妖怪ウォッチを手に入れたのが、ケータではなくカズマだったら?   作:カジ

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大変お待たせしました。色々と遅れてしまいましたが、温かいコメントのおかげで完成させることが出来ました。


立てば大雪、歩けば豪雪。座る姿はブリザード

 「さ、ささささささ寒い…!」

 

 「死ぬ…!寒くて死にそうニャン…!」

 

 季節は冬、いつも通り拠点の馬小屋で迎える朝。カズマは寒すぎて全然寝付けなかった。あまりの寒さに、まつ毛が凍っている程だ。寒いのが苦手な猫であるジバニャンにとっては、まさに地獄の季節だろう。

 

 「お、おいウィスパー。生きてるか?」

 

 いつも床に半分埋まって白目を向いて寝ているウィスパーだが、何故かいつもの変なイビキが聞こえてこない。

 

 「おいウィスパー…し、死んでる?」

 

 カチンコチンに凍っているウィスパー。このままでは自分もいつ凍え死んでもおかしくないと、カズマは白いため息を吐いた。

 この後、なんとか復活したウィスパー。3人で身を寄せ合って寒さに耐えながら、いつものようにギルドに向かう。カズマはジバニャンを抱きしめ、ウィスパーはカズマの腕に手を回してしがみついていた。

 

 「ぶえっくしッ!か、カズマくん…!これは本気で馬小屋生活から抜け出さないとまずいでウィス」

 

 「そうニャン。チョコボーも凍ってて食べれないニャン」

 

 「そう言っても、4000万の借金のせいで、クエストの報酬が殆ど手元に残らないからなあ」

 

 4000万なんて大金、簡単に払えるわけもなく、クエストをしては借金を返すという悪循環に陥っている。それでも金を稼がなければ死んでしまうので、こんな寒い季節でもクエストを探さなければならない。

 ギルドに入ると、他の冒険者達が飲み会をしている。流石にこの時期になると、冒険者家業は一時中断するようだ。必死こいてクエストを探しているのは、カズマ達くらいのものだろう。

 

 「カズマ、ちょうど良い時に来たわね。早速クエストに出発するわよ」

 

 「なんだ?良いクエストでも見つけたのか?」

 

 「ふふ〜ん、これよ!」

 

 アクアが一枚のクエスト用紙を、カズマの目の前まで持ってくる。

 

 「雪精討伐?雪精ってどんなモンスターなんだ?」

 

 「弱いですよ。カズマでも簡単に倒せちゃいます」

 

 「特に害はないけど、一匹倒すごとに10万エリス貰えるの」

 

 簡単に倒せて、それも報酬が一匹につき10万。これに乗らない手はない。誰かに先を越される前に、カズマ達は急いでクエストに出かける準備をする。

 

 「えー、こんな寒い時期に寒いとこなんてオレっち行きたくないニャン」

 

 「しょうがないなあ。じゃあギルドで大人しくしとけよ」

 

 ジバニャンはパチパチと火花が散る暖炉の近くで寝転がり、凍ったチョコボーを溶かして食べ始める。いつもならめぐみんをお守りするためにクエストについて行くのだが、今回は弱いモンスターが相手だからその心配はないと思ったのだろう。

 そういうわけで、今回はジバニャン抜きでクエストに出発した。

 

 「カズマ達、雪精討伐に行ったぜ」

 

 「おいおいおい」

 

 「死ぬわあいつら」

 

 カズマ達の背中を、冷ややかに見送る冒険者達。彼らは知っているのだ。雪精討伐が、実は恐ろしいクエストだということを。

 

 「これが雪精か、沢山いるんだなあ」

 

 真っ白な雪原の上に、ふよふよと白い塊が浮かんでいる。襲ってくる気配はなく、これなら確かに簡単に倒せそうだ。

 

 「雪精は一匹倒すと、春が半日早く訪れると言われていますよ」

 

 「倒して報酬が貰えて、その上早く暖かくなるなんて最高じゃねえか。よーし!気合入れて行くぞー!」

 

