フェナスシティにて、
「おや、あれは?」
ポワルンとランニングしているフェナスシティの住民が町に入ってきた男に気が付き話しかけた。
「どうも、お久しぶりですね、あれ?あの時の女の子は今日はいないんですか?残念だな、君たちお似合いだったのに」
男はモンスターボールからトゲチックを出したのだ。
「ややっ、これはトゲチックですね、随分、珍しいポケモンお持ちで」
『ポワ』
「ダークラッシュ……」
「え……」
トゲチックのダークラッシュが住民に直撃し住民は転がったのである。
『ポワ!?』
ポワルンは突然のことに驚き慌ててウェザーボールをトゲチックに放った。
「よけて、ポワルンにダークラッシュ」
トゲチックがダークラッシュでポワルンを攻撃しポワルンも転がったのだ。
「ポワルン!!」
『ポワ……』
「トゲチック、もう一度ポワルンにダークラッシュ」
「よせっ……」
トゲチックのダークラッシュが再びポワルンを襲ったのである。
「覚えておけ、俺の名前はレオだ……トゲチック、あの男にダークラッシュ……」
「や、やめ……」
再びダークラッシュが放たれたのだった。
「なるほど……D-ディスクですか」
「スレッド、どこへのディスクかわかるか?」
「……いえ、レオさん、ごめんなさい、僕もこのディスクについては知らないです」
「そうか、なら、実行してみるか」
「待ってください、いきなり使って大丈夫ですか」
「たどり着いた先にシャドーがいれば潰すのみだ」
「でも……」
「スレッド君、心配しないで、レオは強いんだから」
『プラプラ!!』
「ミレイさん………そうですね」
ボトム、容器などの底のこと、対義語はトップ、言うなればパイラタウンはトップ、ならばアンダーの下、パイラタウンから繋がる地下の最下層…ここはボトムコロシアム、そう呼ばれていた。
「訓練生、調子はどうだ?」
「ボルグ様、順調です、しかし、このワズルには本来訓練など不要です」
「そうゆうわけにはいくまい、まずはシャドーの戦い片を学ばなければならない、ワズル、事が順調に進めば来年にはお前もフェナスの市議会議員からオーレ知事だ」
「このワズル、シャドーのために尽くさせていただきます」
「ボルグ様!!俺はとにかくダキム様のように力で相手を叩き潰す!!」
「力技もまた必要だろう、ゴリガン、しかし、時には知恵も使うことも必要だ」
「そうよ、ゴリガン、貴方はもう少し頭を使いなさい、ねぇ、ボルグ先輩~」
「ラブリナ、てめぇは上司に対する言葉何とかしろっ!!」
ゴリガンが動きドスッという音が響いたのだ。
「別に俺は構わない」
「それよりボルグ先輩、私たちにダークポケモンっていつ届くのかしら?」
「……現在、ダークポケモンの数が足りてない、それに研究所も機能を失った、今はレオ、あの男の排除が先だ」
「でも~、あの国際警察の変装男にトゲチック渡してたじゃないですか」
「奴には重要な作戦を依頼した、それにトゲチックは初期のダークポケモン、レベルは高くないし終了したら返却予定だ」
「しっかもボルグ先輩こそ、ライコウ使って負けちゃうし」
「「ラブリナッ!!」」
「事実だ、ダークライコウで倒せると思っていたが……驚いたぞ」
「ま、ボルグ先輩、私が正式にシャドーの幹部になったらダークポケモンを大量製造する装置とか、リライブ不可能なダークポケモンとか作っちゃいますから~」
「それは楽しみだな、ラブリナ、お前の科学力にはみな、期待しているぞ」
「ありがとうございます~」
そこへ、
「集まってるな、幹部候補生」
体全体が筋肉質な大男が現れたのである。
「おや、ゾルダン教官」
「ボルグ様、いや、いい、実に今回の幹部候補生は筋がいい、そういえばバイパーは元気ですか」
「バイパー?……ああ、ロケット団本部の教官か、優秀な団員候補生の教官をしている、サカキ様からの評価も高い」
