トライ×ライブ! ~Rainbow Generations~ 作:がじゃまる
やはり就活はクソ。
「レーダーの反応からして、今ギマイラは青海埠頭辺りの地中に潜んでるみたいだね」
『……そこまでに深くまで潜ってないな。これなら地底貫通弾でやれるんじゃないのか』
「バッカ。何べんも言ってるけどあの一帯は埋立地! 地盤が緩いの! そんな場所で地底貫通弾なんか使ったら海に沈むっての!」
『でも浅い位置にいるのは確かなんでしょ? だったらダイナマイトでちょっとずつ掘り進めていくのとかは?』
「あー、発破工事みたいな感じに、ってことっすか」
「ほぼほぼ逃げられると思うし、よしんば地中に炙り出せても対抗策がなぁ~……」
「ん……ぅ……!」
風のように流れる複数の声が意識を覆う靄を吹き払ってゆく。
次に感じたのは全身を包む柔らかな感触。遅れて自分の身体が布団の中にあることを理解する。
「せつ菜ちゃん……!」
「……おはよう、せつ菜。無事でよかったわ」
「みなさん……?」
ゆっくりと開いた眼が映す殺風景な白い天井と、それらを彩る仲間達の顔。皆一様に安堵を含んだ表情を作り、横たわるせつ菜へと視線を注いでいた。
「おん……? お、起きた起きた。ゴメンちょっと通信切るね」
保健室かどこかで眠ってしまったのだろうか。だがそんな覚えはない。そもそも直前までの記憶が曖昧だ。
何があったのか。今自分はどんな状況にあるのか。双方の答えを求めたせつ菜が次に取ったのは、自身に向けられた聞き覚えのない声の主が誰であるかを確かめることだった。
「E.I.G.S.の……」
「ん、認識能力はハッキリしてるみたいだね。これなら特に心配は無さそうかな」
同好会の仲間達を掻き分け、顔を出した女性の姿は見知ったものだった。だが決して見慣れたものでも無ければ親しいものでもない。
頻発する怪獣災害や宇宙人犯罪の脅威から人々を守る防衛組織―――E.I.G.S.の一員であると、ジャケットに刻まれた翼が示している。
「あの霧は意識障害を引き起こすからね~。時間が経てば治る症状ではあるんだけど、君は結構な量を吸い込んじゃってるみたいだから一応検査だけさせてね」
「あ、えっと……」
「未央先輩。状況を説明してあげるのが先っスよ」
続いてきた男性隊員とも視線が重なる。こちらとは一度面識があったか。
瀬良遥也。確か、雄牙の従兄に当たる人物だったか。
「えっと……せつ菜ちゃん、だよね? さっき怪獣が出てきたのは覚えてる? 簡単に言うと、君はその怪獣のせいで意識を失ってた訳なんだけど」
「怪、獣……」
遥也の言葉を復唱した直後、痛みとも言い難いような鈍い感覚が頭に走る。同時に晴れた靄の向こうに存在していたのは、白黒の道化が齎した悪夢のような時間だった。
「ッ……! かすみさんはッ!?」
「わわっ……急に起き上がったら危ないよせつ菜ちゃん」
今は自分のことはどうでもいい。それよりも彼女のことだ。
現実に苦しめられて、それを悪魔に増長させられて、今世界で最も苦しんでいる筈の、自分のもう一人のヒーローはどこにいる。
「大丈夫。無事だから安心して。ただ、あの子も君と同じ場所にいたから、少なからず霧の影響は受けちゃってるみたい、なんだよな」
遥也が目線を流すと、それに従ってせつ菜のベッドを囲うように集まっていたメンバー達が数歩立ち位置をズラす。開けた視界の先にいたのは紛れもないかすみの姿だ。
ただいつもの彼女とはまるで違う。活気も、可愛らしさも著しく削がれ、衰耗して見える様子は別人のようにすら思えてしまう。
「けど、ちょっと症状が他の人達と違うんだよね。成分の効き方とかにも個人差とかあるのかな……」
