正義の味方にやさしい世界   作:アンリマユ

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魔法使いの住む世界

「やれやれ。たった一人の少女に大の大人が数人がかりとは情けない」

 

シロウは少女の前に立ち、黒服の男達に言った。

 

「何故この少女を追う? まさか、そろいもそろってロリコンというわけでもあるまい?」

 

挑発の意味もかねて皮肉げに言う。

黒服の男達は、突然私シロウが現れた事に動揺していたようだが、しばらくすると一人の男が前に出てきた。

 

「貴方には関係のない事だ、気にしないで頂きたい」

 

男はこちらを睨むように拒絶の言葉を口にした。

どうやら理由を話す気は無いようだ。ならば、こちらもそれ相応の対応をしなければならない。

 

「まったく。聞く耳なしかね? できれば穏便に済ませたかったんだが……仕方あるまい」

 

相手を威圧しながら、一歩前に踏み出そうとしたその瞬間「だめっ!」……少女が私に抱きつくように止めに入ってきた。

英霊になってから久しく言う事は無かったが、せっかく若返ったのだ。ここはあえて言わせてもらおう。

 

「なんでさ?」

 

突然の事に固まってしまったシロウに少女は言った。

 

「あっ!え、え~と、あの……と、とりあえず逃げなっ!」

 

少女はシロウの手を引いて走り出す。どうやら色々と事情があるようだ。

だが、悲しいかな。少女の走る速さなどたかが知れているし、服装は着物。そして何よりシロウの手を引いているのだ。このままでは捕まるのは時間の問題。

 

「仕方ないか。失礼する」

 

私は少女を抱き上げた。(俗に言うお姫様だっこ)

 

「ふわわっ!?」

 

「悪いが、このままでは追いつかれてしまうので我慢してくれ。強化(トレース)開始(オン)

 

シロウは体に強化をかけ、走り出す。

英霊だった頃ならば強化をせずとも逃げ切れるのだが、受肉し、尚且つ弱体化した体では難しい。

それに加え、現状を把握したいという気持ちがあったシロウは一気に黒服達を撒く事にした。

人1人抱えているとはいえ、魔力で強化された元英霊の速度に一般人が追いつける筈も無く、黒服たちはすぐに見えなくなった。

 

「ふぅ、ここまで来れば大丈夫か」

 

少女を抱えかなりの距離を走ったし、もう大丈夫だろう。

たどり着いたのはまたも人気のない建物の前。ふと見れば、建物の入り口内に靴箱のようなものが見える。

ここは学校なのだろうか?

 

「あの~、そろそろおろしてくれへん?」

 

腕の中にいる少女が。顔を真っ赤にしながら言ってきた。

どうやら、少女を抱えていたのを忘れてしまっていたようだ。

 

「ああ、すまない」

 

「ええよ、運んでくれてありがとな~」

 

ほわほわ~ とこちらまで暖かくなるような笑みを浮かべて少女は言った。

その笑顔を見て「救えてよかったと」嬉しくなる。

シロウはこんな笑顔を護る為に正義の味方を目指していたのだと、改めて実感することができた。

 

「そういえば、どうして君は追われていたんだ?」

 

「ああ、それはな~」

 

と少女が話そうとした瞬間、目の前の光景に驚愕した。なんと、少年が杖に乗って空を飛んでいたのだ。

それは、童話や絵本などで語られる、魔法使いそのもの。その少年は2人の近くに降りようとして、シロウの横にいる少女と目が合った。

 

「ど、どこのどなたか存じませんが! 今のは、あの~その~」

 

目の前の少年からは魔力を感じる。

この世界にも、元いたの世界と同じかはわからないが魔術が存在するようだ。

そして少年のあわてぶりを見る限り、隠匿されていると見たほうがいいだろう。

 

「アレです! 今流行のワイヤーワークっていうか……そう! CGなんです!」

 

……いや、少年よ流石にCGは無いだろう。

周りに一切機材はないし、見たところそこまで技術が発達した世界とも思えない。

そんな嘘を信じるわけが……

 

「そっか~CGなんか~」

 

信じるのか!?

 

「はっはい!CGなんです!」

 

この世界ではこれが当たり前なのだろうか?

それとも、シロウの推測が間違いで、日常的にCGが使われるほど、科学技術が発達している世界だったのだろうか?

 

「ネギ君こんなところで何してるん?」

 

「えっ?あの、どなたですか?」

 

少女の問いに ? 顔で返す少年。

 

「ウチや、ウチ」

 

「え?ウチ……! こっ、このかさん!?」

 

「そやえ~」

 

どうやら2人は知り合いだったようだ。

慌てていた少年だが、少女が知り合いだと気づき多少安心したのか、少年はシロウと目が合い存在に気づく。

 

「あの~、こちらの方は?」

 

「ああ、ウチの事たすけてくれたんよ~」

 

「そうなんですか?ありがとうございます」

 

「ありがとうな~」

 

はて?