「そうですか、実はバイパーとはロケット団時代の同僚なのです」
「なるほどな」
「地上をバイパー、地下の教育を私がする、これにより地上からも地下からも質のよい人材を排出できる」
「フッ、実に貴方らしい」
その時
「ボルグ先輩~、ゾルダン教官~、どうやら誰かがUFOで降りてきたみたいです」
ラブリナはボトムコロシアムの監視装置を見ながらそう言った。
「監視カメラ!!」
ゾルダンとボルグは監視装置の監視カメラを見たのだ。
「こいつは?」
「こいつがレオだ、どうゆう訳かここへのディスクを手に入れてしまったようだ」
ボルグは無線機を取り出したのである。
「受付の者、聞こえるか?ボルグだ」
『はい、聞こえます』
「そちらに今からブラックリストのレオが向かう」
『……レオですか』
「そうだ、お前はレオの顔を知らないふりをしてコロシアムへ通せ、そして、次の大会には受付終了と称して他には誰も通すな」
『はい、連れもいるのですよね、連れの女の確保は?』
「確保はいい、確保すればレオが参加しなくなる、連れの女はコロシアムからも確認できる部屋に通せ、そうすればレオも安心しバトルするだろう」
『了解です』
ボルグは無線を切って無線機をしまった。
「幹部候補生、次のボトムコロシアムはレオ以外の参加者はいない、お前たちは参加者としてレオと戦え、ポケモンは貸し出す」
「了解、叩きのめしてやる!!」
「フッ、ここで私がオーレ知事にふさわしいかどうか、お見せいたしましょう」
「私がいかにセンスがいいかお見せしちゃいまーす」
「もし、候補生がやられたらボトムキングの出番だが平気か?」
「もちろん、ダークポケモンもスナッチされない秘策を考えております」
「そうか」
そして、レオたちは最下層、ボトムへ着いたのだ。
「ねぇ、見てレオ、あれってもしかしてコロシアムの受付?」
「かもな」
レオは受付に向かったのである。
「……………ようこそ、ボトムコロシアムへ、ボトムコロシアムへの参加ご希望ですか?」
「そうだ」
「お客様、当コロシアムは使用ポケモンは手持ちより3体のみとさせて頂いております」
「わかった」
「では、ご案内いたします……お連れ様は申し訳ありませんが観覧席へご案内いたします」
「できればあっちから見える所にしてくれ」
「ご安心ください、参加者様のお連れ様専用の観覧席がございます」
「わかった」
そして、レオとミレイは分かれレオはコロシアム、ミレイは観覧席へ向かった。
「ミレイ………あそこか」
上の方のガラス張りの席にミレイとプラスルの姿があったのだ。
『それではボトムコロシアム、1試合目です、尚、当コロシアムでは参加者様のプライバシー保護のため名前の公表は控えさせて頂いております、皆様、ご理解ください』
「こいつが相手か」
「よう!!叩き潰してやるよ」
「……フン」
レオの相手はゴリガンだった。
「いけっ、リングマ、トドゼルガ!!」
ゴリガンはモンスターボールからリングマとトドゼルガを繰り出したのである。
『トドォォ』
『グマァァ!!』
「ライコウ、ブラッキー」
レオもモンスターボールからライコウとブラッキーを繰り出した。
『ブラッキー!!』
「決めてやる、リングマ、まもる、トドゼルガ、しじん!!」
トドゼルガはまもるをし、リングマはしじんでブラッキーとライコウのみ攻撃したのだ。
『ブラッキー!!』
「ブラッキー、だましうち、ライコウ、トドゼルガにダークサンダー!!」
『ブラッキー!!』
ブラッキーとライコウの攻撃がトドゼルガへ向かったのである。
「!!リングマ、しじん、トドゼルガ、まもる!!」
「バカめ」
「なにっ!?」
トドゼルガはまもるを失敗し2匹の攻撃を受けさらにじしんも受けた。
『トドォ……』
そして、トドゼルガは戦闘不能になったのだ。
