「随分と遅かったがヘルゴンザに敗れたのかと思ったよ」
「……………」
「冗談はさておき……」
「早く俺と戦え、ジャキラ」
「いいだろう……だが、その前にこの者たちと戦ってもらおう」
ジャキラと対峙するレオの前にはシャドーの戦闘員が4人並んでいた。
「さぁ、レオを倒した者のは幹部候補生へと昇格だ」
ジャキラの言葉を聞いた戦闘員たちはそれぞれポケモンをモンスターボールから出したのだ。
「レオ、ミルタンク、アブソル、ヘルガー、トロピウス」
『プラプラ』
「ああ、かかってこい……」
レオはモンスターボールから全てのポケモンを出したのだった。
ジャキラ……シャドーの指揮官でありその実力はシャドー最強と言われている。
出身は不明であるがある時カントー地方にてパートナーであるヨマワルと共にシャドーの戦闘員に襲われていたのである。
『ヨマ……』
「ヨマワル……」
理不尽な理由でシャドーの戦闘員に襲われたジャキラはボロボロになるヨマワルを前になす術がなかった。
「弱いな、さて、止めをさすか……ゴルバット」
『ゴルゥッ!!』
『ヨマ………』
「やめっ……」
「シャドーボール!!」
『ゴルッ!!』
その時
『ネイティオ!!』
ネイティオが現れシャドーボールを弾いたのだ。
「えっ……」
『ヨマ……』
「何してんだ?」
「ビシャスさん」
「ビシャス様な、こないだ幹部に昇格したから………で、君に聞きたい」
『ネイティオ』
「え?」
『ヨマ……』
「こいつにケンカでも売ったか?」
『ネイティオ』
「いえ、何も……歩いてたら突然……」
ジャキラを助けた男はシャドーの戦闘員を睨んだのである。
「おまえ、必要以上にトラブル起こすなよ、意味のない犯罪行為は慎め、警察に睨まれるぞ」
「すいません……」
「君、悪かったな、ほら、回復の薬だ」
ビシャスはジャキラに回復の薬を渡した。
「行くか」
『ネイティオ』
「はい」
『ゴルゥ』
戦闘員はゴルバットをモンスターボールに戻したのだ。
『ヨマ………』
「すまないヨマワル……」
ジャキラはヨマワルに回復の薬を使ったのだった。
…弱いな……
その言葉はジャキラに強く響いたのである。
そして、ジャキラはビシャスを追いかけた。
「見つけた」
「君は……さっきの」
「私に戦い方を教えてくれ……」
「はぁ、お前、何言ってんの?」
「まて」
ビシャスは戦闘員を静止するとジャキラに近づいたのだ。
「私たちは犯罪組織だぞ、わかってるか?」
「そんなの関係ない、俺は強くなれればそれでいい」
「………………」
その後、ジャキラはシャドーに入り当時ロケット団ではなくシャドーの幹部だったビシャスの部下として配属されたのである。
「そうそう、君のコードネーム、ジャキラだから」
「ジャキラ…ですか?」
「そう、君の名前、なんか弱そうだから」
「そうゆうビシャス様も仮面外すと弱そうとか言われてますが」
「それ、言うなよ……それよりシャドーとして任務するときはロケット団って言うなよ」
「わかってます」
ロケット団は表にはロケット・コンツェルンという企業として動いており、非合法活動を行う際はロケット団、そして、シャドーとして活動していた。
ロケット団及びシャドーは繋がりがある証拠がなく万が一双方に警察の手が伸びることがあっても共倒れすることがないように複数の組織に分けられていたのだ。
「あ、そうそう、ヨマワルは組織の育て屋に預けるといいぞ、ネイティオもそこで育てもらった」
「いえ、私は自分の力で育てます」
「そうか」
その後、ジャキラはシャドーで実力を着けていったのだった。
数年後。
「今日でシャドーともお別れか……嫌だなぁ」
ビシャスはシャドーの総帥になっていたがサカキの命令によりロケット団への移動となったのである。
「何故移動に?」
「ジャキラ、経済的な話らしい、シャドーの計画に大きく出資した男が新たな総帥、俺はロケット団の幹部、はぁ、オーレ侵略俺もやりたかったな……ジャキラが司令官だろ」
「はい」
「いいな、ロケット団は嫌いなんだ、特にあのサカキが」
「私もです」