 「「おー!」」

 

 カズマの号令のもと、それぞれ雪精に向かっていく。ダクネスやめぐみんは剣や杖を使っているが、アクアは何故か虫取り網を持っている。

 

 「アクア、何で虫取り網なんか持ってるんだ?」

 

 「決まってるじゃない。雪精を捕まえて飼うのよ。そうしたら夏でもキンッキンに冷えたシュワシュワを楽しめるわ」

 

 「またお前はそんなアホみたいなことを…」

 

 「しっ!静かに」

 

 カズマの話を遮り、アクアは虫取り網を握り締めてターゲットに接近する。じりじりと静かに距離を縮め、油断してる背後から飛びかかった。

 

 「ドリャアアアア!!やったわカズマ!また一匹捕まえたわよ!」

 

 嬉しそうにはしゃいでいるアクアだが、残念ながらその網にかかっているのは雪精ではない。

 

 「アクア、よく見てみ」

 

 「へ?」

 

 「んも〜、いきなり何するんでウィス?」

 

 「ウィスパー!?もう、紛らわしいのよ!」

 

 ウィスパーも雪精と同じく白色で、周りをふよふよと浮いているからつい間違えてしまった。後ろ姿だけ見たら、少し大きめの雪精そっくりなのだ。

 

 「あたくしも雪精をとっちめるのに忙しいんでウィスから、あまり邪魔をしないでくれますう?」

 

 「ウィスパー、雪精倒せるのか?こいつら意外とすばしっこいんだぞ」

 

 「ええもちろん、このあたくしにかかれば余裕でウィスよ〜。こんなザコモンスターごとき、あっという間に…」

 

 「そこだ!」

 

 「ぎゃあああ!」

 

 いきなり後ろからダクネスに斬られ、真っ二つにされるウィスパー。ダクネスもウィスパーと雪精を見間違えたようだ。

 

 「もう!気を付けてくださいよダクネスさん!」

 

 「…わ、悪かった」

 

 「まったくもう…」

 

 「えい!」

 

 ドゴォ!

 

 「ゲフう!?」

 

 今度はめぐみんに杖でボコられる。

 

 「め、めぐみんさんも間違えないでくださウィス…」

 

 「いえ、私はウィスパーだと分かった上でやりましたので」

 

 「確信犯じゃねえかこのめぐ野郎!」

 

 何やかんやあったが、それぞれが順調に雪精を討伐していく。この後、めぐみんが爆裂魔法を放って雪精をまとめて消し去り、ついでにウィスパーも巻き添えを食らって黒焦げになっていた。

 

 (なんだよ、結構おいしいクエストじゃねえか。でも変だな、何で皆これをやらないんだ?)

 

 まるで他の冒険者に避けられているみたいに、ボードの端っこにポツンと貼られた雪精討伐クエスト。こんなに効率の良いクエストなら、取り合いになってもおかしくないはずなのに。

 

 「む、来たな!」

 

 「え?」

 

 カズマが疑問を持っていると、ダクネスが真剣な眼差しで剣を構える。その視線の先には雪が大量に舞っており、その中に巨大な影が見える。

 

 「な、何だあれは!?」

 

 「ねえ、カズマ。何でこのクエストを誰もやらないか、不思議に思ってたわよね?」

 

 驚いているカズマに、アクアが静かに語りかける。

 

 「それは、ここに生息するあるモンスターが強過ぎるから」

 

 「あるモンスター…?」

 

 「日本から来たカズマなら知ってるはずよ。雪精を束ね、その頂点に立つ冬の風物詩。そう、その名も…冬将軍!!」

 

 アクアの説明が終わると共に、それがゆっくりと姿を現す。巨大な体躯に、日本の戦国時代を思わせるような武士の風貌。これが数多くの冒険者を恐れさせる、冬将軍である。

 

 「出たな冬将軍…!国から高額賞金を懸けられている、特別指定モンスターの一体!」

 

 「ここの冒険者たちは畏敬の念を込めて、天下の大冬将軍と呼んでいるわ」

 

 「バカああああああ!!もう嫌っ!!こんな大馬鹿な世界いいいい!!」

 

 カズマの悲しい絶叫が雪山にこだまする。冬将軍は腰の剣を抜き、まずは剣を構えているダクネスに襲いかかった。

 

 バキイイィィィンン!!