「まもるは連続で使うと失敗しやすい…覚えておくんだな…」
「なにぃぃ!!クソッ、ボスゴドラ」
ゴリガンはモンスターボールにトドゼルガを戻してからボスゴドラを繰り出したのである。
『ボスゴドラッ!!』
「リングマ、しじん、ボスゴドラ、まもる!!」
『グマァァ!!』
『ボスゴドラ!!』
『ブラッキー……』
そして、ブラッキーは戦闘不能になったのであった。
「戻れ、ブラッキー……いけっ、オーダイル!!」
レオはモンスターボールにブラッキーを戻しオーダイルを繰り出した。
『オーダイル!!』
「オーダイル、きりさく!!」
『オーダイル!!』
オーダイルはリングマにきりさくで攻撃したのだ。
「ボスゴドラ、オーダイルを潰せ、かわらわり!!」
『ボスゴドラ!!』
「オーダイル、防げっ!!」
『オーダイル!!』
オーダイルとボスゴドラの攻撃がぶつかり合ったのである。
「今だ、リングマ、オーダイルを潰せ!!」
『グマァァ!!』
「ライコウ、リングマにダークラッシュ!!」
「なにっ!?」
『グマァァ!!』
ライコウのダークラッシュがリングマに直撃しリングマは戦闘不能になった。
「ハイドロポンプ!!」
『オーダイル!!』
そして、ハイドロポンプでボスゴドラを壁際まで飛ばしたのだ。
「くっ、すてみタックル!!」
『ボスゴドラ!!』
「オーダイル、ハイドロポンプ」
『オーダイル!!』
ボスゴドラのすてみタックルとオーダイルのハイドロポンプがぶつかり合ったのである。
「ライコウ、ダークラッシュ!!」
そして、ライコウのダークラッシュがボスゴドラに直撃しボスゴドラは戦闘不能になったのだった。
「負けただと!?」
「あらら、ゴリガン、負けちゃった~」
「では、次は私の出番ということで」
「ワズルも負けないでね~」
「ありませんねぇ、おや、ボルグ様どちらへ?」
「871が来たようだから俺はタワーへ向かう」
「ボルグ先輩~、また今度~」
『さぁ、ボトムコロシアム、第2試合です』
「フッ、貴方と戦えるなんて光栄ですね」
「それはどうも」
ワズルはモンスターボールからベトベトンとオニゴーリを繰り出した。
『ベトベトン』
『オニゴォリ!!』
「ライコウ、エーフィ!!」
レオもモンスターボールからライコウとエーフィを繰り出したのだ。
『エーフィ!!』
「全員にライコウに攻撃しなさい、ベトベトン、どくづき、オニゴーリ、れいとうビーム!!」
『ベトベトン!!』
『オニゴォリ!!』
「エーフィ、スピードスター、ライコウ、ダークラッシュで迎え撃て!!」
『エーフィ!! 』
エーフィのスピードスターで相手のポケモンを攻撃し相手のポケモンの技とライコウのダークラッシュがぶつかり合ったのである。
「ライコウ、オニゴーリにダークサンダー、エーフィ、サイコキネシス」
『エーフィ!!』
まずダークサンダーがオニゴーリに直撃した。
「オニゴーリ、こらえる」
『オニ……』
そして、オニゴーリはサイコキネシスを受けるもこらえたのだ。
「エーフィにベトベトン、どくづき、ライコウにオニゴーリ、れいとうビーム」
『エーフィ!?』
「ライコウ、オニゴーリにダークサンダー!!」
エーフィはどくづきを受けるも耐えライコウのダークサンダーがオニゴーリのれいとうビームに勝ちオニゴーリは戦闘不能になったのである。
「くっ、やはり使えませんね、ゲンガー」
ワズルはオニゴーリをモンスターボールに戻すとゲンガーを繰り出した。
「ゲンガー、エーフィにナイトヘッド、ベトベトン、どくづき」
「ライコウ、よけろっ、エーフィ、サイコキネシスで防げっ!!」
『エーフィ!!』
エーフィはナイトヘッドにサイコキネシスで向かい撃つも耐えきれず攻撃されライコウも避けきれずにどくづきを受けたのだ。
「ライコウに攻撃を……ベトベトン、やつあたり、ゲンガー、シャドーボール!!」
『ベトベトン!!』