違う。霧にどんな影響があるかなんて詳しくは知らないが、今のかすみは悪意を持って傷付けられたからこそああなってしまっているんだ。
「まあでも、雄牙くんが見つけてくれてなかったら危なかったのは確かだよ。改めてありがとうね三人とも」
「……情けない大人でゴメンな」
「いえいえ! そんなことは……」
「俺等も、そんな大層なことは出来てないっすよ。今回のも偶然見つけられただけです……むしろ、一般人が勝手な真似してすみませんでした」
「君等は人が出来てるねぇ~……お姉さん感心だよ……!」
会話からして、自分達を助けてくれたのは同好会の男子三人組らしい。意識を失う直前にタイガが怪獣と交戦を開始したのも思い出した。恐らくはその際に自分達に気付き、後で二人を連れて捜索に来てくれたのだろう。
「そう、だったんですね……ありがとうございます」
「まあ……大丈夫ならよかったよ」
せつ菜からも改めて礼を伝えた雄牙の表情は、かすみに次いで影を差していた。瞳に渦巻く黒の感情の波が激しすぎて、思わず目を逸らしてしまう。
「それより未央さん。ギマイラは……」
「……さっすが、アイツのこともちゃんと知ってるんだね」
その理由を問うまでも、考える間もなく雄牙の目線は怪獣退治の専門家達へと固定される。
「……そろそろ報道されてる頃じゃないかな」
答える代わりに、未央は手持ちのタブレットに夕方のニュース番組を映すことで応じる。何の意図が、と一瞬思案するが、そんなものはすぐに薙ぎ払われていった。
『―――本日午後四時頃、東京都港区台場に怪獣が出現しました。ウルトラマンとの交戦の後、一度は逃走する様子を見せましたが、六時頃になって活動を再開。現在青海エリアを中心に霧状の物質が広がっているとの情報です。またE.I.G.S.によるとこの物質は―――』
「え……」
絶句する。
普段よりも起伏の乗ったアナウンサーの声に乗って伝えられる情報。そして背景となる中継映像が齎す衝撃はまるで現実のものを見ているとは思い難い。
自分達の学び舎、練習場所、遊んだ施設など、たった数ヶ月ながらも確かに友情を育んできたお台場の街は、一面をあの悪魔の霧によって閉ざされてしまっていたのだ。
「……アイツ、ここで巣を作り始めたんだよ。だからああやって霧を張って、自分にとって都合の悪い奴を遠ざけようとしてる。私達とか、ウルトラマンとかね」
せつ菜は怪獣には明るくない。けど、今自分達の街で起きているこの現象が近年でも類を見ないほどの大災害と化そうとしているのはわかる。
「あーあ、こりゃ学校もすっぽり危険区域内か。良かったな朝香、しばらく授業ないぞ」
「そうね。座学が無くなると思えば気が軽いけど、それ以外が重すぎて喜ぶ気になれないわよ。これじゃあ練習も出来ないし」
「……仮に練習出来たとて無駄になりそうだけどな」
「……どういうこと?」
意味深に零した昂貴に全員の視線が集約すると、彼もまた手持ちの端末を自分達に向けることで答える。
画面が小さく鮮明に全てを読み取ることは出来ないが、それでも並べられた文字列がここにいる者達にとっては悲劇も同然であることはわかった。
「……ラブライブ、このままじゃ中止になるかもしれねぇってよ」
「え……?」
カタ、と。靴底が床を叩く音。
「どういう……ことですか。中止になるかもって……」
か細い手を震わせながらかすみが昂貴へと詰め寄る。
小さな身体から醸しているとは思えないほどの圧を伴った様に、昂貴のみならずその場にいた全員が気圧されるように後ずさりするが、数拍の沈黙の後に示された回答が彼女の足を止めた。
