フェナスシティにあるとあるモーテル、その一室にてシャワーを浴びバスローブを纏った特徴的な髪型をした男がいた。
「おや、パソコンに通信がきてますね」
その男のパソコンには通信が入ってきていたのだ。
「これはこれはボルグではありませんか」
『ああ』
「今日はどのような用件で?」
『いや、お前の研究を聞きたいだけだ』
「それはそれは歓迎しますよ」
『たしかポケモンのタイプについて研究していたな』
「ええ」
『その研究はポケモン協会は認証してくれそうか?』
「いいえ、資料とレポートを提出したのですが頭ごなしに却下されましたよ」
『やはり、あの連中の頭の固さは尋常じゃないな、所でポケモン協会に提出したのはどんな内容だ?』
「私が発見したポケモンの新たなタイプについてです」
『ほぅ……』
「タイプ:メタルというとくせいとハガネールというポケモンについて知っていますか?」
『ああ、もっているポケモンの技の効果が変化するというとくせいでハガネールのとくせいだな、また、ハガネールは我々の一員でも手持ちに加えている奴がいる』
「そのハガネールですが当初はオーレ地方におけるイワークのリージョンフォームとされていましたがイワークではなく別のポケモンだと判明しました、そして、タイプはイワークと同じタイプとされていますがまずそのタイプ:メタル自体がとくせいとカウントすることが間違っていると思います」
『何故だ?』
「まず、タイプ:メタルを持っているポケモンは全てとくせいを2つ以上同時に持っているということです、ハガネールの場合は……」
『いしあたま』
「はい、そして、コイルやレアコイルもがんじょうというとくせいがあります、また、コイル、レアコイルでがんじょうを持っていない個体との戦闘でタイプ:メタルを持つポケモンが逃げられなくなったりすることがあり、私はこれを『じりょく』というとくせいだと考えております」
『なるほど……じりょくか、たしかにタイプ:メタルを持っているポケモンはとくせいを同時に2つ持っていることも偶然とは思えない、過去にはとくせいは同じポケモンで複数あることは確認されるが同時にもっていることは不可能という論文もあったしな』
「はい、そして、私はさらにハガネールを研究しDNAを調査しイワークのタイプとハガネールのタイプが異なることを確認し私はタイプ:メタル改めはがねタイプと名付けました」
『なるほど、はがねタイプか』
「そして、私はイワークがどうやってハガネールに進化するのか解明するためこの度ハガネールが初めて確認されたこのオーレ地方で調査し解明することができたのです」
『本当か!?』
「はい、これについてはポケモン協会に提出し恐らく認定されます」
『で、どうやって進化させる』
「オーレの地下に少数ですがイワークの群とハガネールを確認しました、その付近を調査したところ全体に多量の鉄を含む鉱石でできた場所がありその鉄を調べた結果その鉄は特殊な成分でできた鉄であることがわかりました、そして、その鉄でできた場所はイッシュ地方にあるでんきいしのほらあなのように一定の電気を放っていました、その電気を浴びたイワークがうまくその鉄と融合することでハガネールへと進化することを確認したのです」
『そこまで調べるとはさすがだな』
「いえいえ、また、その電気ですが全く同じ周波数の電気がありましてね、それはポケモン交換器や転送装置を使用した際にポケモンに流れる電気と同じことがわかりました」
『つまり、ゴーストやゴーリキーのようにイワークを転送すればいいのか』
「いえ、それだけでは足りませんね、私はその鉄の成分のデータを解析し近年、電気伝導率の高い伝導体として使われているメタルコートと呼ばれる金属と同じことがわかりイワークにメタルコートを持たせて交換することでハガネールに進化することを確認しました」
『素晴らしいな……そういえばダークポケモン用に準備していたメタルコートを持ったストライクが進化したと報告があったな』
「はい、調査の結果、ストライクもこのメタルコートにより進化することを確認しました」
『なるほど、ならば命名はお前がするのか』
