ポケモンコロシアムXD   作:中2病人間M

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レオvsセイギ

レオは普段とは違うジャージ姿でアゲトビレッジの育て屋跡地にいた。

 

 

「いい天気だな」

 

 

ダークポケモンの他にリライブしたポケモンやダークポケモン研究所から連れてきたポケモンたちでここにはすごい数のポケモンたちがいたのだ。

 

 

『ハリッ!!』

『ホゥホゥ』

「ハリテヤマ、リハビリは順調か?」

『ハリテヤマ!!』

「そうか、ヨルノズクはまだまだ安静にしてろよ」

『ホゥホゥ』

 

 

しかし、ここにいる一部のポケモンたちにはレオの顔を見て警戒しているポケモンたちがいたのである。

 

 

「…………」

 

 

…無理もないか…俺がスナッチ団にいたころハンターからスナッチしたポケモンたちに警戒されるのは…

 

 

そこへ、

 

 

「レオ~、こんなところで何してるの~?」

『プラプラ~』

「ダークポケモンの様子を見にきただけだ」

「あ、そういえば、スイクンどうなった?」

「スイクンならリライブできた」

「本当!!よかったね」

「ああ、エンテイに説得してもらいスイクンも協力してくれることになった」

「そう、よかった」

『プラプラ』

 

 

その時

 

 

レオのP★DAにスレッドからメールが届いた。

 

 

「あ、スレッドくんからだ」

「やっと終わったか」

『レオさん、こんにちは、頼まれていたデータロムですがかなり複雑で時間がかかりましたが一部の解析ができました、ポケモンたちのリストを送ります、それにこのデータロムにはリスト以外のデータもありそうなので解析しておきます』

 

 

メールには解析されたポケモンたちのリストが添付されていたのだ。

 

 

「スレッドでも一部か…相当、複雑なんだろうな」

 

 

その時

 

 

再びメールがきたのである。

 

 

「……ギンザルか…」

『今、フェナスシティにいるんだ、来てくれないか?』

「え、なんでギンザルさんがフェナスシティに?」

「さぁな…しかし、ギンザルがいつもの格好でフェナスシティにいたら通報されそうだけどな」

『プラプラ!!』

「ほら、プラスルがギンザルさんに会いたいってさ、行こうレオ」

「俺の服は?」

「乾いてると思うよ」

「そうか」

 

 

レオはローガンにリストのデータを渡しいつもの服に着替えるとバイクでフェナスシティへと向かったのであった。

 

 

 

フェナスシティに到着するとギンザルがすぐに出迎えてくれた。

 

 

「ギンザルさん……その格好…」

 

 

ギンザルはいつもと違いスーツ姿に髪を整えていたのだ。

 

 

「さすがにいつもの格好ではこの町には来れん」

『プラプラ~!!』

 

 

プラスルはギンザルに抱きついたのである。

 

 

「おお!!プラスル、元気にしていたか~」

『プラプラ~』

「そうかそうか…と、こっちだ、きてくれ」

 

 

ギンザルはレオとミレイをとある建物の前まで連れてきた。

 

 

「ここは?」

「フェナスシティポケモントレーニングセンター、通称、トレトレだ」

「……ここに何の用が?」

「ま、入ればわかるさ」

 

 

レオたちがトレトレの中へと入ると、

 

 

「ギンザルさん、ようこそ、トレトレへ」

「やぁ、セイギさん、お連れしましたよ」

「どうも……彼ですか」

「ああ」

「どうも、レオくんだっけ?僕はトレトレのリーダーのセイギです」

「ああ…」

「たしか君は今、シャドーと戦っているんでしたっけ?」

「そうだ」

「……でも、君はたしか元スナッチ団の人間だよね」

「!!………そうだ」

「元悪党ながら今はシャドーと戦っている正義の味方か…」

「違う、俺はただ自分でやったことの後始末をしてるだけだ、それに元じゃない今も悪党だ」

「レオ…」

『プラ…』

 

 

