あゆみ「ゆりさんはこころの大樹を守護するハートキャッチプリキュアのメンバーの1人だよ。初変身は2007年。」
「「「こころの大樹って何?」」」
あゆみ「こころの大樹は人間の心を司る樹。その世界では、人間は皆心にこころの花というそれぞれ違う花を持っている。こころの花は気持ちの浮き沈みに合わせて元気になったり萎んだりする。」
玲美「そうなんだ。」
あゆみ「そして、そんな萎んだこころの花を狙うのが、心を枯らし世界中を砂漠にしようとする砂漠の使徒。砂漠の使徒は、宇宙の彼方からやってきた存在で、あちこちの惑星の心を枯らし、砂漠にしている。」
ナギ「それが悪者ってことか。」
あゆみ「うん。そして、こころの花が沢山枯れてしまうとこころの大樹も元気がなくなり、枯れてしまう。」
玲美「そうなるとどうなるの?」
あゆみ「地球は死の星になる。」
「「「ええーっ!?」」」
あゆみ「そこで、こころの大樹は地球を守るために、伝説の戦士プリキュアを生み出している。もう400年以上も絶え間なくね。」
清香「そんなに前から!?」
静寐「プリキュアってそんな昔からいるんだ...。」
あゆみ「うん。流石にその当時戦っていた人はもういないけどね。」
理子「びっくりした~。」
あゆみ「話を戻すね。ゆりさんはプリキュアとして砂漠の使徒と戦い続けたけど、負けてしまった。」
さゆか「どうして...?最強なら負けるはずないんじゃ...。」
あゆみ「孤高の存在を貫いたからだよ。誰の助けも借りようとせず、1人で戦い続けた結果、敵側のプリキュアであるダークプリキュアに敗れてしまった。」
清香「そうなんだ...。」
玲美「それで、その後どうなったの?」
あゆみ「その後、ゆりさんの意思を引き継いだプリキュアが頑張った。だけど、ゆりさんは初めのうち、その人達のことをプリキュアとして認めなかった。」
本音「どうしてなのだ?」
あゆみ「弱かったし、プリキュアとしての自覚が足りなかったから。」
玲美「あるあるパターンだね。」
あゆみ「でも、それはゆりさんの自責の念の裏返しでもあった。自分と同じようにはなって欲しくないと。」
癒子「成程~。」
あゆみ「その後、そのプリキュア達も成長し、チームとして強くなっていった。一方のゆりさんは、負けた際にパートナーの妖精を失ったため、変身出来ずにいた。でも、こころの大樹が力を取り戻したことで、かつてのパートナーに再び出会い、また変身出来るようになったんだよ。」
「その後どうしたの?」
あゆみ「チームに加わったよ。ゆりさんも、仲間の大切さが分かったんだよ。それで、そのプリキュア達のことを認め、仲間になったんだ。」
玲美「良かったね。」
清香「それで、アドバイスって?」
あゆみ「私が変身出来ずに悩んでいる時、ゆりさんがアドバイスしてくれたんだよ。『変身出来ない時にこそ、プリキュアとしての価値が問われる。大切なのは、他人に認めてもらう事ではなくて、自分が何をするか。』」
さゆか「大切なのは他人に認めてもらう事ではなくて、自分が何をするか、か...。」
ナギ「つまり、自分らしさを貫けってこと?」
あゆみ「うん。プリキュアは変身していない時でもプリキュアだからね。」
清香「へえ~、じゃあそれを糧に、坂上さんは成長していったんだ。」
あゆみ「それがそうじゃない。それだけでは、まだ足りなかったんだ。」
清香「どうして?」
あゆみ「方向性が定まっていなかったから。それを定めるきっかけになったのが、キュアビューティに変身する青木れいかさんだよ。」