からなかったぞ。」

鈴「あっそ。じゃあ、あんたの実力はその程度ってことね。」

 

~ピット~

あゆみ「弱点教えちゃっていいの?」

鈴「どうせあゆみにしか分からないんだし、大丈夫よ。」

あゆみ「うーん、だといいけど。」

鈴「それより、ハグしなさいよ。」

あゆみ「え、あ、うん。」

 

ギュッ

 

鈴「ああ~、癒される~。」

一夏「次はシャルロットだ。」

シャルロット「僕か。」

 

~ステージ~

シャルロット「今だから言うよ。あゆみは本当に僕のために頑張ってくれた。君なんか足下にも及ばないくらいにね。」

 

ピーッ

 

「試合開始!」

 

ギュン

 

彼が近づいてくる。

 

シャルロット「近づけさせないよ。」

 

ライフルやハンドガンを次々に呼び出し、使っていない間にリロードすれば、弾幕を薄くすることなく撃ち続けることができる。高速切替(ラピッド・スイッチ)の特長の一つ、砂漠の逃げ水(ミラージュ・デ・デザート)だ。

 

一夏「くっ、何が来るか予想できない。」

 

彼はこちらの弾幕を突破することができずに、あっさりやられた。

 

ピーッ

 

「試合終了!勝者、シャルロット・デュノア!」

 

何のプレッシャーもなかった。

 

~ステージ~

あゆみ「安定していて危なげない試合だったね。」

シャルロット「それがラファールの売りだからね。さ、僕にもして。」

あゆみ「うん。」

 

ギュウ

 

清香「ああ~、百合の花が咲き乱れている~。」

神楽「眼福眼福~。」

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