河童なんだけど生身で配信してたらVtuberだと勘違いされたんで事務所作ります。まる。 作:東風ますけ
東風はかしこいので気が付いてしまいました。
キユ「ワシの出番少なくね?」
キャロ「ワシルーベルトと旅行行きたいっキャ」
八雲貴方「わしVtuber事務所つくるわ」
一人称わしがレギュラーに3人もいる!?!?!?
癖か? 作者の癖なのか?
「みなさんおはこんばんにちわ。ルーベルトです。今日はローファン鯖でマイクラしていきたいと思います」
思い立ったが吉日、それ以外も全部吉日なルーベルトです。
二日酔いに苦しみながらも全員に連絡し、午後7時からの配信となった。
各自配信しており、全部見るなら5窓になると思う。
サムネイルも相棒に描いてもらい、公式切り抜きの準備もし始めている。
「目標は一週間後に行う建築評論会です。視聴者投票で1番になった人には俺からほしいものなんでもあげます」
・可愛い嫁ください
・画面の中の嫁を出して下さい
「できなくもないけど……ま、それは優勝者が決めるってことで」
・できるの!?
・できるんだ(驚愕)
・おうどん!
「……んじゃま、こんな感じで。細かいルールは特になし。お互いの建築の邪魔だけ禁止ってことで。ま、気楽に行こうや」
・ちくわ大明神
・わくてか!
・ひらがなのやつ珍しいや
・かわいい
「……あ。一つ言い忘れてた。まだデビューしてない二期生も参加するから、楽しんで行ってくれよな」
・なんでそんな重要なこと最初に言わないんですか
・逆に安心感ある
・実家のような安心感
「それじゃまず、クルブルク創ろっか」
・え!?
・ファ!?
・なんで!?
・唐突!?
・ぬるぽ?
・がっ!
「と言いたいところだけど。ひとまずはみんなで協力して拠点を発展させよっか」
「社長! 木こりやっとくんで、社長は鉄集めよろしくお願いします!」
「了解!」
「ん。私は畑を作って、みんなからダイヤモンドを巻き上げる」
「よろしくな。ブーイとキユは?」
「我は村探しでもしとくよ」
「ワシは簡易的な天空トラップタワー作っとくな」
「わかった、んじゃ各自! 作業開始!」
■■■■■■
1日目は食糧があまりないからベットでリスポーンを固定してから死ぬことで空腹を紛らわせたりした。2時間くらいたったら朱音の食糧生産が上回り、食糧問題は解決した。ステーキうまい。
村は二つ見つかり、簡易トラップタワーも完成。
俺と団さんの必需品採取もぼちぼち成果を上げ、エンチャント施設が完成したこともあり、ネザー突入が安定するくらいになった。
ここまでで2時間。わりとテンポが良く、若干懸念していたそもそも建築資材がねぇよ! ってことにはならなさそうだ。
俺と団さんと朱音がネザー探索。
ブーイとキユがゴーレムトラップと交易場の作成になった。
「あっちゅ! あっちゅ! あっちゅ!」
「すみません社長! 弓が全然当たりません!」
「ん。私がやる……」
ファミリーレストランみてぇな名前をした豆腐に燃やされたり、フライドポテトに燃やされたり。んでもって団さんはクソエイムだし、逆に朱音は神エイムだしで、まぁまぁ取れ高があった。
「すみません社長。私RPGばっかりやってきたもので。エイムはさっぱりでして」
「いや、俺もファンタジーライフばっかりで苦手だし、気にしなくていいぜ。でも紅の射撃スキルは中々だったな!」
「ん。強すぎてごめん」
・流れるような煽りで草
・ルーベルトが隣で燃えながら叫んでる中無表情で撃ち抜いていく様はまるで歴戦のスナイパーのようだった
・上手すぎて馬になっちゃう
・うまぴょい!
「そういえば、団さん。紅。俺たちポテト狩りばっかしてるけどよ、エンド行くにはエンパ集めなきゃダメじゃね?」
「「……せやな」」
「そう言うと思ってさァ〜〜〜〜!」
・ファ!?
