箒「
赤椿「本当は違う。」
箒「違うとは?」
赤椿「それは後。今はあゆみを助けるのが先。取り敢えず内容を確認して。」
私は目を通す。
箒「な、なんだこれは!?」
シールドエネルギーを増幅し、無限回復する。しかも、他の機体への供給も、接触するだけで一瞬で全回復する。
赤椿「理不尽な力に対抗するには、こっちも理不尽でないと駄目。」
箒「そ、そうか。だが、これでもう大丈夫だ。」
あゆみ「あ、またハッキングされた。」
ラウラ「くそっ、これではシールドエネルギーが切れてしまう。」
よし、私と赤椿の出番だ。私はあゆみに接近する。
箒「あゆみ、もう大丈夫だ。」
あゆみ「箒さん?」
箒「受け取れ!」
機体が金色に光り輝き、あゆみのラファールのシールドエネルギーを回復させる。
あゆみ「え、これってどういうこと?」
赤椿「絢爛舞踏はシールドエネルギーを全回復させるのだ。」
あゆみ「す、凄い…。これで妨害を気にせずにすむよ。」
あゆみは直ぐに作戦を再開する。
鈴「ちょっと~、何そのチート能力。」
シャルロット「こっちの方が余程理不尽だね。」
ラウラ「物理法則を無視しているぞ。」
~沖合~
??1「フーン、やるじゃない。」
??2「どうやら、あゆみに任せるべきね。」
??1「そうね、行きましょう。」
ヒュッ
~茂み~
束「嘘…。」
こんなの、束さんでも予想できない。
束「でも、まだ手はあるよ。」
ピッ
~岸辺~
キラーッ
銀の福音の機体が光る。
鈴「もしかして
あゆみ「しまった、そっちは考えていなかった。」
あゆみ「え?」
あゆみ「あ、そうだった。でも、もう出来るようになったの?」
あゆみ「そっか。皆、もう大丈夫。暴走プログラムが消えたよ。」
ナターシャ「やれやれ、終わったわね。」
あゆみ「ナターシャさん、念のため
ナターシャ「そうさせてもらうわ。無理やり暴走させられていたから、心身ともに疲労困憊よ。」
ナターシャさんが
あゆみ「さ、戻ろう。」
シャルロット「そうだね。」
~茂み~
束「何で何だよ!」
~管制室~
千冬「作戦成功だ。全員良くやったな。」
あゆみ「結構ギリギリなところもありましたけどね。」
千冬「マッチポンプの上に妨害有りであることを考えれば上出来だ。取り敢えず、全員休め。事情聴取はその後だ。」
あゆみ「はい。」
グゥ~
あゆみ「あ、ゴ、ゴメン…。安心したらお腹すいちゃって…。」
シャルロット「もう1時だからね。」
ラウラ「食べさせてやるぞ。」
あゆみ「う、うん。でもその前に、織斑先生、」
千冬「何だ。」
あゆみ「事情聴取の後、皆と話したいことがあるので、管制室を貸してもらえますか。」
千冬「いいぞ。さてと、作戦が終了したことだし、全員を部屋から出して昼食の後、訓練の続きだ。」
~食堂~
1年生の皆が既に揃っていた。
田嶋「ねえねえ、何があったの。」
櫛灘「教えて~。」
ラウラ「軍事機密に関わる部分だ。無理だな。」
ミカ「そこを何とか。」
シャルロット「漏らしたら裁判と監視だよ。それでもいいの?」
岸里「そ、それは嫌かも…。」
私が以前指導したメンバーが集まってくる。
癒子「坂上さんも作戦に参加したの?」
あゆみ「うん。後、国津さんも私の要請で協力してくれたよ。」
玲美「もう少しで玲美の大手柄の筈だったんだけどね♪」
清香「それって、坂上さんと同じ思いを出来るってことでしょ。羨ましい。」
玲美「でも、あと少しという所で失敗したから結局坂上さんの手柄だよ。」
パクパクパク
私はがっつく。
さゆか「凄い食べっぷり…。」
あゆみ「動き回っていたからね。それにおいしいし。」
ラウラ「うう、食べさせられない…。」
シャルロット「大丈夫、まだ夜があるよ。」
セシリア「そ、そうですわ。」
~管制室~
あゆみ「と、いう訳です。」
私達は報告を終える。
千冬「そうか。さて、篠ノ之、分かっているな。」
箒「はい。姉さんの作った第四世代機に加え、常識外れな
千冬「そうだ。在籍するところを決めておいた方が良い。」
箒「あゆみ。」
あゆみ「箒さん、どうしたの。」
箒「もしあゆみが専用機を持てるとしたら、どこに所属する。」
あゆみ「それは勿論、IS学園だよ。」
真耶「IS学園にですか。前例がありませんね。」
あゆみ「ですが、どの国も組織も手を出してはいけませんし、私の理解者である織斑先生がいるんですから、ここしかありえませんよ。」
箒「そうか。なら私もそうするぞ。」