水を司る魔法科高校の転生者   作:排他的

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え、2話目で12人の方が評価つけてくれてるんですけど……評価つけてくださった方々、ありがとうございます!


魔法大学付属第一高校へ

国立の魔法師のための学校であり全国に9つあるうち東京にある『魔法大学付属第一高校』通称『一高』。

 

そこは全国全ての魔法科高校の中でも1番知名度を誇る学校だ。その理由は現在三年生であり十師族でもある七草真由美、十文字克人、そして数字付きですらないにも関わらずこの二人と同格の渡辺摩利がいるということ。

 

その上他にも魔法師界隈でも有名な魔法師が何人も所属しているので九校戦でも2年連続優勝をはたしている強豪校であるのも理由の1つだ。

 

まぁそれでもその実力の高さには裏がある。それは『一科生』と『二科生』が存在するということだ。一科生はエンブレム付きで『花冠(ブルーム)』、二科生はエンブレム無しで『雑草(ウィード)』と言われている。公式には言われていないが。

 

まぁ何が言いたいかと言うとこの学校は、例え一年生でも入学時点で二つの身分が存在しているのだ。

 

そしてこの物語の主人公である総司もこの学校に来ていた。

 

「(昨日は揉めたな……主に瑠璃に泣かれた……将輝にも引っ付かれた……)」

 

総司は試験を申し込む前に一高に行くことを剛毅に通達、剛毅はそれを了承して一高の試験を受けることになった。結果は首席だったが、入学式の答辞は原作キャラで総司の介入で次席になっている『司波深雪』に押し付けた。

 

だが剛毅と総司は家族に伝えるのを忘れていたため、将輝を筆頭とした兄妹達が金沢に残るように引っ付いてきたのだ。

 

「……眠い。というか本当に答辞を渡してきて良かった……」

 

総司はどこか座って眠れる所はないかと歩き回り、校庭のベンチを見つけてそこに座り、アイマスクをつけてそのまま夢の世界へと飛び込んだのだった。

 

隣りに原作主人公がいるのにも関わらず、だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いきなり現れたと思ったらすぐに寝た」

 

というのが第一印象だろう。本当にいきなり現れてそのままアイマスクをつけてすぐさま寝てしまったのだ。この物語の本来の主人公『司波達也』は自分が反応できなかったことに驚いていた。

 

そんなふうにしているところに、この学校の生徒会長であり十師族の七草真由美に話しかけられ、慌てて対応した。

 

「そんなすごい点数、少なくとも私には真似できないわよ……ってあら?そこの子は確か……」

 

「誰なんです?」

 

「その髪にこんなところで寝る性格……一条くんね、一条総司。確か今回の首席よ、答辞は次席に押し付けてたけど」

 

達也はやっと妹が次席なのに答辞をしていた理由を理解した。一条総司と言えば、『一条の出来損ない』と有名だ。だがそれは爆裂が使えないだけであるということも達也は知っている。

 

「ん……なんの騒ぎだ……………………失礼します、七草先輩、名も知らぬ人」

 

真由美と達也に挨拶をするとそのまま一目散に講堂に走っていき、真由美と達也を唖然とさせた。

 

「…………で、では俺も失礼させていただきます」

 

「え、ええ」

 

真由美に挨拶するとそのまま達也も講堂へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

席に座って数十分後、入学式が始まった。前のステージには入試次席の司波深雪がスピーチをしていた。

 

「(やはり押し付け……譲ってよかった、俺ではこんなふうにはならん……雫が残念がっていたけど気のせいだろ)」

 

総司のかっこいいところが見たいと思っていた雫は首席合格を喜んだ後に落胆していた。

 

ちなみに総司は1人で座っている。自分の評判を気にして雫とは一緒に座っていない。今頃雫の話によく出てくる『光井ほのか』とでも一緒に座っているだろう。

 

