しかも毎回コメント残してくれる人いるし、こんなのに10評価押してくれてる人もいるし....もう心の源石が活性化してしてしまった。
私かなり承認欲求のお化けなので....え?知ってた?
※この章はレユニオン生存ルート目指します。
「近寄らないで!!」
拒絶。
当然だ。私はそれほどのことをした。
彼女がどれほど優しかろうと、感染者に忌避感を持っていなかろうと、私に恩義を感じていたとしても。
それらを上回るほどの悪行を私はしてしまった。
自分の手で、自分の意志で。
私は全てを話した。
一から十まで、私の行ってきたこと全て。
言い訳などするつもりもない。無論。することだって叶わない。
私は正真正銘、悪であり、彼女はその被害者なのだから。
「.....貴方のせいでお父さんとお母さんは....みんなは.....!!!」
私が己が欲のために引き起こしたクレアスノダール事変。
それは純粋に人並みの自由と幸せを求めていた感染者達を歪め、復讐と自由の獲得という大義名分の下虐殺行為を行う、”悪“へと引き摺り下ろしてしまった。
一度はじまった憎しみの連鎖は止まらない。
溜まりに溜まった憎しみを放出するように戦果は広がってゆき、さらなる悲劇を生み出し、新たな復讐心を産み落とす。
血はその流れを止めることはない。
私にも、誰にも止めることはできない。
そしてそのきっかけを作り出してしまったのが私だ。
いつかは起こったこと?私がやらなくても誰かがやっていた?
そんなことは関係ない。
重要なのは事実だけ。
私が、この悲劇の『先導者』になってしまったという事実。
「........そうです。全て、私のせいなのです」
一体いつから私はこんな人間になってしまったのだろう。
こんな中途半端で、無責任な人間に....
.....人を殺す、という行為にはひとつの大きな山を越える必要がある。常識だったり、殺人への忌避感だったり、それは色々だ。
そして、その山を越えるために人は何かを頼る。
例としてあげるのなら、恨み、たとえば怒り。
あるいは宗教的な思考だったり、正義感だったり.....
なんらかの正当な理由、大義名分だったり。
そういった“ナニか”に背中を押されるようにして、1人殺す。
そうしたら、もうあとはあっという間だ。
1人殺して仕舞えば、たかが外れたように....
又は自らの行いを正当化する方法を見つけ、あるいはその行為自体が常識と化し“普通”のこととして認識するようになる。
そうなったらもう止まらない。止められない。
私の場合、それが前世で親友の家庭を壊したときだったのか。はたまた今世で実の父親を締め殺したときだったのか。それはもう今となってはわからない。
でも、確実に言えることがただ一つ。
私が彼らの背中を押してしまった。
「私が......私が.......」
全て私が始めた悲劇だ。
「っ.....」
ぱしん、と乾いた音が鳴る。
頬を叩かれた。
ぱしん
ぱしん、ぱしん、ぱしん
「......なんで?」
「.....」
「なんで?」
「...............」
「........言い訳くらい....してよ......」
「...............」
「......違うって、本当はそんなことしてないって言ってよ」
「...............」
「.....う....ぁ.........」
「.....全て、私の責任です」
「ぅああああああああああああああああ!!」
頬に強い衝撃が走る。
視界が空へ向き、続けて何度も何度も殴られる。
ほおが切れたのか、血の味がした。
「.....嘘だって、言ってよ........全部、全部夢だって.........私にはもう、貴方しか..........」
何度殴られただろう。
彼女はそのまま私の胸に顔を埋めて泣き出していた。
罪
あまりにも重いそれは、私を甘い夢から引き摺り下ろし、現実へと叩きつけた。これが罪だ。私は許されるはずのない罪人で、彼女はその被害者。
