ハイスクールD×D in 仮面ライダーAGITΩ 作:カマンライパー
…夢なのだろうか?目の前で戦っている戦士と怪物がいる。
戦士は2本角で赤い大きな目、金色と黒の体色をしている。その戦士はまるで背中にまで目がついてるのでは?と思わずにはいられない動きをして、怪物を追い詰めている。
そして…、怪物が大きな隙を見せたその時、戦士の2本角が開き6本角になった。6本角になったまま戦士は構えをとり…、足元に光が現れ戦士の角に似た紋章が現れる。そしてそれを足に集めた後に、跳び上がり怪物に飛び蹴りの形で向かっていく。怪物に当たると凄い勢いで吹っ飛び怪物が叫びながら爆発四散する。
戦士は角を2本に戻した後、此方を見る。
何故か俺は…、それを「次はお前が闘え」と言われてる気分になり…
「お前は…一体…?」
俺は戦士にそう問いかけておいて…、自分で勝手に納得した。俺はその戦士の名を知っている気がして、戦士の名を言う
「……お前は…──
♦ ♦ ♦
──飛び起きる様に席を立ち、俺は夢の続きの言葉を言った…
「──…アギト!……あれ?…夢、か?…ッ⁉︎」
そう言って…俺、
「……兵藤…、先生はあぎと何という話はしていないが?」
「あっ、いやその、これは…」
慌てて誤魔化そうとするがもう遅く
「兵藤…、授業が終わったら先生と教員室に行こうか…」
「いや…そのぉ…、俺はこの後用事が…」
この後は昼休みで、俺には用事がある。親友の2人と共に、ある秘境に行くという大事な用事が…。1週間も前から計画して、ずっと楽しみにしていたのにこんなことでは諦められない!俺は断ろうと先生に顔を向けるが…
「ん?(圧)」
「…………はい」
弱かった。俺は弱かった。だが!俺には2人の親友がいる。きっと2人が助けて…
「……フッ(馬鹿なやつを見る顔)」
「……ハッ(哀れなやつを見る顔)」
コイツらは親友ではない…。(高速手の平返し) 敵だ!ならば俺がする事はただ一つ…
「先生!」
「なんだ兵藤?まだ文句があるのか」
「この2人、この後覗きするんです!」
道連れにすることォ!俺1人辛い思いをしてェ、2人だけがいい思いをするのならばァー、俺は邪魔をするゥ!!(ゲス顔)
「貴様、イッセー!」
「何てことを言うんだ!」
2人が飛び掛かってきそうな勢いで席を立ち此方に向かってくるが、もう遅いわ!先生は2人の反応を見て呆れた様子で深い溜め息を吐き、
「はあ…。松田、元浜2人も授業が終わった後に教員室に来なさい」
「「そんなァ!!」」
計 画 通 り !
フハハハハハハ!!親友を捨てようとするからそうなるのだ…、自業自得とはこのことよォ!!
「「イッセー貴様ァァァァア!!」」
「俺たちはいつも、一緒だ…。覗く時も、彼女を作った奴に怨念を飛ばすのも、そして…死ぬ時もなァァァァア!!」
「3人組五月蝿いぞー。授業中だ」
クラスの女子が俺たちを今までゴミを見るような目で見ている事に気付かぬまま授業は終わりを迎えた…。2人は授業中ずっと俺に殺意をもって睨み続けていたが、俺はあまり気にしていなかった…、何故ならあの2人が先に見捨てたのだから!正義は俺にあるのだ!