『ゲンガー!!』
「なついてないようだな、エーフィ、おんがえし、ライコウ、ベトベトンにダークラッシュ!!」
『エーフィ!!』
ベトベトンのやつあたりとエーフィのおんがえしがぶつかり合いゲンガーのシャドーボールをライコウのダークラッシュが打ち破りそのままゲンガーを攻撃したのである。
『ベト、ベトン……』
そして、ベトベトンは戦闘不能になった。
「なんと!?」
「たたみかけるぞ、エーフィ、サイコキネシス、ライコウ、ゲンガーにダークサンダー!! 」
『エーフィ!!』
エーフィとライコウの攻撃を受けてゲンガーも戦闘不能になったのだ。
「なんという……この私がこうもあっさりと」
『それではボトムコロシアム、セミファイナルを始めます!!』
「貴方がボルグ先輩やヴィーナス姉さんを倒したって人ね~」
「ボルグやヴィーナス、さっきのやつらも皆シャドーか?」
「幹部候補生よ~」
そして、ラブリナはモンスターボールからムウマとミロカロスを繰り出したのである。
『ムゥ!!』
『ミロォォ!!』
「ライコウ、オーダイル」
レオもモンスターボールからライコウとオーダイルを繰り出した。
『オーダイル!!』
「ミロカロス、ハイドロポンプ、ムウマ、サイコウェーブ!!」
『ミロォォ!!』
『ムゥ!!』
ミロカロスとムウマの技がライコウへ向かったのだ。
「ライコウ、ダークラッシュで迎え撃て、オーダイル、ライコウを援護しろっ!!」
『オーダイル!!』
オーダイルはハイドロポンプを放ちミロカロスのハイドロポンプとぶつかり合ったのである。
『ムゥ!?』
ライコウのダークラッシュがムウマに直撃した。
「ライコウから潰そうかしら?ミロカロス、メロメロ、ムウマ、あくのはどう!!」
『ミロォ』
『ムゥ!!』
ミロカロスはオーダイルをメロメロ状態にしムウマのあくのはどうでオーダイル、ライコウともに攻撃されたのだ。
「メロメロか、ヴィーナスもやってたな」
「そうそう、ヴィーナス姉さんと同じ戦法よ~」
『オーダイル……』
「ライコウに攻撃よ!!ミロカロス、どくどく、ムウマ、サイコウェーブ!!」
『ミロォォ!!』
『ムゥ』
「ライコウ、ダークサンダーで迎え撃て!!オーダイル、何とか攻撃してくれ」
『オーダイルゥゥ……』
ライコウはダークサンダーを放つも避けられどくどくでどく状態になりサイコウェーブを受けたのである。
「ダークポケモンのライコウさえ倒せばあとはメロメロで何とかなるわ、さぁ、連続攻撃よ!!」
『ミロォォ!!』
『ムゥ!!』
「ダークサンダーで防げっ!!」
ライコウはダークサンダーを放つも完全に動きを読まれていた。
「ダークライコウのデータは完全に把握してるわ!!」
ライコウはミロカロスとムウマの攻撃を受け続けたのだ。
「ムウマ、サイコウェーブ!!」
『ムゥ!!』
ムウマがサイコウェーブを放とうとしたのである。
その時
『ムゥ!?』
『オーダイル!!』
オーダイルはムウマにかみつくをした。
そして、ムウマにダークサンダーが直撃してムウマは戦闘不能になったのだった。
「メロメロを断ち切った……すごいわね」
ラブリナはムウマをモンスターボールに戻してソーナンスを繰り出したのだ。
「よし、ミロカロス、やってやりなさい!!」
『ミロォォ!!』
「あやしいひかり!!」
『ミロォォ!!』
ミロカロスはライコウにあやしいひかりを浴びせたのである。
「……混乱したか」
そして、ライコウは辺りにダークサンダーを放った。
『オーダイル!?』
ダークサンダーがオーダイルに直撃したのだ。
「オーダイル、平気か?」
『オーダイル……』
「オーダイル、きりさくだ」
『オーダイル!!』
オーダイルはダークサンダーでメロメロが消えたのかミロカロスにきりさくをしたのである。
『ミロォォ!!』
「そのままミロカロスを押さえろ!!」
