『ハリテヤマ!!』
『ホゥホゥ!!』
その後、マクノシタとヨルノズクもリライブが可能であり完了後にマクノシタはハリテヤマへと進化したのだった。
「他のダークポケモンはまだ無理のようだな…」
そして、一度ローガンの家へと戻ることとなった。
「ところでレオ君…他のダークポケモンはどうしてるんじゃ?」
「……必要最低限の餌を与えている…」
「餌代もバカにならんじゃろ…」
「……」
…長年スナッチ団で働いて稼いだ金とそれに抜け出す際に奪った金がある、これなら数年間は食っていける…が金は温存したい…
「どうじゃ、この村に手持ち以外のダークポケモンを預けてみては?」
「!!……」
「でも…レオの言うことしか聞かないよ」
「それは…俺が命令で他の人間の命令を聞くようにすればいい…が、こんな物騒なポケモン…いいのか…とりあえず、俺が既に人を襲わないように命令してあるから危害は加えないと思うが」
「なら平気じゃ…実はここには昔、いくつかの育て屋があっての最近はひとつしかないんじゃがその跡地があるのじゃ、そこにダークポケモンを置いといてはどうかの?食べ物は村だけでは消費しきれん程の農園がある、さらに、かつて名ブリーダーだった者もおるんじゃ、餌やりは我々で交代で行おう!!よし、決まりじゃな、みんなに相談してくるぞ!!」
ローガンはそのまま出ていったのだった。
「でも、レオ…もし、ダークポケモンを取り戻しにシャドーが攻めてきたら…」
『プラ…』
「……」
「きっと、じいさんもそのことは覚悟してますよ…それよりもシャドーが許せないし何よりミレイちゃんの恩人であるレオさんに強力したいんでしょうね~」
「セツマお祖母ちゃん…」
「…………俺に考えがある…」
場所はパイラタウン、ギンザルの家
「ギンザル、少し前にこの町で相次いでポケモンがスナッチされる被害が起きていたが…」
「そのスナッチしていた少年はダークポケモンだけをスナッチしていたんだ、ヘッジ」
「ダークポケモン…人を襲う謎のポケモンか…そして、ミラーボを撃退したのもそいつだとは…」
「そいつのおかげで町の治安は安定し始めている、そいつのことは咎めないで貰えるか?」
「………ポケモンの強奪は犯罪だ…」
「ああ…」
「しかし、そのダークポケモンは聞くところによればこれはポケモンのドーピング及び改造にあたるな…これは国際法では第一級の犯罪だ…優先すべきはポケモンの救助…」
「感謝する…」
「ああ…いや、その男のおかげで治安が良くなった…私も感謝している…が、事が済んだら国際警察に通達をする…その男がどうなるかは国際警察に一任しよう…」
「……」
その時
ギンザルの家に警官が慌てて入ってきてヘッジの背中にぶつかった。
「あいたた…おじゃします、ギンザルさん…!!ヘッジ署長!!た…大変ですぅ…」
「落ち着くんだ…ユイト、どうした?」
ユイトは深呼吸をすると、
「大変なんです、バトル山に…」
「バトル山がどうかしたのか!!」
「バトル山が変な格好の連中に占拠されたとの通報が入ってきました!!」
「何だと!?」
「既に本署の警官がバトル山に向かってますが以前状況は進展しません」
「なぜ、乗り込まない?」
「人質が…たしか、他の地方から来ている博士だったかと…」
「人質だと!?」
「そいつらは恐らくシャドーだ…よし、レオ君にメールを送ろう!!」
ギンザルはP★DAを取り出したのだった。
「本当にいいのか?」
「もちろんじゃ」
育て屋の跡地に今までスナッチしたダークポケモンが並べれられた。
「よし、お前らもう一度言う!!命令以外で人やポケモンに危害を加えるな、それと、俺とは別にローガンさんの命令も聞くこと、あと、ここに定期的にお前たちの世話をする人間がいる、その人間は合言葉とこのセレビィの置物を持っている、世話係の命令も聞くようにすること、そして、合言葉は『ダークポケモンよ光となれ』だ、命令聞く優先順位は俺、次にローガンさん、次に世話をする人間だ、分かったなら全員一歩前に出ろ!!」