「よし、クーデター起こすか!!」
「は?」
「シャドーで力つけてロケット団ごと乗っとるんだよ、今、作ってるダークポケモン集めてシャドーで軍団作って……」
「正気ですか……」
「できたらいいな」
「……もちろん」
「………よし、私はもういく、ほらっ……」
ビシャスはジャキラにモンスターボールを渡した。
「え?」
「ネイティオだ、連れてけ」
「ですが……」
「私のかわりだと思え」
ビシャスはそう言い部屋から出ようとしたのだ。
「ビシャス様」
「ん?」
「ありがとうございました」
「トロピウス、ダークラッシュ!!」
「エンテイ、かえんほうしゃ、オーダイル、ハイドロポンプ」
『エンテイ!!』
『オーダイル!!』
エンテイとオーダイルの攻撃がトロピウスに直撃し、そして、レオはスナッチボールをトロピウスに投げたのである。
「………よし、これで終わりか」
トロピウスをスナッチしたことによりレオは全てのダークポケモンをスナッチし他のポケモンも全滅させた。
「やったね、レオ」
『プラプラ』
そして、ジャキラはレオへと近づいてきたのだ。
「見事だ、このままシャドーのショーバトルトレーナーになる気はないかね?君ならスターになれるぞ…………………………と、言いたい所だが私はそれほど心が広くはない、君は私たちの多いなる目的の障害となる、ここで排除する」
「私たちだと?」
「君には関係ない話だ」
…まっていてください、ビシャス様、いつかシャドーを………
「どうでもいい、さっさと始めようジャキラ」
「その前にポケモンを回復させろ」
「なに……」
「私は強い、手負いのポケモンで来るな、貴様の全力でこい」
「……そうさせてもらう」
レオはエンテイとオーダイルを回復させたのである。
「済んだか……なら、始めよう」
「ああ」
そして、ジャキラはモンスターボールからサーナイトとメタグロスを出した。
「レオ、メタグロス」
『プラプラ』
「わかった」
「メタグロス、ブラッキーにダークラッシュ」
「エンテイ、かえんほうしゃ、オーダイル、かみつく」
『エンテイ』
『オーダイル』
「サーナイト、10万ボルト」
『サーナイト』
「なにっ!?」
『オーダイル……』
オーダイルはそのまま戦闘不能になったのだ。
「たった一撃で……」
レオはオーダイルをモンスターボールに戻すとライコウを出したのである。
「エンテイ、かえんほうしゃ、ライコウ、かみなり」
『エンテイ』
『ラァァ』
「サーナイト」
『サーナイト』
サーナイトはサイコキネシスでエンテイとライコウの攻撃を止めた。
「メタグロス、ダークラッシュ」
そして、メタグロスのダークラッシュがエンテイに直撃したのだ。
「だいもんじ」
『エンテイッ!!』
エンテイのだいもんじがメタグロスに直撃したのである。
「いまだ!!」
レオはメタグロスにスナッチボールを投げた。
『サーナイト』
しかし、スナッチボールもサーナイトのサイコキネシスにより止められた。
「サーナイト、10万ボルト」
『サーナイト!!』
「ライコウ、かみなり」
『ラァァ!!』
ライコウのかみなりとサーナイトの10万ボルトが互いに弾き合ったのだ。
「エンテイ!!」
『エンテイ』
エンテイはその隙にサーナイトに接近したのである。
「かみつく」
『エンテイ』
エンテイはサーナイトの顔にかみつくをした。
『サーナイトッ!?』
「かえんほうしゃ!!」
『エンテイ』
そして、かえんほうしゃの直撃を受けたサーナイトは戦闘不能となったのだ。
「メタグロス、メタルクロー」
「けたぐり」
『エンテイ』
メタグロスのメタルクローとエンテイのけたぐりがぶつかり合い互いにダメージを受けたのである。
「やるな」
ジャキラはサーナイトをモンスターボールに戻すとバシャーモを繰り出した。
「エンテイ、かえんほうしゃ、ライコウ、かみなり」
『エンテイ』
『ラァァ』
「メタグロス、よけてダークラッシュ、バシャーモ、スカイアッパー」
『バッシャーモ!!』
メタグロスはかえんほうしゃをよけるとダークラッシュでエンテイを攻撃したのだ。