『オーダイル!!』
『ミロォォ!?』
「ライコウ、ダークサンダー!!」
ライコウは無差別にダークサンダーを放った。
「オーダイル、よけろっ!!」
『オーダイル!!』
オーダイルはダークサンダーが直撃する直前にミロカロスから離れダークサンダーはミロカロスにのみ直撃しミロカロスは戦闘不能になったのだ。
「……ライコウ、こんらんが解けたか、よし、オーダイル、ハイドロポンプ、ライコウ、ソーナンスにダークサンダー!!」
『オーダイル!!』
2匹の攻撃がソーナンスへと向かったのである。
「ミラーコート」
『ソーナンス!!』
ソーナンスのミラーコートで技が2倍になって返ってきた。
『オーダイル!!』
オーダイルは限界に達して膝をついたのだ。
「どんな技でも跳ね返すわよ」
…オーダイルの体力は限界、だが、そのミラーコート、逆手にとってやる…
レオはラブリナに気付かれないようにオーダイルに合図を送ったのである。
『オーダイル!!』
「どうした、オーダイル!?」
『オーダイル!!』
「やめろ、落ち着け放つな!!」
『オーダイル!!』
オーダイルはハイドロポンプをソーナンスに放った。
「アホね、ミラーコート!!」
『ソーナンス』
オーダイルのハイドロポンプは跳ね返されたのだ。
「かかったな」
「えっ……」
「オーダイル、ハイドロポンプ、ライコウ、ダークサンダー!!」
『オーダイル!!』
オーダイルとライコウが技を放ち跳ね返されたハイドロポンプとぶつかり合ったのである。
「ちょっ…押されてる」
「そうだ、さっきのハイドロポンプはみずてっぽう並の威力、オーダイルにそうするように合図を送った、お前は気付かなかっただろうがな」
「そんな、貴方が慌てたのも演技なの!?」
「そうだ、さぁ、押し破れ!!」
『オーダイル!!』
そして、2匹の技が押し破りソーナンスに直撃した。
『ソ、ソーナンス……』
ソーナンスは戦闘不能になったのだった。
「そんなぁ、こんなの計算外よ~ボルグ先輩、バカにしてごめんなさぁい~、もういないけど」
「結局、お前ら負けたのか」
「あいつマジもんだぜ、教官」
「今までシャドーの幹部を倒してきたのも納得がゆきます」
「もっと相手のパターンを研究しないと」
「そうだな、よし、次は俺が行ってくる」
『さぁ、いよいよボトムコロシアム、ファイナルです、なんと今回はボトムキング、ゾルダンが参加しています!!』
「ボトムキング……ここの責任者か?」
「シャドー幹部候補生が全滅、まぁ、ここでお前は葬らさせてもらう」
「できるかな?」
「殺っちまえ、エアームド、ヤミラミ」
ゾルダンはモンスターボールからエアームド、ヤミラミを繰り出したのだ。
『エアァ!!』
『ヤミィ!!』
そして、レオはライコウとブラッキーをモンスターボールから出したのである。
「エアームド、はがねのつばさ、ヤミラミ、シャドークロー!!」
『エアァ!!』
『ヤミィ!!』
「ライコウ、ヤミラミにダークラッシュ、ブラッキー、シャドーボール!!」
『ブラッキー!!』
しかし、
『ヤミィ!!』
「なにっ!!」
ヤミラミはダークラッシュをよけシャドーボールを弾きブラッキーを攻撃した。
『ブラッキー!?』
そして、ライコウはエアームドのはがねのつばさを受けたのだ。
「ブラッキー、だましうち!!ライコウ、エアームドにダークサンダー」
『ブラッキー!!』
「ヤミラミ、つばめがえしだ!!」
『ヤミィ!!』
『ブラッキー!!』
ブラッキーはつばめがえしをよけてヤミラミにシャドーボールを放ったのである。
『ヤミィ!?』
ヤミラミはシャドーボールを受けるがすぐに立て直した。
「なるほど、キングの名前に恥ない実力だな」
「どうもだぜ、エアームド、ドリルくちばし、ヤミラミ、つばめがえし」
『エアァ!!』
『ヤミィ!!』