「ギマイラの出してる霧が街を包み込んでる状態、って話は今聞いたでしょ? その霧が今もどんどん広がってるんだよ。……内陸風とか諸々の要素を差し引いても、一週間もすれば東京23区を覆い尽くすかもしれない」
重ね掛けに告げられる、簡単に受け入れるにはあまりにもぶっ飛んでいる事実。
けど未央は怪獣研究学で言えばトップクラスの科学者だ。そんな彼女の知見に意を捉えられる者は、誰もいない。一介の高校生に過ぎない自分達ともなれば猶更だ。
「……そもそも、首都の都市機能すら麻痺し兼ねない状況だ。そんなんで傍から見りゃぁただの娯楽でしかねぇ大会を行おうって方が無理がある……最悪バッシングもあり得ると考えりゃ、妥当な判断だよ」
「そんな……」
二の句を継いだ昂貴の言葉が決定打となったのか。
力なく後退したかすみが零した、両の瞳に抱えきれないほどの絶望が床を撃ち、病室の中へ充満していった。
「ん……」
静寂を穿った異音に目を覚ました菜々は、ゆっくりとベッドに預けていた身体を起き上げる。
寝ぼけ眼に映り込んだ見慣れぬ光景に一瞬戸惑いを覚えるが、安らかな寝息を立てる同好会の仲間達の顔を認識すると共に現状に至る経緯を思い出す。
港区や江東区、品川区を始めとする東京の臨海区に避難勧告が出されたのは、ギマイラなる怪獣が活動を再開してから程無くのことだった。
従って避難所となっている病院から出ることは許されず、こうして皆で夜を明かすことになったのだったか。就寝前は合宿みたいだと話していたが、用意されたソファーで身を寄せ合う少女達からは明確な疲労が見て伺える。
E.IG.S.が発足して以降、怪獣災害が深刻な事態になるケースは少なかった。それこそ東京で大規模な避難勧告が発令されるのも、十年前に漆黒の巨人が暴虐の限りを尽くして以来だ。平常心を保てと言う方が無理がある。
中にはあの記憶が呼び起こされ、恐怖に駆られてる者だっているだろう。かくいう菜々だってそうだ。家族や友人……そしてラブライブのこと。頭を過る不安は尽きない。
「……あれ」
再び眠りにつく気にもなれず、なんとなく外の景色でも眺めようと目線を流した折。見回した病室で見当たらない顔があると気付いた菜々は静かにベッドから降りる。他のメンバーを起こさぬよう慎重に戸を開いては深夜の病棟を進んだ。
そうして数分歩いた頃だったろうか。
「……病人があんまウロチョロしてんなよ」
「すみません。でももう検査の方は終わっているので」
「そういう問題か……?」
屋上へ続く階段を登り、扉に凭れ掛かっていた青年と顔を合わせる。髪や衣類には一切の乱れがない。恐らく一睡もしていないのだろう。
「……心配なら、声でも掛けてあげたらどうですか」
そしてそれはもう一人。
病室から消えていた顔は二つあった。片方は今隣にいる雄牙、もう片方は彼がずっと見張っていたであろう、屋上に一人佇むかすみだ。
「……何があったの、アイツ」
かすみの顔は伺えない。けれどその背中から漂う何かを察することは、全てを知っている菜々には容易だった。
「……多分、責任を感じているんだと思います」
「責任……?」
首を傾げた雄牙に菜々はこの事態に至った経緯を話す。
かすみがあの男に執着されていたこと。そして自分と同じように、情動を利用され怪獣を呼び出す糧とされてしまったこと。
全てを綴った先にあったのは、僅かに目を見開いた雄牙の顔だった。
「伝えるのが遅くなってしまってすみません。伝えようとは思っていたんですが、ずっと皆さんが近くにいたので……」
「……中川は悪くないだろ。むしろ……ごめん」
「気にしてませんよ。それより、少し付き合ってくれませんか?」
髪を解き、眼鏡を外したせつ菜は一歩を踏み出し、肌寒い夜風の中を進んだ。
