あゆみ「私が近づいて、ワザと攻撃させて、それを全部躱してエネルギー切れを狙うよ。」
あゆみ「攻撃が逆効果になるんだから仕方ないよ。」
フーちゃんが暴走した時もそうだった。フーちゃんには攻撃が一切効かない。寧ろ攻撃を取り込んで巨大化するから、別の方法でないと止められない。それが、私の説得だった。
あゆみ「それと、
あゆみ「さてと、全員に伝えないとね。」
私は開放回線(オープン・チャネル)をオンにする。
あゆみ「皆聞いて。
ラウラ「一切攻撃しないだと!?」
シャルロット「事態を悪化させるって?」
あゆみ「シールドエネルギーが一定値以下になると強制的に
鈴「ハア、何それ。意味分かんないよ。」
あゆみ「篠ノ之博士ならこれくらい出来るということだよ。でも安心して。いつも私がやっていることだから。」
セシリア「そうですわね。任せますわ。」
箒「私達は何をすればいいのだ。」
あゆみ「大量の流れ弾が来るから、それを処理してほしい。でも、
全員が頷く。よし、後は銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)の操縦者に説明して作戦開始だ。私は個人間秘匿回線(プライベート・チャネル)を開く。
あゆみ「
ナターシャ「
あゆみ「IS学園の生徒、坂上あゆみです。私と専用機持ち5名、暴走を止める作戦を実行する為に来ました。作戦に協力して貰えますか。」
ナターシャ「ええ。それで、どんな作戦なの。」
あゆみ「私が接近してそちらに攻撃して貰い、それを全部回避してエネルギー切れを狙います。」
ナターシャ「そんな回りくどいことしなくても、普通に攻撃すればいいと思うけど。」
あゆみ「それが駄目なんです。ハッキングのせいで暴走しているんですが、その中にシールドエネルギーが一定値以下になると強制的に
ナターシャ「それ本当?」
あ、疑心暗鬼になっている。当然か。
ナターシャ「その声、もしかして銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)!?」
ナターシャ「分かったわ。協力するわよ。」
あゆみ「ありがとうございます。無駄撃ちして少しでも早くエネルギー切れをするようにしてください。」
「「分かったわ。」」
私は接近する。時を移さず次々にエネルギー弾が放たれる。これが高機動性と攻撃力を両立した
あゆみ「厄介だけど、見たことはある。」
マーチシュートの乱れ打ちみたいなものだ。弾幕は厚いけど直線コースでしか飛んでこないから読みやすい。
ナターシャ「凄い…。」
ナターシャ「アメリカに持ち帰りたいわね。」
あゆみが接近する。
ラウラ「始まったか。」
鈴「一発残らず撃ち落とすわよ。」
セシリア「
箒「わ、私は…。」
シャルロット「無理はしなくていいよ。撃墜されたらあゆみが悲しむからね。」
箒「あ、ああ。」
今日専用機を貰ったばかりとはいえ、自分だけ蚊帳の外なのはやはり悔しい。
~管制室~
千冬「頼むぞ、坂上。それにしても、束め…。」
玲美「道理で零落白夜に拘るわけだね。実際、こんな内容じゃ、普通の人は諦めちゃうよ。」
玲美は立ち上がる。
千冬「国津、どこへ行く。」
玲美「引き籠り兎の様子見だよ。」
千冬「そうか。」