「行くぜ、ジクザクマ、たいあたり、それと、なきごえ!!」
『ジクザ!!』
『ジクザクマ!!』
1匹のジクザクマがたいあたりをもう1匹がなきごえを使った。
「エーフィ、リフレクター、ブラッキー、だましうち!!」
『エーフィ!!』
『ブラッキー!!』
エーフィのリフレクターでたいあたりは殆ど効かなくなり、ブラッキーがだましうちでジクザクマに攻撃したのだ。
「2匹ともたいあたり!!」
『ジクザ!!』
『ザグマ!!』
「エーフィ、サイコキネシス、ブラッキー、ひみつのちから!!」
ジグザグマのたいあたりににサイコキネシスとひみつのちからで対抗したのである。
そして、ひみつのちからで先程だましうちでダメージを負っていたジクザクマを戦闘不能にしエーフィのサイコキネシスがジクザクマのきゅうしょにクリーンヒットしてレオはウィリーとのバトルに勝利したのだった。
あまりの実力差にウィリーは暫く沈黙し、そして、すぐに口を開いた。
「いやぁ~参った!!あんた強いな……そうだ、フェナスシティにでも行きなよ!!場所教えるから」
「……あの水の多いフェナスシティか?」
「ああ、まるでオアシスのような町だよなコロシアムもあって強いトレーナーもたくさんいるぜ」
「別に興味はない」
「そんなこと言うなよ、オーレの中じゃ治安いい方だぜ」
「治安か……」
…スナッチ団から遠ざかるにいいかもな…
「場所は知ってるんだよな?」
「ああ」
「えぇと、兄さん名前何だっけ?」
「……レオだ」
レオは一瞬スナッチ団のレオと名乗りそうになったが堪えたのだ。
「おし!!レオ、いいポケモントレーナーになれよ」
「ああ…」
…いいポケモントレーナーか笑えてくるぜ…
そして、レオはバイクに乗ってフェナスシティに向かうのだった。
それから、数分後。
ウィリーは自身のバイクのエンジンの点検をしていたのである。
「いいトレーナーに会ったものだ、あのレオってやつ、きっとフェナスコロシアムでたんまり賞金稼ぐんだろうな」
そのウィリーの独り言を影でスナッチ団が聞いていた。
「レオはフェナスシティにいるようだな……」
その頃、レオはフェナスシティに到着したのだ。
フェナスシティは砂漠の中にあるとは思えないほど水が溢れている町なのである。
レオがフェナスシティに入るとスタンドで見かけた怪しい2人組とそいつらのトレーラーが置いてあり2人組は何かモゴモゴと動いてる物が入った砂袋を2人で持っていた。
…こいつらはたしかかスタンドの………
「おい!!もっとしっかり持ちやがれ!!」
「だって、こいつが動くからよ!!……もう少しだから大人しくしやがれ!!」
その時
「離してよ!!誰か……助けて、この人たち人拐いよ!!」
2人組の持っていた砂袋から声が聞こえてきたのだ。
「チッ!!口に貼ってあったテープが剥がれた」
「おい!!トロイ、見られてるぞ」
2人組はレオが見ていたことに気が付き砂袋を地面に落としたのである。
「いたいっ!!」
「ヘボイ、今の話……こいつに聞かれてたよな?」
「トロイ、そうだろうな………………………………運が悪かったと諦めるんだな!!」
トロイという男がそのままポケモンをけしかけてきたのだった。
この地方じゃタブルバトルか主流で殆どのトレーナーがタブルバトルで勝負を仕掛けてくる、そして、ヘボイははゴニョニョを2体出してきた。
そして、レオもブラッキーとエーフィを出したがゴニョニョはレオにとって敵ではなくすぐに勝負がついたのだ。
「なんて強さだ、お前は何者……!!その顔、ひょっとしてスナッチ団の……」
「なんだと!?何故、俺がスナッチ団だと……」
スナッチ団と言われレオは驚き2人に問いただしたのである。
その時
「誰か助けてっ!!この人たち泥棒よっ」
砂袋から再び悲鳴が聞こえて来た。
「泥棒?俺たちは人拐いだ」
「ヘボイ、バカヤロウ!!余計なこと言ってんじゃねぇ!!」
今の騒ぎでフェナスシティの住民が寄ってきたのだ。
「この程度で勝ったつもりになってんじゃねぇぞ!!」
「行くぞ!!ヘボイ」
2人組はトレーラーに乗りフェナスシティから撤退していったのだった。
レオは砂袋に近づき固く結んである紐をほどくと砂袋から少女が出てきたのである。
「痛かったぁ、でも、助かったぁ!!」
「この人があなたを助けてくれたんですよ」
フェナスシティの住民が少女にレオが助けてくれた事を教えた。
「そうだったんですか……助けて頂いてありがとうございます!!」
少女はレオに深々と頭を下げたのだった。
「私はミレイ!!あなたの名前は?」
「レオだ」
「レオさんですか」
「レオでいい」
「あっ…はい」
そして、ミレイは思い出したように話始めたのだ。
「そういえば、あいつら変なポケモン使ってなかった?」
「変なポケモン?いや、弱いゴニョニョだけだった」
「そう……ですか」
「変なポケモンって?」
「う~ん……なんか説明難しいけど……」
そこへ、フェナスシティの住民のお姉さんが入ってきたのである。
「それならこの町の市長さんに相談するといいわ、とっても親切な人だから」
「市長さん……!!そうね、市長さんなら何かわかるかも……」
ミレイはお姉さんから市長の家を教えてもらっていた。
そして、レオがもうその場を立ち去ろうとしたのだ。
その時
「ねぇ、レオ……」
「ん?」
「私、頼る人がいないの……」
「それで?」
「また、捕まったら困るし……図々しいのはわかってる、けど、暫く私と一緒にいてくれない?」
「……断る、俺にそんな義務はない」
「お願いします!!」
ミレイは両手を合わせてお願いしていたのである。
「……」
「きっと、その変なポケモンは何か組織的なものだと思うわ、だから、捕まりたくないの」
「組織的なもの……」
…スナッチ団と何か関係があるかもな…
レオは少し考えた。
そして、
「わかった、安全が確保されるまでは同行しよう」
「やった!!ありがとう!!」
「ただ、条件がある」
「えっ?」
「その組織の正体を暴きたい」
「正体を暴く?」
「ああ、だからその変なポケモンを見つけたら知らせてくれ」
「わかったわ、よろしくねレオ」
「ああ」
こうして一時的にレオとミレイは同行することになったのだ。
そして、レオとミレイは市長に会うために市長の家に向かったのである。
「ここか?」
「そうみたい」
ミレイが市長の家のインターホンを鳴らそうと近づいた。
その時
市長の家の扉が開き中からとてつもない殺気を秘めた男が出てきたのだ。
男はレオを横を通ると立ち止まりレオに表情を向けたのである。
「旅のトレーナー君かな、ほう見れば中々いい面構えをしているな…………君とはまたどこかで会う気がする」
「……」
そして、その男はレオの横を去ろうとしその直前に小声でレオに話した。
「旅のトレーナー君、失礼、旅じゃなくて逃亡中だったかな?」
「!!」
「……元スナッチ団レオ」
「あんた一体!?」
その男は何も言わずに去ってしまい見えなくなってしまったのだった。
今回でパートナーの少女ミレイが登場です!!基本ゲームのストーリーに沿って話を進めますが一応アニメ視点なのでオリジナル設定でアニメに繋がる話を入れていこうと思います。