 

 「ああっ!?私の剣が!」

 

 ダクネスの剣をあっさりと折り、力の差を見せつけられる。

 

 「おい!そもそも何であんな武士みたいな格好のモンスターがいるんだよ!?」

 

 「精霊は人の思いを具現化するわ。でも、この世界で冬の時期に呑気に出歩くのは日本から来たチート持ちだけだから」

 

 「ってことは何か!あいつはそのチート持ちの想像から生まれたわけか!?なんてはた迷惑な!」

 

 「とりあえず、ここは誠意を見せるわよ!」

 

 「誠意ってどんな…」

 

 アクアは捕まえた雪精を解放し、頭を深々と下げ始めた。

 

 「ほら、カズマも早く!謝って誠意を見せれば、きっと許してくれるわ!」

 

 はは〜! 両手とおでこを冷たい雪につけて、頭を下げるアクア。女神のプライドなどとうに捨て去った、見事な土下座だった。

 

 「カズマ、頭が高いわよ!ほら、めぐみんを見習いなさい。土下座どころか土下寝までやっているのよ」

 

 めぐみんは爆裂魔法を撃った反動で動けないだけであるが、後で少し踏んでやろうとカズマは思った。

 

 「カズマくん、ダクネスさんまだ突っ立ったままでウィスよ!」

 

 ダクネスは未だに折られた剣を構えており、冬将軍に土下座しようとしない。

 

 「だれも見ていないとはいえ、モンスターに騎士が頭を下げることはな…」

 

 「いいから下げろ!」

 

 埒が明かないからカズマがダクネスの頭を押さえつけて無理矢理下げさせる。

 

 「ああんっ!くっ、こんな辱めを…!」

 

 「ダクネスさん結構余裕ありまウィスね」

 

 「よし、とにかくこれで全員大丈…」

 

 「カズマ!剣を早く捨てて!」

 

 カズマが剣を持っていることで、冬将軍に抵抗の意思があると認識された。その無慈悲な刃が、カズマに襲いかかる。

 

 「ひいいいっ!?う、ウィスパーバリアー!!」

 

 「ぎゃあああああ!?」

 

 咄嗟にウィスパーを盾にして身を護るカズマ。ウィスパーの体は冬将軍の刃に見事に真っ二つにされる。

 

 「ちょっ…何すんじゃああ己はああああ!!」

 

 「仕方ないだろ急だったんだから!」

 

 カズマの仕打ちに流石にキレるウィスパー。言い争ってる二人を、冬将軍が狙っている。

 

 「ケンカしてる場合じゃないわよ!」

 

 「カズマ!早く逃げてください!」

 

 剣はウィスパーを盾にした際に手放した。にも関わらず、冬将軍は執拗にカズマを追いかける。今までやられた雪精の仇を、カズマで取るつもりなのか。

 

 「お、おいウィスパー!こうなったらもう一度ウィスパーバリアーだ!」

 

 「嫌でウィス!あーたあたしを一体何だと思ってるんでウィス!?」

 

 「自称妖怪執事だろ!たまにはご主人様の為にちゃんと働け!」

 

 「自称じゃないでウィス!あとウィスパーバリアーは労働ではなく犠牲でしょ!」

 

 ウィスパーは飛べるからまだいいが、カズマは雪上だから凄く走りにくい。頭のスレスレを冬将軍の刃が掠め、このままでは捕まるのも時間の問題だ。

 

 「カズマくん!友達妖怪を呼んで助けてもらうのでウィス!」

 

 「よ、よーし!」

 

 カズマは一枚のメダルを取り出し、それをウォッチに装着する。

 一方その頃、ギルドでのんびりしているジバニャン。

 

 「こんな寒いのに、クエストなんてカズマ達は大変ニャンね〜」

 

 俺の友達、出てこいジバニャン!

