ポケモンコロシアムXD   作:中2病人間M

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パイラコロシアムの謎

「な、何なんだお前……」

 

 

レオは問答無用でダークポケモンを持っているトレーナーからポケモンをスナッチしていた。

 

 

既にあの広場にいたトレーナーたちからモココとポポッコをスナッチし終えていたのだ。

 

 

だが、のんびりはしてられない、スナッチされたトレーナーは警察に行くものもいるはずで下手をすればパイラタウンの警察にレオは捕まりかねなかったのである。

 

 

レオは1日中パイラタウンをミレイと共に走り回りやっと広場にいた最後のトレーナーと戦いそのトレーナーからダークムウマをスナッチし決闘広場にいたトレーナー全てからスナッチし終えたのだった。

 

 

…ふう、これで全部か…

 

 

「てめぇ、俺のムウマを返せ!!」

 

 

ムウマをスナッチされたトレーナーは近くに転がってたこん棒を持ってレオに殴りかかろうとしてきた。

 

 

その時

 

 

「……やめるんだ」

 

 

横からこん棒を掴む大きな手が現れそのままこん棒を奪い取ってしまったのだ。

 

 

「あ、あんたは……ギンザルさん……」

「あっち行ってろ」

「は、はい!!」

 

 

突然、現れたギンザルに驚きトレーナーはこの場から逃げ出してしまったのである。

 

 

「さてと、トレーナーさんよ、俺はこのパイラタウンのゴロツキどもを仕切っているギンザルだ」

「……何のようだ」

「まぁ、聞け、さっきのバトルを見させてもらった、どうしてあんたが他人のポケモンを捕獲できるのかは今は聞かない」

「……」

「それに捕獲しているのは全て奴らがトレーナーに配っているポケモンだ」

「見てたのか」

「ああ、ヌオーを捕まえる所を偶然見てからあんたらを追ってここまで全て見させてもらった」

「……奴らっていうのはシャドーのことか」

「……そうだ、本来ならば俺は奴らがこの町で勝手なことをするのを止めなければならない」

「何故止めない?」

「……俺は手持ちのポケモンのプラスルを奴らに人質として連れて行かれてしまったのだ」

「……」

「なんですって!!」

 

 

ミレイは口を両手で押さえて他人のことなのに今に泣き出しそうな表情をしていた。

 

 

「そこであんたたちに頼みがある」

「頼み?」

「これは噂だがこの町のパイラコロシアムに出場し優勝したトレーナーに奴らがそのポケモンを配っているらしい」

「パイラコロシアムでか」

「そこであんたにパイラコロシアムに出てもらいたい、あんた、正体はわからないが実力はあるだろう、頼む……うちの子分のシルバってやつが恐らく奴らのアジトに侵入すると思うがあいつは弱い、だからあんたにコロシアムで真実を確かめてきて欲しいんだ」

「……」

「レオ……」

 

 

ミレイはレオの肩に手を置いたのだ。

 

 

「わかった、コロシアムには出場しよう」

「本当か!!ありがとう……そうだ、君らの名前を教えてくれないか?」

「レオだ」

「ミレイです」

「レオ君にミレイちゃんか、よろしく頼んだぞ!!」

「ああ」

「ギンザルさん、きっとプラスルは無事ですよ」

「ああ、ありがとう」

 

 

レオとミレイは路地裏で出会ったギンザルの頼みでパイラコロシアムに出場することになったのである。

 

 

…パイラコロシアムか、優勝したら何が起こるのだろうか…

 

 

レオとミレイはパイラコロシアムに出場するためにコロシアムへと向かうとパイラコロシアムに隣接したポケモンセンターは何ともないがコロシアムの電気だけが停電していた。

 

 

どうやら何者かがコロシアムへの配電盤を破壊してしまったらしい。

 

 

「レオ、今日中に復旧してコロシアムの開催は明日になるらしいよ」

「そうか、じゃ出直すとするか」

 

 

そこへ、

 

 

「チックショー、何で開催されないんだよ、俺もこの大会で優勝してあのマサみたく強いポケモン欲しかったのにな~、ま、しゃねぇな、また来るか」

 

 

そのゴロツキはそう言いながらポケモンセンターを出ていったのだ。

 

 

「ねぇ、レオ、マサってあの町の入り口にいた男じゃない?」

「そうだな、どうせ、今日はコロシアムに出れないのだから行ってみるか」

 

 

 

レオとミレイはマサがダークポケモンを持っていないか確認するためパイラタウンの入り口へと向かおうとポケモンセンターを出て決闘広場の近くを通ったのである。

 

 

 

その時

 

 

ミレイはとあるポケモンが目に止まり立ち止まった。

 

 

「レオ、あれ見て、あのマグマッグ」

 

 

そこにはローラースケートを履いた少年がマグマッグと遊んでいる姿があったのだ。

 

 

しかし、そのマグマッグはその少年の指示に従い動いているだけで存在を知っている人間ならば一目でダークポケモンと見分けられたのである。

 

 

