ゾイド生命体を用いてBETAの脅威を打ち砕く話   作:もにもに+マウンテンヘッド

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3話目

 

 

 

ゾイドたちが空挺投下されたことで掌握して陣取ったのは、

なにもこれだけではない。

 

「 おい!なんだ、あの赤いクジラと、バカでかいカメ型UFOは!?」 

 

「 な、なんか他にもたくさんいるぞ?!」

 

それらを目撃したことにより、

城に籠城していた帝国軍兵士たちや避難民らが騒然となる。

 

空には…

ホエールキング型やネオタートルシップ型、

それからさらに各種の要塞基地型ゾイドが多数複数、布陣し、それが陸上へと降下しつつあったのだ。

 

陸上へのタッチダウンを決めるよりも早く、

待ちきれない!とゾイドたちがなったのかはさておき、

開放されたローディングランプから、

おびただしい数のゾイドたちが放出されていく…

 

 

山のさらに向こうでは、もっと熱烈な破壊力が、縦横無尽に振るわれていた。

 

まず、グリッドで区分けするように、

おびただしいベータどもの群れを、小分けに分割する取り組みがされていた。

 

エナジーライガー

ライガーゼロシュナイダー

ブレードライガー

ライガーゼロイエーガー、

ライジャー、

ハウンドソルジャー、

他にも多数の高速戦闘ゾイド。

これたちはさながら、ペンシルの先端の先みたいなもので、

持ち味の高速戦闘能力と、おびただし区立ちはだかるベータどもの、その版図をひっかき削りデタラメに切り裂いてバラバラにする、

その役目を担わされて最先鋒を駆け抜けていっている。

 

 

そうして細かく小分けにされたベータ群を、続けざまに、機甲ゾイド部隊が排除していく。

 

その内訳は、ゴジュラスとアロザウラー、ゴドス、イグアン、ゲルダー、モルガ、ガイサック、ディバイソン、カノンフォート、ディスペロウ、レッドホーン、ダークホーン、ツインホーン、ブラックライモス、ゾイドマンモス、エレファンダー、更に無数のその他から成る重機甲部隊…強襲戦闘隊が、

平野とさらに山のその向こうでも、

とにかく数の限りが力を奮って、

スチームローラーで塗りつぶすの如くにベータどもを面で制圧していっている。

 

とにかく数の多いベータの連中を片っ端から粉砕していったのだ。

着実に、

全域の周縁でベータ群を殲滅していく!

そのことの実践だ。

 

 

そうすると、ベータどもは、その陣の露払い役をやっていた隊列前方の個体がやられたことで、

より大型の…要塞級なり、要撃級が!…

前に進むことしか能のないベータどもは、同族の躯を踏み越えながら、前線に露出して現れるに至っていた。

 

しかし、それはやつらの処刑待ちの順番でしかない。

それどもは、最前列に並んだ瞬間に、血煙と血柱と、肉のミンチとその飛沫に変えられていった。

何が起きているのか?それとは…

 

 

バーサークフューラー、

凱龍輝

ジェノザウラー

レブラプターおよびそのパイルバンカー装備型、

ジェノブレイカー

ゴッドカイザー、

ゴジュラスギガ、

 

 

それから…

 

 

…これらの機体は、まず現時点では、

要塞級狩りに優先して投入がされつつある。

 

 

マグネーザーで土手っ腹に穴を開けられ、

噛みつかれ、エクスブレイカーで引き裂かれ、

サンダーソードに貫かれてメタルクローでなで斬りにされ、

パイルバンカーで串刺しにされたあと、

そのパイル部の高周波振動により、液状に振削分解され…

ぐちゃぐちゃになったその残余残片を踏みつけられて踏み潰され、

要塞級どもは、このゾイドたちの持ち前の高い格闘戦能力によって、なす術もなく葬られていった。

 

 

 

さて、外縁では、そのようにおおまかに前準備が整えられていっている。

ならば、市街地および城への到達ルート、

ならびにその脱出ルートを、どのように確保したのか?

