やったぁぁぁぁぁあ!!!!
コメント欄を見ていただいている方には分かると思いますがとある方とのコラボが決定しましたやったぁぁぁぁぁs!!
....ん゛ん゛、失礼興奮してしまいましま゛ぢう゛れ゛じい゛。
いつになるかはわからないけど8月中にはコラボ作品頑張って描く予定です。
....まあ、あんま期待しないで待っていてください(急激な自信の低下)
あ、コラボは引き続き募集してますよ?(チラッ
「あらあら、大変なことになってるわね」
煌びやかに輝く摩天楼が立ち並ぶ炎国の移動都市、龍門。
人々の行き交う華やかな都心部とは打って変わって薄汚れ、社会から排斥されたものたちが集うスラム街。その廃ビルの屋上から屋上へ、そんな危険な近道を私たちは走っていました。
この都市への進入自体は容易でした。
事前に見つけていたスラム街に接する裏口は、正面門に集まる避難民の影響か、警備は少なくいても数人、簡単に侵入することができました。
その後私たちは事前に通じ合っていた龍門スラム街の感染者達と共に目標の人物を確保するため3つに部隊を分けて捜索することになりました。
スカルシュレッダー率いるレユニオン部隊、龍門スラム街感染者部隊、そしてW率いる傭兵部隊です。
その中でも私はWに“人が足りない”という理由で半ば強制的に引き抜かれ、共に行動していました。
一人で十分よと言って残りの傭兵部隊を後方部隊に回したのあなたですよね?
「本当に、もう少し慎重に行動してほしかったですね...!」
「今更言っても遅いわよ」
しかしそこで問題が発生しました。
スラム街部隊からの連絡で、目標の人物、ミーシャさんを発見したという知らせが入った。そこまではいいのです。しかし彼らはこの任務の目的を理解していなかったのか、力づくで連れて行こうとしたようで....
結果ミーシャさんは逃走、さらに謎の部隊との会敵で追跡していたスラム街部隊の一部とスカルシュレッダーの送った先遣隊が壊滅。
その後スカルシュレッダーが直接襲撃をかけるも上手くいかず、逃亡。
ミーシャさんを連れた部隊は包囲網を掻い潜りその騒ぎを聞きつけ、動き出した近衛局と合流。
「見事に先手を打たれたというわけですか」
「そうね。だから、それを取り返すのが私たち傭兵の仕事ってわけ」
「私はもう傭兵じゃないんですけどね」
とは言っても彼らの失敗は仕方がないと言える。
相手はBSWという警備会社にロドスという医療会社、そしてこの辺りの地理に詳しいペンギン急便。そして近衛局。
とてもただの民間人上がりの彼らが勝てるとは思っていない。
「にしてもなんですかロドスって。医療会社なんですよね?スカルシュレッダーが裏切り者だとか言っていましたが」
「医療会社っていっても感染者の会社なのよ。だから同じ感染者が非感染者の味方をするのが気に入らないんじゃないかしら?チェルノボーグであなたも会わなかったかしら?ほら、あの青いジャケットを着た....」
「あー....そういえば、見ましたね」
おそらくアレでしょう。私がゾーヤさんを預けたあの組織がロドス、と言う者なのでしょうね。そうだとしたらひとまずは安心です。
スカルシュレッダーは感染者の裏切り者と言っていますが、おそらく彼らの方が大局を見て動いているのでしょう。
こうして我々感染者が暴動を起こすなど、結局より大きな勢力に潰されておしまい。ただただ感染者全体に悪影響を与えることになるだけなのですから。逆に彼らのように感染者のみでありながら非感染者に協力するほうがよいのです。暴力よりも話し合いです。
....あくまでこれは今なお迫害され続ける感染者から目を逸らした第三者の目線での話ですがね。
ただ、それでも彼らが非感染者のゾーヤさんに手を出すことはないと予想できます。ゾーヤさんを彼らに渡したのは間違いではなかったのかもしれません。
いや、それよりも今は....