決してこの関係が崩れることはない。
どれほどの償いをしようとも、私はヒーローにはなれない。
悪役、ちっぽけな悪役にしかなれない。
わかっていたはずなのに
私は────────────
「酷い面だな。フェイスレス」
「っ!!」
「きゃっ!?」
咄嗟に彼女を抱いてそのまま横に転がるように跳躍。
横目で先ほどまでいた場所を確認してみるとそこには一本のナイフが刺さっていた。
「さすがだな。今のを避けるか」
「は、ははは.......声をかけては、奇襲の意味がありませんよ?ねえ.....」
「クラウンスレイヤー!!」
「久しぶりだな。アルベルト」
刃物が銀色に光る。
「っ!」
「腕は鈍っていないようだな」
副武装であるナイフでその剣撃を受け止める。
しかし片手で、しかも姿勢の悪い状態で受け止めるにはあまりにも重すぎるその一撃。徐々に徐々に押し込まれてゆく。
「どうした?アーツは使わないのか?この距離なら私を源石漬けにすることだって容易いだろ?」
「.....っ!は!笑わせ、ないでください。貴方程度に使うほど私のアーツは安く、ない」
「違うな。できないんだろ?そこの非感染者を巻き込みかねないから」
「.......だったら、どうしたと、言うのです?」
「...........ふざっ、けるなぁぁぁ!!!!!!」
「ぐっ!?」
さらに押し込まれる。
刃は目前だ。
「今度はヒーローのつもりか?感染者から非感染者を守る守護者気取りか!?あの時!私たちを利用し!裏切ったお前が!一丁前にヒーロー気取りか!!!!!!」
「違っ───
「違くない!!お前は私たちを裏切った!!私を見捨てた!!あんなにも信じていたのに!!家族だと!思っていたのに!!!」
「う、ぐ....!」
「許さない!絶対に!お前は!今度こそ!」
「がっ!?」
腹部に衝撃。
蹴りだ。
そのまま私は吹き飛び、瓦礫に頭を打ち付ける。
「...先にお前から始末してやる」
「い、いや....」
クラウンスレイヤーが山刀を振り上げる。
そして、振り下ろす。恐怖からか腰の抜けて動けないゾーヤを両断する軌道で。
しかしそれは横から飛んできた源石剣の刀身によって防がれることとなる。
「させ...ませんよ...」
「....は、ははは....庇うのか、その非感染者を」
「ごほっ......ぐ........」
源石剣を再起動。真っ赤な頭身が姿を表す。
全身が痛い。眩暈もする。
だが手足は動くし、変な方向に曲がりもしない。
折れたわけではないらしい。まだ動ける。
「リュドミラ......」
「.......私一人だけだと思うか?」
「な、に.......!?」
突然発生する膨大な熱。
それが身を焼き肌を焦がす。
さらに熱は強くなり、そしてぶつけられた。
「アルベルトォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」
「ぐ、ぁ!?」
先程とは比べもならないほどの力で吹き飛ばされる。
壁にぶつけられる。今度こそ折れた。そう思うほどの力。
「ゴホッ...はぁ.....はぁ......マジ、ですか.....」
石畳が溶けていた。
「久しぶりだなァ!!!アルベルトォ!!!!」
「........貴方も、ですか......レティシア.....」
燃えるような赤い髪を持ったかつての少女はすでに私の妹ほどの背丈まで成長していた。
はは...ははは.....嬉しいのか、嬉しくないのか....
ええ、彼女達が生きていたのははっきり言って嬉しい。
しかし、この状況は非常にまずい。
地の力では私を上回る2人相手にこちらはゾーヤさんを守りながら戦う。はっきり言って無理です。
彼女達は私に、そして非感染者に他の感染者同様に非感染者に憎しみを持っているのでしょう。
私が殺されるのはいい。
それは彼女達がもつ当然の権利であり、私が受けるべき罰です。
ですが、ゾーヤさんが巻き込まれるのはいけない。
彼女は罪のない一般人で、私が贖罪すべき被害者.......