 

 「オレっちは優雅にチョコボータイムニャ〜ン」

 

 妖怪メダル、セットオン!

 

 シュン!!

 

 「ニャ〜…ン?」

 

 ジバニャンの目の前に、刀を振り上げている冬将軍の姿。

 

 「・・・ ニャーーー!!??」

 

 冬将軍の一撃をギリギリでジバニャンは避ける。代わりに大事なチョコボーを斬られてしまったが。

 

 「よく来てくれたジバニャン!」

 

 「ひ、酷いニャン!寒いの苦手なの知ってるくせに、こんなとこに呼び出すなんてあんまりニャン!!」

 

 「ジバニャン!早速で悪いんだけど、アイツ倒して!」

 

 「無理に決まってるだろニャアアアアン!!」

 

 結局、逃げる者が増えただけだった。冬将軍はジリジリと3人を追い詰め、カズマは遂に疲労でその場に倒れ込んでしまう。

 

 「カズマ!」

 

 「カズマくん!」

 

 逃げる体力もすでに無く、息の切れたカズマは冬将軍を見上げる。その巨大な刃をゆっくりと天高く振り上げ、豪快な風切り音と共に振り下ろした。

 

 「も、もう駄目だああああああ!!」

 

 「待って!冬ちゃん!!」

 

 

 

 ビタアアッッ!!!

 

 

 

 

 刃がカズマの命を奪うその瞬間。どこからか声が聞こえ、冬将軍の手が止まった。 

 

 「カズマ!大丈夫ニャン?」

 

 「うぐっ、や…ら…れ…た」ガクッ

 

 「いや生きてますよカズマくん」

 

 「へ?」

 

 確実に自分の首を飛ばしたであろうその刃は、あと少しで触れるギリギリのところで止まっていた。アクア達もカズマを心配して駆け寄って来て、とりあえず無事なことにホッと安心した。

 

 「それにしても、よく無事でしたね」

 

 「絶対死んだと思ったわよ。まあそれならそれで、私が生き返らせてあげるんだけど」

 

 流石は女神。死にたてほやほやなら蘇生なんて簡単に出来てしまうのだ。

 

 「そういえば、誰かの声が聞こえたような…」

 

 あの声の主が冬将軍を止めてくれていなかったら、今頃カズマの首は胴体とさよならしているだろう。しかし、冬将軍を止められる者などそうはいないはず。一体、どこの誰なのか。

 

 「あら、やっぱりカズマじゃない。こんなところで何してるの?」

 

 「…この声は、まさか」

 

 耳に聞こえてくる可愛らしい少女のような声。カズマには聞き覚えがあり、そちらに振り向く。

 そこにいたのは、髪を束ねた着物姿の少女。誰もが恐れる冬将軍の肩にちょこんと座り、カズマ達を見下ろしていた。

 

 「ふ、ふぶき姫…!」

 

 「ふふ、久しぶりね。カズマ」

 

 ふぶき姫、強力な氷の妖術を操るS級の妖怪。カズマの友達妖怪の一人であり、他の妖怪達同様にこの世界に遊びに来ていたのである。

 

 「冬ちゃん、カズマは私の大事な友達なの。いじめちゃ駄目」

 

 カズマから事情を聞いたふぶき姫は、冬将軍にお説教していた。冬将軍は申し訳なさそうに頭をポリポリ搔いている。

 

 「あの冬将軍を、謝らせている…」

 

 「しかもちゃん付けですよ…」

 

 国の特別指定モンスターでも、ふぶき姫に頭が上がらない。何故なら、冬将軍はふぶき姫に惚れているのだ。初めて出会ったときに一目惚れしており、冬将軍は気に入られようと必死になっている。

 しかし、悲しいことにふぶき姫は冬将軍のことを普通の友達としてしか見ていなかった。

 

