ポケモンコロシアムXD   作:中2病人間M

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運命のピカチュウ

レオはバイクでエクロ峡谷付近を走っていた。

 

 

「ねぇ、レオ、スナッチ団アジトまではどのくらいなの?」

「あと、数分だ、けど、もう少ししたらバイクを降りる」

「なんで?」

「スナッチ団アジトにバイクで近づけると思うか?」

「あーね」

 

 

…流石に今回、ミレイは置いておこうと思った……スナッチ団関係には巻き込みたくなったが…………意地でも守ってやるよ…ミレイ…

 

 

「どうしたの?」

「なんでもねぇ……よし、ここから歩いて行くぞ」

「うん」

 

 

レオとミレイは岩影にバイクを置いてスナッチ団アジトまで歩いて向かったのであった。

 

 

 

「あれだ」

「なんか、嫌な感じがする」

「正面から突入するぞ」

「マジ?」

「大丈夫だ、ボスとJ以外はザコみたいなもんだ」

 

 

レオとミレイは正面入り口から中に入ったのだ。

 

 

「お前ら久しぶりだな」

「げっ、レオさん……」

「本当に来たよ……」

「ご無沙汰しております………でも、スナッチマシン奪い返せって命令なんで……」

 

 

スナッチ団員たちはそれぞれポケモンを出したのである。

 

 

「ブラッキー、エーフィ」

 

 

レオはブラッキー、エーフィを出した。

 

 

 

「あーあ、やられちゃった……」

「やっぱ無理っすよ」

「……同感だ、俺もそう思ったからここから抜けた」

「レオ……」

『プラ……』

 

 

そして、レオは他の団員を倒しながらアジトの奥へと進んでいったのだ。

 

 

「よう、レオ」

「ザブか……」

「よくめ、てめぇ、俺の塗装したアジトを破壊したな」

「………」

「塗装?」

『プラ?』

「あいつはここの塗装係りだ」

「許さねぇ!!」

 

 

ザブはドーブルを2体モンスターボールから出したのである。

 

 

「やっぱり、ドーブルか……ん?」

「レオ、右のドーブル、ダークポケモンよ」

「やはりな……お前の持ってたドーブル……というわけではないんだろ?」

「もちろんだ、便利だぜ、どんなに使っても文句言わず作業するからな」

「ブラッキー、エーフィ」

『ブラッキー』

『エーフィ』

「だましうち、サイコキネシス」

『ブラッキー』

『エーフィ』

 

 

ブラッキーとエーフィの攻撃がダークドーブルに直撃した。

 

 

「ドーブル、ダークラッシュ、ドーブル、スケッチ!!」

 

 

ドーブルのダークラッシュがエーフィに直撃しスケッチされたサイコキネシスがブラッキーに直撃するもダメージはなかったのである。

 

 

「なにっ!?」

「シャドーボール、おんがえし」

『ブラッキー』

『エーフィ』

 

 

シャドーボールが通常のドーブルに直撃し戦闘不能にしおんがえしがダークドーブルに直撃したのだ。

 

 

「ほらよ」

 

 

そして、レオはスナッチボールを投げてダークドーブルをスナッチしたのだった。

 

 

「いくぞ!!」

『ブラッキー』

『エーフィ』

「うん!!」

『プラ!!』

「クソォォ!!レオめぇぇ!!」

 

 

 

「リングマ、ダークラッシュ!!」

「レオ!!」

『プラ!!』

「………」

 

 

レオはリングマにモンスターボールを投げた。

 

 

「ダークラッシュ!!」

 

 

モンスターボールからライコウが現れリングマにダークラッシュをしたのだ。

 

 

「ぐっ……」

「スイクン、オーロラビーム」

『スゥゥゥ!!』

 

 

そして、スイクンのオーロラビームがリングマに直撃し弱ったリングマにレオはスナッチボールを投げてスナッチしたのである。

 

 

 

「もうすぐだ、ボス、ヘルゴンザの部屋は」

 

 

その時

 

 

「よぉ」

「!!………ヤッチーノ……」

「あ、フェナスシティの時の……」

『プラ?』

「何のようだ」

「何のようだじゃねぇ!!てめぇが裏切ったせいで一気に団の金回りが悪くなりまたちまちまと金品盗むエクロ盗賊団に逆戻りだ!!」

「懐かしい名前だな」

「!!………うるせぇ」

 

 

ヤッチーノはレオの顔面を拳で殴った。

 

 

「ぐっ……」

「レオ!!」

『プラ!!』

「何でだよ……なぁ、レオ、ポケモン盗むと金品盗むのどう違うんだよ、散々、盗みしたのによ、盗みの対象がポケモンに変わった途端偽善者ぶりやがって……」

「……俺はスナッチ団がポケモンを盗み始めて思った……何となく感じるんだよ、トレーナーから引き離されるポケモンの悲痛が……ヤッチーノ、お前だって本当はわかるだろ……お前だってポケモンを持っている」