「ライコウ、エアームドにダークサンダー、ブラッキー、だましうち」
『ブラッキー!!』
ブラッキーはつばめがえしを受けるもヤミラミに攻撃しエアームドはダークサンダー食らうもライコウにドリルくちばしで攻撃したのだ。
「ブラッキー、ライコウから離れるな」
『ブラッキー!!』
ブラッキーはライコウへと近寄ったのである。
「ヤミラミ、シャドークロー、エアームド、はがねのつばさ」
「ブラッキー、だましうち、ライコウ、ブラッキーが攻撃してからヤミラミにダークサンダー!!」
『ブラッキー!!』
ブラッキーはライコウを踏み台にしてエアームドに攻撃した。
そして、ライコウはヤミラミにダークサンダーを放ちふっ飛ばしたのだ。
『ヤミィ!!』
『エアァ!?』
『ブラッキー!!』
ブラッキーは攻撃後にエアームドの背中に乗ったのである。
「振り落とせ!!」
『エアームド!!』
「ライコウ、エアームドにダークサンダー」
「ドリルくちばし!!」
ライコウのダークサンダーが直撃する前にブラッキーは飛びダークサンダーを回避した。
「エアームド!!」
『エアァ!!』
エアームドは宙にいるブラッキーをドリルくちばしで攻撃しようとしたのだ。
「シャドーボール!!」
『ブラッキー!!』
ブラッキーのシャドーボールがエアームドに当たると同時にドリルくちばしがブラッキーを攻撃しブラッキー、エアームド両者戦闘不能になったのだった。
「相討ちか……エーフィ」
レオはブラッキーをモンスターボールに戻しエーフィを繰り出したのである。
『エーフィ』
「次はこいつを使ってみるか」
ゾルダンもエアームドをモンスターボールに戻すとツボツボを繰り出した。
「……あの表情、ダークポケモンか」
『ヤミィ!!』
「ヤミラミ、シャドーボール、ツボツボ、エーフィにダークラッシュ」
『ヤミィ!!』
ヤミラミのシャドーボールがエーフィに直撃したのだ。
『エーフィ!!』
「ライコウ、ツボツボに攻撃させるな、ダークラッシュ」
「ツボツボ、ライコウにダークラッシュ!!」
ライコウのダークラッシュがツボツボのダークラッシュとぶつかり合ったのである。
「ヤミラミ、シャドークロー、ツボツボ、もう一回、ライコウにダークラッシュ!!」
『ヤミィ!!』
「ライコウ、ヤミラミにダークサンダー、エーフィ、サイコキネシス」
『エーフィ!!』
ライコウのダークサンダーがヤミラミに直撃しエーフィのサイコキネシスがダークラッシュを放っていたツボツボを攻撃した。
「チッ、ヤミラミ、だましうち、ツボツボ、エーフィにダークラッシュ」
「ライコウ、ヤミラミにダークサンダー、エーフィ、おんがえし!!」
『エーフィ!!』
エーフィのおんがえしがツボツボのダークラッシュとぶつかり合いツボツボは転がり、ヤミラミはダークサンダーをよけてライコウを攻撃したのだ。
「ヤミラミ、シャドークロー」
『ヤミィ!!』
「エーフィ、サイコキネシス、ライコウ、ヤミラミにダークラッシュ!!」
『エーフィ』
エーフィはサイコキネシスでヤミラミの動きを止めライコウのダークラッシュが直撃してヤミラミは戦闘不能になった。
「さすがだな、だが、私も負けるわけにはいかない、ツボツボ、スナッチ対策のフットワークだ」
ゾルダンの声に反応しツボツボは不規則に動き始めたのである。
「どうだ!!これでスナッチボールを当てられまい!!」
「………」
レオはスナッチマシンをチャージしスナッチボールを構えた。
「おいおい、できるのかよ」
そして、レオはスナッチボールを放ちそのスナッチボールはツボツボの移動先ピンポイントに命中しツボツボはスナッチボールに吸い込まれたのだ。
「嘘だろ……」
「俺を誰だと思っている、元スナッチ団の最高スナッチャーだ、それにしても最後の作戦があれとはボトムキングとは思えない程の低レベルだったな」
