一夏「まずは箒だ。」
あゆみ「頑張ってね。」
箒「ウム。」
~ステージ~
一夏「箒、あの告白は嘘だったのか。」
一夏が私を睨んでくる。
箒「お前が不甲斐無さすぎるから見捨てたのだ。」
ピーッ
「試合開始!」
一夏「うおおおお!」
箒「お前は以前の私にそっくりだ。ならば、過去の私を乗り越えるためにも…。」
バシィ
私の攻撃がクリーンヒットする。
一夏「うぐっ…。」
箒「この勝負、勝つ。」
そこからは私の一方的な攻勢だった。私の鋭く、正確な太刀捌きに、一夏は零落白夜を出す暇もなく、あっという間に負けた。
「試合終了!勝者、篠ノ之箒!」
箒「弱い。やはりあゆみを選んで正解だな。」
~ピット~
シャルロット「お疲れさま。」
箒「ウム。」
あゆみ「箒さん、何か吹っ切れたように動きが鋭かったよ。」
箒「ああ。アイツを見ていると過去の弱い私に思えてきてな。あの頃の私を乗り越えるためにも、絶対に負けたくなかった。だが、お前の周りにいる者と比べると私はまだまだだ。もっと精進せねば。」
あゆみ「そっか。もっともっと強くなろうね。」
私が箒さんに抱き着く。
箒「ウ、ウム。」
あゆみの手、あったかい。
鈴「あ~、ずるい。」
セシリア「抜け駆け禁止ですわ。」
あゆみ「試合が終わったらちゃんと全員にやるよ。」
ラウラ「絶対だぞ。」
一夏「次はセシリアだ。」
それを聞いて全員がムッとする。
セシリア「親しい仲でもないのに呼び捨てなど…。」
ブルー・ティアーズ「ぶっ潰しますわ。」
私は勢いよく飛び出します。
セシリア「親しくない相手を呼び捨てとは、感心しませんわね。」
ピーッ
「試合開始!」
一夏「遠距離射撃型は懐に入れば脆いぜ。」
そう言って加速してきます。ですが、あゆみさんの
一夏「くそっ、なんで詰められないんだ。」
セシリア「分かっていませんわね。
彼がどの向きから突っ込もうと、ビット兵器が正確に狙い撃ちします。偏向射撃(フレキシブル)もいらないほどの素直な攻め。あっという間にシールドエネルギーが尽きました。
ピーッ
「試合終了!勝者、セシリア・オルコット!」
セシリア「偏向射撃(フレキシブル)の出番なしとは、想像以上に弱いですわね。ライフルだけで相手しましょうか。」
~ピット~
シャルロット「想像以上に弱いね。」
ラウラ「遠距離射撃型は懐に入れば弱い。それは正しいが、そんなことぐらい射撃側も分かっているから、対策はする。あの程度で懐に入ろうなんて甘すぎる。」
あゆみ「
セシリア「まあ、彼の動きが単調でしたから。ですが、あゆみさんに褒められると嬉しいですわ。」
一夏「次は鈴だ。」
鈴「さっさと片づけてくるわ。」
~ステージ~
鈴「やっぱさっさと見限って正解だわ。」
一夏「鈴まで…。」
「試合開始!」
ドォン ドォン
鈴「はあ、あの時から何にも学習していないわね。」
あの時と同じやられ方をしている。このままじゃあっさり勝ってしまうけど、それじゃ面白くない。
鈴「アンタ弱すぎるからハンデあげる。この龍砲、撃つタイミングと角度が丸分かりなのよ。」
一夏「なんだと。」
鈴「でも、アンタには分からないでしょうね。」
一夏「なら、何が何でも見破ってやる。」
甲龍(シェンロン)「プッ、あゆみにしか見抜けない欠陥、アイツに見破れっこないよ。」
ドォン ドォン
アイツが弱点を見破ろうとしているけど、その前に被弾しすぎ。
ピーッ
「試合終了!勝者、凰鈴音!」
一夏「鈴、どこが弱点だよ。全然分からなかったぞ。」
鈴「あっそ。じゃあ、あんたの実力はその程度ってことね。」
~ピット~
あゆみ「弱点教えちゃっていいの?」
鈴「どうせあゆみにしか分からないんだし、大丈夫よ。」
あゆみ「うーん、だといいけど。」
鈴「それより、ハグしなさいよ。」
あゆみ「え、あ、うん。」
ギュッ
鈴「ああ~、癒される~。」
一夏「次はシャルロットだ。」
シャルロット「僕か。」
~ステージ~
シャルロット「今だから言うよ。あゆみは本当に僕のために頑張ってくれた。君なんか足下にも及ばないくらいにね。」
ピーッ
「試合開始!」
ギュン
彼が近づいてくる。
シャルロット「近づけさせないよ。」
ライフルやハンドガンを次々に呼び出し、使っていない間にリロードすれば、弾幕を薄くすることなく撃ち続けることができる。高速切替(ラピッド・スイッチ)の特長の一つ、砂漠の逃げ水(ミラージュ・デ・デザート)だ。
一夏「くっ、何が来るか予想できない。」
彼はこちらの弾幕を突破することができずに、あっさりやられた。
ピーッ
「試合終了!勝者、シャルロット・デュノア!」
何のプレッシャーもなかった。
~ステージ~
あゆみ「安定していて危なげない試合だったね。」
シャルロット「それがラファールの売りだからね。さ、僕にもして。」
あゆみ「うん。」
ギュウ
清香「ああ~、百合の花が咲き乱れている~。」
神楽「眼福眼福~。」