セイギはレオに注目するトレトレの子供たちを見たのだ。

 

 

「あのように現在は君の人気が高まっているんだよ」

「不快だ…俺はあの子供たちの考えているような人間じゃない」

「……どうやら、話が早いな」

「?」

「僕は悪は許さない、君みたいのが正義だと思われると僕は不快だ…君のそのスナッチマシンを僕に譲ってくれないか?」

「なんだと…」

「僕が君の代わりにシャドーと戦いダークポケモンを救いだす」

「……断る…さっきもいったがこれは俺の後始末だ」

「そうか……残念だ………じゃこうしないか…これから君に戦う力があるのか見極めたい、もし、僕に負けたらスナッチマシンを渡す、で、君が勝ったら……」

「何もいらない」

「!!……………わかった、バトルフィールドはこっちだ」

 

 

そして、レオとセイギはバトルフィールドへ移動したのである。

 

 

「それじゃ6体のフルバトルといこうか」

「……ああ」

「では、審判は私がやらせてもらう」

「ギンザルさん、よろしくお願いいたします」

「ああ」

 

 

セイギはモンスターボールからサンドパンとノクタスを出した。

 

 

「ブラッキー、エーフィ」

 

 

レオもモンスターからブラッキーとエーフィを出したのだ。

 

 

「それではバトル始め!!」

「サンドパン、きりさく、ノクタス、ニードルアーム」

「ブラッキー、シャドーボール、エーフィ、サイコキネシス」

 

 

ブラッキーのシャドーボールがサンドパンに直撃するもサイコキネシスはノクタスに効いていなかったのである。

 

 

『フィー!!』

 

 

エーフィはノクタスのニードルアームを受けた。

 

 

「エーフィ、おんがえし」

『フィー!!』

 

 

ノクタスはおんがえしを受けて転がったのだ。

 

 

「サンドパン、ころがる!!」

『サンドパン!!』

「ブラッキー、よけろっ」

『ブラッキー!!』

「シャドーボール!!」

『ブラッキー!!』

 

 

ころがるをするサンドパンにシャドーボールを放つもサンドパンは止まることなくブラッキーに直撃したのである。

 

 

「ブラッキー!?」

「ノクタス、ニードルアーム!!」

『ノクタスッ!!』

「ブラッキー、だましうち」

『ブラッキー!!』

 

 

ブラッキーは体勢を立て直しノクタスをだましうちで攻撃した。

 

 

『ノクタッ…』

「エーフィ、おんがえし!!」

『エーフィ!!』

 

 

そして、エーフィのおんがえしがノクタスに直撃しノクタスを戦闘不能にしたのだ。

 

 

「ノクタス、戦闘不能」

「くるぞ!!シャドーボール、サイコキネシス」

『ブラッキー!!』

『エーフィ!!』

 

 

ブラッキーとエーフィの攻撃がころがるをしているサンドパンに直撃しサンドパンを戦闘不能にしたのであった。

 

 

「サンドパン、戦闘不能」

「……やるね」

 

 

セイギはノクタスとサンドパンをモンスターボールに戻したのである。

 

 

「次はこいつらだ」

 

 

そして、セイギはモンスターボールからグライガーとノズパスを繰り出した。

 

 

「もどれ、ブラッキー、エーフィ」

 

 

レオはブラッキーとエーフィを引っ込めるとオーダイルとエンテイを繰り出したのだ。

 

 

「グライガー、つばめがえし、ノズパス、がんせきふうじ」

『ノズパッ』

『グライガー!!』

「オーダイル、きりさく、エンテイはだいもんじで迎え撃て!!」

『オーダイル!!』

『エンテイ!!』

 

 

がんせきふうじとだいもんじがぶつかり合い互いに消滅するもグライガーが異様に素早くオーダイルはつばめがえしを受けてしまったのである。

 

 

「グライガー、連続攻撃!!」

『グライガー!!』

 

 

オーダイルはグライガーの連続攻撃を受けダメージが蓄積していったのだ。

 

 