 「助かったよふぶき姫。ありがとう」

 

 「いいのよ。カズマが無事でよかったわ」

 

 ふぶき姫がいなかったら確実に死んでいただろう。カズマはふぶき姫の手を取り、深く頭を下げてお礼を言った。

 

 「よおし、気を取り直して、雪精討伐を再開するぞー!」

 

 ふぶき姫が冬将軍を止めてくれるなら、自分達は安心して雪精討伐を再開出来る。それどころか、雪精討伐のクエストを自分達で独占して荒稼ぎすることも可能ではないか。こちらにふぶき姫が付いているアドバンテージは大きい。これなら楽にお金を稼いでレベルアップすることが出来る。

 

 「駄目よカズマ。雪精たちをこれ以上いじめないで」

      

 「…へ?」

 

 冬将軍は雪精達の親分である。かわいい子分が冒険者にいいようにやられていくのは我慢ならない。ふぶき姫は冬将軍の気持ちも分かって欲しいとカズマに言った。

 

 「それに、この子たちは別に人間に危害を与えてるわけじゃないんでしょ?だったら別に退治することもないじゃない」 

 

 「で、でも…俺たちも生活が、借金もあるし…」

 

 「カズマ。弱いものいじめはめっ、だよ」

 

 「…はい」

 

 まるで小さな子を諭すように言われ、これ以上カズマも何も言えなかった。ふぶき姫は命の恩人であるため文句も言えず、カズマ達は雪精討伐を諦めて撤収した。

 

 「あーあ。割のいいクエストだと思ったけど、これ以上雪精討伐したらふぶき姫に怒られるし、仕方ないから他のクエスト探すしかないか」

 

 それなりに報酬は貰ったものの、やはり借金の返済で大方消えていく。楽して雪精討伐で借金を返済出来ると思ったが、駆け出し冒険者にそんな都合のいい話があるわけなかったのだ。

 

 「ま、私は収穫があったから別にいいけどね」

 

 「どういうことだよアクア」

 

 「ふっふっふっ、これを見よ!」

 

 ジャーン!とアクアが取り出したのは小さな瓶。よく見るとその中に、雪精が一匹入っているではないか。

 

 「この私がただで土下座をすると思ってるの?気付かれないよう一匹だけ捕獲してたに決まってるじゃない」

 

 「いつの間に…」

 

 「抜け目ないですね」

 

 「これでいつでもキンキンに冷えたシュワシュワを楽しむことが出来るわ!」

 

 アクアが高笑いしてる内に雪精を討伐してやろうとカズマは思ったが、ふぶき姫と約束したのでここは見逃してやることにした。

 

 「さあ!クエストの終了を祝ってパーッと飲むわよー!じゃんじゃん持ってきなさーい!」

 

 メニューにある料理を片っ端から注文して、アクア達は夢中になってかぶりついた。

 

 「っておいおい!?借金もまだまだあるんだから、ちょっとくらい貯金しろお!」

 

 「腹が減っては戦は出来ぬと言うだろう。次のクエストのために、ここは存分に力を蓄えておくべきだ」

 

 「私は成長期ですから、もっともっと栄養が必要なんです」

 

 「ふーん、栄養ねえ…」

 

 チラッとめぐみんの胸を見て、ふっとカズマは鼻を鳴らした。

 

 「おう、今どこを見て鼻で笑ったのか聞かせて貰おうじゃありませんか」

 

 「何でもねえよ。そうだな、めぐみんにはもっと栄養が必要だもんな。ほら、どんどん食え」

 

 「ムカッ。ジバニャン!この男に百烈肉球です!」

 

 「任せるニャーン!」

 

 「ま、待てジバニャン!?」

 

 無理矢理呼び出された恨みもこもっているのか、今日の百烈肉球はいつもより強烈で、カズマは寒空の下に放り出されたのであった。

 

 

 

 

 

 




最初は原作通りカズマを死なせる案もありましたが、妖怪ウォッチとのクロスなので、思い切ってギャグ多めの展開にしてみました。
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