ノンケウマ娘を狂わせるウマ娘(トレーナー)の日々 作:樽薫る
ライスは、絵本が好きです。その中でも特に好きなのは……。
幸せの青いバラ。
お庭に咲いた真っ赤なバラの中に咲いた青い薔薇は“不吉”や“不幸の前兆”と言われるけど、“お兄さま”ただ一人がその薔薇を幸せの青い薔薇にしてくれる。
ライスはたくさんの人に幸せを運ぶ青い薔薇になりたくて……そんなライスが、幸せを運ぶ青い薔薇のようになるのを助けてくれるあの人は―――ライスの
「……っ」
人を幸せにする絵本、幸せな気持ちになる絵本を沢山読んだ。幸せを降らせる魔法使い、王子様と幸せになるお姫様……。
ライスも、沢山の人に幸せを降り注いで、王子様と幸せになりたいって……思ってた。ううん、思ってる。
「お姉、さま……」
だけどね。
「ら、いす……?」
ライスの下で、ライスを見つめてたのは―――お姫様でした。
◆◇◆◇◆◇
「お、時が戻った気がする!」
「ふぁ~……なに言ってるのゴルシちゃん」
トレーニングコースで欠伸をしながら、隣にいるウマ娘ことトレセン学園の破天荒ゴールドシップちゃんにそう言う。
あの“買い物”に行って二日が経ったけれど、まだ連休中。
本当はお休みのつもりだったんだけど、朝にたまたまライスが自主トレーニングをしているのを見て、暇だから付き合うことにした。かれこれ休憩をはさみながら四時間ほどトレーニングをしてて、ゴルシちゃんにも付き合ってもらってる。
コースを走り終えたライスが戻ってきた。
「おかえり、そろそろ終わりにしよっか」
「はぁっ、はぁっ……うんっ」
肌寒い時期、汗もかきっぱなしだと風邪を引くかもしれないので早めにタオルを渡す。
受け取ったライスはタオルを顔に当ててから、気の抜けた声を出す。
「ふぁ~、ありがとぉお姉さま」
「ん、にしてもライス速くなったね」
「そう、かな?」
「うん」
元々、走りを初めて見た時から素質は感じてた……けど、今はそれが顕著に現れ出してると思う。ステイヤーとして育てるのが正解だろうなぁ。
ただやっぱり小柄な方だから怪我も怖いかも。
「んだよ~考えすぎじゃねーのおっぱい星人」
「おっぱい星人は違くない!?」
別に私は好きじゃないし!?
「……おっぱい?」
「単語は事情が変わるでしょ、てかゴルシちゃんはこんなとこで遊んでて良いの?」
ゴルシちゃんと話すの、最初はめちゃめちゃ戸惑ったけど、案外慣れた。
「おっ、忘れてた! 午後3時から打ち上げなんだよ!」
「へぇ~おめでたいことあったの?」
「バっカお前! ロケットに決まってんだろ!」
「あ~うん、NASAの人によろしく」
元気いっぱいに笑顔を浮かべて爆走していくゴルシちゃんを見送ると、私はライスの方を向く。
ポカンとして、小首をかしげていた……かわいいかよぉ。
「お姉さま、どうしたの?」
「あ、ううん……じゃあシャワー浴びてこれからお昼だよね」
「うんっ」
頷くライス。よっし、それじゃあ……。
「このあとって予定あるの?」
「ん、ライスはこのあと……なにもない、よ?」
「そっか、それじゃあさ」
思いつきだけど、まぁいいよね。
「家くる?」
「……お姉さまの、家?」
また首を傾げるライス……かわいいが過ぎるっ。
家の鍵を開けると、ノブをひねって扉を開く。
もちろんアパートの私の部屋で、ライスを先に入れて私も後から入って扉を閉める。
まだ廊下だっていうのに、緊張しているのか肩に力が入っていて、それでもキョロキョロするライスがかわいい。
「奥の扉がリビングだから」
「う、うん……」
頷いたライスが廊下を歩いて先にある扉を開けた。
そこはリビングダイニングキッチン。
入って右にキッチンで、左側にはカーペットが敷いてありL字型のソファがある。
そのソファにカバンを置くと、ライスはカバンを持って立っていた。
「荷物置いちゃって良いよ?」
「あ、うん」
ライスも私の荷物の傍にバックを置く。
とりあえず帰ってきたら……。
「おいで」
「うんっ!」
ライスを連れて廊下に出ると、扉を開いて洗面所に案内。
言いたいことがわかったのか、ライスは袖をまくったので私は手を洗う。
さすがにここでキョロキョロされるのは恥ずかしいよ……。
「こ、ここって……」
「ああ、そこお風呂……結構広いよ~」
そこそこいいお値段するしねー。
「お、お姉さまの、お、お風呂……」
「シャワーこっちで浴びても良かったかもね。あ、ライスが良かったらだけどね」
「だだだ、ダメだよっ、ひ、人にお風呂そんな簡単にっ! あ、危ないよ!?」
どゆこと?
