戦わない最強戦士   作:223系新快速

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第83話 道

あゆみ「れいかさんはメルヘンランドを守護するスマイルプリキュアの1人だよ。初変身は2012年。」

シャルロット「メルヘンランド?」

あゆみ「絵本の世界だよ。この世界には、世界中のおとぎ話に登場するキャラクターが暮らしているんだ。」

鈴「何だか面白そうね。」

あゆみ「うん。でも、そんなメルヘンランドを襲うのが、世界中を最悪の結末にしようとしているピエーロ。もしもメルヘンランドが破壊されたら、世界中が不幸な結末、バッドエンドになってしまう。」

鈴「また凄い話ね。」

あゆみ「うん。そうならないために戦うのがスマイルプリキュア。5人チームで、仲の良さが取り柄だよ。その中でれいかさんはチームの頭脳。学年トップの成績を常に維持し、海外留学の話が来るほど頭が良い。」

シャルロット「流石伝説の戦士と呼ばれるだけあるね。」

あゆみ「うん。でも、れいかさんの真骨頂はそこじゃない。」

箒「そこじゃないって、学年トップが真骨頂じゃないのか!?」

あゆみ「成績なら、これより凄い人がいるから。」

玲美「マジ!?」

あゆみ「マジ。」

理子「一体誰!?」

あゆみ「その人についてはまた後でね。話が脱線し過ぎて終わらないから。」

 

六花さんのことも話すべきとは思うけど、それをやりだすと際限なく広がってしまう。繋がりは後にして、まずは1人1人の個性についてちゃんと話さないと。

 

本音「それならしょうがないのだ~。」

ナギ「で、何が真骨頂なの?」

あゆみ「それは道だよ。」

本音「道って、れいれいは車に興味があるの~?」

あゆみ「その道じゃないよ。人としての在り方の方の道。」

玲美「道か~。」

鈴「何で道に拘るの?」

あゆみ「れいかさんはプリキュアとしての道を追求しているから。強大な力は、使い方一つで世界をいかようにも変えてしまうから、正しい道を追求しているんだ。」

箒「その気持ち、分かるぞ。」

 

箒さんが頷く。

 

あゆみ「剣道をやっている箒さんには分かるんだね。」

箒「ああ。誰の為にその力を振るうのか、それを考えて鍛錬しなければ本当の強さは生まれないからな。」

神楽「同感です。旧華族の家に生まれ、弓道を嗜むものとして、見習う必要がありますね。」

 

神楽さんも頷く。

 

あゆみ「え、神楽さんって弓道やっていたの?」

神楽「はい。もっとも、この学園では剣道部に所属していますが。」

あゆみ「そっか~。れいかさんも弓道をやっているし、実家が古くからある名家だから、似た者同士だね。話し方もそっくりだよ。」

神楽「ええ。何時か会いたいです。」

 

思わぬ伏兵だ。似た者同士はプリキュアでは注目される。こっちの世界に来て薄々気づいていたけど、セシリアさんとほのかさんは理屈で物事を語る癖があるし、なおさんとラウラさんは一途って感じだ。おまけに声まで似ている。他にもまだいるようだし、油断は出来ない。

 

シャルロット「なんだかまた話が脱線してきたね。」

あゆみ「あ、ゴメン。戻すね。で、道なんだけど、追求するのはれいかさんだけど、他のメンバーも気にするくらいには考えているよ。」

ナギ「流石伝説の戦士。やることが違うね。」

あゆみ「何言ってるの?皆も無関係じゃないよ。」

「「「え?」」」

あゆみ「私は、ISの操縦者の中から、ISの道について考える人が出てくるべきだと思う。」

清香「何でそうなるの!?」

あゆみ「だって、今のIS操縦者の中で本当にISの事を分かっている人がどれくらいいるかな。」

静寐「と言うと?」

あゆみ「ISが女性しか扱えないからって、女性が偉いと考えるのはおかしい。それなのに、女尊男卑という風潮に、世間一般の女性はおろか、IS操縦者までが染まっているから。」

「「「成程ね~。」」」

 

皆がそう言いながらセシリアさんを見る。

 

セシリア「恥ずかしいですわ...。」

あゆみ「まあ、セシリアさんは反省して、そういうことは口に出さなくなったけど、まだまだ沢山いるからね。」

清香「プリキュアはどうだったの?」

あゆみ「プリキュアもほとんどが女性だけど、男性を蔑ろにすることは決してなかったし、男性もプリキュアになれずに腐るなんてことはせず、プリキュアの事を知った人はむしろ積極的に協力していた。」

癒子「どんな感じ?」

あゆみ「えーと、敵が襲ってきたら一般人の避難誘導をしたり、雑魚敵相手なら応戦したり、プリキュアの能力を解析したり。」

 

その代表が相楽君とセバスチャンさんだ。他にもまだまだいるけどね。

 

玲美「何それ。凄すぎるんですけど。」

ラウラ「後方支援者の鏡だな。」

あゆみ「あ、プリキュアの世界では普通だよ。」

「「「ええーっ!?」」」

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