そうして俺はすっかり夢の事を忘れていたんだ…──
♦︎ ♦︎ ♦︎
「──…とまあ、そろそろ説教は終わりにしないとお前らも先生も昼飯食えないからな。…いいか?さっきも言ったが女子の着替えを覗くのはやめておけ?先生は生徒が警察に連れて行くのは見たくない…」
「ですが先生!覗きは!」「男の!」「浪漫!「「なんです!!」」」
「先生、生徒の仲が良いのは嬉しいけど…素直に喜べないなぁ…」
授業が終わり、先生に連れて教員室の個室で説教を受けた俺たち。先生の説教によって次の授業が体育の、うちのクラスの女子達の着替えはもう見れないだろう…。だがまだ別の日がある俺たちはこの後飯を食いながら作戦をもう一度練る予定だ。
だから早めに解放されたい……、後本音を言うなら警察とかそういう単語は聞きたくない…。いつも母さんと父さんに耳がタコになるほど言われてるから…。
「まあ今回は未遂だ…、そこまで大事にもなっていないし今は女性の先生が女子更衣室を見張っている。だから今回の事はこれでおしまいだ」
「「「ホントですか!?」」」
「ああ…、でも次似たような事をしたもしくは考えたら親に連絡を取る」
「「「えぇ!?」」」
それは不味い!母さんも父さんも俺のそんな話を聞けばどんな恐ろしい事になるか…。いや!それだけじゃない、この話が
「親にか……問題ないな(ボソッ)」
「今更言われてもなぁ……多分イケるな(ぼそ)」
マジか…コイツら…。俺でも辞めようと思ったのに……、最強か?(畏怖)
「分かったか?分かったやつから出てもいいぞー」
「うーっす」「はい」「う、うす…」
扉を閉めると他の先生が此方をチラッと見るが…、俺たちだと気付くと直ぐに話に戻ったり仕事に戻っていた。教員室から出ると2人が此方を凄い目つきで見てくる。
「「イッセークゥン…」」
正直怖い…。なんか目が怪しい光を灯してる…
「何故俺たちを売った!」「そうだぞイッセー!あそこで売られなければ今頃!」
まぁ…怒る気持ちも分かる。だが…
「お前らだって自分が同じ立場に立ったらするだろ?そもそも先に裏切ったのはそっちだろ!」
「確かにやるな」「あぁ、間違いなくやる」
ほーら見ろ、やっぱそうじゃねぇか。自分と同じ考えを持つ2人を見てジトッとした目で見るが…
「だが後者は別だぞイッセー」「あぁそうだ」
「何?」
「元々お前が寝てたのが悪いんだろうが…」「俺も眠いのに堪えてたんだぞ?」
「ぐぬぬ…」
むぅ…、確かにそうだ。授業が如何に退屈とはいえだ、そういえば俺はなんの夢を見ていたのか…。
「………」
……だめだ思い出せない。凄く大事だったはずなんだが…
「まぁいいや…、今更だしな。それよりも腹減ったぞ俺は…」
「そうだなぁ…、あまり時間もないしどっかで飯食うか…」
なんだ?何を忘れている…。俺は起きた時に何を言った?俺は何を夢で見てきた?俺は……何を考えた?
「クラスなら空いてるからそこで食うか」
「そうだな、次の授業もそこでやるし…一誠もそれでいいか?……一誠?」
そうだナニカの戦いだ!何か見た事も無いナニカが戦っていて…、それで…それでなんだっけか……。俺は…ナニヲミテイタ?ナニヲカンガエ「「イッセー!!」」
「うわぁ!」
「やっと反応したぞ…」「イッセーお前体調悪いんじゃないのか?それなら保健室行った方が身の為だぞ?」
「あっ、いやそういう訳じゃないけど…」
「なら早く飯食おうぜー」「そうだぞイッセー、あまり時間もないからな」
「あ、あぁ…」
あー…、なんか考えたら腹減ってきたな……。そういえば何を考えたんだっけ?まぁいいか…。忘れてるって事はどうでもいい事なんだろ…──
♦︎ ♦︎ ♦︎
キーンコーン、カーンコーン
学校のチャイムが鳴っている。この時間帯は放課後のチャイムだ。昼休みから時間が流れ覗き云々の話は無くなっていた。俺が親に話されるのは不味いと松田と元浜に言ったら、アイツに話が行くのに気付いたらしい…。あの2人はアイツに嫌われるのが嫌らしい…。2人はこの後用事があるらしく急いで帰って行った。
「はぁ…疲れた」
つい独り言を言うぐらいには疲れている俺。理由はやはり先生からの呼び出しが聞いている。この学校に来てから何回も教員室に行ったが…やはりあそこは慣れない……。何故か入る時身体が拒否反応みたいに震える…、そしてよく周りを注意深く観察してしまうのだ…。辞めようと思ってはいるが…、まぁ上手くいかない…。そんなに行きたくないなら覗きを辞めれば?となるかもだが…、それは駄目だ!これは男の浪漫で、神聖な行為だからな!