そして、ダークポケモンは全員一歩前に出た。
…セレビィの置物は職人が作った者で偽物を作るのはそう簡単じゃないだろう…
「一歩前へ出るのじゃ!!」
ローガンの言葉でダークポケモンは更に一歩前に出た。
「世話をするセツマです、ダークポケモンよ光となれ、下がって」
セレビィの置物を持っているセツマの言葉でダークポケモンは下がった。
「レオ君…」
「ああ…」
「「全員、「一歩前に!!「下がれ!!」」
レオとローガンの同時の命令でダークポケモンはレオの命令を実行し下がったのだった。
また、ローガンと世話係のセツマで同じことをしても優先順位は守っていた。
「どうやら、成功じゃな」
「ああ…ダークポケモン達をよろしく頼む」
そこへ
「ダークポケモン…僕らも協力させてください」
白衣の男とそのとなりにポケモントレーナーらしき男がいたのだ。
「おやおや、クレイン博士ではありませんかな、それに、リュウキ」
「ご無沙汰しております、ローガンさん」
「あっ、知ってる!!ポケモン総合研究所のクレイン博士だ、私はミレイです!!」
『プラプラ?』
「よろしくね、ミレイちゃん」
その時
レオのP★DAにギンザルからメールが届いたのだ。
「ギンザルからか…」
メールの内容は
『レオ君、ミレイちゃん、大変だ、バトル山が何者かに占拠されてしまったらしい、目的はわからないが人質がいて警官が踏み込めないそうだ、申し訳ないが至急向かってくれ』
「た、大変」
『プラァ…』
「バトル山……!!まずい、ユキナリ!!」
「えっ、おじいちゃん、ユキナリさんが来てるの?」
「ああ、ユキナリが今ポケモントレーナーへの講義のためバトル山におるのじゃ!!」
「じゃ…その人質って…」
「えぇい、ワシも向かうぞ!!」
「じいさんや、貴方もピカチュウももう歳ですよ、バトル山なんてとんでもありませんよ!!」
「そうだよ、おじいちゃん!!」
「俺がいく…だが、ミレイ、お前は残れ」
「えっ…」
『プラ!?』
「危険だ」
「ちょっとまってよ…じゃレオはどうやってダークポケモンを見破るの!!」
『プラプラ!!』
「……お前の身に何かあっても俺はお前の家族相手に責任をとれない」
「……………ダークポケモンを見破れるのは私だけ…もしかしたら将来的には機械で見れるようになるかもしれないけど…でも、今はダークポケモンを救えるのレオと私だけ…だから、意地でもついてく…いいでしょう、おじいちゃん、おばあちゃん!!」
「……」
「…………………黙ってるってことはOKってことだよね!!さぁ、いこう、レオ!!」
「…………………勝手にしろ…」
そして、レオとミレイはバトル山へと向かったのだった。
「いいんですか?」
「……セツマ、ミレイちゃんが決めたことじゃ」
「そうですね」
「僕らもダークポケモンの件に協力します、ね、リュウキ」
「ああ…もち…ゴホッ、ゴホッ…」
その時、リュウキは咳き込んだのだ。
「リュウキ!!」
「大丈夫かの?」
「ああ…すいません、最近、体調を崩しぎみで…ああ、協力しますよ、もちろん、そうだ、ダークポケモンを普通のポケモンと触れあわせてみては?」
「なるほど…いい考えだね」
「うむ、よい考えじゃな」
バトル山…トレーナーたちの修業の場として人気の場所であり、普段なら修業をしに来たトレーナーで賑わっているのだが今はいつもとは違う雰囲気を放っていた。
現在はシャドーらしき連中に突如占拠され人質もいるという、占拠の際はバトル山にエリアリーダーであるセネティのいない休憩の時間を狙われたらしい。