.....その権利は私にはあるのか?彼女の幸せを壊してしまった私に。
いや、あろうがなかろうが関係ない。
私はヒーローじゃない。
ですが、助けない、と言う選択肢は論外です。
自己満足?独りよがり?なんとでも言えばいい。
助けましょう
「この命を賭してでも」
「あ?」
アーツを起動する。
媒体は......すぐそばに転がっているまだ暖かい
息はない。故に自立稼働する傀儡の生成は不可能だ。
ですが、リスタのように私が直接操作する人形ならば可能。
やらねばならないでしょう。
体が悲鳴を上げている。
両腕に浮き出た源石が大きくなってゆく。
私の体はとうに限界だった。
あの時から既に崩壊は始まっていた。
私に残る時間は少ないのでしょう。
だから、賭けろ。
命を賭けろ。血肉を贄に。痛みを代償に。
たった一人の命を生かすために。
──傀儡生成──
「起きろ」
それはかつての私の上官であり、私たち感染者の前に立ち塞がった獣。
──模倣・雷獣──
だが今は、今だけは私に──────
「私に、従え!!」
「な!?」
「オ オ オ オ オ!!!!!!!!」
赤黒く光を反射するゴツゴツとした石のような人形。
源石で形作られた傀儡は、立ち上がり、咆哮を上げる。
手には生前の雷獣を象徴する黒光りする戦斧を手に握りしめ、幽鬼のように赤黒い光を眼孔に灯す。
少々歪で、しかし生前の彼を見たものなら一眼でわかるほどの威圧感を放っていた。
「はぁ...はぁ.....げぼ、がはっ.........ジャスパー、ゾーヤさんを都市の外へ!」
ドロリとした赤黒い血を吐き出しながら叫ぶ。
傀儡は私自身が操るためその必要はないし、それがその言葉に応えることはない。だが、
“お前も変わったな”、と。
「な、なんで!?待って!!いや!!アルベルトさん!!」
傀儡はゾーヤさんを抱き上げ、走っていきました。
伸ばされた手を、私は見ないようにしながら源石剣を構えます。
「はは...ははは....は は は は は は!!!」
「.....逃げられるとでも思っているのか?」
「いえいえいえ、そんなこと思っていませんよ」
アーツを並列起動。
体にかつてないほどの負荷がかかるのを感じながらも、力が湧き出てくるのを感じます。
「まあ、でも、彼女は逃してもらいますがね」
私のすべきことはただ一つ。
彼女が逃げるまで傀儡の操作を続けるために意識を保ち、生き残ること。
垂れてきた鼻血を指で拭き取ります。
ああ、思ったよりも負担が大きい。
当たり前ですね。一つの頭で二つの体を動かし、彼女たち二人相手に生き残らなければならない。FPSで二つのキャラクターを1人で操作して優勝を目指すくらい難しい。
それに私の体をギリギリ生命活動を行える程度に支えていた源石が活性化し、不安定な状態になっています。つまり、私の今の体は生命活動も絶え絶えな状態。
ですがやらなければなりません。
やらなければ、ならない。
さあ、立ち塞がろう。
少女一人しか逃せないちっぽけな脇役として。
私は、剣を振るった。
◆
都市には天災が降り注いだ。
かつての悲劇と同様に、人間には抗えない天災という厄災によって人の作り上げた都市は終わりを迎えた。しかし過去の悲劇と、此度の物語との相違点を挙げるとしたら、それが終わりではない...という点だろう。
非感染者は抵抗する力を失い、生き残った感染者たちによって蹂躙される時を息を潜めながらただ待つことしかできない。
新たな悲劇はまだ序章に過ぎなかった。
しかし、その悲劇から逃げ延び、かつての名も残らなかった英雄たちのように抵抗の火種を絶やさなかったものもいた。
それは感染者にして復讐の連鎖に飲まれず、鉱石病の完治を目指し、非感染者との対話を持って自由を勝ち取ろうと動く者たち。
彼らは幼いリーダーと、記憶なき指揮官の元に集い、こう名乗った。
───ロドス、と。
「アーミヤさん!誰か来ます!!」
「え!?」
「くっ、追手か!私が迎えうつ!」
「待ってください!子供を抱えています!民間人かも!」
「私が行こう」
ボロボロの布切れを羽織った長身の影に1人の少女が抱えられているのが彼らの目に入る。
フードを深く被った人物とコータスの少女を守るような陣形を取った彼らに影は速度を緩めず走り続ける。
「待ってくださいニアールさん!様子がおかし──
「なっ!?」
しかしその最中、何かが割れるような音と共に影がバランスを崩した。
「こ、これは....」
膝から先がなかった。
それだけではない。人の顔があるべきそこには黒く、のっぺりとしており目玉と呼べるものどころか口や鼻さえもなかった。
しかしそれはどこから発しているのか、声らしきものを喋った。
「....コノ...子ヲ..........」
その言葉を最後に、傀儡は崩れ去った。
もう2度と喋ることはないただの源石の塊に戻った。
後に残るのは気を失った一人の少女と、それを連れて都市から抜け出したロドスの隊員達だけだった。
今日この日、ウルサスの大都市チェルノボーグは感染者の手に落ちることとなった。
気づいた。私、オリ主いじめるの好きだ(作者のクズ)
オリキャラな訳だから好き放題できる...(人間のクズ)
この作品たぶん好き勝手やりすぎて私の黒歴史TOP3くらいには入るんだろうな...でもやめない。
Q.なんでオリキャラ(レティ)生かしてるん?
A.アルくんだけじゃレユニオン生存ルートクリアできないから。