賢者の孫~公爵家の秀才~   作:マタタビ太郎

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初めまして、マタタビ太郎です。

ハーメルンのIDがまだ5桁、それも前半位の時から、度々アカウントを変えて生息してたのですが、久方ぶりに書きたくなったため、リハビリがてらある程度の頻度を保ちつつ、書いていきます。

各話1,000文字程度なんで、何話かまとまったときに読むのをお勧めします。


序章
アルバーニ=フォン=コーラル


賢者の孫 という作品を知っているだろうか。

ありきたりな異世界転生系のWeb小説から始まった作品だ。

転生先の異世界で賢者と呼ばれる人に拾われ、魔法を学んで世界最強クラスに。

賢者のもとを訪れる人から、魔法を付与した道具、魔導具の作り方や剣術を学び、それがまた賢者と同じように導師、剣聖と呼ばれる人からであり、その道でも食べていけるようなレベルに成長する。

こうして出来上がった俺なんかやっちゃいましたか系の主人公は、常識を学ぶためと通う学院で出会った仲間とともに世界の英雄となるというのが大雑把な説明だ。

 

そんなシンの学友の中でも親友と呼べるのが、舞台となる国の王太子で、その婚約者である王太子妃にあたるキャラクターの名前が、エリザベート=フォン=コーラル。

少し説明が続いたがそのエリザベート=フォン=コーラルの双子の兄。

本来の物語では登場しなかったキャラクターが、

 

アルバーニ=フォン=コーラル

 

作品の舞台、アールスハイド王国公爵家の次男。

それが、今世の私だ。

 

1年ほど前に記憶を思い出し、最近になってようやく記憶の整理がついたこともあって、現状を振り返っているが、思っていた以上にこの世界は色々と不味いのだ。

主人公が無双する系の小説は、ご都合主義な展開が多く、その展開のために死者が出そうになることもある。

そして、ここからが本題で、そういう作品の二次創作では主人公不在も多いのだ。

自分が二次創作の主人公と驕るつもりは無いが、本来の歴史とは違う要素が生まれたことでシンが生まれない可能性がある。

つまり、シンという主人公によって防がれるはずの様々な問題が、一般の人達に降りかかることになる恐れがある。

特にこの作品は序盤にいきなり人類の驚異である魔人が誕生する。

シンがいなければタイミングはズレるが、魔人化の実験を行っていたシュトロームはどの道カートを魔人化させるだろう。

魔人に対抗できる賢者はシンが居ないことで王都には居ないため、対処が遅れるのは確実で、少なくない被害が出る。

これを利用しない手はなく、帝国はアールスハイド王国を攻め、シュトロームは帝国を滅ぼすだろうし、滅ぼした帝国領地から漏れ出る魔物を止める為に、各国にも被害が出るなんて、最悪のシナリオが描かれるだろう。

 

正直な話をすれば、見ず知らずの他人などどうなっても構わないが、自分に危害が及ぶとなれば話は変わってくる。

傲慢だが、自分を守るついでに他人も救えるならそれがいい。別に私だって冷徹な機械ではないから、人が死なないに越したことはないと思っている。

 

それなら、私は一体どうするべきか。

答えは単純、自分を鍛えて相手を返り討ちにできるようにすればいい。

 

こうして、自分の目標が決まった。

 




地の文は難しいですね。
会話形式で進められたら楽なんですが、台本形式とかの地の文が少ない作品は目が肥えて読めなくなっちゃったので、頑張って地の文多めでやっていきます。
とりあえず、2話まではできてて、構想自体は10話程度あるので、気長にやっていきます。
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