「また、例外としてトレーナーが通常営業のように各トレーナーを倒して上まで来るのは構わないとのことですが警官が入るものなら人質の身は保証しないとのことです、そして、先程、エリアリーダーのセネティさんが向かってしまいました、他のトレーナーも挑戦しましたが皆ダメで犯人は大量の回復道具も持っていて長期で立て籠るつもりのようです」
バトル山についたレオは受付嬢からそのようなことを言われた。
「ミレイ…行くぞ!!」
「うん…ねぇ、レオ…アゲトにいるダークポケモンを総動員させたらダメなのかな」
「……それだと通常営業のようにじゃなくなり人質の身が危険になる恐れがある、それにダークポケモンを一斉に動かすと何が起こるかわからない、例えば複数のポケモンがハイパー状態になろうものならそれらを元に戻すのに名前を呼ばなきゃならない、ハイパー状態は命令違反をすることがあるらしいからそうなれば他の人間やポケモンに危害を加える恐れもある」
「…………ちゃんと考えてるんだね…」
「当たり前だ、何年、悪党やってると思ってる」
そして、レオとミレイがバトル山へと足を踏み入れるとまず最初に最低限の広さのバトル場にその中央に大きく『1』と描かれた場所があったのだ。
このバトル山は一見柵も何もないように見えるが頑丈な強化ガラスが各バトル場をドームのように囲んでいる。
「また、挑戦者か!!まぁいい俺が蹴散らしてやる!!ナックラー、サンド!!」
『ナックラー』
『サンド!!』
トレーナーはナックラーとサンドをモンスターボールから出した。
「ブラッキー、オーダイル!!」
『ブラッキー!!』
『オーダイル!!』
レオもモンスターボールからブラッキーとオーダイルを出したのだ。
「ナックラー、ありじごく、サンド、ひっかく!!」
「ブラッキー、だましうち、オーダイル、ハイドロポンプ」
『ブラッキー』
『オーダイル』
だましうちがナックラー、ハイドロポンプがサンドに直撃しあっという間に勝負がついたのだった。
そして、その調子でレオは次々と待ち構えるトレーナーを倒していき、
「イシツブテ、ころがる、サンドパン、みだれひっかき!!」
『イシィィッ!!』
『サン!!』
「カポエラー、ダークラッシュ、ハリテヤマ、はっけい!!」
『ハリテヤマ!!』
かねてから弱っていたサンドパンをダークラッシュで戦闘不能にし転がっていたイシツブテをハリテヤマがはっけいで止めて倒したのだった。
「これで残るはひとりっと…」
そして、レオは『10』と描かれた少しだけ他よりも広いバトル場にたどり着いた。
そこには
「人質なんて卑怯だぞ!!」
「いいから時の笛をよこせ!!」
そして、大男はその青年を殴ったのだ。
「ぐはっ…」
「セネティ君、なんということをするんじゃ!!…………!!おや、ミレイちゃん…なぜ、ミレイちゃんがこんなところにいるんじゃ」
「色々あって、レオ、この人はおじいちゃんの昔からの友達でカントー地方のマサラタウンで研究しているオーキド・ユキナリ博士」
「……レオだ…」
「うむ……おっと、そんなことよりもあの大男をとめてくれ、あの大男ときたらセネティ君とバトルもせずに暴力を振るいおって…」
「……任せろ…」
そして、レオは倒れているセネティと大男の間に入った。
「誰だてめぇは……ん?こいつはコワップが報告してきたブラックリストのレオってやつだな……俺様の名はダキム、よぉし、お前は俺の手でギタギタにしてやる…お、安心しな、お前をギタギタにするのはポケモンバトルの後にしてやるよ!!」
そう言ってダキムは首に巻いてあったモンスターボールを取り構えるのだった。
遂にバトル山、そして、オーキド博士が現れました、この物語、アニメの前日談みたいな感じにするので今後もアニメとの繋がりもいれていこうと思います、そして、次回はvsダキム!!では