「...ペンギン急便ですか」
まあ、やはり来ますよね。
あなた方はそう言う人間だ。
面白そうなことがあったらすぐに手を出す。
「あら?そこにあんたが前言ってた“知り合い”がいるのかしら?」
「......さあ?」
「ふん、まあいいわ。とにかく急ぎなさい。ほら、あなたのお仲間さんもそう言ってるわよ」
『ザザ....まだっスか先輩!?流石にこれ以上の足止めは無理──うわぁぁぁ!?』
爆音と共に音が切れる。
なんだかんだ生きていそうだが急いだほうがいいだろう。
タチアナさんにはスラム街の感染者を率いての足止めを任せています。
“流石にビルの屋上を走っていくのは無理っス!!”とのことでしたので本来私が担当するはずだったものを任せたのですがなかなかの適任だったようで、すでに十分な足止めをしていてくれています。
ほら、もう見えてきました。
「急げ!包囲網を突破する!!」
「させるかぁ!!!」
「数ではこっちが上だ!押せ押せ!!」
どうやら追いついたようです。
ロドス達の姿は見えません。
先程通信に入っていたようにスカルシュレッダー率いる重装歩兵部隊がそちらの足止めに回ってくれているお陰でしょう。
「やってるわね」
見える限りですが
というかあれに勝てという方が無茶ではないでしょうか。
「斬!!」
鮮血がまいます。
重装歩兵の分厚い装甲を一撃で真っ二つ。
全く恐ろしいですね。
話したことのない人が死ぬ分には特に何も感じませんが、なかなかにショッキングな場面です。
「......」
「......期待してるわ」
「いや、私に丸投げですか?」
「.....援護はしてあげるわ」
「.........はぁ、まあ、やれるだけはやってみますよ」
アーツを起動。
体内の源石を活性化、身体能力を強化。
激痛が走りますが以前に比べればだいぶマシです。タチアナさんの治療のおかげといいましょうか。
「W、念のため目を瞑っていてください」
「ええ、わかったわ」
そして愛用の源石剣を握りしめます。
次に取り出しますは空き缶ほどの大きさの筒。
リターニアかどこかでなかなかいい値段で購入したそれのピンを引き抜く。そして耳栓を耳に捩じ込み、筒を投下。
「それでは、いきましょうか」
宙に身を投げ出します。
落下、落下、落下
「っ!総員目を閉じろ!!!」
閃光
続いて響く耳障りな音。
「“剣雨”」
空中で目を閉じた状態でアーツを発動。
もしこの場で視界が無事な人がいたのなら、その人は天から降り注ぐ無数の赤く輝く光線とも見える刀身の雨を目にすることになるでしょう。
「っ!敵襲!!」
発動とほぼ同時に警告を発し、さらに降り注ぐ剣の雨を全て防ぎ切ったチェンさんはまさに賞賛に値するでしょう。
ですが、それだけで倒せるとは微塵も思っていない。
当然でしょう?私はあなたの力量を理解しているのだから。
「閃!!」
私も同様に視界は塞がれ、聴覚も機能していない。
それはチェンさんも同様であるにも関わらず、そのずば抜けた戦闘センス故か、落下してくる私めがけて横薙ぎに剣を振います。
「感知発動」
剣雨を放ったのは敵の殲滅が目的ではありません。
数多の刀身を雨のように降り注がせる私の技は本家であるテキサスほどの精度も威力もありません。
なぜならその真価は別にあるのですから。
「な!?」
キィン
擬音で表すのならそんな感じであろう金属音が鳴り響きます。
赤黒く輝く刀身を露わにした源石剣が煌めき、その衝撃を利用するように一回転をしながらチェンさんに蹴りを一つ。
「ぐっ!?」
「隊長!?」
私の剣雨の真価は探知能力の強化。
突き立てられた刀身から発生する私の制御下に置かれた源石を通して周囲の状況を読み取ることができるのです。謂わばソナーのようなものですね。ん?少し違う?...まあ、気にしないでください。
にしても貴方思ったよりも軽いですね。
お肉もっと食べた方がいいですよ?