そんな事を考えてるとポケットが震える…。どうやらケータイが鳴っているみたいだ…。今は学校の正門付近だから人も結構居るので邪魔にならない場所に移動して電話に出ると…
『もしもしイッセー』
「どうしたの母さん?」
電話の相手は母さんだった。どうしたのだろうか?
『ごめんねイッセー。私この後家を出なくちゃいけなくて…』
「なんかあったの?」
『あの人が必要じゃない書類だった物が唐突に必要になったらしくて、お母さんそれを届けなくちゃいけなくて…』
「あー、分かったよ。ご飯はどうすれば良い?」
『一応作り置きしておくから、レンジで温めて食べてって、あの子にもそう伝えておいて?』
「分かったよ」
『ごめんなさいね?それじゃあ』
「うん」
どうやら父さんの仕事関係らしい…。仕方ないアイツに連絡を…
「お兄何やってんの?」
「おー、丁度良いところに妹よ」
「その呼び方やめて」
「冷た」
連絡をしようとしたところで偶然来てくれた…。このちょっとクールというかカッコつけというか達観しているポニテの女の子が、俺の妹
「やあ、兵藤さん、兵藤くん」
「こんにちは木場さん」
「チッ…」
「お兄…」
「ヤメロ!その憐れみの目を今すぐヤメテ!」
この気の良さそうな明るい髪のイケメンは
「兵藤さん、部長がお呼びだよ?」
「あっそうですか…、分かりました。お兄、そういう訳だから…」
「おっ、おう…」
この男…、誠菜と同じ部活のオカルト研究部に所属している。其処には学園の二大巨塔の美女リアス・グレモリー先輩と
「じゃなくて!?誠菜!今日母さん居ないから帰ってきたら作り置きしてある物を温めて食えって、母さんが言ってたぞ」
「分かった…、ありがとうお兄」
「じゃ、俺もそろそろ行くわじゃあな。部活頑張れよー」
「うん…」
さーて俺はこの後どうすっかなぁ…そう思いながら周りを見渡すと色んな人が俺を見てヒソヒソ話してた。なんだぁ?と言いたいが…これはいつものこと…、出来た妹に覗き魔の兄、双子だと言われて信じられないのだろう…。まぁ慣れっ子だが…
「兵藤と木場くんこのカップリングはアリね」
「嫌だと言っている兵藤を襲う木場君…アリね」
「何言ってんの?兵藤が木場くんを襲うのが良いんじゃない!」
「分かってないわねぇ…ここは最初は嫌がる兵藤が後々立場が逆転するのが良いんじゃない!」
「「「それだ!!」」」
……聞かなかった事にしよう…。自分がそういう想像に使われるのはシンプルに嫌だ…。しかも木場とセットになるのは確定なのか…。……今度から木場とは離れて会話した方がいいか?
…そんなくだらない事を考えながら俺は暗くなっていく道を歩いていく…。この日を境に色々な時間に巻き込まれるなんて今の俺は知らなかったのだ……。
はい。ここまで読んで頂きありがとうございます。今回はあまり物語は進みませんでしたが、次回からは進む予定なのでお待ちしていただけると幸いです。
ではここから、オリキャラについて少しだけ…
名前:兵藤 誠菜
性別:女 年齢:16歳(高2)
容姿:結構整っていて、普通に美人である。髪はポニーテールにしている。兵藤一誠と同じ髪色のポニーテールで学校の人気人物。
性格:大人しい。一誠の事をお兄と呼んでいるが、それ以外の人は敬称で呼ぶ。
現在公開出来るのはこれぐらいですかね。次回は未定で遅くなるかもしれません。ので、気長にお待ち下さい。