「………」

「今さら生き方を変えろとまでは言わねぇ……けど、スナッチマシンがなくなって良かったんじゃないのか?」

「そんなことっ………………………………………………………チッ……この先…ボスの部屋だ……あ、知ってるか……じゃあな」

 

 

そして、ヤッチーノはこの場後にしたのであった。

 

 

「やはり、罠だったか」

「え」

『プラ』

「ヤッチーノの言動からしてスナッチマシンを修理したなんてことはあり得ない」

 

 

そして、レオとミレイはボスの部屋へと入ったのである。

 

 

「!!……お前か」

 

 

ボスの部屋でレオを待ち構えていたのはボスではなかったのだ。

 

 

「レオ……やたらと荒らし回っているそうだな」

「J……」

「たしか……」

「スナッチ団のNo.2だ……J、俺をここへ呼んだのはお前か?」

「そうだ、お前の息の根とめてスナッチマシンを奪い返す」

「できるかな?」

「この人怖い……」

『プラァァ……』

「できるかだと?笑わせるな、貴様は一度も私に勝てたことがなかろう」

「前とは違う……」

「そうか、ならば二度と動けぬまで叩きのめしてやる」

 

 

Jはボスの机からモンスターボールが2つ入ったケースを取り出した。

 

 

「スナッチ団に送られてきたダークポケモンの残りだ、さて、どんなのが入っているかな」

 

 

Jは自分のモンスターボールとケースのモンスターボールをひとつずつ構えたのだ。

 

 

「殺れ……」

 

 

Jのモンスターボールからアリアドスとハッサムが現れたのである。

 

 

「ほぅ……ハッサムか」

「うわ、あれがハッサムか、最近、発見されたストライクの進化系だね、レオ、ハッサム、ダークポケモン」

『プラプラ』

「ああ、初めて見たポケモンだな、ブラッキー、エーフィ」

『ブラッキー』

『エーフィ』

「シャドーボール、サイコキネシス」

『ブラッキー』

『エーフィ』

「アリアドス、いとをはく、ハッサム、ブラッキーにダークラッシュ」

『アリッ!!』

 

 

アリアドスの糸がエーフィを捉えた。

 

 

『エーフィ!?』

 

 

そして、ハッサムのダークラッシュがブラッキーに直撃したのだ。

 

 

『ブラッキー!?』

「クロスポイズン、エーフィにダークラッシュ」

 

 

アリアドスのクロスポイズンとハッサムのダークラッシュが直撃しエーフィは戦闘不能になったのである。

 

 

「くっ……エンテイ」

 

 

レオはモンスターボールからエンテイを繰り出した。

 

 

「ミサイルばり」

「エンテイ、かえんほうしゃ!!」

『エンテイ!!』

 

 

エンテイのかえんほうしゃがミサイルばりを焼きアリアドスに直撃しアリアドスを戦闘不能にしたのだ。

 

 

「なるほど……たしかに強くなったな」

「どうも……」

 

 

Jはモンスターボールからボーマンダを繰り出したのである。

 

 

『ボゥ!!』

「ブラッキー、シャドーボール、エンテイ、けたぐり」

『ブラッキー』

『エンテイ』

「ブラッキーにダークラッシュ、ボーマンダ、はかいこうせん」

 

 

ブラッキーはダークラッシュを避けてシャドーボールをハッサムに直撃させた。

 

 

「エンテイ!?」

 

 

エンテイはボーマンダのはかいこうせんの直撃を受けたのだ。

 

 

「エンテイ、大丈夫か?」

『エンテイ……』

「エンテイ、かえんほうしゃ」

 

 

エンテイは動けないボーマンダにかえんほうしゃを放ったのである。

 

 

「ブラッキーにシザークロス」

『ブラッキー!?』

 

 

ブラッキーはハッサムのシザークロスを受けて戦闘不能になった。

 

 

「りゅうのはどう」

 

 

かえんほうしゃを受けていたボーマンダはりゅうのはどうを放ちエンテイも戦闘不能になったのであった。

 

 

「戻れ、ブラッキー、エンテイ」

 

 

そして、レオはモンスターボールからスイクンとオーダイルを繰り出したのだ。

 

 

「スイクン、オーダイル、ハイドロポンプ」

『スゥゥ!!』

『オーダイル!!』

「ハッサム、よけろ、ボーマンダ、りゅうのはどう」

『ボゥ!!』

 

 

ハッサムはよけ、ボーマンダはりゅうのはどうで防いだのである。

 

 

「ハッサム、オーダイルにシザークロス、ボーマンダ、しねんのずつき」

「オーダイル、きりさく、スイクン、オーロラビーム」

 

 

ハッサムのシザークロスとオーダイルのきりさくがぶつかり合った。

 