『エンテイッ……』
そして、バシャーモはかみなりを高速で避けスカイアッパーでライコウを攻撃したのである。
『ラァァ……』
「速いっ……エンテイ、だいもんじ」
『エンテイ』
「メタグロス、よけてダークラッシュ」
メタグロスはだいもんじをよけれず直撃した。
「くらえっ」
そして、レオはスナッチボールをメタグロスに投げたのだ。
「バシャーモ」
『バッシャーモ』
バシャーモはスカイアッパーでスナッチボールを弾こうとしたのである。
「ライコウ、でんこうせっか」
『ラァァ』
ライコウはでんこうせっかでバシャーモを攻撃し妨害した。
そして、メタグロスはスナッチボールに吸い込まれそのままスナッチされたのだ。
「……おのれ」
「やったね、レオ」
『プラプラ』
「……てるかわからない」
「え?」
『プラ?』
「……勝てるかわからない」
「そんな……だってダークポケモンをスナッチしたじゃない」
『プラ……』
「奴にとってダークポケモンはそんなに重要じゃない、今まで戦った誰よりも強い」
「……流石だよ、私はあまりダークポケモンが好きではない」
「そう見えるな」
「じゃなぜシャドーはダークポケモンを作るの!!」
『プラッ!!』
「私は自分のポケモンの強さに自信がある、ダークポケモンは弱い人間が使うもの、そのメタグロスもダークポケモンにする前に私がレベルをあげておいたが……所詮戦闘マシンだな、さて、続けるか」
ジャキラはモンスターボールからトドゼルガを出したのである。
「エンテイ、けたぐり、ライコウ、かみなり」
『エンテイ』
『ライィィ』
エンテイがけたぐりでバシャーモに接近するも避けられライコウのかみなりも避けられた。
「トドゼルガ、ハイドロポンプ、バシャーモ、スカイアッパー」
『ゼルガッ!!』
『バッシャーモ』
トドゼルガのハイドロポンプはエンテイに直撃しエンテイは戦闘不能になりライコウはスカイアッパーでダメージを受けたのだ。
「戻れ、エンテイ」
レオはエンテイをモンスターボールに戻すとスイクンを繰り出したのである。
「相性的には私が不利だな」
「お前には相性なんて関係ないだろ」
「どうだろうな」
「スイクン、ハイドロポンプ、ライコウ、かみなり」
『スゥゥ』
『ラァァ』
しかし、ハイドロポンプもかみなりもバシャーモに避けられた。
…あのバシャーモのスピード、スピードさえ抑えられば倒せるはず…
「トドゼルガ、れいとうビーム、バシャーモ、ブレイズキック」
『ゼルガッ!!』
『バッシャー!!』
「スイクン、オーロラビーム、ライコウ、でんこうせっか」
『スゥゥ!!』
『ラァァ』
オーロラビームとれいとうビームがぶつかり合い、でんこうせっかでバシャーモを攻撃するもブレイズキックを食らったのだ。
「トドゼルガ、れいとうビーム、バシャーモ、ブレイズキック」
『ゼルガッ』
『バッシャーモ』
「スイクン、よけろ、ライコウ、でんこうせっか」
『スイクン』
『ラァァ』
スイクンはよけ、ライコウは先程と同じ様にでんこうせっかで攻撃するもバシャーモの攻撃を受けたのである。
「戦い方が単調だな」
「どうかな」
「なに!?」
「スパーク」
『ラァァ!!』
『バッシャーモ!!』
至近距離の攻撃で避けきれずバシャーモはスパークを受けた。
そして、
「ハイドロポンプ」
『スゥゥ!!』
スイクンのハイドロポンプがバシャーモを攻撃し戦闘不能にしたのだった。
「なるほど……」
ジャキラはバシャーモをモンスターボールに戻しネイティオを出したのだ。
「私の師から譲り受けたネイティオだ、貴様に倒せるか」
「先に決めさせてもらう、スイクン、オーロラビーム、ライコウ、スパーク』
『スゥゥ』
『ラァァ』
「ネイティオ、サイコキネシス」
『ネイティオ』
ネイティオのサイコキネシスでオーロラビームとスパークは抑えられたのである。
「トドゼルガ、のしかかり」
『ゼルガッ』
『ラァァ!!』
「しまったっ……」
トドゼルガののしかかりがライコウを攻撃しライコウは戦闘不能になった。
「よくやった、ライコウ……」