「はい、ストライクとは違い赤いボディのポケモンですがストライクのように鎌ではなく鋏のような物になっていますのでハサムにかけてハッサムと名付けようと思っています」
『ハッサムか、そういえばダークポケモンになったハッサムはどこに送ったのかな……まぁいい、ところで他には研究したのか』
「もちろん!!イーブイについても研究しましたよ」
『イーブイ、ああ、そういえば前にイーブイの進化形のデータがあるならくれと言っていたな』
「はい、イーブイは色んなポケモンに進化します、ブースターにシャワーズ、サンダース、エーフィー、ブラッキー……エーフィーまではイーブイからタイプが変わりますがなぜブラッキーだけがノーマルタイプのままなのでしょうか?」
『たしか、かくとうタイプの技がこうかばつぐんだと聞いたが』
「それだけでしょう?私はブラッキーを研究し調査しました……!!その説はエーフィーとブラッキーを使うトレーナーの映像提供感謝しています、そして、ブラッキーのDNAを調査した所、明らかにノーマルタイプとは異なることがわかりました、私はこれをあくタイプと名付けました」
『協会は?』
「はがねタイプと同じですよ、また、バンギラスやヘルガーといったポケモンは今のタイプの他にあくタイプを合わせもっていることがわかりました」
『ほぅ、それは気づかなかったな』
「はい、今はダメでもいずれこの事実をしっかりと協会へ突きつけたいと思います」
『そうか……』
「!!………所でそちら何だが警報がうるさくないですか?」
『ああ、俺の研究所に例の映像のブラッキー、エーフィー使いが侵入したらしい』
「え、大丈夫なんでしょうか……」
『ああ、問題ない、先日、幹部のひとりがそいつに敗れこの場所がそいつにばれた可能性がありちょうど全て終わった所だしデータを消して研究所を引き上げる所だ』
「……………ですが、その、貴方の後ろにいる方々は明らかに侵入者だと思いますが……」
「なにっ!?」
ボルグが振り替えるとそこにはレオとミレイがいた。
「お前たち……いつの間に………悪いな、落ち着いたらまた連絡する」
『はい、私はいつでも喜んでお相手しますよ、ボルグ』
「ああ、またな………アクロマ」
そして、ボルグはパソコンの通信を遮断したのだ。
「さてと……」
「お前がボルグか?」
「……これはこれは俺の名前を知っているとは、そう、俺がこのダークポケモン研究所所長にしてロケット…じゃなかった…シャドー幹部のボルグだ……さて、ここまで邪魔をした報いだ、生きては返さないぞ」
ボルグはモンスターボールからチルタリスとハンテールを出したのである。
「ブラッキー、エーフィー!!」
レオもモンスターボールからブラッキーとエーフィーを出したのだ。
「チルタリス、りゅうのはどう、ハンテール、ハイドロポンプ!!」
『チルゥ!!』
『ハンテール!!』
「ブラッキー、シャドーボール、エーフィー、サイコキネシス!!」
『ブラッキー』
『エーフィー!!』
ブラッキーとエーフィーはチルタリスとハンテールの攻撃をかわすとハンテールに集中攻撃した。
「チルタリス、そらをとぶ、ハンテール、ハイドロポンプ」
「ブラッキー、シャドーボール、エーフィー、サイコキネシス!!」
『ブラッキー』
『エーフィー!!』
ブラッキーとエーフィーでハンテールを攻撃するもブラッキーはハイドロポンプを受けてしまったのである。
『ブラッキー!!』
そして
「やれ、チルタリス!!」
チルタリスがエーフィーにそらをとぶで攻撃してきたのだ。
「サイコキネシス!!」
『フィー!!』
エーフィーはサイコキネシスでチルタリスを止めた。
「果たしていつまで耐えられるかな?」
「ブラッキー!!」
『ブラッキー!!』
ブラッキーはチルタリスの背中に乗ったのである。
「なにっ!?」
「シャドーボール!!」
『チルゥ!!』
「ハンテール、かみつく」
『ハンテール!!』
「ブラッキー、だましうち、エーフィー、おんがえし!!」
『ブラッキー』
『エーフィー』
ブラッキーとエーフィーの攻撃を受けてハンテールは戦闘不能となったのだ。
「ちっ…」