「それにっ、ライス……どうにかなっちゃぅ……」
あ~来るときもちょっと肌寒かったし、汗流さないで来るのはよくなかったから、シャワー浴びてきて正解だったね!
私が手洗いを終えると、なんか顔が真っ赤なライスが次に手を洗って……ご丁寧に顔まで洗ってる。
二人でリビングに戻ると、ライスをソファに座らせた。
「さ、それじゃぁ……適当にしてて、テレビとかも好きに見て良いしゲームも適当に」
「あ、うん……ありがとう」
それじゃ、やりますか……その前に着替えちゃった方がいいかなぁ。
いやでもだらしなく見えそうだし、ううん~。
「っと……ん?」
ライスがこっちを見てる。
「……どしたの?」
「あっ、ううん! なんでもないのっ!」
慣れない私の部屋で緊張してるのかな? まったく可愛い義妹だぜ!
てかどうしよ……いやでも、姉としてここはちゃんとしとこう。
さてさて、遊んでないでそろそろ本当に開始しちゃわないと、お腹すいちゃう。
「あ、そ、そう言えばお姉さまなんで、ライスに御飯作ってくれるなんて……」
そう、今日ライスを家に招待した理由は御飯を振る舞うことにしたからです。
「ブライアンには言ったんだけど今度、タキオンにお弁当作ってあげることになって」
「え、なんで?」
「へっ、ああいや……流れっていうか竜馬っていうか」
なんか変な感じしたけど、気のせい?
「だから、みんなにも作ろうかなって……その、えへへっ、正直人並みぐらいだから……料理、ライスに最初に食べてもらおうかなって」
「最初?」
「へ、あ、うん……ライスが最初かな」
「えへへ、そっかぁ」
なんだか嬉しそうにしてくれるので、私まで嬉しくなってしまう……うちの妹が可愛いんですが!
ということで私はさっそく、滅多につけないエプロンを着てみる。ちゃんと首の後ろとお腹のとこで巻いて……っし、これでオッケーかな?
相変わらず落ち着かないのか、ライスは私の方を見てた。
「ん、どうしたのライス?」
「エプロンしたお姉さま、すごいなって……」
「良い意味?」
「も、もちろんっ! かわいい!」」
「かわっ……あ、ありがとっ」
ライスのが可愛いよ!
◆◇◆◇◆◇
ここが、お姉さまの普段生活してる部屋……。
そして、エプロンをしてるお姉さまはいつにも増して……き、綺麗というか、なんていえばいいんだろう……でも、エプロンは腰紐でしっかりとつけてあるからその、胸が、なんていうか……うぅ、こんなこと考えるなんて、ライスは悪い子になっちゃった……。
プールの時もしてた、ポニーテール……髪先と尻尾を揺らしながらお姉さまは背を向けてキッチンへと向かう。
「っ……」
だ、ダメダメ、お姉さまのお尻も胸も、うなじも見ないようにしなきゃ!
