目が覚めたらパチュリーになっていた件について   作:レアブルー

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ついに登校の日がやってきた件について

月曜日、それは全ての学生、社会人を憂鬱にさせる史上最悪の悪魔の名前。どうあがいても逃げることの出来ない、大魔王もびっくりの極悪人だ。

 

「……なんで制服だけ替わってるんだよ」

 

前にコンビニにいった時の友人の反応から、おそらく学校に行って問題ないだろうということでクローゼットから制服を取り出したんだが、何故か女子制服になっている。ちなみにうちの制服はカーディガンタイプなので違いはスカートかどうかくらいだ。いやだいぶ重要な違いだけどさ。

 

「初スカートで学校デビューはハードルが高いんだががが」

 

念のため早めに起きたのが功を奏して登校まで時間は結構ある。とりあえずスカートを履いてみる。

 

「いやいやいやこれやばいでしょ。風通りまくってるし痴女じゃん!」

 

全国の女子諸君には申し訳ないがあまりにも無防備すぎてつい叫んでしまった。履き心地的にはほぼほぼパンモロ状態と同じである。ただ流石に配慮してくれたのか、見せパンと呼ばれるモノが付属していた。正直、見せパンもパンツも変わらんじゃろ!とこれまで思っていたが、思いのほか体感防御力の上がり方がすごかった。確かにこれならパンツじゃないから恥ずかしくないもん!といえる気がする。履いて分かる安心感。

 

「実際履いてみるとほんとに履き心地はズボン履いているのと変わらないんだな」

 

ちなみに調べたら女子はズボンといわずにパンツというらしい。確かに家族もそう言ってたような気がしなくはない。じゃあパンツ自体はどうなるんだ?……ショーツ?そのままパンツ?……わからん!!

 

「上半身はいつもと変わらないな……あれ、ボタンが逆だ」

 

はたまたggr先生に聞いてみると男女でボタンが逆らしい。微妙に慣れない。……もしかしてドラマとかで奥さんが旦那さんのボタン閉めたり、子供のボタン閉めるのが上手いのそういうこと??

 

「それにしても」

 

鏡を見るとそこには制服に身を包んだ紫髪の美少女がいる。ピースとかもしちゃう。

 

「……ふむ、現パロJKパチェ、非常に良い」

 

個人的には赤メガネが欲しいところであった。

 

 

 

「来ちまったぜ、学校」

 

いつもの通学路、いつもの校門、何も変わらない通学道にただ1人、いつもと違う紫もやしが1人。

 

「今のところ特に騒がれてないな……」

 

キョロキョロしても不審がられるかなと思い、開き直って堂々と登校してきたが、今のところだーーれも何も気にせず、自分視点ではいつもどおりの月曜日だった。眠そうなサラリーマンも、通学路でよく見る名前を知らない他クラスの同級生も、いつもどおりこちらを見向きもせずスマホを見ていた。

 

「……いや、変に騒がれても困るけど、多少の反応もないとそれはそれで寂しいというかなんというか」

 

パチュリーと一緒に登校できるとか幸せな奴らだなぁ!などと、八つ当たりに近い感情を持ちつつ、身体……はもう違うので記憶?に染みついた道を歩いて行く。……実際記憶は残ってるけど脳みそはどうなってるんだろう、深く考えると悪い想像しかできなそうだから考えないようにしよう。

 

結局、何も起こらず学校まで着いてしまった。いつもより少し早い時間、部活動生は精力的に動き、校門が一番賑わう時間帯。やっぱり周りを見渡しても誰もおかしな人はおら――

 

「……んん!!??」

 

な、なんか天使の羽根生えた金髪美少女がおるーー!!!!




お久しぶりです……。
スマホだとすごく見にくかったので段落下げを無くしました。
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