ボルグはハンテールをモンスターボールに戻すとランターンを繰り出した。
「チルタリス、りゅうのはどう、ランターン、かみなり」
『チルゥ!!』
『ランターン!!』
「よけろっ!!」
『エーフィー!!』
『ブラッキー!?』
エーフィーは避けたがブラッキーはかみなりを受けてしまったのである。
「怯むな、ブラッキー、シャドーボール、エーフィー、サイコキネシス!!」
「かみなり、りゅうのはどう」
そして、エーフィーはかみなりとりゅうのはどうを受けて戦闘不能となったのだった。
「エーフィー……よく頑張った……オーダイル」
レオはエーフィーをモンスターボールに戻すとオーダイルを繰り出したのである。
『オーダイル!!』
「ランターン、かみなり」
『ラァン!!』
オーダイルはランターンのかみなりを受けた。
「オーダイル、きりさく!!ブラッキー、だましうち」
『オーダイル!!』
『ブラッキー!!』
ブラッキーとオーダイルの攻撃でランターンは戦闘不能になったのだ。
「なるほど、先程のエーフィーといいそのブラッキーとオーダイル、よく育てられている、コンビーネーションも抜群だ、それに技の命令だけでポケモンがトレーナーがどの相手に攻撃したいのか瞬時に理解しているな、素晴らしい」
「そりゃどうも」
ボルグはランターンをモンスターボールに戻しゴルバットを繰り出したのである。
「チルタリス、りゅうのはどう、ゴルバット、あやしいひかり」
「オーダイル、ハイドロポンプ、ブラッキー、シャドーボール!!」
りゅうのはどうとハイドロポンプがぶつかり合い、シャドーボールはゴルバットに直撃するも同時にブラッキーはあやしいひかりを浴びてこんらんした。
「よし、チルタリス、ブラッキーに止めを刺せドラゴンクロー!!」
『チルタリス!!』
『ブラァァァァ!?』
ブラッキーはドラゴンクローを連続で受けたのだ。
「オーダイル!!」
『オーダイル!!』
「ゴルバット」
『ゴルバァ!!』
「邪魔だ、ハイドロポンプ!!」
『オーダイル!!』
オーダイルのハイドロポンプでゴルバットを飛ばすとオーダイルはチルタリスの首にかみついたのである。
『チルゥ!?』
そして、ブラッキーはこんらんが治りチルタリスにシャドーボールを放った。
「オーダイル!!」
『オーダイル!!』
オーダイルはハイドロポンプを放ちチルタリスを壁際へ飛ばしたのだ。
「シャドーボール、ハイドロポンプ!!」
オーダイルとブラッキーの攻撃を受けてチルタリスは戦闘不能になったのである。
「やるな………」
「研究ばっかで鍛練を怠ってるんじゃないのか?」
「そうだな…だが、鍛練など俺には必要ない、ポケモンは科学の力で強化できる」
ボルグはチルタリスを戻しモンスターボールを投げた。
そして、そのモンスターボールから現れたのは…
「やはりな」
「レオ…」
「わかってる」
…エンテイ、スイクンと来たらこの展開は予想していた…やはりこいつか…
ボルグはライコウを繰り出したのだ。
「こいつは他の幹部のポケモンより強化してある、さて、スナッチできるかな?」
「してやるさ…」
「ダークサンダー」
ライコウから黒い稲妻が放たれブラッキーに直撃したのである。
『ブラッキー……』
『ゴルバット……』
ブラッキーは戦闘不能となりダークサンダーが放たれたとき近くにいたゴルバットも感電し戦闘不能になったのだった。
「…………………」
「ブラッキー…」
レオはモンスターボールにブラッキーを戻すとグランブルを繰り出したのだ。
「ダークサンダー」
「よけろっ!!」
オーダイルは避けきれずダークサンダーを受けたが何とか堪えた、しかし
『オーダイル…』
「!!麻痺したか……グランブル、ライコウにダークラッシュ!!」
グランブルはライコウに向かってダークラッシュをするもライコウは殆どダメージを受けてなかった。
「こちらもダークラッシュ」
ライコウはグランブルにダークラッシュをし飛ばされたグランブルはそのままオーダイルに直撃しオーダイルとともに戦闘不能になったのである。
「………」
レオはオーダイルとグランブルをモンスターボールに戻すとエンテイとスイクンを繰り出したのだ。