ライスの中にわからない気持ちが、胸がムカムカというか……うぅ~なんだろ、これっ。
最近、ついついテンションが上がってブライアンさんと一緒に色々言っちゃうし……でもお姉さまは、嫌いになってないみたいでよかったぁ。
でも、中に水着を着てたからって、あれは良くないと……思うなぁ。
「ライス~?」
「ど、どうしたのお姉さま!?」
「あはは、御飯一杯食べるかなって」
「た、食べるっ!」
「りょうかーい」
お姉さまの方を向くと、こっちを向いて料理を作ってる。
なんだか、私に作ってくれてるって思ったら、それが嬉しくって……変だな、暑い……。
テレビを点けると、ワイドショーでウマ娘の話をしていた。
『UMA細胞というので女性同士の間でも子供ができるとか噂がありますが~どう思いますか~?』
『そんなんなったら俺らいらんやん! ンハハハ!』
『一大事やないですか、そこら辺……~さん、どう思います?』
『でもでも、そうなればウマ娘の遺伝子を濃く受け継ぐ新たな……』
芸能人さんたちが、話をしている……。
女の子同士で、子供……。
『ライス、おかえり!』
『御飯にする? お風呂にする? それとも……』
『今日は一緒に、寝て?』
『ライス、その、デキちゃった……』
な、に?
「ふぁっ!?」
あ、危ない! ライスったらどうしちゃったんだろ!
振り返ってお姉さまの方を見れば、変わらず料理を作ってるようで……卵を割ったりしていて、揺れるお姉さまの前髪の隙間から、たまにその綺麗な眼が見える。
ずっと見ていられそうなそんな光景から、あえて眼をそらしてライスは正面のテレビに視線を移せば話題は変わっていて安心。深呼吸。
えっと、スマホでトレーニングメニューのおさらいをしよう!
「バック……」
ソファに置いてたバックを持って、持ち上げる。
するとそこには……。
「お、お姉さまの……」
たぶん……部屋着、キャミソールとホットパンツ。
気づいてないから、えっと……み、見られたら恥ずかしがるよね。ば、バック置いておく!?
そそそ、そうしよう……。
「ふ、普段はこれ着て……」
そ、そんな肌が見える格好してちゃ危ない! お姉さまの危険が危ない! ……あっ! でもお部屋だけなら良いのかなぁ、ででで、でも宅配の人が来たときとかこれで出ちゃったら!?
「ライス~?」
突然、近くから声が聞こえてきてビクッと跳ねる。
「ひゃっ!? どどど、どうしたのお姉さま!?」
「ん~できたよ、って……」
「あ」
お姉さまはいつの間にか近くに立ってて、私の近くに―――部屋着があるのに気付いた。
ライス、結構長い時間、考え込んでた……?
「そ、の……」
グッと口を紡ぐお姉さまの顔がどんどん赤くなってくし、この角度でなら見える目は……涙目だった。
かわいい。頼りになるお姉さま、こういうとこ魅せるから、ライスは……。
「ごっ、ごめんね!」
「え、ううん……御飯、楽しみだなっ」
「う、うん、しゅぐに……」
踵を返して、キッチンの方へと歩き出すお姉さま。
「かわいい……」
◆◇◆◇◆◇
うわぁぁぁぁ! なんで部屋着脱ぎっぱにしちゃったかなぁ!