 

そして、ボーマンダはスイクンのオーロラビームを避けてスイクンにしねんのずつきを直撃させたのだ。

 

 

「オーダイルにダークラッシュ」

 

 

ハッサムのダークラッシュがオーダイルに直撃したのである。

 

 

『オーダイル……』

「かみつくだ」

『オーダイル!!』

 

 

オーダイルはハッサムにかみつくをした。

 

 

「ダークラッシュ」

「ハイドロポンプ!!」

『オーダイル!!』

 

 

ハッサムはそのまま壁に激突したのだ。

 

 

「よし!!」

 

 

レオはハッサムにスナッチボールを投げてハッサムをスナッチしたのだった。

 

 

「チッ……」

 

 

そして、Jはモンスターボールからピカチュウを繰り出したのである。

 

 

「ピカチュウ……だと……」

「レオ、あのピカチュウもダークポケモン」

「ああ……J、最後のダークポケモンがまさかのピカチュウとは……」

「黙れ……ピカチュウ、かみなり」

 

 

ピカチュウのかみなりがオーダイルに直撃した。

 

 

『オーダイル……』

 

 

そして、オーダイルは戦闘不能になったのだ。

 

 

「なに……」

「ほぅ、このピカチュウ、中々使えるな」

「……ライコウ」

 

 

レオはオーダイルをモンスターボールに戻すとライコウを繰り出したのである。

 

 

「ピカチュウ、ダークラッシュ、ボーマンダ、りゅうのはどう」

「ライコウ、ピカチュウにダークラッシュ、スイクン、オーロラビーム」

 

 

ライコウとピカチュウがぶつかり合いピカチュウが押し破られ、オーロラビームとりゅうのはどうがぶつかり合い爆発したのだった。

 

 

「そのピカチュウ、潜在能力は異常に高いがレベルは低いな」

「チッ……ならばボーマンダ、スイクンとライコウを撹乱しろ」

『ボゥ!!』

「ん?」

「ピカチュウ、あのトレーナーにダークラッシュ」

「J……貴様……」

「レオ、来るよ!!」

『プラッ!!』

 

 

その時

 

 

ピカチュウがダークラッシュをやめて停止したのである。

 

 

「どうした?」

『ピッ……ピカァァ……』

「!!あのピカチュウ、自分の意思を……」

 

 

そのピカチュウはダークポケモンでありながら自分の精神力でダークオーラに抵抗していたのだ。

 

 

「馬鹿な……」

「なんて精神力なんだ、あのピカチュウ……」

「こんなダークポケモン……見たことない」

『プラ……』

 

 

そして、ピカチュウはダークオーラ混じりの電撃を辺りに放った。

 

 

「ぐっ……」

『ボゥ!?』

「なんて強い電撃なんだ……」

『スゥ!?』

 

 

その場にいたポケモンたちは皆その電撃を受けたのである。

 

 

「レオ、あのピカチュウのダークオーラが大変!!」

『プラッ!!』

「!!ライコウ、ピカチュウにダークサンダー、スイクン、オーロラビーム!!」

「はっ……しまった」

 

 

Jは完全にピカチュウに気をとられておりライコウのダークサンダーがピカチュウを攻撃しオーロラビームが油断していたボーマンダのきゅうしょに当たりボーマンダを戦闘不能にされてしまったのだ。

 

 

「レオ!!」

『プラッ!!』

「わかってる!!」

 

 

レオはピカチュウにスナッチボールを投げてスナッチした。

 

 

「俺の勝ちだ、J」

「くっ……まぁいい、ここでスナッチマシンを取り返せなくても大した問題ではない」

「?」

「せいぜい、足掻くんだな、レオ」

 

 

そして、Jはボスの部屋から出ていったのであった。

 

 

「J……」

 

 

…本当に強い、お前は……ピカチュウの暴走がなければ勝てたかわからない…

 

 

「ねぇ、レオ、これ……」

 

 

ミレイはボスの机にあった『D-ディスク』と刻まれたディスクを見つけたのである。

 

 

「アンダーのディスクか」

「行く?」

「もちろんだ、行くぞ、アンダーへ」

「うん!!」

『プラッ!!』

 

 

レオとミレイはスケッチ団アジトを後にするのだった。

 

 

 

レオに敗北したJはバイクのエンジンをかけていた。

 

 

「J様、どちらへ?間もなくボスが戻りますよ」

 

 

Jの行動を疑問に思ったヤッチーノがJに近づくとJは笑みを浮かべたのだ。

 

 

「ボスにはもう戻らないと言っておけ」

「え」

 

 

そして、Jはバイクを走らせたのだった。




今回、あのピカチュウが登場です。Jはスケッチ団を抜けて何をするのでしょう!?
※ハッサムのくだり矛盾していたので『ダークサンダー』書き換えました。
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