「護衛対象を守れ!!」
遅れて回復した数人の隊員がミーシャさんを囲むように陣形を取ります。
あれ、邪魔ですね。
「ぐあ!?」
一閃。
龍門近衛局特有の重武装の
そのまま走り、目標を確保。
「きゃ!?」
「失礼」
確保。
そのままお米様抱っこの要領で抱え片手で源石剣を壁に差し込み、それを支点に跳躍。
「逃さん!!」
その声と共に私に斬りかかろうとするチェンさんが見えます。
まあそう簡単に逃してはくれないですよね。
まったく、視覚も聴覚もつかえないでしょうに....化物染みています。
「W!!!」
「りょーかい」
「その声は.....ぐ!!」
無論、ここまでは想定内。
Wの爆撃がチェンさんに炸裂します。
そのまま爆煙に包まれて落ちてゆきますが、まあ、無事でしょうね。
あの人のことです。無傷な可能性も否定できません。
「お疲れ」
「はぁ、はぁ....労いの言葉を貰えるとは思っていませんでしたよ」
「あんた私のことなんだと思ってるのよ」
「悪魔」
「褒め言葉ね」
任務は十分成功といえるでしょう。
遠足は帰るまでが遠足と言いますが、一息ついてもバチは当たらないでしょう。
お米様抱っこをしていたミーシャさんを下ろし、ため息を一つ。
そんな私たちを見てミーシャさんは警戒気味に口を開きます。
「あ、あの....貴方達は....?」
「.....子守はごめんよ」
「......あー、私はフェイスレス。こっちの赤いのはW」
「赤いのって何よ!」
「任せるって言いましたよね?黙っていてください」
「......貴方達レユニオンでしょ?私をどうする気?」
「そうですねぇ.......まずは皮をひん剥いて肉を削いで茹でる───
「ひっ!?」
────なーんてことはしませんよ」
「......」
少しほおを膨らませながら睨んできます。
あら可愛い。
「貴方達レユニオンも龍門も、私を捕まえてどうするきなの?」
「どうもしませんよ。私たちは」
「........信じられない」
「うーん....まあ、そうですよね。ですが、これだけははっきりと約束しましょう。貴方が望む物が手に入る」
「.......どういうこと?」
「たとえば貴方が今一番会いたい人に会える....とかですかね?」
「っ!?それはどういう....!?」
「そろそろ追手がくるわ。急ぎましょう」
「わかりました。ではお話は後ということで」
「ちょっと!待ってよ!きゃ!?」
再びお米様抱っこの要領で抱えます
ビルの下が騒がしくなってきました。
増援でも呼んだのでしょう。
このままでは今度はこちらが包囲されてしまう。スカルシュレッダーやタチアナさんたちはもうすでに都市外への脱出を始めたようですし私たちもそれに続きましょう。
ただ、このままではすぐ追いつかれてしまうでしょうし....
「『起きろ』」
「何か言った?」
「いえ、何も?」
騒がしくなるスラム街を後に、私たちは合流ポイントを目指して駆け出します。
ふと、空いている右手を見てみると、それは真っ赤に染まり、濡れていました。ありえないほどに。
知り合いの血。言葉を交わしあった知り合いの血。
べっとりと染み付いて剥がれない、血。
私が裏切り殺した分だけそこに
にも関わらず、私の心は澄んでいました。
なぜでしょう。それが無性に、恐ろしかった。
二次創作のWネキを身すぎたせいでWがダブチになってる......本当のWネキはもっとかっこいいのに。こんな小物感すごくないのに.......社畜になってたり半袖で油物上げてるイメージしかない......