そのままスナッチボールは停止しツボツボをスナッチしたのだった。
「ぐ…ぐぬぬぬぬ……チクショォォォ!!」
ゾルダンは仰向けに倒れたのである。
『なんとボトムキングが倒された……………やばい、逃げろぉぉ!!』
「……………ったく、何がボトムコロシアムだよ、シャドー幹部候補生と戦うだけの茶番に付き合わせやがって」
レオはツボツボのモンスターボールを拾うとポケモンをモンスターボールに戻してコロシアムから出た。
「やったぁ、レオ、さっすがぁ!!」
『プラァァ!!』
ミレイは観覧席でレオの勝利を喜んでいたのだ。
その時
「ミレイ……」
「ん?レオ!!あれ、早かったね」
『プラプラ』
ミレイの後ろにはレオがいたのである。
「ああ、ミレイに会いたくてな」
「えっ」
「お前に言いたいことがある」
「…………………………なに?」
「ミレイ………お前、もう必要ない」
「………えっ……」
「わかるだろ、今回、ツボツボは俺だけでダークポケモンと判断できた、だから、もうダークポケモンを見分けれるだけが取り柄だったミレイは来なくていい」
「……ちょっとまってよ……」
「足手まといだ、UFOの所にいる、それでアンダーまで戻ったら勝手に地上に戻れ」
「でも、今までだって一緒に戦ってきたじゃん!!」
「……あのな、俺と俺のポケモンたちで戦ってきた、もう、ダークポケモンの見分けがつく以上、お前は必要ない、何度も言わせるな」
「レオ!!」
「来るな、邪魔なんだよ」
「……レオ!!」
「二度と俺の名前を呼ぶな」
そう言いレオは観覧席から出ていった。
『プラプラ……』
「ごめん、プラスル、モンスターボールに入ってて……」
『プラ……』
「ミレイのやつ遅いな」
そこへミレイが観覧席から戻ってきたのだ。
「遅いぞ」
「……ご、ごめんなさい…レ……」
…二度と俺の名前を呼ぶな…
「?……行くぞ」
「うん」
レオとミレイはUFOでアンダーへ戻ったのである。
「さて、パイラで飯でも食うかな、いや、でも、せっかくだから前から気になってたフェナスのハンバーガー屋でコーヒーとハンバーガーでもいいな」
…レオ、もしかして今までは私のせいで食べたい物も食べれなかったの………そうだよね、元々貴方はひとりが好きなんだよね……私、いきなり告白したりして重たい女だった…
「ねぇ!!」
「ん?」
「今までありがとう…」
「へっ?」
「私、もうレオから離れるね」
「はっ!?」
「ごめん、名前呼んじゃった……」
「なに言っ……」
「さよなら………」
そして、ミレイは走り出した。
「おいっ!!」
ミレイは近くにあったエレベーターで地上へと消えたのだった。
「………何なんだ」
レオはミレイの行動が理解不能だったのだ。
その頃、パイラ警察署では、
「……ということだ、ギンザル」
「ありえん、レオ君がダークポケモンを使って人を襲撃など」
「しかし、各町に被害者が続出している」
「使っていたポケモンは?」
「トゲチックだ」
「待ってろ、アゲトのローガンさんにレオ君から預かっているダークポケモンにトゲチックがいるか調べてもらう」
ギンザルがローガンに連絡をとり暫くしてローガンから返答があったのである。
「ヘッジ、トゲチックはいないそうだ」
「そうか、手持ちにいる可能性は?」
「ゼロではないが、いないと思う、念のためレオ君に連絡しよう」
その時
「署長、いらっしゃいました」
ユイトの後ろにコートを羽織った男がいた。
「おお、お待ちしておりました」
「この方は?」
「申し遅れた、国際警察から参りました……ハンサムと申します」
コートを着た男はハンサムと名乗ったのだった。
せっかくなのでXDのシャドー幹部を出しました、因みにゾルダンの言ってたバイパーってのはアニメロケット団のムサシ、コジロウ、ニャースの教官だった人です、以外にあの3人はエリート団員候補だったそうですね