「エンテイ、けたぐり」

『エンテイ!!』

 

 

エンテイがノズパスにけたぐりをしようとした、

 

 

その時

 

 

「ノズパス、マグニチュード!!」

『ノズパッ!!』

「なにっ!?」

 

 

ノズパスのマグニチュードでオーダイルとエンテイは大ダメージを受けたのである。

 

 

『オ…オーダイル…』

 

 

そして、グライガーからの連続攻撃を受けていたオーダイルは戦闘不能になったのだった。

 

 

「オーダイル、戦闘不能」

「もどれ、オーダイル」

 

 

レオはオーダイルをモンスターボールに戻すとスイクンを繰り出した。

 

 

「グライガー、連続攻撃!!」

「よけろ、スイクン、エンテイ、けたぐり!!」

『エンテイ』

『スゥゥゥ』

「マグニチュード」

 

 

ノズパスのマグニチュードが発動するも先程より遥かに威力は弱くエンテイのけたぐりはノズパスに直撃したのだ。

 

 

「耐えたか、スイクン、オーロラビーム」

『スゥゥゥ!!』

 

 

スイクンのオーロラビームがグライガーに直撃し戦闘不能にしたのである。

 

 

「グライガー、戦闘不能」

「もどれ」

 

 

セイギはグライガーをモンスターボールに戻すとマリルリを繰り出した。

 

 

「スイクン、ハイドロポンプ」

「でんじは!!」

『ノズパッ!!』

「なにっ…」

 

 

スイクンはまひして動けなかったのだ。

 

 

「エンテイ、けたぐり」

「マリルリ、ハイドロポンプ」

『マリィィ!!』

 

 

マリルリの放ったハイドロポンプがエンテイに直撃したのである。

 

 

「がんせきふうじ!!」

 

 

そして、ノズパスのがんせきふうじを受けエンテイは戦闘不能になった。

 

 

「エンテイ、戦闘不能」

「スイクン、ハイドロポンプ!!」

『スゥゥゥ!!』

 

 

スイクンは何とかハイドロポンプを放ちノズパスを戦闘不能にしたのであった。

 

 

「ノズパス、戦闘不能」

「……ノズパス、よくやった」

 

 

セイギはモンスターボールにノズパスを戻すとキマワリを繰り出したのだ。

 

 

「こいつは僕のファーストポケモンさ」

「………」

 

 

レオはエンテイをモンスターボールに戻すとエーフィを繰り出したのである。

 

 

「エーフィ、サイコキネシス、スイクン、オーロラビーム」

『エーフィ』

 

 

エーフィのサイコキネシスがマリルリに直撃するもスイクンはまひにより動けなかった。

 

 

「マリルリ、ハイドロポンプ、キマワリ、ソーラービーム準備」

「エーフィ、よけておんがえし」

『エーフィ!!』

 

 

エーフィはハイドロポンプをよけるとキマワリにおんがえしで攻撃したのだ。

 

 

「発射!!」

 

 

ソーラービームが放たれエーフィはよけるもスイクンはまひにより動けずソーラービームの直撃を受けてしまったのである。

 

 

『スゥゥゥ…』

 

 

そして、スイクンは戦闘不能になった。

 

 

「スイクン、戦闘不能」

 

 

レオはスイクンをモンスターボールに戻してブラッキーを繰り出したのだ。

 

 

「キマワリがファーストポケモンといったな…ならば俺のファーストポケモンはこいつらだ」

「……そうかい、マリルリ、おんがえし、キマワリ、メガドレイン」

「エーフィ、おんがえし、ブラッキー、だましうち」

 

 

キマワリとエーフィのおんがえしがぶつかりあい、ブラッキーはマリルリをだましうちで攻撃するもメガドレインで体力を吸われたのである。

 

 

『エーフィ…』

 

 

エーフィはキマワリのおんがえしに押し負けて戦闘不能になったのだった。

 

 

「エーフィ、戦闘不能」

「ブラッキー、シャドーボール」

 

 