「(スピーチの内容も気づかないようにして一科と二科の垣根をなくそうとしているようだし、こういう魔法師が増えて欲しいところだ……)」

 

総司は生まれながら爆裂が使えなかった。それだけで差別されるのは違うだろうが、そうされてきた。だから総司はできないことを悔いるのではなくできることを磨こうとしている。

 

一高に来たのは差別が特段強いところならこれからの魔法師の世界で何か一つでも役立つことができる生徒を見つけるためでもあるのだ。

 

「(腕のいい魔工師が欲しいところだ、俺より腕は良くなくてもいいが……)」

 

総司は魔法を作ることもできる。水限定だが。『神之怒』や『アイス・ポーン』はCADで演算しながら発動するので自分で調整もできる。

 

総司が持つCADは『汎用型CAD アーカイブ』。青く、そして円形の薄型CADで、最大99種の魔法式を保存するのが普通のところ、最大999種の魔法式を入れることが出来る。

 

その中には『神之怒』や他にも総司が開発した戦術級、戦略級魔法が保存されている。まぁ公式にも非公式にもなってない戦略級魔法師なので開発した魔法は使われていない。ただ『神之怒』は佐渡島で使われているが。

 

そんなことを考えていると入学式が終わって生徒達が退出し始めた。総司もクラスのIDカード発行のために歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……とっとと帰るか」

 

クラスはA組だった。厄介な連中に絡まれる前にとっとと学校を出ようと足を進める。ホームルームには行かずにだ。

 

「む、一条か、少し付き合え」

 

「(十文字さんか)わかりました」

 

『十文字 克人』、十文字家次期当主であり、将輝と顔合わせに出た時に知り合った。爆裂が使えないことも気にせず接してくれるので助かっている。

 

クロス・フィールド部の部室内で克人と総司は話していた。

 

「で、どうだ?部活連に所属する気は無いか?」

 

「仕事の時間もありまして……部活連で活動する時間が取れるか微妙なんですよね……一応考えておきます」

 

「成程、承知した。それとブランシュとエガリテの問題はまだ解決出来ていない。この代で終わらせるつもりだが、気をつけろ」

 

「……一応、情報の精査は終わってます。どうぞ、十文字殿」

 

ブランシュの細かい繋がりとその所属メンバーを調べれるだけ調べたものを克人に渡す総司。警察や公安の協力者や知り合いに声をかけて手伝ってもらったものだ。

 

警察と十師族は基本的に仲が悪いためこういう情報は持っていないと思ったからだ。

 

「感謝する。それと渡辺と七草がお前を生徒会と風紀委員に入れようと画策している。時間があまりないなら部活は無理だが……風紀委員ならシフト制だ、ちょうどいいと思うぞ」

 

「……そうですね、オファーが来たら受けてみます」

 

総司はクロス・フィールド部の部室を出て今度こそ学校から出る。そしてそのまま一条家の別邸へ向かう。

 

そこは「十師族なら東京に家くらい持っていなくては」と言う変な理由で剛毅が立てた別邸で、割と広い。

 

そしてそのまま家でアーカイブの調整をしてからそのまま寝るのだった。

 




最初CAD名をブルーアーカイブにしようとしてたんですが、パズドラの更新の時にブルーアーカイブのアプリ名が見えたのでやめました……

爆裂が使えないけど他は将輝と比べると上ら辺です。一条の魔法師としてみれば、将輝が上ですが、全体的な魔法師としての能力を見れば総司の方が上です。

深雪と比べるとどうなんですかね、誓約(オース)がなければ水を司る力がない総司に勝てると思いますけど……誓約がない状態でリーナと戦って互角だったと考えると、

総司(水無し)=深雪(誓約無し)=リーナ=将輝

なのかな?達也相手なら水有りにしないと勝てなそうですね。

これ考えとかないとやばいんじゃない?というのが何個かありますがとりあえず入学編を早めに終わらせようと思います。

これからもよろしくお願いします!
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