うぅ、ライスに恥ずかしいとこ見られてしまった……。
お姉ちゃんはもうちょっとクールでかっこいいとこを見せていきたいのに……。
「……っと、これでいいかな」
とりあえず息をいれて持ち直してから、テーブルの上に料理を並べる。
こんなちゃんとした料理、自分の御飯作るだけなら絶対やらない。
サラダと卵焼きと、肉とにんにくの芽を炒めたもの……まぁお弁当に入れる云々は抜きにして味付け見てもらいたいだけだからね。
ライスがソファからキッチンのすぐ横のテーブルに移る。
私はライスの対面に座って、お互いの顔が見合うようにした。
パァッと明るくなるライスの表情。
「わぁ、お姉さまの料理……!」
「まぁ大したもんでもないけどねぇ」
ホントに、ごく普通だ。
普段はサラダなんか作らないけど……タキオンには野菜摂らせたいしちょっと気合入れてみようかと思った。
まぁとりあえずライスが嬉しそうにしてくれたから良いか、あとの問題は味付け。
「いただきますっ!」
「召し上がれ」
平静を装う。とりあえず……ドキドキしながら。
「えっと、お姉さま……そ、そんなに見られたら、その……」
「はぅあっ!?」
全然平静じゃねぇ! 私たちの平静って醜くないか?
「ご、ごめんねっ」
「ううん」
首を横に振って、ライスは私の料理に手を付ける。
綺麗に箸を持って、私の卵焼きを口に運ぶ。
「んっ、甘くておいしぃ……」
「あ、だ、大丈夫? 甘すぎない?」
恐る恐る聞くと、ライスは首をかしげる。
「うん、平気……お姉さま、料理も上手なんだねっ」
「い、いや……その、人並みだよ、人並み」
「ううん、とても、おいしくて……あったかぃ」
ギュッと、胸元で手を握るライス……かわいいかよぉ。
「お姉さまと御飯、これからもこうやって食べたいな……」
「うん、私も……そうしてきたいよ」
自然と笑顔になっていく。
ん……なんか今の、プロポーズっぽくなかった?
◆◇◆◇◆◇
お姉さまと一緒に御飯を食べてから、ライスとお姉さま二人で洗い物をしてから、ソファに移動した。
テレビを見ながら、二人で他愛ないことを話しをしてると、お姉さまがうとうとし始めて……。
「お姉さま……?」
「んぁ?」
「ううん、なんでもないよ」
そろそろ帰った方がいいかな? でも、お姉さまともっといたいな……ライス、こんな風に思うの、初めてな気がする。
少し話しをせずにいたら、お姉さまはソファに座ったまま寝てしまっていた。
朝からトレーニング付き合ってくれてたし、眠そうだったもんね……。
「んぅ……」
点いているテレビの音量を少し下げる。
お姉さまは、ぽけーっと口を開けて寝てる……八重歯、かわいい。
少しずつ、バランスが崩れていってお姉さまが横になると、なんだか寝づらそうにも見える。
ライスはお姉さまの両足をソファ上に乗せてから、お姉さまの頭をそっと持ち上げてクッションを挟む。
「よし、大丈夫、かな……?」
「ん~……」
「っ……」
全然、考えてなかった。そうだよね、頭を持ち上げてクッションを挟んだんだから……。
ライスは今、お姉さまの顔の左右に手をついてて―――お姉さまが、近い。
お姉さまの匂いで一杯の部屋で、お姉さまが……。
「おねぇ、さま……」
そんなんじゃお姉さま、ライスみたいに小さいウマ娘に……好きにされちゃうよ?
そんな風に……してちゃ……。
眠っているお姉さまの頬に左手を当てて、親指を開いてる口にそっと入れて、八重歯をなぞる。
カリッと親指に引っかかる感覚に、なんだか自然と笑いが零れちゃう。
左手を頬からそっと離して、今度は首にそっと触れてみる……すべすべ。
「んっ……」
―――くすぐったかった、かな?