ブラッキーはシャドーボールでマリルリを攻撃した。

 

 

「ハイドロポンプ」

『マリィィ!!』

「よけて、だましうち!!」

『ブラッキー』

 

 

ブラッキーはハイドロポンプをよけてマリルリにだましうちをしたのだ。

 

 

『マリィィ…』

 

 

だましうちがきゅうしょにあたりマリルリを戦闘不能にしたのである。

 

 

「マリルリ、戦闘不能」

 

 

セイギはマリルリ、レオはエーフィをそれぞれモンスターボールに戻した。

 

 

「……最後の1体はどうした?」

「使わない」

「なんだって」

「ブラッキーを除けばあとはダークポケモンだ、お前とのバトルにダークポケモンは使わない」

「……そうか、キマワリ」

『キマッ!!』

「マジカルリーフ」

 

 

ブラッキーはマジカルリーフを食らったのだ。

 

 

『ブラッキー!!』

「シャドーボール!!」

『キマァァ!!』

「メガドレイン」

「かわせっ」

『ブラッキー!!』

 

 

ブラッキーはメガドレインをかわしたのである。

 

 

「キマワリ、ソーラービーム準備」

『キマァァ!!』

「シャドーボール」

「ブラッキー!!」

 

 

ソーラービームをチャージしているキマワリにシャドーボールが直撃した。

 

 

「発射!!」

『キマァァ!!』

 

 

しかし、ブラッキーはソーラービームの直撃を受けてしまったのであった。

 

 

「シャドーボール!!」

『ブラッキー!!』

 

 

ブラッキーはソーラービームを耐えキマワリにシャドーボールを放ったのだ。

 

 

「これで最後だ、だましうち!!」

『ブラッキー!!』

「なにっ!?」

 

 

ブラッキーはだましうちをキマワリに直撃させキマワリを戦闘不能にしたのである。

 

 

「キマワリ、戦闘不能、よって勝者レオ」

 

 

レオはセイギとのバトルに勝ったのだった。

 

 

「………………負けたよ、レオくん、完敗だ…」

「………」

「先程は失礼な態度をとってすまなかった………君ならたしかに僕より適任だ」

「………」

「たしかに僕は悪は許さない、けど、君はもう悪ではないと思うよ」

「は?」

「バトルを通じて感じた…君のポケモンは本当に君のことを信頼している、トレーナーとポケモン以上の関係だ、ここまでの関係を築くのは並の人間じゃ無理だ」

「……………」

「まっててくれ」

 

 

セイギはどこかの部屋に入り少しすると出てきた。

 

 

「これを使ってくれ」

 

 

セイギの手には何かのモンスターボールがあったのだ。

 

 

「これはダークボール、前にシンオウ地方に行った時に手に入れたモンスターボールさ、たしか暗い所で使うとポケモンを捕獲しやすくなるそうだ」

 

 

セイギはレオの手にダークボールを握らせたのである。

 

 

「オーレの未来を頼んだよ」

「………………………ああ」

 

 

 

その後、レオとミレイはポケモンセンターで回復を待ちながらセンターの食堂でレオはハンバーガー、ミレイはサンドイッチを食べていた。

 

 

「さて、次はどうしようか」

『プラプラ』

「さぁな、シャドーの情報を手に入れるまでは動けねぇな」

 

 

その時

 

 

「聞いたか、最近、スナッチ団が活動再開したらしいぞ」

「まじかよ」

「壊れてたスナッチマシン?とかいうのを修理したらし」

「やべぇな、エクロ峡谷にはあんま近づかねぇ方がいいな」

「だな」

 

 

そんな会話が聞こえてきたのだ。

 

 

「レオ……」

『プラプラ…』

「スナッチ団……調べるか…そして、本当にマシンを修理して活動してるなら必ず解体する」

 

 

そう言いながらレオはハンバーガーを口にしたのだった。




本作のセイギは元スナッチ団のレオにバトル終わるまで嫌悪感を抱いている設定にしました。てか、バトルシーンって疲れるな…
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