電灯の消えた東京の街はぼんやりと月明かりに照らされるだけだったが、それでも立ち込める霧の濃さはハッキリとわかる。
この景色を眺める彼女は今、一体何を思うのだろうか。
「かすみさん」
決して力まず、自然に。努めて普段通りを装いながらかすみの傍らへと歩み寄る。
「隣、いいですか?」
言いつつ、返答を待たずに腰掛けた。
「少しくらい眠らないと身体が持ちませんよ。それに夜更かしは、可愛いの敵なんでしょう?」
やはり返す声はない。時間にして数秒にも満たない筈の沈黙が無限にも感じられた。
でも折れない。見えない何かが圧し掛かってくるような空気の中、せつ菜はそれを押し返すように喉奥から声をひり出した。
「……一人で抱え込まないでくださいよ」
柔らかく、それでいて擦れた響きが夜闇に溶けてゆく。
「私達、今はそれぞれがソロで活動するライバルかもしれませんけど……それ以前に、同じ同好会の仲間じゃないですか」
気持ちばかりが前のめりになって、口調が矢継ぎ早になりそうになる。いつかの過ちと重なった気がしたけれど、今はこれでいいんだ。
今は、伝えることが一番大事だから。
「……持ち切れない荷物くらい、持たせてくださいよ」
かすみに掛かる重圧がどれだけのものかなんて知らない。でもどうしようもない問題に孤独に向き合い続ける苦しさは知っているつもりだ。
だからせめて共有させて欲しい。同じ˝罪˝を背負った、唯一の者として。
「……せつ菜先輩がどうするって言うんですか」
ようやく返ってきた声には澱のような影が掛かっていた。
「どうしろって言うんですか……私のせいでいっぱい人が傷付いて、ラブライブも、中止になるかもしれなくて……!」
堰を切った感情が、押し留めていたであろう言葉を流れ出させてくる。
悲痛で、悲痛で、とても彼女の小さな身体には収まり切らないであろう、ぐちゃぐちゃな絶望と一緒に。
「皆の、目標だったのに……!」
ああそうだ。やっぱりあの時の自分と同じなんだ。
気持ちはまだ燻ってるのに、諦めなんて全然ついていないのに。それでもどうすることも出来なくて。
行き場を失った感情が刃物になって自分も、周りも傷付けようとしている。
「……言ってたんです。あの男の人が、あの怪獣は私の心なんだって。私が嫌いなものを壊す為に動いてるんだって」
それをあの悪魔は利用した。
心に付け込んで、屁理屈を並べて、かすみにそれを振り払う力が残っていないのをいいことに植え付けた悪意の種で、どうしようもないくらいに自分自身を追い詰めてしまう程に。
「私、ホントはこんな人間だったんですかね。上手くいかないからって皆を嫉んで、全部壊れちゃえばいいって思うみたいな―――、」
「……否定は、出来ないですね。かすみさん、普段から洒落にならない悪戯とか多いですし……」
不意の肯定にかすみが目を丸くする。空気を和ませるジョークのつもりで言ったが逆効果だったかもしれないと自戒する。
やはり取り繕わず正面から向き合うしかない。改めて表情を作ると、仕切り直す形でせつ菜は続けた。
「儘ならない現実に直面した時に、周りの環境や人を疎ましく思ってしまうことは誰にだってあるんですよ、きっと。……私も、そうでしたから」
思えば自分があの男に向けられた悪意も同質のものだったか。認めたくなかったという感情も何ら変わらない。
けど振り返ってみれば必ずしも間違いではなかったと、今は思う。
「かすみさん。私が前の同好会を壊してしまった時のことは覚えてますか」
声に出しては答え辛かったか、静かな首肯だけで応答される。
「……あの時の私も、少なからずそう考えていた部分があったんだと思います。ついてこれない皆さんに非があるんだとか、そんな身勝手なことを」