・誰?
・聞いたことない声
・まさか…!
「ローファンタジーミュージアム二期生! カゲガサ・シルバーロザリーがエンパを集めておいたぜ!」
「あ、集めたのは私だよ影傘君……」
「おおっと、そうだったね影法師ちゃん。手柄を横取りだなんて、いけないいけない」
「影傘! 影法師ちゃん! サンキュー!」
「俺たちは悪魔城建築に向かうから、エンドのとき呼んでくれよ!」
「お、お願いします……」
まあこんな感じでひとまずネザー探索が終わり、1日目の配信が終わった。
■■■■■■
配信が終わった後、朱音と団さんがやって来た。
「社長。夜分遅くにすみません。どうしても聞きたいことがあって来ました」
「ん。単刀直入に聞くね。……何? コレ?」
おれの目の前に突き出された一枚の紙。
その内容は。
『子供たちに美味しいものをたくさんたくさん食べさせてあげてください。通りすがりの河童より』
「……なんで。なんで社長が……ルーベルトさんが。
「ん……私たちは一度も言ってないはず。なのになんでこんなことができたの?」
「……あー。2人とも、あのな、落ち着いて聞いて欲しいんだけど」
俺がそう言って説明し始めようとしたとき、つけていたテレビで報道が流れた。
『速報です! 世界中の養護施設で謎の文書と共に、大金が置かれている現象が次々に報告されています! SNS上でも様々な憶測が飛び交っています! 現在では誰が何の目的で行ったのかが不明ですが、各国の首脳らはテロではないと断言しているようです。この示し合わせたかのような対応にSNSでは──』
2人はぽかんと口を開けて俺の方に視線を戻した。
「……つうわけでよ。なにもお前ら2人の所だけじゃなくて世界中にばら撒いたから、気にせずに受け取ってくれよな」
貴方が関係各所に根回ししてくれたおかげで、このニュースはそこまでおおごとにならずに済むだろう。
「……社長は、なんでそんなに優しいんですか」
「優しい? うーん。そうか? 俺はよ、ずっと昔に世界中を旅して、そこで出会ったやつらとの約束を果たしただけだぜ? ……俺よりも、ずっとずっと、お前らのほうが優しいと思うぜ?」
初めて会った時から気づいていた。
「ん。ルーベルトのクセに、カッコよくて……生意気」
「フッハッハ! なんせ俺は社長だからな! …………でもな、朱音。俺はお前らに幸せになって欲しいだけなんだよ。ただ、それだけなんだ。……お前らの服、綺麗だけど、ボロボロじゃねぇか……。靴も、バックも、お前ら自身も。…………たぶん、子供たちに全部使って来たんだろ? 金が好きなのも、子供たちに色んなものを買ってやれるから。…………俺は昔、火の国のハーメルンという町で、孤児院を営む貧しい若い夫婦に出会ったことがある。子供たちは音楽や団子が好きで、俺はみんなのことが大好きだった。……本当に、大好きだったんだ」
「ルーベルトさん」
「ルーベルト」
いつのまにか、2人は俺のそばに近づいて来ていた。
「俺はあの時代の『人間』じゃねぇから、ずっとは居られなかったけどよ、会えて嬉しいぜ。2人とも」
「ルーベルトさん。私たちもあなたと出会えて、本当に嬉しいです!」
「ん。こういうのガラじゃないけど……もし神様がいるんなら、感謝しないとね」
「そうだな。案外近くで見てるかもな!」
俺がそう言ったとき、窓の外で白いなにかが、通ったような気がした。
今日はしあわせの音が聞こえる。
そんな、心地の良い夜だった。
どうも東風です。ご愛読ありがとうございます。さて、みなさんは、現時点で、どのキャラが好きですか?キャラクター作りをする際のモチベになりますので、是非気軽にお願いします!なんとなくでいいので好きなキャラに投票お願いします!あ、別に結果で出番が偏ったりは一切しないので、是非気軽にお願いします!
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ルーベルト
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ブーイ
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キユ
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朱音
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団さん
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鈴木ネキ