そこから、少しずつお姉さまのすべすべの肌をなぞって下にいくと、首元が開かれたシャツ。鎖骨が見えて、なぞってみる。
またくすぐったかったのか、お姉さまは少し身悶えして……息を漏らす。
まるで、自分が食べられちゃうなんて微塵も思ってない、うさぎさん……。
「んぁ……」
お姉さまが、悪いんだよ……。
眠っているお姉さまがあまりに綺麗で、穢れなんてない白い肌を晒して……。
ライス、いつか王子様が迎えに来てくれて……お姫様みたいに幸せにって思ってたのに……。
「お姫様に、出会っちゃったから……」
綺麗で無防備で、ライスを夢中にさせる。美味しそうなお姫様。
「お姉、さま……」
そんなかわいくしてたら……食べちゃうよ?
お姉さまの瞳が、開いた。寝起きの蕩けた瞳が、ライスを見つめる。
心臓がどきどきして……体中を、血が流れていく感覚がわかっちゃう……。
「ら、いす……?」
今すぐ、お姉さまのその首元に噛みついて―――。
「ん、らいす……?」
―――あれ?
「っ!?」
バッと、立ち上がって後ろに下がる。
脚がなにかに引っかかってそのままライスが元々座ってたソファに座るみたいになった。
なんだか、全然なにもしてないのに、呼吸するのが大変で……肩で息をする。
「っはぁ……」
―――ライス、いまっ……なんでっ?
寝てるお姉さまに、なんでそんなことっ、ライス、悪い子だっ。
「ら、ライス帰るねっ!」
「へっ、ら、ライス!? 送って―――」
さっきまで全然起きなかったのに、すぐに起き上がるお姉さま。
む、胸の、下着ちょっと見えてるっ……だめだめっ!
バックと上着を持って、お姉さまに頭を下げる。
「だ、大丈夫! お邪魔しました!」
「ら、ライス!?」
―――は、恥ずかしぃっ。
◆◇◆◇◆◇
ライスが帰った。
寝ちゃってたの怒った感じ、ではなかったよね……クッション頭の下に敷いてくれてたみたいだし。
その途中で起きちゃったからびっくりした、とか?
「ん~とりあえずメッセージ」
スマホを手に取ると、既にライスから連絡が入っていた。
「あれ……」
用事を思い出して帰ったとか、そういう話しだ。
あちゃ~変なタイミングで誘っちゃったかなぁ、とも思ったけど『またお姉さまのお家、行きたいな』って言ってるから大丈夫だとは思う。
でも、なんだか……。
「さっきのライス、かっこいいというか、なんというか……」
眼を開いた時、ちょっと戸惑った。
「うっ、学生を相手になにを……」
それに妹だし! 私を信頼してくれる義妹!
……ていうか、部屋着しまい忘れるし寝ちゃうし、頼りになるトレーナー感出せてなくない!?
「うぅ、ライスにがっかりされちゃうよぉ」
―――今度はもうちょっと上手くやろ……。
◆◇◆◇◆◇
ライスは寮の部屋に戻ってから、扉に背をつけて深く深呼吸をする。
顔が熱い、身体が熱い、さっきのお姉さまの瞳が、顔が忘れられない……。
あれ以上、お姉さまと一緒にいたらライス、どうにかなっちゃってた……お姉さまのこと、どうにかしちゃってた……。
「どうしよう、ライス……変だ」
穢れない白い首筋が、胸元が瞳に焼き付いて消えない。
「お姉さま……」
絵本を思い出す。なりたかった自分を思い出す。
幸せを運ぶ青い薔薇、そして幸せそうなお姫様。
ライスはお姫様でも、王子様でもなくて―――オオカミさんかもしれません。
でも、お姉さまがいるならそれも、嫌じゃない、かな……。
あとがき
ドSライスという概念
歳下攻め歳の差百合は健康に良い。そのうちガンにも効くようになる
あんまドタバタコメディ感は出ないライスとのタイマン
ネームレス杯の三人も、それぞれ属性が違う感じになっとるのでまぁそこも楽しんでいただければー
では次回もお楽しみいただければですー