「ふっ、オーレの伝説のポケモン、3体がここに集結か」
「エンテイ、かえんほうしゃ、スイクン、ダーククリスタル」
『エンテイ!!』
エンテイとスイクンが同時に攻撃するがライコウのダークサンダーで全て弾かれた。
「どうだ、俺が開発したダークポケモンは?」
「………」
…たしかにエンテイやスイクンの時とは比べ物にならないぐらい手強い…けど…
『エンテイ!!』
「…………そうだよな、エンテイは自分も仲間もダークポケモンにされた……しかも、今、正気になってるのは自分だけ……わかったよ、エンテイ、必ずライコウをスナッチする」
『エンテイ!!』
「ふん、俺に敵うものか、ダークサンダー」
ライコウのダークサンダーがスイクンに直撃したのだ。
「スイクン!?エンテイ、かえんほうしゃ、スイクン、ダーククリスタル」
エンテイとスイクンの攻撃はライコウに直撃するもライコウは殆どダメージを受けていなかったのである。
「ダークサンダー」
ライコウのダークサンダーがスイクンに直撃しそうになった、
その時
『エンテイ!!』
エンテイがスイクンを庇ってダークサンダーを受けたのだ。
「エンテイ!!……スイクン、ダークラッシュ」
スイクンはエンテイの目の前でダークラッシュを行ったのである。
「まずい!!」
このままでは目の前にいたエンテイをスイクンが攻撃してしまう、
その時
「はっ!?」
スイクンはダークラッシュをしながらエンテイを飛び越えライコウにダークラッシュを直撃させた。
「おや、通常ダークポケモンは技だけの指示だと目の前の者を攻撃するはず…」
「………そうか、たとえダークポケモンでも仲間なんだ……こいつらは通じあっている」
「馬鹿馬鹿しい」
「どうかな、それをこれからエンテイとスイクンが証明してやるさ」
「なぜ、そこまで言い切れる…何故、お前はそこまでして戦う?」
「……大切なものを守りたいからだ!!」
「レオ…」
『プラ…』
…ミレイ…
「そして、それはエンテイやスイクンにとってはそのライコウなんだ!!」
『エンテイ!!』
『スゥゥゥ…』
「スイクン!?」
「ぬ……捻り潰してやる、ダークラッシュ!!」
「スイクン、こっちもライコウにダークラッシュだ!!」
スイクンとライコウのダークラッシュがぶつかり合ったのだ。
「スイクン、もう一回だ!!」
しかし、スイクンはダークラッシュを行わず赤紫色の火花が体から現れた。
「!?これは…」
「レオ!!スイクンはハイパー状態になったのよ」
「よし、エンテイ」
『エンテイッ!!』
「エンテイ、かえんほうしゃ、スイクン、ダーククリスタル!!」
『エンテイ!!』
「ダークサンダー」
ライコウはダークサンダーで攻撃を防いだのである。
「エンテイ、けたぐり」
『エンテイ!!』
エンテイはライコウにけたぐりで攻撃したのだ。
「スイクン、ダークラッシュ!!」
そして、スイクンはダークラッシュでライコウを攻撃した。
「ダークサンダー!!」
「ダーククリスタルで防げっ!!」
スイクンはダーククリスタルで殆どのダークサンダーを防ぎきったのである。
「スイクン、ダークラッシュ!!」
「えぇい、ライコウ、ダークラッシュ!!」
スイクンとライコウのダークラッシュがぶつかり合ったのだ。
「エンテイ!!」
『エンテイッ!!』
「だいもんじ!!」
「なにっ!?」
背後からだいもんじを受けたライコウは耐えきれなくなりレオの目の前に転がってきた。
「くらえっ!!」
レオはライコウにスナッチボールを投げるもすぐに出て来てしまったのである。
「まだか…」
「ライコウ、そのトレーナーにダークサンダー」
『エンテイ!!』
エンテイはレオが攻撃される前にけたぐりでライコウを攻撃したのだ。
「サンキュー、エンテイ、よし、だいもんじ、スイクンはダーククリスタル!!」
『エンテイ!!』
エンテイとスイクンの同時攻撃でライコウは壁に激突した。
そして、レオはスナッチボールを投げるもあともう少しの所で失敗してしまったのだ。
「ダークサンダー!!」
ライコウのダークサンダーの直撃をスイクンは食らった。
「レオ!!スイクンが限界よ」