 

 

まず、市街への接近を図る必要があった。

そのために、数段重ねの戦力投入が図られていった。

 

 

シールドライガーdcs、およびマークツー型、

ライガーゼロパンツァー

ブレードライガーAB

セイバータイガーATおよびグレートサーベルが、

進路の先鋒を駆け抜ける。

 

砲撃の一撃が轟くたびに、

ベータどもの大勢は、すり潰されるように、

叩き潰されるようにその肉体を散らされていった。

 

 

mk2装備のケーニッヒウルフと各種装備のコマンドウルフの混成部隊が、

ベータの陣列の大本の脈流を、根本で切断。

 

そうして、

ライガーゼロイクスとシャドーフォックス、ジークドーベル、それからヘルキャット、ライトニングサイクスの高速ステルス部隊が、突入口を作成。

 

 

上空の要塞ゾイドから降下した個別のゾイドの、

その策源地地点はそうして確保されたのだ。

 

 

そうすると、城へはどうやって近づくのか?

 

 

…市内には、対ベータ戦争時を見越して濠を兼ねて整備された、水深と幅の深い河が流れている。

 これが、城のある山の付近まで流れていて、

 つまるところ、これこそが最短経由経路として事前に着目がつけられていたのだ。

 

 

 撃滅されていくベータたちを一方に、

 密かにその河を遡上するゾイドたちの姿が多数あった。

 

 まず、河に散在するベータの排除が第一とされた。

 それを、

 バリゲーター、モサスレッジ、

 ワニ型形態のレオゲーター、

 ブラキオス、

 ヘルディガンナー、

ダークネシオス、ウオディック、ハンマーヘッド、アクアドン、カノンダイバーが

 水中の敵障害を駆逐排除していく…

 

 そうして開かれた進路の先には、今まさに上陸しようとして帝国軍と交戦しているベータ群がいた。

 それに対しても抜かりはない。

シンカーとハンマーヘッドが投入されていたからだ。

 

 ハンマーヘッドはバイキングランス装備が施された個体は、

 河を進むベータの腹を横合いから突き刺して粉砕し、

 

シンカーは河側から避難地に進んでいたベータ群の先頭を、

河の水中から追いかけ…追跡した後に水面から離昇し、そのまま極低高度の空中からのトス爆撃を敢行!

光線級のレーザー迎撃行動が追いつかない迅速さの一瞬で、一連の全ては成され、繰り返されていた。

そうして、ベータ群の城へと近づくその侵攻進出の第一波の先鋒を、挫く。

 

 そうして啓開された進路を、さらに後続が進んでいく…

 かくして、着上陸の手筈と準備は整った。

 上陸したシーパンツァーとバリゲーター、ヘルディガンナー、ワニ型・ライオン型各形態のレオゲーターなどが、残ったベータを撃破しながら、

 上陸ポイントの確保を行う。

 そして、伝令と増援の日本帝国軍の兵員を載せた輸送コンテナ装備のフロレシオスが、その後方に上陸した。 

 

 

 

 

 そうして先程のアイアンコングたち特別部隊は、スキューバ装備を装着したうえで、その開かれた水中経路を伝って、

市街地の中に進入することが叶ったわけだ。

 

アイアンコング型とハンマーロック型、ゴーレム型24級、

 

この3機種多複数からなる、突入救出部隊が、

その時まさに、XX河から上陸を開始したのだ!

 

 そのアイアンコングたち特別部隊には、

 命令された目的があった。

 

 それとは…

 上空から降りてくる、救助のためのホエールカイザー級複数の、その着陸地点。

 それを山城の近くに確保し、

 そうして避難民たちを救出する、

 その一連のフェーズが企図されていたというものだ。

 

 

故に、力任せの砲撃や破壊力による広範囲の殲滅ではなく、

よりしなやかかつ繊細な、

 白兵戦によるスマートキルとマニピュレータによる戦闘工兵的作業が両立して可能な、

 ゴリラ型戦闘ゾイドによる突入、

 これが理想最適とされたのである。

 

 

 

 

…だが、

 そのゴリラ型部隊がいざ山の山頂の城に到着し、

 救出のための手筈を整えようとしたその時点で、

 無視できない番狂わせが生じた。…

 

 

「山頂に直接、着陸地点を確保するのは、

 山頂の使用可能面積が小さすぎて、ほぼ不可能であろう。… 」

 

 

 後方の要塞ゾイド内でモニタリングしていたzi人と帝国軍士官将校らは、

 この観測情報からによる判断を受けて、

 作戦を変更する必要があることに直面した。…

 

 

 

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