レオはライコウをモンスターボールに戻しエーフィを繰り出したのだ。
「トドゼルガ、のしかかり、ネイティオ、ドリルくちばし」
『ゼルガッ』
『ネイティオ』
「スイクン、オーロラビーム」
『スゥゥ』
スイクンのオーロラビームがネイティオに向かうがネイティオはドリルくちばしで防ぎトドゼルガののしかかりがエーフィを攻撃しようとしたのである。
「エーフィ、おんがえし」
『エーフィ!!』
エーフィのおんがえしがトドゼルガを直撃しトドゼルガは宙に舞った。
「なにっ!?」
「スイクン、かぜおこし!!」
『スゥゥ』
そして、かぜおこしがトドゼルガを攻撃しトドゼルガを戦闘不能にしたのだ。
「……ここまで追い詰められたのはいつ以来だろうか」
ジャキラはトドゼルガをモンスターボールに戻しサマヨールを繰り出したのである。
「サマヨール、シャドーボール」
『サマヨール』
サマヨールのシャドーボールがスイクンに放たれた。
「スイクン、よけろっ」
『スゥゥ』
「ドリルくちばし」
「なにっ!?」
『スゥゥ!?』
スイクンはドリルくちばしを受けて戦闘不能になったのだ。
「戻れ、スイクン……」
レオはスイクンをモンスターボールに戻してブラッキーを繰り出したのである。
「ブラッキー、シャドーボール、エーフィ、スピードスター」
『ブラッキー』
『エーフィ』
「サマヨール、ナイトヘッド、ネイティオ、ドリルくちばし」
『サマヨール』
『ネイティオ』
ナイトヘッドがシャドーボールを打ち破りブラッキーはダメージを受けスピードスターはドリルくちばしで打ち消された。
…埒がない、とにかく片方を集中的に叩く…
「ブラッキー、シャドーボール、エーフィ、サイコキネシス」
『ブラッキー』
『エーフィ』
「先にネイティオ倒すつもりか?甘い、ネイティオ、サイコキネシス」
ブラッキーとエーフィの攻撃がネイティオに向かうがサイコキネシスで止められたのだ。
「サマヨール、ナイトヘッド」
『サマヨール』
「よけろっ、ブラッキー」
『ブラッキー』
ブラッキーは何とかナイトヘッドをよけるもサイコキネシスによってエーフィと共にダメージを受けたのである。
「ネイティオ、サイコキネシス」
「エーフィ、サイコキネシス!!」
『ネイティオ』
『エーフィ!!』
ネイティオのサイコキネシスとエーフィのサイコキネシスがぶつかり合った。
「サマヨール、シャドーボール」
『サマヨール』
「ブラッキー、よけろっ」
『ブラッキー』
しかし、ブラッキーはよけれずシャドーボールを受けたのだ。
「大丈夫か?」
『ブラッキー……』
「エーフィ、押し通せ!!」
『エーフィィ!!』
そして、両者のサイコキネシスは爆発したのである。
煙が晴れるとエーフィは戦闘不能になっており、ネイティオは大ダメージを受けるも堪えていた。
「シャドーボール!!」
『ブラッキー!!』
「しまっ………」
『ネイティオッ!!』
シャドーボールがネイティオに直撃しネイティオは戦闘不能になったのだ。
「まさか……そんなことが……」
「よく頑張ったエーフィ……」
レオとジャキラはそれぞれ戦闘不能になったポケモンをモンスターボールに戻したのである。
「互いにあと1体だな、ジャキラ」
「……………私の師のポケモンを負かしたことは褒めてやろう……しかし、このサマヨールは倒すことはできない、私の最強のポケモンだ」
「そうか、じゃ、ブラッキー、「サマヨール、シャドーボール」」
『ブラッキー』
『サマヨール』
ブラッキーとサマヨールのシャドーボールがぶつかり合い爆発した。
「サマヨール、ナイトヘッド!!」
『サマヨール』
「よけて、シャドーボール」
『ブラッキー』
ブラッキーはナイトヘッドをよけてシャドーボールを放ちサマヨールを攻撃したのだ。
「ナイトヘッド!!」
『サマヨール』
サマヨールのナイトヘッドを受けブラッキーは壁に叩きつけられたのである。
「負けるな、だましうち」
『ブラッキー』
ブラッキーは立て直しだましうちでサマヨールにダメージを与えた。
「おのれ……これで終わらせてやる、ナイトヘッド!!」