そして、レオはその少年にバトルを挑みルリリ、ププリン、チルットを速攻で倒した。

 

 

そして、

 

 

「アリゲイツ、ムウマ、ダークラッシュ」

 

 

2匹のダークポケモンのダークラッシュをマグマッグに食らわせてレオをすぐにスナッチボールを投げてマグマッグをスナッチしレオはマサを探すためにこの場を立ち去ろうとしたのだ。

 

 

その時

 

 

「返してよ……」

「ん?」

「返してよ……そのマグマッグはオイラの大事なポケモンなんだ!!オイラの友達なんだ!!」

「友達?こいつがか」

 

 

レオはスナッチしたばかりのマグマッグのモンスターボールを少年に見せたのである。

 

 

「そうだよ、何でも言うこと聞いてくれるしね、だから、返せ!!」

「そうか、何でも言うことね……出てきな、マグマッグ」

 

 

レオはマグマッグのモンスターボールを投げてマグマッグを出させた。

 

 

「マグマッグ!!」

 

 

少年はマグマッグを見るなり大喜びしマグマッグに触れようしたのだ。

 

 

しかし、

 

 

「えっ?」

 

 

マグマッグは少年に襲い掛かろうと飛び出したのである。

 

 

「やめろ!!」

 

 

他のダークポケモン同様にマグマッグもレオという新たなトレーナーの命令で停止し動かなくなった。

 

 

「なん……で……」

 

 

少年は信じられないという顔をしていたのだ。

 

 

「このマグマッグは純粋にトレーナーの命令で動く、さっき、トレーナーがお前から俺に変わったんだよ」

「けど、前のトレーナーへの感情ぐらい……」

「ねぇんだよ……」

「えっ……」

「このポケモンは説明は難しいけど誰かになんかされてんだよ、感情もクソもねぇんだよ」

「そう言えば他のポケモンとは違うような……」

「ああ、違うんだよ、わかったか?」

「……うん…」

「それじゃあな」

 

 

レオとミレイが町の入り口の方へと向かい歩き出しもう少しで町の入り口へ着く頃、あの少年がレオとミレイを追いかけてきたのである。

 

 

「あの……」

「なんだ?」

「……あのマグマッグをよろしくお願いします!!」

「……わかった、俺が責任を持って元のポケモンに戻そう、それと一方的にポケモン奪って悪かったな、だが、理解してくれ」

「うん、もういいよ」

 

 

少年はレオの言葉を理解しポケモンセンターの方へ戻っていったのだった。

 

 

「でも、レオ……どうやってダークポケモンを元に戻すの」

「それをこれから調べるんだ、パイラコロシアムに参加し優勝して何が起こるのか確かめ場合によってはそのまま奴らのアジトに乗り込む」

「大丈夫?」

「心配するな、俺がいるだろ……さぁ、マサの奴を問い詰めに行くぞ」

「うん!!」

 

 

レオとミレイはマサを問い詰めるために町の入り口まで向かった。

 

 

 

 

「ハッ?それで俺がその凶暴なポケモン持ってないかって?」

「そうだ」

 

 

そして、いつも通り町の入り口で油売っているマサを見つけダークポケモンを持っていないか問いただしたのだ。

 

 

「で、持ってたらどうするわけさ?」

「……そうだな」

 

 

レオがそう言いながらモンスターボールを出すとマサも同じようにモンスターボールを出したのである

 

 

「上等じゃねぇか!!パイラコロシアム前回優勝者のこのマサ様が相手をしてやるぜ」

 

 

マサはモンスターボールからラルトスとタネボーを出し、レオはモンスターボールからヨルノズクとマグマッグを出した。

 

 

…この町で手に入れたダークポケモン、さて、使えるかな…

 

 

「ミレイ、この2匹はダークポケモンじゃないな?」

「うん、あの子達は違うよ」

 

 

ここまで来るのに数匹のダークポケモンをスナッチしてきたレオは既に表情や雰囲気で相手のポケモンがダークポケモンかどうかをある程度見極めることが出来るようになっていたのだ。

 

 

「あらら?そのポケモンもしかして決闘広場の奴らが持ってたダークポケモンか?なんであんたが持ってるんだよ……まぁいい、タネボー、どくどく、ラルトス、サイコキネシス!!」

『ボー!!』

『ラルゥゥ!!』

 

 

タネボーとラルトスの攻撃でマグマッグを集中攻撃されて恐らく表情には出ないがマグマッグはそろそろ限界が近づいていたのである。

 

 

…片方を潰す気か…

 

 

「ヨルノズク、ラルトスにダークラッシュ!!」

 

 

ヨルノズクがラルトスにダークラッシュをしその反動でサイコキネシスが弱まった。

 

 

…よし、今だ…

 

 

「マグマッグ、かえんほうしゃ!!」

 

 

マグマッグはかえんほうしゃを放ちかえんほうしゃがタネボーを包み戦闘不能にしたのだ。

 

 

しかし、

 

 

「マグマッグ……」

 

 

マグマッグはタネボーから受けたどくどくによるどくが回り倒れてしまったのだった。

 