何故この少年が礼を言うのだろうか?

 

「ああ、気にしなくていい。だが、何故君がお礼を?」

 

「このかさんは僕の生徒ですから」

 

……は?この少年は今なんと言った?

このかとはおそらくこの少女。その少女が僕の生徒?

いや、聞き間違いだろう。おそらく少女の方がこの少年に勉強を教えてあげたが故に「このかの生徒」と言ったのを聞き間違えたのだ。

うむ、きっとそうだ。

 

「すまない。もう一度言ってくれるかな?」

 

「ですから、このかさんは僕の生徒で、僕はこのかさんの先生なんです」

 

先生って……教師か!?

こんな子供が!? この世界の労働基準法はどうなっている!?

 

「そ、そうか。まだ子供なのに立派だな」

 

今だこの世界の事はよくわからないので、とりあえず保留する事にする。

ここがイリヤの言う通り平行世界ならば、就職に年齢制限が無い世界もあるのかもしれない。

そう、青い狸に良く似たロボットもそんな世界を体験する道具を持っていたではないか。

 

「いえ、そんな事は……そういえば、このかさんは着物を着て何をしていたんですか?」

 

「それはやね~」

 

それはシロウ自身も知りたかったのだが、このまま立ち話と言うのも目立つ。

 

「まぁ、立ち話もなんだ。どこか座れる場所に行こう」

 

そして3人でベンチへ。

 

「それでやね」

 

「ちょっと待ってくれ」

 

「どうしたん?」

 

「度々すまないが、大事な事を忘れている」

 

「「?」」

 

2人とも頭に ? を浮かべている。

 

「まだお互い自己紹介をしていないだろう? 私の名前は衛宮士郎(エミヤシロウ)という。君達は?」

 

「ウチは近衛このか、このかでええよ。よろしゅうな、しろう~」

 

「僕はネギ・スプリングフィールドです。よろしくお願いしますシロウさん」

 

「このかにネギか。いい名前だな」

 

そう言うと2人は笑顔になった。

その後、2人から事情を聞いた。

どうやら、このかは無理やり決められたお見合いから逃げているところで、ネギ君は生徒たちから追いかけられているところだったらしい。

そして、シロウが行く当てが無い事を話すと、このかが助けてくれたお礼という事で、このかの祖父であるここ麻帆良学園の学園長を紹介してくれるということになった。

話を終えネギと別れた後、シロウとこのかの2人は、麻帆良学園を目指した。

 

 

 

 

 

 

「どうしたもんかのう?」

 

近衛近右衛門は困っていた。

昼頃現れた謎の魔力反応について一切わかっていなかったからだ。

 

コンコンッ

 

そんな時、学園長室の扉を誰かが叩いた。

 

「誰じゃ?」

 

「ウチやえ~、おじいちゃん」

 

扉の向こうから現れたのは、目に入れても痛くないほど可愛い孫のこのかだった。

近右衛門は突然の孫の訪問で気持ちが緩む。

しかし……

 

「なんじゃ、このか……君は誰じゃ?」

 

扉を開けたこのかの後ろには、赤いコートを着た白髪の青年が立っていた。

 

 

 

 

 

シロウは今、このかと供に学園長室へと向かっている。

周りの教室を覗いてみるが、シロウの世界の学校と特に変わったところは無い。

少し違うと言えば、シロウの知る学校より少し洋風というだけだ。

 

「ここやえ~」

 

そんな事を考えているうちに、学園長室についたようだ。

 

「誰じゃ?」

 

このかがドアを叩くと老人の声が聞こえた。

 

「ウチやえ~、おじいちゃん」

 

「なんじゃ?このか……」

 

この人がこのかの祖父であり学園長なのだろう。笑顔でこのかを迎え入れ、

 

「君は誰じゃ?」

 

シロウと目が合った瞬間その眼光は鋭くなった。

その後、このかにより簡単事情が説明された。

 

「ふむ、大体の事情はわかった。このかよ、これからエミヤ君と話があるからの、お主はもう帰っていいぞい」

 

「ほな、しろうのことよろしくな、おじいちゃん。またな~、しろう~」

 

「ああ、ありがとうこのか。気をつけて帰るんだぞ」

 

このかが部屋を出た瞬間、空気が変わった。

わざわざこのかを帰したということは、シロウの存在を多少なり警戒しているということだろう。

 

「さて、エミヤ君。君はいったい何者じゃ?」

 

目の前の老人は、シロウが普通の人間ではないということに気づいたようだ。

老人からはかなりの魔力が感じられる。おそらくこちら(魔術師)側の人間なのだろう。

 