『プラプラ!!』
「わかってる、次できめる…」
「ダークサンダー!!」
「接近してだいもんじ!!」
『エンテイ!!』
エンテイは放たれたダークサンダーにぎりぎりまで接近しだいもんじを放ったのである。
「スイクン、エンテイを踏み台にしてダークラッシュ!!」
「なっ…」
スイクンはエンテイの背中を越えて飛躍するとライコウに向けてダークラッシュで突撃したのだ。
「なんだこのコンビネーションは!?」
「これできめるっ!!」
レオはスナッチボールをライコウに放った。
そして
「………………………やったぞ…」
「!?………ぐぐ……おのれ…」
「さて、この研究所のデータを全て教えてもらおうか……」
「………ここにはなにもない…もう最強のダークポケモンもここから運び出されている」
「最強のダークポケモンだと…」
「そうだ……さらばっ!!」
ボルグは飛び出し近くにあったエレベーターに乗り消えたのだ。
「こらまてぇ!!」
『プラプラ!!』
ダークポケモン研究所付近の砂漠が突如開きそこからヘリコプターが飛び出したのだった。
「駄目だな、ヘリコプターで逃げやがった」
レオはボルグがヘリコプターで逃走したのを研究所の監視カメラの映像で確認したのである。
「さて、ここに何か残っていないか調べるか……!!そうだ、忘れてた、スイクン!!」
レオはハイパー状態になっていたスイクンを元に戻した。
「ねぇ、このデータロムってのは?」
『プラプラ』
ミレイはデスクにあった何かのデータロムを持ってきたのだ。
「調べてみよう」
レオはデータロムをコンピューターに読み込ませて中身を確認したのである。
「これは……」
「なになに?」
『プラプラ?』
「スナッチ団がシャドーに送ってきたポケモンのリストだ」
「え!?て、シャドーとスナッチ団って繋がってるの」
「ああ、俺はずっとその可能性があると思っていたがこれではっきりしたな」
「どこでどうゆうやつからスナッチしたのかも明記されている、ハンターからスナッチ、一般トレーナーからスナッチ……!!アリゲイツの横に『D』というマークが…そうか、ダークポケモンにしたポケモンにはマークを…アリゲイツ、ハンターからスナッチ、これはマグマッグ、ハンターからスナッチ……………」
「すごい、これならダークポケモンの元の持ち主がわかるね」
「いや、データの殆どは消去されてる」
「え!?どうするの」
「簡単だ、スレッドに頼めばいい」
「ああ、そうか」
その時
「あの…」
作業員がひとり話しかけてきた。
「誰だ!!」
「いやいや、私はただ日雇いのバイトでここにいるポケモンたちの世話をしていた者です」
「……ポケモンは?」
「装置でおかしくされちまったやつ以外はこの奥の部屋でモンスターボールに収容されて200匹程」
「そんなに!?」
「スナッチ団もそれぐらいポケモン狩っていたからな…で、あんたはどうするつもりだったんだ?」
「え…いや、もうバイト代は貰ってて最後にここのモンスターボール全部転送装置でどこかに転送しておしまいだったんだけど、所長さんがどこかにいっちまったから…」
「そのモンスターボールの所まで連れてってくれ」
「あいよ、こっちだ」
レオとミレイはモンスターボールの部屋に行くと棚にモンスターボールが大量に並べられていたのだ。
「これが転送装置か…」
レオは転送装置を調べるもパスワードなしでは機能せずお手上げだった。
「データロムはスレッドに預けてここのモンスターボールはアゲトビレッジに持ってかえって持ち主を探そう」
「うん!!」
『プラプラ!!』
レオは近くにあったスポーツバッグを数個を見つけたのである。
「ちょうどいい、これに入れるか」
「あんちゃん、俺も手伝うよ、元々俺の仕事だし、それになんかヤバい仕事に手貸しちまったみたいだしな」
「ああ、だいぶ、ヤバい仕事だ」
「そうか…」
レオとミレイはモンスターボールを詰めると作業員と別れてダークポケモン研究所をあとにするのだった。
「!!………所でそちら何だが警報がうるさくないですか?」この時の!!でアクロマはボルグの後ろにいるレオとミレイを確認した。