誰よりも大好きを掲げると息巻いていた筈の自分が、心のどこかでは真逆の感情を仲間に向けていた。今思えば笑える話だ。
でもそれは人である以上仕方ないのだと思う。だって自分達にはこんなにも豊かで複雑な感情があるのだから。
「かすみさん自身がそう思っているなら……多分、そうなんだと思います。でもそれだけじゃないですよね」
「え……?」
「かすみさんは今、苦しんでるじゃないですか。その苦しみは、間違いなくかすみさんが皆のことを想えている証拠なんです」
「でも……それはただ自分がそんな奴だって思いたくないだけかもしれなくて―――、」
「いいんです……今はそれでいいじゃないですか。それで、十分じゃないですか」
尚も俯いた顔で鬱屈しようとするかすみに向けて、せつ菜は努めて柔らかな態度を貫いた。
そうだ。人には様々な感情がある。
楽しさや大好き、勿論怒りや嫉妬だって立派な感情だ。どんなに受け入れ難くたって、そのどれもが否定されていいものじゃない。
「仮にかすみさんの言う通りだとしても、それはかすみさんの立派な感情です。大切にすべきものなんです。……私は、全部受け止めますから」
ぎゅっと、重ねた手を強く握る。
「だから……今くらいは楽になっていいんですよ」
やがて目線までもが重なると―――かすみは抑え切れなくなったように、何よりも素直な己の感情を吐き出した。
「……悔し、かったんです」
痛いくらいにせつ菜の手を握り返したかすみは、ぼろぼろと流れ出る涙もそのままに声を漏らす。
「悔しいに決まってるじゃないですか……妬ましくもなりますよ。私だけ応援もして貰えなくて……でも皆にはいっぱいファンの人が出来てて……!」
連なった感情は、決して綺麗とは言えないものだ。でも受け止めると決めたから。今ただ彼女の悲しみに耳を傾ける。
「私だって頑張ったのに……皆に負けないくらい可愛いのに…………こんなのってないじゃないですかぁ!」
傲慢で自己中心的で、だからこそ純粋な心が止めどなく流れ続けた。
そうして暫く経った頃、内情を曝け切ったかすみの背を擦りながらせつ菜は言う。
「辛い、ですよね。苦しいですよね。大好きの気持ちが届かないのは……まるで、自分自身が否定されてるみたいになって」
せつ菜の胸に顔を埋めたかすみが嗚咽に乗せて頻りに首を振る。
「でもねかすみさん。届いてる人には、ちゃんと届いてるんですよ。自分の理想に誰よりも一生懸命なかすみさん気持ちは。……私はそんなかすみさんが大好きな人を、少なくとも二人知ってます」
あの日に手を伸ばせなかった心を抱き留めるように、彼女の背後に回した両手へと力を込める。
「せめてその人達の気持ちと……かすみさんの大好きだけは、裏切らないであげてください」
大好きの中心が自分か他人かなんて些末な問題でしかない。大事なのは好きの気持ち。人は人を好きになることで初めて前に進めるのだから。
大きく肩を揺らすかすみに今の言葉が届いていたかはわからない。でも届いたと信じつつ、せつ菜は隣の同級生へ顔を向けた。
「……ですよね、瀬良さん」
「……なんで俺なの」
「それは瀬良さんが一番わかってるでしょ?」
意地悪く口角を上げてみせると、雄牙は面倒くさそうに顔を逸らした。本当に素直じゃない人だ。
尚もかすみから降り注ぐ雨は止まない。じんわりと胸元に湿っぽい生暖かさが広がってゆく感覚があったが、今は捨て置いた。
電光の消えた東京の街を見下ろす星空はいつになく鮮やかに明るい。煌々と瞬く星々に見守られながら、捻くれ者達の夜は更けていった。
かすみ回なのにずっとせつ菜視点で進んだ謎。
色々とヤバヤバな状況ですが次でかすみ回は終わる予定です。
果たしてあと一話で収まるのか……