『サマヨール』
「シャドーボール」
『ブラッキー』
ナイトヘッドとシャドーボールがぶつかり合ったのだ。
「ブラッキー、接近しろっ」
『ブラッキー!!』
「シャドーボール!!」
『ブラッキー!!』
ブラッキーはサマヨールに接近し新たにシャドーボールを作りナイトヘッドに突っ込んだのである。
「さっきは負けたが今度はそうはいかない、いけっ、ブラッキー!!」
『ブラッキー!!』
そして、爆発が起きたのだった。
その煙が晴れるとブラッキー、サマヨール共に立っていた……………
『サ…サマヨール……』
そして、サマヨールは倒れ戦闘不能になったのだ。
「……ブラッキー、よくやった」
『ブラッキー……』
ブラッキーも限界だったがどうにかレオは勝利を収めたのだった。
「やったね、レオ」
『プラプラ』
「ああ……」
「…………この私が……負けただと……」
「それより、ミレイ、回復の道具を……」
「え?」
『プラプラ』
レオは手待ちのポケモンを全て回復させたのである。
「どうしたの?シャドーの司令官を倒したのに……」
『プラプラ』
「俺の考えが正しければ……」
「え?」
『プラ?』
「………おかしい……こんなことは……!!そうか、メタグロスだ、あんなものを使わず私が育てたポケモンを使えば勝てたはずだ、丁度いい私もポケモンを回復させてパーティーにもう1体入れる、それで私ともう一度………」
その時
『見苦しいぞ、ジャキラ』
「………………………」
アナウンスから声が聞こえ、エレベーターから人が出てきた。
「いやぁ、驚きましたな、まさかジャキラを倒すとは……」
エレベーターから出てきたのはフェナスシティの市長であるバックレーだったのだ。
「……え、あ、フェナスシティのバックレー市長、どうしてここに?………………ああ、そうかここは元々フェナスシティが作った施設ですものね」
『プラプラ』
「おや、まだ気付かないんですね、呑気なお嬢さんだ」
「え?」
『プラ?』
「…………いいからその作り笑いをやめろ……」
「レオ?」
『プラ?』
「おや、貴方は気付いていましたか……………はて、いつからでしょう?」
「確信したのはさっきだ、ただ、ジャキラと最初に会ったのはフェナスシティだ、それもあんたの家から出てきた、それとミレイがダークポケモンのことを相談した時に一瞬顔が歪んだな」
「ほぅ……」
「何か知ってると思った、まぁ、それだけじゃ確証にはならないし裏と繋がってるのは政治家にはよくある話だ」
「たしかに貴方も裏社会の人間ですからね」
「ここはフェナスシティの施設だ、カントーの裏の顔がある組織も金を出してる、ここにシャドーが我が物顔でいて、シャドーの司令官ジャキラとフェナスシティ市長の関係を考えれば……十分だろう」
「……………素晴らしい考察ですね、ほぼ、間違えない、しかし、そのカントーの組織はただ金を出しただけですよ」
「………そうか」
…ロケット団とかいうのはシャドーとは直接関係ないのか…
「ね、レオ、どういうこと?」
『プラプラ?』
「……ミレイ、お前本当に呑気だな………こいつなんだよ」
「え?」
『プラ?』
「シャドーの本当のボスは……」
「はっ!?バックレーさんが!?」
『プラプラッ!?』
「そう、時には人の良い市長……しかし、その本当の顔はシャドーの影のボス、帝王ワルダックとは私のことだっ!!」
そして、市長は恐ろしい顔へと変貌したのだった。
ジャキラに関しては過去などの設定を導入しました、ジャキラは純粋なポケモンバトルの実力ではシャドーでは一番強いです、ジャキラの上司だったビシャスは育て屋頼りなのであまり強くありません、その人任せな性格が災いして後に失敗してます、もし、ジャキラがメタグロスを使わず自分のポケモンを使っていたりワルダックのダークポケモンを使っていたらレオは勝てなかったでしょう、この作品での実力はジャキラ→J→レオという順番です、では、実力では上のジャキラがボスではないのはバックレーとしてのフェナスシティ市長という立場と資金力の高さが理由です。