 

「マグマッグ、もういい目を閉じて休め」

 

 

レオの言葉でマグマッグは無表情のまま目を閉じて動かなくなったのである。

 

 

「もどれ、マグマッグ」

 

 

レオは動かなくなったマグマッグをモンスターボールに戻すと次のモンスターボールを出した。

 

 

「おいおい、あのポケモンならどんなにズタズタになっても命令すりゃ動くだろ?あの怪物ポケモンに情か?まぁいい、次はこいつだ!!」

 

 

マサはモンスターボールからワンリキーを繰り出したのだ。

 

 

「からてチョップ!!」

『リキ!!』

 

 

マサがからてチョップを命令しワンリキーがヨルノズクにからてチョップをしようと飛びかかってきたのである。

 

 

レオは出していたモンスターボールをワンリキーの方に投げた。

 

 

そして、

 

 

「はっけい!!」

 

 

モンスターボールからマクノシタが現れワンリキーのからてチョップにはっけいをしてワンリキーのからてチョップとマクノシタのはっけいがぶつかり合ったのだ。

 

 

「ヨルノズク、ラルトスにダークラッシュ、マクノシタ、ワンリキーにあてみなげ!!」

「ラルトス、サイコキネシス!!ワンリキー、いわくだき」

 

 

ヨルノズクのダークラッシュがサイコキネシスを打ち破りラルトスを戦闘不能にし、マクノシタがあてみなげをワンリキーがいわくだきをしそれぞれダメージを受けワンリキーがよろめきマクノシタはダメージを受けたものの表情を変化させていなかったのである。

 

 

「ダークラッシュ」

 

 

マクノシタはワンリキーに接近したままダークラッシュを使いワンリキーに攻撃し戦闘不能にした。

 

 

「ちっ……だが、こいつの出番のようだな」

 

 

マサはモンスターボールからオオタチを出したのだ。

 

 

「あのマクノシタにダークラッシュ!!」

 

 

オオタチはマクノシタにダークラッシュで攻撃したのである。

 

 

「マクノシタ!!」

 

 

ダークラッシュを受けたマクノシタはゆっくりと体勢を崩しその場に倒れたのであった。

 

 

「もういい、もどれ、マクノシタ、もう休め……」

 

 

レオはマクノシタをモンスターボールに戻すとエーフィを繰り出したのだ。

 

 

『エーフィ!!』

「レオ!!」

「ミレイ、わかっている、あのオオタチ、ダークポケモンだな」

「うん!!」

「エーフィ、サイコキネシス!!」

『フィー!!』

 

 

エーフィのサイコキネシスがオオタチに直撃してオオタチは後ろの方へと飛ばされるもすぐに起き上がり体勢を立て直していたのである。

 

 

…さすがにタフだな……だが、もういいだろう…

 

 

レオはモンスターボールをスナッチボールに変えてオオタチに投げた。

 

 

オオタチが入ったスナッチボールは数回カタカタと揺れ、もう少しでスナッチ完了という所でスナッチボールは開きオオタチを放出してしまったのだ。

 

 

「……まだ無理か」

 

 

レオは転がってきたスナッチに失敗したモンスターボールを広い上げオオタチの方を見たのである。

 

 

すると、マサがモンスターボールを取り出してオオタチを戻そうとしていた。

 

 

…まずい、ボールに戻されたらスナッチできねぇ…

 

 

「冗談じゃねぇぜ!!どうゆう仕組みかは知らねぇけどポケモン盗られてたまるかってんだ!!」

「ヨルノズク、あのトレーナーからモンスターボールを奪え!!」

 

 

ヨルノズクは直ぐ様飛び出してマサに軽く攻撃をしモンスターボールをマサの手から奪ったのだ。

 

 

「オオタチ、このヨルノズクを倒せ!!」

「させんな、ヨルノズク、さいみんじゅつ」

 

 

オオタチにヨルノズクがさいみんじゅつを使いオオタチはそのまま眠ってしまった。

 

 

そして、

 

 

「もう1発!!」

 

 

レオはスナッチボールを再び投げてスナッチボールを眠っているオオタチに直撃させたのだ。

 

 

…今度こそ…

 

 

そして、スナッチボールは完全に止まりオオタチをスナッチしたのだった。

 

 

「お前、何者だ……まぁいいか、コロシアムで優勝したって貰えるのはこんなポケモンだぜ」

「やっぱり、優勝したトレーナーにダークポケモンを配っていたのね!!」

「ああ……さてと、じゃあな」

 

 

マサはそう言いこの場を立ち去って行ったのである。

 

 

「レオ、これはやっぱりコロシアムに出てみるしかないわね!!」

「ああ、だが、今日は遅いポケモンを回復させれるし泊まれるからポケモンセンターへ行こう」

「うん」

 

 

レオとミレイは明日の試合に備えてポケモンセンターへと向かうのだった。




お久し振りです。夏休みが終わり忙しくて更新遅れました。ごめんなさい、就活もあって忙しいですが頑張ります。
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