「私が何者か答えるのはいいが、その前に此方からいくつか質問してもかまわんかね? 何せ、私自身現状を把握できていないのでね」

 

「……うむ、まぁいいじゃろう」

 

この世界の魔術について何もわかっていない現状で、事情を話すのはまずいだろう。

エミヤシロウと名乗ってはしまったが、ここが平行世界ならば、この世界の衛宮士郎が存在するかもしれない。

 

「近衛老、貴方は魔術師か?」

 

「いかにも、ワシは魔法使いじゃが?」

 

魔術師ではなく、魔法使いか。

 

「では、貴方以外に魔法使いは何人くらいいる?」

 

「この学園だけでも数十名、世界規模で言うなら数えられんくらいいるの。お主はそんなことも知らんのか?」

 

近衛老は呆れとも困惑ともとれる表情をしているが、そんなことを気にする暇はなかった。

魔法使いが数え切れないほどいると言う事は、シロウの世界で言う魔術師をこの世界では魔法使いと呼んでいる可能性が高い。

この世界は先ほどまでいた世界と違うという事はわかったが、あくまであの世界と違うというだけであって、根本から違うとは言い切れない。

もっと情報が必要だ。

 

「近衛老。貴方達魔法使いの在り方、組織について教えてくれ。それと、冬木市という場所と衛宮士郎という人物、それから魔法関係で遠坂、アインツベルン、間桐、またはマキリという家系についても調べてもらいたい」

 

「ふむ。まぁ、いいじゃろうおぬしにも事情があるようじゃし、すぐに調べるが多少時間がかかる。その間に魔法使いについて話すということでいいかの?」

 

「すまない感謝する」

 

そして、近衛老から魔法について話してもらった。

立派な魔法使い(マギステル・マギ)千の呪文の男(サウザンド・マスター)従者(パートナー)、パクティオーカード、関東魔法協会、関西呪術協会、京都神鳴流、魔法の隠匿、オコジョ。

話が終わりシロウは唖然としていた。何故ならこの世界の魔法使い(・・・・)はシロウが世界の魔術師とは全てが違っていたからだ。

この世界の魔法使いは、ほとんどが立派な魔法使い(マギステル・マギ)になる為、人を救う為に魔法を使っているという。

その事実を知り羨ましさと同時に、なんてやさしい世界なんだろう、と思った。

そんなことを考えていると、近衛老の机の上の電話が鳴っる。

 

「もしもし、ワシじゃが……ふむ、ふむ。そうか、ご苦労じゃった。」

 

近衛老は会話を済ませると受話器を置き、深呼吸してから口を開いた。

 

「エミヤ君、君の言っていた冬木市という場所と衛宮士郎という人物は存在せんかった。そして、遠坂という名の魔法使いは、隣町で宝石商を営んでおる。アインツベルンはドイツで有名な魔法使いの家系じゃな。錬金術と魔法の研究をしているとのことじゃ。後もう1つ、間桐、マキリという家系は調べた限りでは存在はせんな」

 

……そうか、この世界には冬木も衛宮士郎も存在しないのか。

 

「どういうことか説明してくれるかの?」

 

ここが完璧に私のいた世界と違う事はわかった。そしてこの老人が良い人だということも。

この老人がいい人でなければ、見ず知らずの男にここまで話してはくれないだろう。

最悪の場合、得体の知れない魔術師……いや、彼らにとっては魔法使いか。その魔法使いが現れれば、即拘束されてもおかしくはない。

故に、この人は信用できる。感謝の意味も込めてシロウはこの世界に来た経緯をある程度話してもも大丈夫だろうと判断し、大まかに説明をした。

 

「なるほどのう、そんなことが……君の言うことが真実であれば、君が突然現れたのにも納得がいく」

 

近衛老は複雑そうな表情で頷いた。

 

「悪いんじゃが、君の魔術を見せてくれんかね?」

 

確かに、信用してもらうには必要なことだろう。

シロウは唯一自分ができる魔術を使って見せた。

 

投影(トレース)開始(オン)

 

そう呟くと同時に手に現れたのは、陰陽剣 干将(かんしょう)・莫耶《ばくや》

シロウが好んで使う夫婦剣である。

 

「ほう、これは……」

 

近右衛門は驚いた、2つの剣にはかなりの魔力が込められている上、彼の話が本当ならばこの剣は自身の魔力で作られていることになる。

この世界の魔法使いは魔法具、武器などのアーティファクトの召喚には例外はあれどカードが必要だが、カードを使った素振りはないのでそれは真実なのだろう。

 

「……あいわかった。一先ずお主を信用しよう。ようこそ麻帆良学園へ、異世界の魔術使いよ」

 

正体を知って尚、近衛老が迎え入れてくれた事にシロウは感謝した。

 

