目が覚めたらパチュリーになっていた件について   作:レアブルー

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圧倒的キャラ格差がある件について

「え?僕の体?すっごく元気だよ!前までじゃ考えられないくらい!」

 

相変わらずとっても元気に返事を返してくれる天使(悪魔)の月宮さん。

やはり俺と同じように身体能力も引き継いでいるようだ。

とはいえ、話を聞くにとんでもない怪力はだせなくもなさそうだが、日常生活に支障が出るレベルでは無いらしい。やはり魔力や妖力に準ずる物が使えないせいか?

 

「読河ちゃんはもしかして体力落ちちゃった感じ?」

「あぁうん、病弱なキャラだったのもあって持久走でかなりきつかった」

「あ!持久走で言うとね、僕全然疲れなくって走り続けてたら学校で1位になりそうだったからわざと途中からゆっくり走っちゃった!」

 

完全に悪魔の身体能力です本当にありがとうございました。

俺もどうせなら身体能力高いキャラで体育無双してみたかった……。若しくは能力をよこさんかい。

 

いやね、容姿は良いよ?というか良くないキャラの方が少ないよ?でもせっかく変わったし外見以外で特別な体験したいジャン?目が覚めたら俺無双な夢見ても良いじゃん?

 

はいそこ!もやし体験は特別とは認めません。お前ももやしにしてやろうか?

 

「こっちは持久走でぶっ倒れるかと思ったくらいだったのに」

「え!?大丈夫だったの!?」

「うぉ近――ぁえと、一応1人で保健室行けるくらいではあったから問題なかったよ」

「無理しちゃだめだよ!元は男の子でも今はか弱い女の子なんだから!」

 

メッ!とパチュリー(外見)を叱りつける幻月(外見)。なんだこれ(宇宙猫)

まあ確かにあんまり無理というか、前の体の感覚で動くといつか事故りそうで怖いから月宮さんの言うとおり少し気をつけるようにしよう。

 

「何かあったら私を頼ってね!」

 

うおっまぶしっ(陽の光)

 

あ、予鈴なったからまたね~、と廊下を走り去っていく月宮さん。あまりにもイケメン過ぎて元男の俺の立場がないなった。

はいそこ、元から別にないとか言っては(ry

 

-------

 

「読河ちゃん!一緒に帰ろ!」

「え、あ、はい」

 

放課後、帰りの準備をしていたら月宮さんに捕まった。……反射的に承諾してしまった悲しい陰の定め。

 

いや、別に断る理由は無いけれども。

 

「読河ちゃんの家ってどこら辺?」

「えっと、学校から東南にいったとこらへん」

「あ、もしかして近くにY字路ある辺り?」

「そうそう、もしかして月宮さんもそっち方面?」

「うん、丁度一緒に帰られるね!」

 

大丈夫?こんな可愛い天使(悪魔)と下校できちゃうの何かしらの法に触れない?まあ俺自身も可愛い(客観的事実)のでオッケーか。

 

「こういうのあんまりしたことなかったから嬉しいなー」

「え、そうなんだ。月宮さん友達多そうだけど」

「そう?――うん、そう見えてたならちょっと嬉しいな!」

 

あれ、なんか月宮さんの表情が一瞬……。もしかして俺、なんかやっちゃいました?(ガチ)

 

「あ、別にいじめとかじゃないんだからね!ただちょっと僕、元々体が弱くて、そもそもあんまり学校に来てなかったんだ」

「だからね、丈夫で元気な体になって、読河ちゃんっていう友達もできて嬉しいんだ!」

 

……美少女になったぞキャッキャって喜んでいた俺が恥ずかしい……。

というかいつの間にか友達にしてもらってたんだ……。いや、めちゃくちゃ嬉しいけども、中身男だったって覚えてる?覚えてそうだけど気にはしてなさそうですね!

 

「まあ、全然俺でよければ……」

「あ、そうだ読河ちゃん」

「え、あはい、何でしょうか」

「その"俺"っていうの似合ってないから変えた方が良いと思うよ!違和感すごい!」

 

……まあ確かに俺っ子パチュリーは数あるパチュリー像のなかでもかなり特殊な方に入るが

私……私かぁ……

 

「姿が変わっても、ほら周りも違和感なく普段通りだし、いきなり俺の口調が"俺"から"私"になったらみんなびっくりするんじゃない?」

 

これでどうだ!(逆転裁判風)

 

「うーん、確かにそうかも?」

 

良し!月宮さんはチョロい!

 

「じゃあ間を取って"僕"にする?僕ともお揃いだしナイスアイデアじゃない!?」

 

何の間ですか????




ごぶ(挨拶)
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