「クッ、光栄だよ近衛近右衛門殿。ところで、図々しいようだができれば何か仕事を紹介してくないか? なにせ今の私は金も無ければ住む場所も無いからな」

 

「うむ。それならばエミヤ君にはネギ先生の補佐をしてもらうとしようかの」

 

「ネギ? このかの先生と言っていた少年のことか?」

 

先程会った少年の事を思い出す。

杖に乗って空を飛んでいたということは、彼も魔法使いなのだろうな。

 

「なんじゃ? 知っておったのか、ならば話は早い。エミヤ君にはネギ君のサポートをしてもらう、君なら学力的な問題も大丈夫じゃろ?」

 

「教師をしたことはないが、一応平均的な大学卒業程度の学力はあるつもりだ」

 

「ならば大丈夫じゃ。ちなみにネギ君も魔法使いじゃから、そっちの方でも力になってやってくれ」

 

やはりそうか。ということは学校の先生というのも立派な魔法使い(マギステル・マギ)になる為の修行の一環なのか?

いや、だからといって、この世界にも労働基準法というものが……

 

「それと警備員と女子寮の寮長をしてもらう」

 

「……は?」

 

近衛老の発言に、一瞬思考が停止する。

少し量が多すぎやしないか? いや、量の事はまだいい。こちらは職を紹介してもらう立場なのだから、文句は言うまい。

しかし、しかしだ。

 

「じゃから、警備員と女子寮の寮長「ちょっと待て!」なんじゃ?」

 

「ネギ君の補佐と警備員はまだいい。だが、何故男の私が女子寮の寮長をしなければならんのだ?」

 

「それについてはまず、警備員の仕事の方から説明しよう」

 

近衛老は説明を始めた。

この学園には貴重なモノが多く、それを狙って異形の者や魔法使いが侵入することがあるそうだ。

それを他の魔法先生と供に撃退する仕事らしい。

 

「警備員についてはわかった。が、それと女子寮の寮長とどう関係している」

 

「まあまあ、最後まで話しを聞きなさい。ここからが本題じゃ」

 

近衛老の孫であるこのかは、かなりの魔力を保有している。

その為、このかの実家である関西呪術協会の中で、西洋の魔法使いを良く思っていない連中に狙われる可能性がある。

だから、護衛を兼ねて私に寮長を頼みたいらしい。

 

「ふむ。事情はわかったが、このかはその事を知っているのか?」

 

「いや、このかは魔法の事はもちろん、狙われてることも知らんよ」

 

「それは、まずいんじゃないのか?」

 

力がある無いに関係なく、知ってるのと知らないのでは全然違うはずだ。

知っていれば、なんらかの対処法を教える事ができる。

だが、知らないということは、それだけ危険も多くなる。

 

「ワシもそう思うんじゃがの。このかの父が、できればこのかには普通に過ごして欲しいと言っているのじゃ。それに一応護衛は付けておるのじゃよ」

 

「ならば、私は必要ないのではないか?」

 

そう言うと、近衛老は渋い顔をする。

何か事情があるらしい。

 

「そうもいかんのじゃ。護衛してるのは桜咲刹那という子で、神鳴流の剣士なんじゃが……まだ14歳の女の子じゃ。できれば彼女にも危険な目にあってほしくはないんじゃよ」

 

そう言った近衛老の顔は、なんとも複雑な表情をしていた。

本当にいい人だなこの老人は。純粋に刹那という子の身を案じている。

なら、断るわけにはいかないな。

 

「了解した。寮長の仕事も引き受けるとしよう」

 

「すまんのぅ。じゃが良いのか?」

 

「気にすることはない。このかや刹那という子を思う貴方の気持ちは本当のようだからな。喜んで協力させてもらうよ」

 

「うむ。ではとりあえず、今日のところは学園の宿直室に泊まるとよい。明日には寮のほうに部屋を用意しておくからのぅ」

 

「感謝する」

 

シロウは説明された宿直室へ向かう。

新しい世界でどうなることかと思ったが、心配はないようだ。

むしろ、住居と就職先が早々に見つかったのだ。幸運値(ラック)の低いシロウとしては大成功ではないだろうか?

 

「遠坂、イリヤ。オレはこの世界で頑張ってみるよ」

 

明日からの事を考えると、自然と笑みがこぼれるシロウであった。

 

 

 

 




どうもどうもアンリです。
昨日言い忘れてましたが、なんと私昨日は池袋の第四次聖杯戦争展に行ってました。まぁなんというか……楽しかったですの一言ですね。とりあえず物販コーナーで英雄王のTシャツと、「俺のサーヴァントは最強なんだ!」ストラップを買ってきました。
と、それはさておき、次回から「魔法先生エミヤ!」が始まります……嘘です。いやあながちウソでもないですけど。
次の話から他のネギま!メンバーもちらほら出始めるのでお楽しみに。
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